レイキャヴィーク、歴史的豪雪に伴い「つらら警報」発令! |
一週間ほど前だったでしょうか、レイキャヴィーク在住の人から届くメールの全てに「ものすごい雪だ」「ドアが雪に閉ざされて外に出られない」「こんなに降ったのは生まれて初めて見た」等々が書いてありました。 「アイスランド=雪」という図式は当たり前に思うかもしれませんが、案外そうではないんです。特にレイキャヴィークは、メキシコ湾の暖流が流れ込み、北側にエイシャという山があって北風が遮られるせいで、真冬の平均気温はちょうど零下ゼロ度程度。ニューヨークや長野よりも寒くなく、案外温暖です。 雪は時々降りますが、どか雪は歴史的にも稀で、今回の大雪は13年ぶりとのこと。地球温暖化の影響で氷河の面積は年々小さくなりつつあるのに、なぜかここ数年間、冬の到来が早い傾向にあるようです。 そして最近、レイキャヴィーク警察が出したのが、「つらら警報」。何かと言えば、あまりにも寒い日が続いてつららが軒先に出来てしまい、歩道を歩くと上からつららが落ちて危ないため、そのような歩道は既に閉鎖されているか(つーことは、車道を歩けということ)、または、付近住民に、つららが落ちる際の安全を注意して、つらら落としをするよう呼びかけているというもの。 なるほど、だから日本の都会には、つららが下がって危ないような軒先があまり無いのね〜〜(ってこと??) レイキャヴィーク市内がいかにスゴイ感じになったかは、ここの写真をご覧ください。写真家のパウル・ステファンソン氏が撮影したものです。(小倉悠加) アイスランドの音楽の福袋1月末まであります!↓ |
by icelandia
| 2007-01-21 18:35
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