アイスランド名物、囚人も給仕?熱々のラム・スープをたっぷり召し上がれ! |
去年も少しブログに書きましたが、今年も肉スープの日に出会しました。2015年10月24日土曜日。毎年10月の4週目の土曜日にやるみたいです。 場所は丘の上の教会ハトグリムスキルキャとメインストリートのロイガヴェーグルをつなぐ、スコラヴァルヅスティグル(10年以上行き来して、やっと名前を覚えた!!)という道沿いで、どうやら毎年スープを提供するお当番の店を持ち回りにして、近所の有名レストランやカフェ5-6店舗で出しているようです。 去年もこのストリートの周辺のアパートに居た私は、ミートスープ(ラムスープ)を数杯ゲットし、最後の一杯は夕食に回すという倹約。今年も同じような感じでした。 こんな感じで並びます。アイスランド人、日本人ほど並び方が上手じゃないし(?)、列の係員もいないので、結構テキトー。でも、割合キチンと順番を守るし、横入りする人もいません。肌寒い日だったので、暖かいスープがとてもよかった。 今年ミートスープを出した店で面白かったのはレイキャヴィクの留置場の前に陣取ったクジラ肉で有名なスリール・フラッカル。給仕の人が囚人服。コスプレかと思いきや、背中に番号までふられているので、もしや本物? 後日知り合いが私に耳打ちしてくれたのは、人道上の問題で、こういった囚人服は既に廃止されているそうです。なのでコスプレだったのね〜(笑)。 ちなみに、ここのスープは塩味が効いたカレー味っぽい感じでした。 次は去年もお世話になった店で、この道沿いにあるSjarvargrillidという、どちらかというとシーフードが得意な店。給仕担当のロパペイサ(アイスランド・セーター)が素敵。ひとりひとり、ちゃんと目をみながら「どうぞ」と渡してくれるのも感じがいい。 スープは熱々だったし、野菜も肉もキチンとたっぷり入っていて、とても良心的。おいしかった、ごちそうさま! アトラクションなのはわかるけど、なぜか横でアルゼンチンタンゴを踊ってた。キチンと靴が置いてあるのはいいけど、日本人的には、そこじゃなくて、もっと角の一か所にまとめて置いてほしい気がした。感覚の違いなんでしょうね。 当然この道は通行止め。アイスランド語の『Lokad(ロッカズ)』は、英語のLockedと同じなのでしょう。情況判断で通行止めなのはわかるし、lockという言葉と似ているので有り難い。ちなみにアイスランドも英語も、ドイツ語源の言語です。 こちらは教会の斜迎えにあるCafe Lokiのスープ。ウチの同居人君(息子)のご推薦ミートスープの店で、こうして無料提供していただけるとは有り難い。こちらはご主人がよそって、奥さまがひとりひとりに両手で手渡してくださり、やっぱり感じがよかった。 写真では見えていないのが残念ですが、やはり野菜も肉も充分。コクがあって家庭的なやさしい味でした。 私のスープデー体験は2013年からだったかな?また来年もおいしいミートスープに出会えますように。各店舗のみなさん、本当に有り難う御座いました。美味しかったです!心も温まった!!(小倉悠加/ Yuka Ogura) アイスランドからの音楽とグッズ満載ショップ!↓ |
by ICELANDia
| 2015-10-26 01:27
| アイスランド旅行お裾分け情報
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