execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
オーロラもクッキリ!10月20日氷国ツアー・レポート
なんとも濃厚なICELANDia企画の音楽フェスツアー、3日目は少しバテ気味とはいえ、精力的に動き回ります。

ツアー第3日目 2006年10月20日

この日の予定は未定で決定ではない予定
9:00 起床
10:00 関係各所に電話連絡
11:00 ホテル出発 街中を散策
12:00 Iceland Airwavesプレス用 Welcome Party
午後は 3-4人に会って打ち合わせ
18:00−20:00 Bed Room Community レーベル・パーティ顔出し
19:00 Thorir (Hljomalind)
19:30 Reykjavik! (12Tonar)
20:00 夕食
20:30 Steintrygur(Idno)
21:30 Biogen (Idno) または Bennni Hemm Hemm(Museum)
22:15 Apparat Organ Quartet (Museum)
23:00 Jakobinarina (Museum)
23:00 Ghostigital (Idno) またはThe Go Team(Museum)
00:00 Otto Von
  Airwavesのこの日の予定はこちら。

 本日も予定びっしりです。会いたい人、会う必用のある人が山積みで、正直こなしきれない。なので、どーしても必用な人しか連絡を取らず、多少義理を欠いた人もいてひたすらごめんなさい。上記を見ると、会場が数カ所しかない印象だけど、本当は、オフ会場も含めれば14カ所もあるのです。音楽的趣味が2会場に固まっているだけ。
 
実際の行動 
9:30 起床 朝食が10時までなので、なるべく間に合うように無理しても起きる。朝食後、朝日がサンサンとはいる部屋から、あちこちに電話してハローを言ったり、アポを取ったり。
 狭い街なので「都合のいい時間になったら適当に電話して」というのが多い。このアバウトなペースには1日で慣れた。が、逆に計画が立てにくい。

11:00 12Tonarへ
 少々遅れ気味でホテルを出発。途中銀行に寄る。新生銀行のATMカードがそのまま使えて便利だった。そしてお決まりコースの12 Tonarへ。
 
11:30 縁ある人と偶然に

c0003620_15174428.jpg 12Tonarのソファに腰を降ろしてあれこれを試聴しながらWiFiをつなげていたツアー仲間に、写真のファイルを落として、カメラのフラッシュ・メモリを空にしてもらう(助かりました。有り難う御座います>該当者様)。
 12 Tonarは本当に居心地がいい。しかしボケっとはしていられず、12 Tonarレーベルのアルバムを仕入れるので、その場であれこれと説明を聞きながら注文を決める。実はもう数年前から仕入れさせてほしいということは伝えてあった。が、私の側の体勢が整っていないという理由でペンディング。ビジネスの部分ではSmekkleysaよりもシビア。決して悪い意味ではなく、だからこそ近年12Tonarがすごい勢いでアイスランドの音楽シーンに躍り出てきたと言える。
 私がいかにアプローチしてきたかはオーナーも店員も全員知るところなので、彼らは「長い間待ってくれていて有り難う。全く返事をしていなくて本当にゴメン」と平謝り状態。
 彼らのやり方も人柄も心情も理解しているつもりだけど、一時期本当にウンともスンとも言わなくなったので、どうなったんだろう?と疑問を抱いた時期があったことは確か。彼らも心の中では気にしていたようで、要は忙しくてなかなか手が回らず、また、対日本というのは慣れていなくて面倒で、義理を欠いているうちに何となく連絡しにくくなってしまった、というのが真相のようでした。だから実際に行けば話は早かった。
 
c0003620_15122131.jpg そんなこんなをしていると、ある人物が入店してきた。アメリカの音楽誌ローリング・ストーンの編集長、David Fricke だ。80年代のことになるが、私は彼の記事をFMfanという音楽誌で翻訳していた。なので顔は知らなかったが、彼の名前と記事はよく知っている。昨日確かNASAを横切った時、彼がAsiと一緒にいて、誰かに自己紹介をしているのを耳にして、気になっていた。
 「失礼ですがローリンス・ストーン誌の方ですよね」と、私が一時期彼の記事を日本語に翻訳していたことを伝えた。とてもやさしい目をした穏やかな人で、「それはどうも。きっと僕の記事よりも君の翻訳の方が意味を成していたことだろうね」と。アイスランドで日本人に会い、それも自分の記事を翻訳していた人物というのは少々驚いたようだったけれど、何となくニコニコして嬉しそうでもあった。
 
