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execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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どっぷり滞在アイスランドのウエストフョルヅル地方の小さな漁村スズレイリ
アイスランド・エアウエイブス&オーロラツアー説明会予定!
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アイスランド・エアウエイブス&オーロラ・ツアー説明会実施中
8月27日(土) 13:00~14:00
9月10日(土) 14:00~15:00
9月24日(土) 14:00~15:00

 ※8/27は14時半~16時半は小倉悠加が動画や写真たっぷりのアイスランド現地最新ワークショップを開催致します!(有料)
詳細:http://icelandairwaves.jp/information.html
***

 今回は西部フョルド地方の中心であるイサフョルヅルから車で20分程度の人口270名の小さな漁村で、私が10日間ほど滞在しているSudureyriをご紹介します。
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 なんでこんな小さな村落に10日も居るのか?と私自身も思いますが、とりあえずレイキャヴィクを出たかったので、それを知り合いに告げたところ、「私の生まれ故郷は何にもないし、フョルドでキレイだからいいよ!」と言われ、その言葉に乗ることにしたという単純な理由です。だいたいこんな感じの場所。
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 なので、人が少なく、やることが無ければないほどオッケーなのです(結局はいろいろやってますが)。村落の中心部がここ。街の集会場、ホテル、カフェ、レストランが集中しているため、人が来る時は来ます。写真を撮った時は人がいませんが、居ない時の方が多いので仕方がありません。
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 こちらが違った方向から見たところ。建物に絵画などが描かれて、何となくにぎにぎしい感じがしませんか?ん、しない?!ま、しないですよね〜(笑)。
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 ここがそのカフェ。夕方過ぎになると結構地元の人も来ますが、私が写真を撮ったのが昼間だったので、人が居ません。居心地の良い内装になってます。が、もしかしたら、古い漁村に残ってたものを適宜配置しただけなのかも?
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 向かい側にあるレストランです。この街で唯一のレストランで、漁港から直接新鮮な魚が運ばれてくるため、評判もいいそうです(すいません、お値段が高くて腰が引けて食べてません)。カフェのサンドイッチは結構おいしいので何度も食べてますが。
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 カフェがホテルやレストランの受付・フロント代わりにもなっていて、ホテルの名前はFishermanです。サイトはこちら。独自で土産物も制作していて、アイスランドの潮、ここで生産している干し魚、海藻、鱈ギモを故郷への思いを込めた素敵なパッケージにしてあります。レイキャヴィクの専門店でも販売しているそうです。
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 こちらがオーナーのエリアスさん。滞在中はずいぶんとお世話になっています。
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 Fishermanのホテルは、バストイレがついた部屋から、私がお借りしているのは自室内に洗面所はあるけれど、バストイレは共同の部屋です。目の前が宿泊者用のキッチンなので、とても快適で使いやすいですよ。

 そのエリアスさんから「正午から時間があれば、街を案内するグルメツアーがあるから、いっしょに回ったらどう?」と言われて、ツアーに飛び入り。ツアーといっても徒歩で回るだけなので、大げさな心構えも必用とせず助かりました。

 案内役はイサフョルヅルで唯一役者1本で生活をしているエルヴァル・ロキさん。この街の歴史や、秘話などを楽しく話ながら案内してくれました。途中漁港に寄り、魚工場の見学も。
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 この写真は別の日に撮ったものですが、主にはタラが取れます。ここは近海から小型船で魚を一本釣り(!)し、速攻で港で処理して、冷凍しないまま主にはイギリスへ輸出するそうです。
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 漁獲高の90%以上が輸出で、残りの本当に少ない量を地元のレストランに卸しているだけだとか。おいしい魚がアイスランド人に回らないのは不幸な気が・・・。
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 街を歩いているといろいろな花を見かけますが、これを見た時、「アイスランドに咲いてるんだから、当然アイスランド・ポピーか?!」と思ってしまいました。ポピーはポピーでも何のポピーでしょうね。
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 小さな漁村であることがこの街の一番の特徴で、港の魚工場で破棄された魚の部位は、街外れの工場で乾燥され(魚の頭等)、なんとナイジェリアへ輸出するそうです。頭をスープにして食べるのが美味しいのと、他の部位は飼料になり、無駄にする部位が全くない、今流行のエコな魚の使用を現実に行っている場所です。
 
 このウォーキング・ツアー。歩きながらところどころで名物の食材を味わうことができます。まずはハルヅフィルクル(ハードフィッシュ)と言われる干しダラ。カチンコチンになった干しダラをハンマーで砕いて食べます。臭みがなく、噛めば噛むほど味がしておいしかった。日本人なら全く違和感がないと思います。
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 この他、2箇所においてレストランのシェフの手による地元名物の食材を試食をすることができました。単なるウォーキング・ツアーだと思っていたので、量は少ないつまみ食いとはいえ、とても美味しくてうれしかったです。

 この街の特徴としてアイスランドでも唯一無二と言われているのはプールで、何がそれほどいいのかといえば、ホットポット(日本で言えば湯船みたいな感じの小さなプール)に入りながら、アイスクリームやコーヒーを楽しめるのです。ガイドさんによれば、これがオッケーなのはこのプールのみだとか。レイキャヴィクのプール内ではもちろん飲食禁止です!
 子供達がアイスを持ってホットポットに入ってきた時は、さすがの私もびーっくりしました!
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 このプールの横には池があり、海鳥が陣取っていました。なんかのどかでいい感じ。
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 個人的なお気に入りスポットは、舗装道が尽きた先の岬のテッペンの部分にあたる場所で、未舗装道とはいえ、車2台がすれ違えるほどのしっかりとした道幅がある海沿いで、昼間もあまり人通りも車の往来も少なく、まして夜の散歩だと誰も居ない状態。出会すとしても羊くらいです。特に夜は。

 ここがとても素敵で、道中にはこんな滝も。日本なら観光客がドっと押し寄せそうですが、誰も来ません。アイスランドは滝が多い場所なので、誰も何とも思わないのですね。私は毎回鑑賞しますが。
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 海岸沿いを降りてみると、石の間にこんな海藻が。カリンカリンに乾いていて、食べられるのかわからないけれど、日本人的には食べられるような気がするので、持ち帰ることに。
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 フィヨルドは見に行く度に表情が変わります。最初に訪れた時はこんなカラフルな表情を見せてくれて、この光も色も刻一刻と変化し、本当にきれいでした。
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 数回行った中で一番好きだったのは曇り空で霧が出ていた時で、ブルー・グレーのような、墨絵のような、海と空の境のないドリーミーな雰囲気の時で、思わずうっとり。
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 海岸の石の上でボケーっとその表情を見ていました。
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 この場所がとても好きで、風がひどくない限り毎日のように夜中の散歩に出ています。毎回行く度に表情が違って素晴らしい。こういうゆったりした時間が持てることをとても感謝しています。(小倉悠加/ Yuka Ogura)どっぷり滞在アイスランドのウエストフョルヅル地方の小さな漁村スズレイリ_c0003620_13213440.gif



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by ICELANDia | 2016-07-26 22:08 | 現地滞在レポート | Trackback | Comments(0)
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