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execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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シバノジョシア写真展:アイスランド・エアウエイブス2012(5)オフベニュー番外編
 今回のICELANDiaブログは、私がスタジオ・ツアーへ同行したりで別行動だった時、シバノ・ジョシアさんが独自で撮りに行っていたアーティスト中心の写真展です。

  前回のブログ(前回のアイスランド・エアウエイブスのレポート)はここにあります。

== 2012年アイスランド・エアウエイブス・レポート(5)==
シバノジョシア写真展11月1日番外編

シバノさん撮り下ろし!注目のアゥスゲイル、ミカエル、
エージェント・フレスコなど

 photos and text by Joshia Shibano

 
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音楽フェス・エアウェイブスを2007年から取材を続けているフォトグラファーのシバノです。
 
11月1日(木)は小倉さんツアーの会場下見に朝から同行し、皆さんがシガー・ロスのスタジオツアーへ行かれている間、別行動で、昼間開催されているオフヴェニュー取材に行ってまいりました。
 
年々オフのボリュームも増え、会場選びの選択肢もとても多くなっているのですが、昨年行けなかった『ノルディック・ハウス』という会場でのライブ撮影へ。
 
この会場は一つだけ街中から若干離れた場所に位置してまして、市庁舎の建つチョルトニン湖をこえたところにあります。
写真は、ノルディック・ハウス外観。
この日は風が強くなりつつありましたが、天気はとてもよい一日に。

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まず最初はここ数年のフェス常連バンド Agent Fresco から、09年頃からAirwavesをけん引しているバンドの一つという印象で、この日もお客さんはもちろんの事、メディアもたくさん詰めかけてました。

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ヴォーカルのArnór。Agent Frescoは大会場ではエネルギッシュに激しく、今回のノルディック・ハウスではアコースティックに静かに。激しい雰囲気とそのどちらもがファンから支持されてるバンドですが、エアウェイブス中は特にこの場所でのパフォーマンスが素晴らしかったという評判をきく事が多く、09年フェスの音楽ドキュメンタリー『Wheres's the Snow?』にもその様子が一部収録されてます。
 
ちなみに、今回も映画監督の一人Bowen君が撮影してました。

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個人的に過去の撮影では熱気が充満しているメイン会場で彼らを撮影している機会が多かったのですが、ノルディック・ハウスでのライブはじっくり彼らの演奏と向き合える雰囲気で、映像で観ていた以上に濃密な音を堪能出来ました。


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さて、お次は2012アイスランド音楽シーンのホープ Asgeir Trausti
写真右がAsgeir君。毎年、現地についてから「今年はこの人が注目だよ」と色んな人に言われるアーティストがいるものなんですが、個人的に今年はAsgeir君でした(去年はof Monsters and Menだった)。
 
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印象的だったのが、Agent Frescoが終了した後にだいぶお客さんの層が入れ替わり、特に最前列の椅子より前に座り込んで観てる人たちが若い女性ばかりに!
別な会場で撮影した時も実感したのですが、彼はとても女性人気が高いようで、こういう少しアイドル的な人気を感じるアーティストは意外とエアウェイブスには少ないと思うので良い意味で違和感(?)
 
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とはいえ、ライブ自体は浮ついた雰囲気では無くしっかりと実力派な印象。
この日は二人のアコースティック編成だったので、よりしっとりじっくりと
聴かせてくれました。

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特に二人のMCも無く、演奏された曲数も少な目だったオフヴェニュー。
注目のAsgeir君は11月4日(日)のシガー・ロスライブ前に、小倉さんと
インタビュー撮影+ライブ撮影に再度行ってますので、彼についての
詳しいレポートはまた後日♪

 
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さて、お次はガラッと雰囲気の違う Mikael Lind のライブ。
写真は、フェス前に音楽ショップ 12 Tonar で撮影したMikaelです。
この時も小倉さんインタビュアーで色々とアーティストに話を聞いてますので、その様子もまた後日、別な形で♪

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Asgeirが終了して、Mikaelになるとまたオーディエンスの皆さんもガラッと入れ替わってまして、この日のノルディック・ハウスは色々な層の音楽ファンが足を運んでいた印象。
 
Mikaelの個性的な現代音楽は身をゆだねていると、あまりにも心地よくα波出まくり。当のご本人は演奏中にもシンセとグランドピアノを往復してのパフォーマンス。
 
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以前撮影したのが09年のHressoという会場でのライブで、その時はMikael+ストリングスという編成でのライブ。今回は単独で鍵盤中心の演奏だったので、より集中して彼の世界に浸れたような。
 
この日のノルディック・ハウスライブは、今年も小倉さんのICELANDiaブログ向けに一緒に撮影していた写真家のKurita Keikoさんも偶然ご一緒だったので、後日また違った視点からの写真もレポート掲載されるので、楽しみです♪
 
シバノのノルディック・ハウスライブレポートはここまでで、この後はスタジオツアーから帰ってきた皆さんと合流し、 Mumのオルヴァル 達の展示を撮影させていただき、夜のメインヴェニュー撮影へ。
 
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既に小倉さんにアップいただいている1日夜のメインヴェニューですが、海外からのアーティストを1つだけ撮影していたので番外編でご紹介。
 
写真は、会場のレイキャヴィク・アートミュージアムのオーディエンスの様子。SamarisからSoleyの間ですが早い時間から混みあってました。
 
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アイスランドのユニットSamarisの後に登場したUSからのバンド Phantogram 、シンセの女性ヴォーカルをメインにした3人編成のバンド。

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最初から最後までテンションを下げずにエネルギッシュにパフォーマンスしまくるバンドで、アイスランドでどの程度知名度があるのか?ですが、ノリの良さにつられて意外なほどミュージアムのお客さん達はノセられまくってました。

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毎年思うのですが、レイキャヴィクっこ達は単純にガーっと盛り上がりたいのか、USからのこの手のバンドのライブはどの会場でも割と盛り上がる傾向があるような気がします。
 
前回の小倉さんのレポートでSoleyのライブがあまりミュージアムには合ってなかった印象と書かれてましたが、このバンドの後だったので個人的にもオーディエンスの温度差は少し感じましたね(彼らからすれば、アイスランドのアーティストはいつでも観られるので。
 
11月1日(木)番外編のレポートはこれにて終了♪
次回2日(金)は記憶(記録?)に残る大暴風デーのフェスの様子です!
 
小倉さん、貴重なスペースをいただきありがとう御座いました。(次回に続く)
***

 ノルディック・ハウスは世界的な建築家アルヴァ・アアルトの建造物でもあり、その外観や内部の作りなども楽しんでいただける場所です。特に中にある図書館がとても居心地よく、眺めのいい場所にはレストランもありあす。
 ちょっとしたジャズ・ライブなどがよく行われることでもわかるように、音響も雰囲気もよく、私もノルディック・ハウスで見たかったぁ!(小倉悠加/ Yuka Ogura)シバノジョシア写真展:アイスランド・エアウエイブス2012(5)オフベニュー番外編_c0003620_13213440.gif





                                        北欧のニット小物、シガーロスのレア盤はここで!↓


by icelandia | 2012-12-02 16:51 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
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