13:00 ポール・ライドンと会う
 午前中ポール・ライドンから携帯にメッセージが入っていた。「昼に時間があればランチはどう?」と。成り行きでしか行動できなくて、1時近くになって連絡するのもナンだったけど・・・。ハトグリムススキルキャ(丘の上の教会)の前で待ち合わせ、適当に歩いてお茶&ランチをすることに。
 小学校の前を歩いていくと、何だか背後から声がする。振り向いてびっくり。昨日、Dimmaの社長アダルスティン宅で会った可愛い男の子でした(何度聞いても名前が覚えられない)。私を見かけたので、ハァハァと息を切らせて走ってきてくれた。かわい〜、有り難う!
c0003620_1526241.jpg ポールのことは2003年の秋に彼が出したアルバム『Vitlust Hus』(ICELANDiaのショップで購入可能)で知り、その作品はマイ・ブームに。実際に会うと音楽の印象と同じくとても物腰のやわらかな人で、前回レイキャヴィークに来た際には、お子さんといっしょに郊外のプールへ行ったことも。
 12月にはキッチン・モーターズの一員として来日するので、とても楽しみだと話していた。ライブは東京(12/2@渋谷O-West)と京都(12/5火@京都拾得 )で予定されています。

15:00 自分が載る新聞記事をゲット
 ポールとは東京で再会することを約束して、次は日本でリリースする予定のアルバムを取りに別口の場所へ。昨日訪れたZonetと枝分かれしたオッタルの自宅へ行かなくてはならず、車で迎えに来てくれるとのこと。

c0003620_15205911.jpg 車でのピックアップ場所を再度ハトグリムススキルキャの前とした。街中は車が止めにくいので、教会が一番分かりやすい。その教会へ行く途中、私は何度かカフェに立ち寄った。文字通り立ち寄るだけで座らない。なぜかといえば、昨日取材を受けた私の記事がFrettabaladidという新聞に掲載されているので、それが欲しかったからだ。Frettaは「無料」で、bladidは「新聞」ということらしい。アイスランドで最も権威ある新聞はMorgunbaladidで、Morgunは「朝」だから、朝日新聞みたいなもの?
 数年前まではこの無料新聞、どこにでも山積みしてあったのが、近年購読方法を変更したらしく、カフェに何部か置いてある程度なので、何件かカフェをまわりやっと一部ゲット。
 新聞記事になるといっても驚くことはない。これで3度目。アイスランドではテレビにもラジオにも出たことがある。小さな国なので、誰でも人生一度くらいはテレビやラジオに出るのが当たり前の国だ。これをアイスランド人はよく「a 3 minute fame (3分間の名声)」と表現する。
 
15:30 Zonetレーベル買い付け
 待ち合わせ場所がクセモノだった。「教会の前」と言ったので、彼女は律儀に教会のドアの前で待っていて、私は道路沿いであり、教会の前の敷地内の銅像の前で待っていたため、ふたりともず〜っと待ちぼうけ(苦)。互いに、「屋外でのアイスランド時間は辛いよぉ」と思っていたようです。
 それでもほどなく落ち合うことが出来、学校の休暇でたまたま実家に帰っているというオッタルの娘さんにピックアップしてもらいました。オッタル自身は上海音楽祭に出張中であったため会うことはできませんでした。それで、この娘さんがまた美人!かわいい!アイスランドは美人の大量生産国で、ホント、どこを見ても可愛い子ばっかり!
 注文済の荷物を受け取り、Zonetレーベルで面白そうなものを他にもピックアップして、車でホテルまで送ってもらう。今回の旅はゆっくりと街を散策する時間もなく、まして郊外までは足を伸ばせないので、ほんの10分間とはいえ、こうして車で街を出る機会は貴重です。
 
