のんびりムードの日曜の午後にレイキャヴィク・ビッグ・バンド! |
ICELANDiaが内容を吟味して、音楽ファンのためにお届けしているアイスランド・エアウエイブスのツアーも今年で4年目。 毎年のことですが、「思った以上に楽しく素晴らしかった!」「こんな夢みたいなツアーがあったなんて!」「あの雰囲気が忘れられず、仕事が手につかない!」というご感想を頂だき、見えないところで結構知恵を絞り、粘り強く交渉している甲斐があるというものです。 旅行代理店担当者からも、「こんなに何でも考えて至れり尽くせりにしているツアーってありませんよ」と、半ば呆れたような感心したような顔で言われました。それはまぁ、私自身が大の音楽ファンなので、こういう企画があると嬉しいよなぁと思うことを、なるべく実現しているからなのでしょう。 ご参加いただいたみなさま、関係者各位、本当にお世話になりました。有り難う御座いました! 来年も更に充実した内容にすべく、今からあれこれを考えています。ぜひ来年もご期待ください! さて、私は毎年、お客さまがいらっしゃる数日前に日本を出ます。時差に身体を慣らして体調を整えるのが目的なので、文字通りぶらぶらするだけです。そんな時に知り合いから飛び込んできたのが、「今日の午後、ライブをやるから来ないか?」という知らせ。場所はレイキャヴィク市庁舎。日曜の午後でした。 数時間しかありませんでしたが、レイキャヴィク市内はどこでも歩いて行けるし、天気も悪くないので出向いてみました。 私に声をかけてくれたのは、アイスランド・スーパー・ジャズのシグルズル・フロサソン(通称シッギ)なのですが、ライヴはシッギのバンドかと思ったら、な〜んとレイキャヴィク・ビッグ・バンド! いえ、ある意味、このビッグ・バンドもシッギのバンドで、彼がリーダーでした。 このバンドは、定期的に市庁舎で演奏しているそうで、今回の演奏会はカナダで活躍中のRichard Gillsが、ギター・イスランシオの一員でもあるビヨルン・ソロッドセンの作品をビッグ・バンド用にアレンジしたものを披露。結構凝ったアレンジで難しそうな曲も多く、それでいて、本当に一糸乱れぬ演奏で、ニュアンスも質感もほどよく、アイスランドのミュージシャンのレベルの高いこと! 彼らが今回コラボレートしたのはリチャード・ギリスでしたが、最近出したアルバムはボブ・ミンツァーとコラボした『Spririt of Iceland』で、アイスランドの伝統曲を彼がアレンジした作品と、アイスランドにインスパイアされたボブのオリジナル曲を収録。 試聴はMySpaceにあります http://www.myspace.com/reykjavikbigband ビッグ・バンドに関して私はあまり詳しくありませんが、アメリカの華やかなバンドよりも、どことなく奥ゆかしく、優雅で優美な感じがするのですが、どうでしょうか。 このアルバムの発売はビッグ・バンド自身なので、後日シッギから仕入れようとしたところ、シッギもビヨルンも、両者ともツアーに出て落ち合うことができなかったため、アルバムはご予約はいただけますが、お届けは11月半ば以降になります。会えず仕舞いで残念。 『Spririt of Iceland』のご注文は以下でできます。 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=16713825 *** 2009年10月25日、午後7時20分から、NHKのFMで、原田知世さんが3時間近く出演なさっていました。アイスランドのレコーディングでの話をたっぷりとしていたので、懐かしく思い出しながら楽しく聴きました。 ヤラのような全く無名のアーティストを紹介していただき、ひたすら感謝。ヤラのアルバムはここにありますが、在庫切れです。自主制作盤なので、本人から取り寄せますので、希望者は少々お待ちください。(小倉悠加/Yuka Ogura) アイスランドの音楽入門も、マニアも絶対にこのショップ!↓ アイスランドで人気のシルバー・ジュエリーはこちらで購入できます↓ |
by icelandia
| 2009-10-25 23:49
| Jazz
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