アイスランドの世界文化遺産で火事発生! |
どうもこのところ、私がアイスランドを往復すると何かが起こるような感じです。去年10月にアイスランドへ行った際は経済崩壊を公表した当日に到着。今回は飛行機がアイスランドに到着するやいなや、マイケル・ジャクソン死去(アイスランドには無関係ですが、とても悲しいビッグ・ニュースでした)。 今回は私がアイスランドを発って日本に帰国するやいなやアイスランドの世界遺産が火事・・・。帰宅して、ネットを開けて一番最初に目についたニュースでした・・・。焼けたのは、下の写真のピンクの線の中の部分。 残念な出来事ですが、議会発祥の地としてシングヴェトリルが世界文化遺産に認定されたのであり、焼けたのは Hotel Valholl というホテルなので、岩が砕けて地形が変化したというようなことではありません。人的被害は煙を吸った従業員1名が病院へ行った程度で済んだのは、本当によかった。ちなみに火事発生は2009年7月10日(金)16時頃だそうです。 それにしても初期消火は大切です。従業員で最初は何とかできるかと思っていたけれど、その努力も虚しく20-30分後には燃え広がり始め(逆に言えば20分も猶予があったらしい)、消防車が到着した時点では(出火のほぼ1時間後)、消防車でも手に負えないほどの炎となっていたようです。最初に到着したのがセルフォスからの消防車、その次にクヴェラゲルディ、レイキャヴィクと、近隣といっても30分以上離れた場所からなので、火種が小さな時期にまずは消防署に連絡をしておけばよかったのにと、悔やまれます。 上記の写真はアイスランドのニュースサイトからのもので、http://mbl.is/mm/frettir/myndasyrpa.html?cat_id=36;album=841;img=22770でご覧いただけます。 ニュース動画はこちら→http://www.mbl.is/mm/frettir/sjonvarp/?fl=0;media_id=25697;play=1&ref=fpsjonvarp 火事の原因は特定されていないようですが、キッチンからではというのが濃厚。 このホテルは1989年に建設されたもので、1929年に現在の場所に移されて、1930年には議会成立1000年のミレニアムを祝うために改修工事が行われています。ホテルは2002年にアイスランド政府が買い取り、2006年には消火設備が充分ではないというレポートがされていましたが、どうやらそれに対して大した対策を取っていなかったようです。ということは、ホテル側の落ち度(=政府の担当部署)の認識不足ということになりますか・・・。 内部はこんな感じ。 きっと、とても居心地のいいホテルだったのではと思います。残念ですが、これを教訓に、古い家屋の消防設備をしっかりと整えることができればと願うばかりです。 *** 今年は、近年で一番アイスランド旅行がお得です。アイスランドは基本的にとても安全で快適な国ですし、それは経済崩壊後も不動です。アイスランドの貨幣価値が下がったことと、円高傾向が重なっているため、以前よりも食費や観光費がお得になっています。 一度アイスランドへぜひ行ってみたいとお考えの方、特に音楽ファンであれば、絶対的に音楽フェス時期がお勧めなので、興味ある方はぜひツアー説明会へどうぞ。 Iceland Airwaves旅行ツアー説明会 http://www.jika-tabi.jp/campaign/iceland/index.html 天候次第では、レイキャヴィク市内からオーロラも見える時期です!(小倉悠加 / Yuka Ogura) 10月の音楽フェス、Iceland Airwaves参加ツアー発表!説明会は7月16日 2008年アイスランドで大人気のジュエリー↓ アイスランドの音楽がいっぱい!↓ |
by icelandia
| 2009-07-14 13:10
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