17:00 再びアダルスティン宅へ
c0003620_15273945.jpg ドタバタとホテルに荷物を降ろし、再度ハトグリム教会まで送ってもらう。そして昨日の話の続きがあるため、Dimmaのアダルティン宅へ。
 昼間小学校の校庭から駈けて出てきてくれた可愛い坊やがいて、そこに同じ年齢の女の子がやってくる。
 「ガールフレンドなの?」と尋ねると。
 「違うよ!」とちょっと怒った風。ごめん、ごめん。ガールフレンドじゃなくて近所に住む親戚の女の子だったのね。
 ツーショットがあまりにも可愛いので、歌を歌ってと頼みました。Quicktimeで撮ってあるんだけど、どうやってブログにアップしたらいいんだろう?これが最高に可愛いんだけどなぁ。
c0003620_15285464.jpg アダルスティンとの話は楽しいけれど、ここで長居をするとAirwavesが見られないので、キリのいいところでお暇をする。彼のレーベルはジャズが中心でも、数年前に無くなった奥様がフォーク歌手であったことから、トラッドや子供用アルバムまで出し、この子供用のアルバムの内容がイイッ!フルカラーで絵本のようなブックレットがついていて、歌も子供っぽいものではなく、大人が聴いて充分に楽しい。ストーリーの語りあり、歌あり、デュエットありで、実はこれに今すこしハマっています。
 
18:00 Reykjavik!をチラ見してホテルへ
 Dimmaのアルバムも楽しいものをピックアップしてまた荷物が増えてしまったので、ホテルに置きに帰る。12Tonarの前を通りかかるとまたもや人だかり。ツアー仲間もそこにいました。Reykjavik!というバンドの演奏中で、哲学専攻の学生がやっているとは思えぬハチャメチャ度!いえ、これこそが哲学的なのかもしれません。

18:30 みんなと部屋食
 ここらへんで夕食にしたいがレストランに入っている時間はない。昨日Idnoで見たベッドルーム・コミュニティのパーティに必ず顔を出すと言ってしまったので、何としても20時までには到着したい。大通り沿いの店であることは分かっているけど、ホテルからは・・・徒歩15分だなぁ。ゆっくりと食べている時間がないので、一息つくことも兼ねて部屋食。世界的な日本の発明、カップヌードルに多謝。
 ツアー仲間がカップ食品を持ってウロウロしていたので、私の部屋に呼び寄せる。そこでちょっとした部屋食パーティ(?)になり、その日彼女たちが行ったゴールデン・サークルの話を聞く。こうして話をしているのはとても楽しいけど、時間が気になってくる。彼女たちもそろそろ身支度をしてAirwavesへ突入するというので、私も外に出ることにした。
 
19:45 ベッドルーム・コミュニティ、リリース・パーティ&トラバントのヴィッディと再会
 なにせ街の反対側が会場なので、歩くといっても時間がかかる!東京で徒歩15分なら近いかもしれないが、レイキャヴィーク市内で5分以上は遠い!それに、新しい店の3階だそうで、入り口がわかんない!汗だくになり会場に入るとパーティはそろそろお開き。だよね、だってもう予定終了時間過ぎてるもん。それでも、顔は出したから義理は果たしたぞ。
 昨日Idnoで会ったNico MurphyとValgeirにあいさつをして、イギリス人のマネージャーにもあいさつを。で、このイギリス紳士とやらがイヤなマネージャーの典型で、私を見るなり、”フン、東洋の女か”モード。この手の人物は業界にゴマンといるので慣れているとはいえ、いつ会っても不愉快。こういう輩と出逢う度に、アイスランド人がいかに女性を平等に扱うかに心から感謝と尊敬の念を抱く。ちなみにこの紳士は美人の若いアイスランド女性に囲まれてご満悦のようでした。マネージャーは感心しないが、ValgeirもNicoも本当に気持ちのいい青年です。
 ここで、キラキラことクリスティン・ビョークにも会う。いつもならすごく喜んでくれるのに、なんとなくツンとしてこちらが手を出しても握手もしない。場が悪かった?
 
