アイスランド・エアウエイブス・ツアー最終日はシガーロスの絶壁、ムームとの食事会! |
気がつけばもう4月も半ば過ぎ。念願のSin FangとSoleyの日本ツアーが来週開始!うわ〜、うれしい!日本ツアーの日程はこちら。東京に限ってですが、土曜日(25日)のチケットが結構厳しくなってきているようなので、行けそうな方はここで前売りゲットが安全です。 そして次回のツアー説明会は4月18日(土)。浜松町の旅行代理店で行います。詳しくはこちらをご覧ください。 *** (前回はこちら) 2014年のアイスランド・エアウエイブスは無事終了。私自身は、以前のように貪欲に動き回ってガツガツ聴くようなことはしなくなったとはいえ、やはりあちこちから音楽が聞こえてきて、そしてその誰もが個性的で、本当に楽しいフェスであることには間違いない。巨大化した分、誰でも楽しめる要素が格段に増えたし、ね。 そして2014年のツアーの最後を締めくくるにあたり、オプショナル・ツアーとして、「シガーロスの丘」とオープンして間もないアイスランドの『ロックンロール・ミュージアム』へ行きました。 その後、夜はムームのオルヴァルとグンナルとの食事会だったので、またまた音楽ファンとして濃厚な一日となりました。 で、何を指してシガーロスの丘と言ってるのかは、具体的にはこれをご覧ください。『グロッソリ』のPVの最後に出てくる絶壁のことです。 シガーロスのゆかりの地へも行けるし、自然観光にもなる一石二鳥のツアーとはいえ、天気がものすごく気になるところでした。で、この日は快晴ではないけれど、天気は悪くなくてよかった。 そして社会見学をかねて最初に見たのが地熱発電所。見学コースがしっかりしているところなので、中で映画を見たり、タービンを見たり・・・お決まりのコースですが、初めて来た人は、それなりに見どころがあったのではと思います。 そしてランチは海と海に挟まれたごく狭い土地にある風光明媚なレストラン。あっちを見ても、こっちを見ても海! 内装はシンプルだけど、だからこそ外がしっかりと見える作りに(花曇りだったので、写真だと外までよく見えませんが・・・)。 ゴハンは結構量があるスープと白身魚。新鮮な魚介類はどこで食べてもすごくおいしい。で、なぜか今年はこの人参ヌードル(?)が流行のようで、別のどこぞのレストランでもこんな感じの飾り付けだった覚えが。食べ応えがあり、かなり満腹。 そして向かったのがシガーロスの丘。途中には灯台も見えました。 風がなくてよかったぁ!強風だと危険すぎて絶対に近寄れない絶壁。シガーロスのあのPVの撮影地です。「うわ〜、スゲ〜〜〜!!」という感想が異口同音に聞こえてた。 別アングルからもう一枚。アリンコのような人間が、私達です。 これは同居人君と私。彼が10歳の時から私はこのフェスに通い続け、やっと彼を伴って来ることができました。みなさまに深く感謝。 絶壁の上での記念撮影。いろんな意味で感慨深かった。 ここはこんな風に絶壁がふたつに分かれているのです。ここはさすがにアイスランド慣れしている旅行代理店の担当氏もシバノ・ジョシアさんも感激したようで、「小倉さん、ここは当たりましたねぇ」って。あぁ、よかった!! 毎年頭を悩ませます。滅多に来られないアイスランドだからこそ、普通に旅行に来たのではできない、それも音楽ファンならではの発想のツアーでアイスランドを楽しんでいただきたい、と。 シガーロスがコミュニティプールを改造したスタジオの見学にも行きますが、たぶんこの絶壁の方が彼らの音の世界感がより体験的に感じられるのではないかと思います。だってマジにものすごい絶壁で壮大だもの。地をかすめる風の音、絶壁に激突する波しぶきの音。あぁ、アイスランドなんだよなぁ、シガーロスなんだよなぁ。 そして向かったのが、2014年春にオープンしたばかりの『ロックンロール・ミュージアム』。たまたまここの宣伝をアイスランド航空機内で見た私が、旅行代理店に無理をお願いして、急遽入れてもらった場所でした。 音楽ファンだから、トイレストップついでの感覚でいたのがいい意味で大外れ。どうやら音楽学校の一部を開放したような形になっているらしく、まずは建物が思いの外大きくてびっくり。 建物内もひろびろ。日本からのグループがやってきたので、館内の方もびっくり。「オープン間の無いのに、よく当館へいらっしゃいました。ありがとう!」とすごく喜ばれました。私達もうれしかった! ここにはアイスランドの歴史的名アーティスト、グループの展示物が多くあり、普通の日本人だと知らない人の方が多いかもしれないけれど、シュガーキューブスやビョークの展示物もかなりありました。これはシュガキュ関係。 立派なシアターやライブ会場もあり、シアター内では高音質でアイスランド音楽ドキュメンタリー『スクリーミング・マスターピース』やシガーロスの『ヘイマ』などが上映されていました。まったりゆったりしちゃった。 楽器ブースでドラムスやギターを弾いたり、オブ・モンスターズ・アンド・メンの楽曲がパート毎にあり、自分で好きにリミックスすることもできて楽しい。とにかく、侮れない場所でした。まだ若干スカスカの気配だけど、これからブツが増えると思われるので、音楽ファンはすごく狙い目。ただし、ケプラヴィク空港の方にあるので、レイキャヴィクからだと足周りが悪い。 お〜、楽しかった。よかったぁ〜、とレイキャヴィクへ戻ると、こんな夕焼け。ホント、充実の一日でした。が、これでもまだ終わらない私たちの長い一日。次はムームとの夕食会。 日本のファンをとても大切にしてくれているムームのオルヴァルとグンニ。去年はバスガイド役を務めてくれましたが、今年はムーム自体がアイスランド・エアウエイブスに出ていないので、夕食会は特別出演(?)。 オルヴァルはかわいいお嬢さんを伴ったの出席。かわいいお嬢さんはたちまち人気者になり、赤ん坊に気を使うお父さんのオルヴァルを見て、「アイスランド人の男性はやはり噂通り、子供の面倒をよく見るんだ」という感想も。男女平等率世界ナンバーワンの国なので、推して知るべしです。 こういったボリューミーなお料理もありますが、ベジタリアン対応のお料理も出てきました。お料理をいただきながら、世間話をしつつ「来年はムームとしてまた演奏すると思う」等の情報もゲット。 そして楽しい時間はあっという間に過ぎ、あれ、グンニが白板で何やらやり始めました。 記念撮影時のバックに、MUMの文字を並べたのですが、あんまりよく見えませんね。ご愛敬です(笑)。 これで2014年のアイスランド・エアウエイブス&オーロラ・ツアーは終了です。オーロラもフェス中に見られたし、直接アーティストに会って特別ライブも行っていただき、最後は天気にも恵まれて楽しく思い出深い一日を過ごすことができました。お客さまと関係者のみなさまに感謝。 ツアーは今年で10年目。ビョークのライブも決定しているし、また何かスペシャルなことができるといいなぁ!(終)(小倉悠加/ Yuka Ogura) 今年で10回目!11月に実施予定↓ アイスランドからの音楽とグッズ満載ショップ!↓ |
by ICELANDia
| 2015-04-15 21:59
| アイスランドってどんな国?
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