execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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2009年 11月 24日 ( 1 )
原田知世アイスランド・レコーディング、その9(最終回): ラストスパートでPV撮影!
 今年も大いに盛り上がったというエアウエイブスの話の間に、あれこれ挟んでしまったので、残っていた原田知世さんのレポートの最終回を、今回の ICELANDiaブログでお送りします。日付を見たら、1ヶ月前に書き終えてた・・・。

 私が最終回をアップせずにモタモタしているうちに、ッ知世さんは2年ぶりのライブが決定。情報はこちらにあります。
 
 ということで、原田知世さんのニュー・アルバム『eyja』のアイスランド・レコーディング・レポート:その9(最終)です。レコーディングは終了し撮影3日目になります。 前回のレポートはこちら
***

『eyja』アイスランド・レコーディング8日目:
FIINEのPVを楽しい音楽隊と撮影!


 上記タイトルがちょっと分かりにくくてごめんなさい。アイスランドでの仕事を開始して8日目であり、最初の5日間がレコーディング、その後は撮影に入り、小倉@ ICELANDiaがお手伝いした部分では最終日になります。

 日照が夜中過ぎまであるせいか、仕事を終了する時間がほとんど毎日10時近くになってしまうため、知世さんを始め、スタッフの疲れがドドっと出てこないかと心配。私自身はみなさんよりも数日前に到着し、時差の調整をしているので少しはマシとはいえ、それでも毎日詰め込んでいるので結構タフです。

 みんな疲れているでしょうけれど、撮影は進みます。特にこの日はプロモーション・ビデオの撮影なので、気が入っている感じ。PV撮影の前、まず午前中はレイキャヴィク市内で撮影。

 ここにアップしたブログの写真と見比べるとよく分かりますが、知世さんがいらっしゃった7月初旬ははまだ、ハトグリムス教会がこのようにテッペンまで化粧直し中でした。
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 塀に花が咲き、とても雰囲気のあるこの場所は、普通の住宅街。アジア人の我々が大挙して来たので、窓際でタバコを吸っていた近所の女性が、たいそう興味深げにこちらを見ていました。
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 何気ない赤いポストや、はげかけた家のペイントまで素敵に見えるのはなぜ?
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 街中にはこんなグラフィティもあちこちにあります。
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 古本屋の店番モンキー?
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 こんなところでも撮影しました。通行人が珍しそうに見ながら通り過ぎます。
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 ヘアメイクを担当してくれた、アンナの美容室での知世さんと私のツーショット。記念に撮っていただきました。あの・・・顔の造形を比べるのは辞めてください!(笑)。その上、私の顔は疲れてむくんでいるのに、もっと働いている知世さんは、なぜスッキリした顔なのでしょうか。毎日のマッサージかな?!
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 小さなベジタリアン・レストランで昼食。フカフカの帽子を被っているのが、今回ヘアメイクを担当してくれたアンナ。知世さんの「鳥の巣」のようなヘアスタイルが好評でした。アンナはPVにも出演しています!
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 ここが、アンナの美容室。これは鏡を写した写真で、実はこれ、マジック・ミラーで、反対側からはこちら側が見えるのです。
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 こんな風に。
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 少し時間があるので、近所で更に撮影。天気がよく、光も柔らかく、夏のアイスランドは最高です。
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 アイスランドでのレコーディングを終え、一息ついて街を歩き、ホットドックをかじっていた伊藤ゴローさんに偶然会いました。狭い街なので、よくあることです。
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 本当はPV撮影用に貸しだしてほしかったけど・・・という衣装。アイスランド国旗の色なんですね。
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 PV撮影はレイキャヴィク郊外で行われ、寒い中みんなよく頑張ってくれました。PVは知世さんのMySpace(期間限定らしい)やCDを購入すると見られるので、ぜひじっくりとご覧になってくださいね。

 知世さんが羽織っているのは、「FINE」のPVに出てくる楽隊の最後の人が着ていたジャケット。出演者(犬)のワンコと記念撮影も。
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 このPVには、エドツワキさんARIKOさんが街でスカウトした人や、スタッフの知り合い等が出演してくれました。知世さんがNHKのFM番組で曲を紹介していたJara(ヤラ)もその一人です。

 すごいなぁと感心したのは、こうやってアイスランドの出演者や協力者ひとりひとりに、似顔絵を描き、感謝の言葉を書き、知世さんとエドさんでお礼を渡していたこと。前の夜、ホテルに帰った後、二人でずっとこの作業をしていたとか。うーん、本当に暖かな心遣い!こんなところにも愛情がこもっています。
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 話は変わりますが、撮影前にエドさんの財布が入ったバッグを紛失。でも本人はそんなことに気づかず、この撮影に参加していた友人の友人の伝言で、撮影前に寄ったスーパーマーケットで置き忘れたことを、撮影現場で知らされました。
 そうなんです。本人が財布を扮したことに気づく前に、アイスランドの人はメボシをつけて、友人が友人に電話をして、そのことを本人に教えてくれたのです。

 実はレコーディングの帰宅時にタクシーの中でゴローさんが携帯電話を落とした事があり、こちらも本人が気づく前に、タクシーの運転手さんが”たぶんあの時の日本人だろう”と、我々のホテルに届けてくださっていました。

 もっと言えば、私もアイスランドで財布を紛失したことがありましたが、いつも必ず出て来ます。私が気づく前に、警察がホテルに届けてくれていたり、酔っぱらって置き忘れた私の財布をバーの店員が金庫に入れて保管していてくれたり・・・。

 置き忘れの財布が、本人が紛失に気づく前に出てくるスゴイ国です!!