 パーティはお開き状態なので、コートを取って帰ろうかと思ったら・・・あれ?ヴィッディじゃない!窓の外の階段のところでタバコを吸っているのはトラバントのヴィッディ。なつかし〜〜!
 トラバントは2003年にやったアイスランド・ブルーというイベントの時に招聘したバンドで、彼はそのギタリスト。その後、アイスランドへ行く度にトラバントとはゴハンを食べたり、飲みに行ったりしていたので、今回はいつ連絡を入れようかと思っていたところだった。
 「ユーカ、今から屋根の上へ登るけど、君も行く?」いきなり屋根の上か。旅行保険掛けているのか自分でもわかんないけど、ま、いいや。
 屋根へ登るといってもそれほど難しくはなく、ヴィッディが立っていたのは階段の踊り場で、そこから少しばかり無理をすればすぐに屋根に辿り着いた。夜なので映らないだろうと思って写真を撮らなかったけれど、トライしておけばよかったと今になって後悔。素晴らしくゴージャスな景色ではないけれど、屋根の上から見るレイキャヴィークの大通りはいつもとは違う表情で、何となく面白かったし、屋根の上は気持ちいい(よい子は真似しないように)。
 
c0003620_13142772.jpg 「今回はなぜAirwavesで演奏してないの?トラバントといえば、いつもみんながすごく楽しみにするバンドじゃない」
 「当初は出演する予定だったんだ。でも、イギリスでの大きな美術展があり、ラッキ(シンガー)がそこに呼ばれた。彼も迷ったみたいだけど、イギリス行きを選んだから、今回はライブができなかったんだ」
 なるほどね。あれやこれやと話が尽きなくなり、シガーロスやムームが出没するSirkusへ。Sirkusなんか入ったら長居しそうだけど、全くSirkusへ行かなくて終わるのもシャクなので、ビール一杯だけ付き合うことにする。ここ数年のトラバントの活動、個人的なこと、日本は本当に夢みたいだったなぁという思い出話等々。日本からのツアー仲間で、トラバントが好きな人がいるので、時間があればまた後日合おうということで私はSirkusとヴィッディを後にした。
 
21:30 一瞬のキッディとテレビ取材
 既にいろいろなライブを見逃し、中途半端な時間になってしまった。なのでもしや周囲に居るのではと思い、人気レゲエ・バンド、ヒャルマルのキッディに電話をする。案の定、美術館会場にいるというので、一瞬でもと思い会いに行く。キッディは思ったよりも随分と物腰のやわらかな若者で、レゲエ・バンドというイメージとは違っていた。立ち話しかできなかったけれど、次回はゆっくりお茶でもしましょう。
 そしてIdnoへ行こうかと歩き出すと、テレビの取材班にばったり。そこで、今から何を見て何を撮影し、街中の様子などもどうすればいいか、と延々と立ち話(寒すぎるぅ)。それでここから、しばらく撮影隊に付き合うことに。

c0003620_15302725.jpg 22:00 Ice Bar体験 興味あったこともあり、撮影隊にくっついてICE BARへ。東京にも出来たようですが、周囲を氷の世界一色にした氷のバーで、座る椅子も氷製。入っているのはせいぜい20分間が限度という寒さであるため、その場で羽織るものを貸してくれます。
 Ice Barで出しているのは、アイスランドで一番新しいヴォッカReykaを使ったカクテル。それほどのアルコール度ではないようだけど、身体が暖まります。でも、サブッ!


