12月23日肉盗みサンタ&この日に食べる臭いもの |
毎日山から降りてくる、アイスランドの13人のサンタを毎日ひとりずつご紹介していくつもりでしたが、クリスマスの用意を何もしていなかった私は大忙し。子持ち主婦なもので、キリスト教徒でもないので夫婦だけならクリスマスは無視することも出来ますが、子供がいるとそーもいかない。一日遅れで失礼! 12月23日は大きなかぎ針で肉を盗むサンタです。23日は伝統的に、ラムのもも肉を食べる日で、スモークしたラムを調理する臭いはそれはそれは魅力的。このサンタはその肉を大きなかぎ針を使い、煙突の上からひょいっと頂いたりします。 それから、この日はもうひとつ。特別な食べ物があります。何が特別かと言えば、臭い!Skata(スコータ)という食べ物で、これはエイをかなり長い間外に吊しておき、様々な段階の腐敗(?)を楽しむ感じです。日本で言えば、まぁクサヤというか、それよりも臭いかも。あまりにも臭いので、近年は「我が家でSkataを調理するか?」は議論の種であり、家で調理するとしても、男性と子供が屋外のグリルで焼いていたり、または自分の家では食べずにレストランにお任せ、ということも多いようです。 ちなみに、アイスランドにはもうひとつ臭いものがあり、それはサメの肉を海岸沿いに埋めておき、これまた腐らせて食べるというものです。小さなカケラであれば、私はかなりおいしく頂けるのですが、これが少しでも大きな塊になるとアンモニア臭い!だから、強い酒で流し込むのですね。それでも、アミノ酸豊富で、お腹や健康にはいいそうです。(小倉悠加) *いろいろな音楽がアイスランドより入荷しております。素敵なクリスマス・アルバムもありますので、どうぞICELANDiaのショップにお立ち寄りください。 *ICELANDiaの母体、アリヨス・エンタテイメントのサイトはこちらです。 |
by icelandia
| 2005-12-24 17:18
| アイスランドってどんな国?
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Comments(1)
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はじめまして。「エイを外に吊して食べる」で思い出したのですが、津軽地方でもエイを吊しておいて正月に食べるらしいです。青森に住んでいた頃(転勤で)、エイやサメが一般的なスーパーで売られていました。アンモニア臭があるサメ類の肉は苦手でした。アイスランドのクサヤ?は強烈みたいですね。
私はアイスランドへは行ったことがありません。私の亡父がスウェーデンで仕事をしていたとき、休暇旅行でアイスランドへ行ったと話していました。今度実家へ帰ったら父のアルバムを見てみようかなと思います。アイスランドの音楽(特にカーペンターズを彷彿とさせる)
に興味が湧いてきました。
私はアイスランドへは行ったことがありません。私の亡父がスウェーデンで仕事をしていたとき、休暇旅行でアイスランドへ行ったと話していました。今度実家へ帰ったら父のアルバムを見てみようかなと思います。アイスランドの音楽(特にカーペンターズを彷彿とさせる)
に興味が湧いてきました。
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