 話を戻しましょう。夕方遅くまで郊外での撮影で、この頃は知世さんもスタッフも全員寒さを心得て、それなりの恰好をしているので大丈夫ですが、それでも冷える・・・(はい、真夏といえどこの寒さ。アイスランドは冬と春しかないというのが本当は正解が)。
 そして本日の夜はカフェごはん。私が頼んだのはラムステーキか何かだったかな。量が多い・・・。Thule(チューレ)というのは地ビールです。知世さんはやはり身体を温めるために、この時もスープをいただいていた記憶があります。アイスランドでは、昼はスープとパンで済ますことも多いため、スープはどこでもメニューに見つけることができて便利。おいしいし。
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 夕食後に向かったのがヴァルゲイル・シグルズソンが主催するベッドルーム・コミュニティのカフェ・ライブ一周年記念。全くちょうどいい日に居合わせたものです。下は共演するヴァルゲイルとベン・フロスト。ムームのメンバーであり、知世さんのアルバムにも参加してくれた(ムームのメンバーでもある)ヒルドゥルも演奏しました。
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 知世さんがFMで話していましたが、シガーロスのヨンシーに会ったのはこの時で、知世さんがアルバムを手渡すと、ヨンシーは彼女のホッペにチューしてました。ヨンシー、可愛い女子も好きだった?(笑)

 下の写真は、ベッドルーム・コミュニティのカフェ・ライブ一周年記念ケーキ。スタジオのキッチンで焼いてきたもの。大きい!それを切り分けてみんなに配るのは親分のヴァルゲイルの役目です。
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 濃厚なブラウニーみたいなチョコケーキで、結構私好み。カロリーは高そう。私、結構重ね着してますね。一番下はTシャツ、次にネルシャツ。一番上はアイスランド・セーター。室内はセーターを着ていると暑いけど、外はセーターがないと寒い。
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 そして、本日最後の仕事として、PV撮影用にヴァルゲイルから借りた楽器をここで返却。スタジオまで持っていかず、このカフェで返却してもいいということで、大急ぎでホテルに戻り、楽器をお渡ししました。

 さて、原田知世さんのアイスランド・コーディネーターとしての私の現地での仕事はここでお仕舞いです。その後数日、知世さん、エドさん、ARIKOさん、マネージャーBさんは現地にとどまり撮影を続けましたが、ゴローさんと私は翌日帰国します。
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 この日は少し天気が悪く、白夜でも夜中の空がいつもよりも暗く、ものすごくホっとしたことを覚えています。やっと安まるって感じでした。日本人なので、夜の8時には陽が暮れていてほしい。観光目的であれば白夜は最高ですが、仕事をしていると、夜中になっても仕事を切り上げられなくて困ります。
 ゴローさんと私が去った後、残留組は一日だけ休息し、その後また怒濤の撮影に入り、夜中の淡い光を使いたいと、夜中過ぎに撮影に出た日もあったそう。ーーーそれでも、知世さんは涼しげな顔で、リンとしてこなしたことでしょう。
***

 そうして完成したアルバム『ejya』が、今、私の手元にあります。うーん、アイスランドが詰まっていて、とてもうれしい!

 本当に心地よい音楽で、ヴォーカルも素敵で、アレンジも透明感があり、自分自身が関わったという特殊な事情もあるとはいえ、心から大大好きなアルバムです。
 日本とアイスランドで録音され、日本とアイスランドのアーティストがコラボレートしたアルバム『eyja』が、世界中の多くの人々に愛され続けますように!
***

 末筆になりましたが、この場を借りて関係者のみなさまに心からお礼を申し上げます。
 明るく楽しく、見習いたい心遣いが満載だった知世さんをはじめ、荷物が届かず時間ギリギリでも完璧な仕事をしていたゴローさん、日本男児の素敵なところをたくさん見せてくださったエドさん、私と細身の双璧で(?)現地の人脈を駆使してくださったARIKOさん、しっかりと全般を見渡してサポートしてくださったマネージャーBさん、日本に残ってサポートしてくださったEMIミュージックやショーン・ハラダの関係各位、また、このプロジェクトの当初からお世話になった葉子さん、その他、私の気づいていないところで、大勢の方々に助けられていたと思います。みなさま本当に有り難う御座いました。
 私のレポートをお読みいただいた原田知世さんのファンのみなさまも、長い間お付き合いいただき有り難う御座いました。これをきっかけにアイスランドにご注目いただければとってもうれしいです。

*写真は原田知世さんの事務所であるショーン・ハラダから許可を得て使用しています。無断使用はお控えください。(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-24 18:15 | Pops | Comments(0)
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