22:30 念願のアパラットのライブ!
 アイス・バーと美術館は目と鼻の先とはいえ、遅れたくはなかったのがアパラット・オルガン・カルテットの演奏。なぜか私は22:45開始だと勘違いしていた。本当は15分からだったのね。入った時は既に何曲かやっていたらしく、すごく悔しい。撮影隊には、どこから撮影できるか(ステージ前にも行けるし、2階の周囲からも撮れる)を伝えて、私は当然出来る限り前へ前へ。するとツアー仲間もそこに。
 
c0003620_15315225.jpg

 アパラットはやはりピカ一!数年前にリハーサルを見せてもらって、これがかなりかっこよかった。だからずっと生演奏が聴きたくて、ここにきてやっとライヴを見ることが出来て感激。清掃局から引き取ったキーボードとは思えないわぁ。キーボード奏者4人でキーボードは合計8台。そこに生ドラムスがバコスコ。音の壁といっても限度があるっしょ、というくらい分厚い壁なのに重苦しくない。スカっとした気持ちの良い音で、キーボードの呼吸も一糸乱れず。やっぱり職人集団は違うわぁとひたすら感心。こういうのは何も考えないで楽しみましょう。年齢も忘れて、地元キッズといっしょに手で三角マークを作りました。
 あ〜、こんなバンドならずーっと演奏続けていてぇ。終わっちゃいやぁ〜〜状態!ツアー仲間の若い男子は、思い切りブち切れてモッシュしてた。ケガしないかが心配だったけど、気持ちよくモッシュできるだろうなぁ、わかるよ。
c0003620_1532527.jpg
c0003620_1533535.jpg それで、せっかくこうしてみんな日本から来たのだから、意地でも楽屋に入ってやろうと思う。でも、近年ガードが固くなり、以前みたいにプレス・パスがあるだけじゃ楽屋に入れてもらえない。どうしたもんかと周囲を見渡すと、おぉ、もってこいの人物がいるではありませんか。12Tonarのオーナーがそこにいたので、「みんなをアパラットに会わせてあげて」と頼むと、ガードマンに掛け合い、既に中に入っている人物にヨハンを呼んできてもらい(ヨハン、スマン)、それでドサクサの中みんなを楽屋に入れました。
 すると、機械仕掛け(アパラット)のメンバーは思いの外陽気で、快く我々日本人の写真撮影にひとりづつ付き合ってくれた。その様子はこちらのブログでもどうぞ。
 

23:00 何たってオーロラ!
 Jakobinarinaを見始める。ローリング・ストーン誌編集長お勧めバンドでもある。彼の編集長氏は去年何の予備知識もなく彼らを見て、その個性に感激したそう。年齢は若く、平均17-18歳というところでしょうか。去年のバンド・コンテストの優勝者だそうで、筋は悪くないけど、職人軍団アパラットの後では、どうしてもねぇ。順番が悪かったということで、1-2曲聴いて会場を出る。

 会場の外には、モッシュして身体から湯気が立つツアー仲間が歩道に座り込んでいた。あ〜、ホント、あの演奏は気持ちよかったねぇ。もう充分だから日本に帰ろうかぁ、という感じ。で、聞くところによれば、アパラットをめざして入場待ちをしていた時、空にうっすらとオーロラが見えたという。
「暗めの場所に行けばもっと見えるかもしれないから、行ってみよう」と、チョルトニン湖畔であり、メイン会場のひとつでもあるIdhoへ向かう。12時からのゴースティギタルをその会場で見たかったので、好都合ということもあった。
 今日は(アイスランドでそう言うかは知らないが)花金である。だからNASAでは結構いいハード・ロックバ・ンドが出ていて、国営放送の中継車も来ていた。中継車の中にあるモニターをのぞき込み、フランスのコジラというバンドの首振りを横目にしながら湖畔にたどり着く。

 でてるよ!オーロラ!!

 やっぱり出てるよぉ。ほら、湖の上を見ればよく見える。この後は、わーわーキャーキャー言いながら。ベンチに座って空を眺めるだけ。我々につられたのか、「これがオーロラってやつ?」と尋ねてくるアメリカ人や、その他の外国人。外に出ているのはさすがに寒いけど、凍え死ぬほどじゃないし、横には会場があるから、耐えられなくなったら中に入ればいいだけ。
 そんな安心感も手伝ってか、ベンチに寝ころんだり、たまたま仲間が持っていたラム酒を瓶からラッパ飲みして、身体を温める。
 よくも飽きずに見ていたものだと思う。色が淡い時もあれば濃い時もある。アイスランド人はオーロラの動きを「ダンスする」という。光が本当にカーテンのようにヒュルヒュルっと一瞬のうちに動く。
 
 今日はどこの会場も最高のアーティストで熱の入ったライブをやっている。当然音楽はものすごく気になる。ライブを見たい聴きたい。でも、オーロラは本当に運が良くないと見られない。この時期はオーロラが見えやすいとはいえ、天気次第なので、見えない時には1ヶ月見えない時だってある。まして、街中から見ることのできる機会は少ない。街中は光が多く、郊外よりも見えにくいからだ。
 とにかく、「すごーい」を連発しながらオーロラを見続けた。1時間も外にいると、どうしても身体が芯から冷えてくる。なのにオーロラの光は益々強くなってくる。ここで一端ホテルに帰り、セーターを思い切り着込んでからまた見に来ようということになった。ホテルに帰るため国会議事堂のある公園を通る時に空を見上げると。またまたすごーい!建物が四方八方にあり、その区切られた四方八方から光が落ちてくる。その光景があまりにもゴージャスで、しばし芝の上に寝転がってその光景を見る。建物で空がふさがっている部分に、たまたまオーロラの光が集まっていて、降り注ぐようなオーロラの光は本当に神秘的で美しい光景でした。

 あ〜〜幸せ〜〜。

c0003620_15352671.jpg

 (上記オーロラ写真は同行者が写したものです。)
 
 ホテルに戻り、ありったけのセーターを身につけ、再度外に出ると・・・ほんの15分間だったのに、もうオーロラは無い。ウォッカのボトルも持って、万全なのになぁ。とりあえずは再度湖畔に行く。かなり酔っている自分に気づく。当たり前だよ、ラムとウォッカをガブ飲みだから。
 せっかくIdnoまで来たので、一応中に入ってみるけど、Ghostigitalは30秒で終わってしまった。残念!
 再度湖畔に出てベンチに座ると、セーターで身体は温かいし、ウォッカに酔っているし、やたら気持ちが良い。疲れたし眠い。このままこのベンチで眠ってしまいたいけれど、ここで眠ては、翌日「日本女性、オーロラに魅せられ湖畔で野宿」なんて新聞ネタになりかねないので、ホテルに帰り酔った勢いで休むことにする。(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




アイスランドの音楽SHOP、日本ではここだけの品揃え!↓バナーをクリック!
c0003620_11483981.jpg
[PR]
by icelandia | 2006-10-31 19:37 | アイスランドってどんな国? | Comments(2)
Commented by きゃさりん at 2007-02-20 17:25 x
はじめまして。
オーロラ見れてうらやましいです。
私も一度は見てみたいです。
Commented by icelandia at 2007-02-20 18:45
オーロラは天気次第なので難しいのですが、ラッキーだと短期間の滞在で何回も見ることができます。ぜひご一緒しましょう!
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< ブルーラグーンでパーティ:10... 会った!見た!Airwaves... >>
ブログトップ
外部リンク
ICELANDiaからのお知らせ
アイスランドのあれこれをお伝えするICELANDiaTVをYoutubeで公開中!
最新の記事
以前の記事
記事ランキング
検索
カテゴリ
タグ
最新のコメント
> MURATAさん ..
by ICELANDia at 08:04
明日8/10から12まで..
by MURATA at 13:27
当ブログを見つけていただ..
by ICELANDia at 19:24
ブログジャンル







Copyright © 1997-2008 Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.
免責事項 - ヘルプ - エキサイトをスタートページに | BB.excite | Woman.excite | エキサイト ホーム