execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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カテゴリ:現地滞在レポート( 33 )
アイスランド・エアウエイブス2017 : Arstidir, Tofa, For a Minor Reflection, Island Songs, 大御所Megas他で大満足!
 (前回はこちら)アイスランド・エアウエイブス二日目の木曜日。今回のアイスランド・エアウエイブスはお天気まずまずで本当によかった。というか、それほど雨も降らなかったし、少し待つ程度でほとんど雨に降られず移動できたし(最終日は嵐だったけど・・・)、何よりも風がなかったのがよかった。レイキャヴィクは強風の日が多く、風がないのが一番有り難い。

 毎回お断りしてますが、写真は私のiPad miniなのでとりあえず雰囲気だけで失礼します。

 まずは正午から、Bio Paraisという映画館で、オーラヴル・アルナルズの音楽映画『アイランド・ソングス』のプレミア公開と、オーラヴルとの質疑応答があったのでそれを見に行く。この映画は、オーラブルがアイスランド各地のアーティストとコラボをして録音・録画していくという企画。youtube等でその様子を追った方も少なくなかったと思うし、私も実は一応全部目を通していました。でも、通して見たかったし、オーラヴル本人の質疑応答があるというので勇んで行きました。
 結果、とてもよかった。映画自体もよかったし、いかにして撮影したか、コラボの裏話などもたっぷり知ることができ、映画が一層興味深く感じるようになり、素晴らしい企画だなぁと。日本でも見る機会がありますように。ちゅーか、そういう機会を私が作らなくちゃとも思ったり。暗い場所でのイベントなので(劇場ですから)、写真がポスターだけで失礼。
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 この日は私の長き(15年間!)アイスランド・エアウエイブス人生初めて車で移動!たまたま車を借りることができたので、いっしょに移動してくれるという人が現れたので便乗。いつもなら街中で、それもリーチし易い場所しか回らないオフ会場なので、今回はゴージャスに遠出!ゴージャスといっても20分ほど歩けば到達できる場所ですが(笑)。

 という理由で出向いたのがオーロラ・レイキャヴィク。この日のオフ会場はGrandiと呼ばれる新興のベイエリアを回りました。まずはAurora Reykjavik。名称の通り、オーロラを見せる施設で、実際はどーなんでしょうか。千円以上出して見る気がせず、オープンした後は展示物のある場所に入ったことがないんですが・・・。
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 オフ会場としてはとてもいい雰囲気。詰め込んでも50人入れるかという感じ。ゆったりと座れる椅子が10客ほど置いてあり、それ以外は立ち見でした。私は椅子ではなくクッションに座って最前列。パフォーマーはフェロー諸島からのHeidrik。新譜を出したところで、オフ会場はミニマル編成で、ヴォーカルのヘイヅリクとキーボードのみ。ヘイヅリクはシアトリカルなヴォーカリストで、芝居がかったドラマチックなヴォーカルが好きな人はすごく面白いと思うし、引き込まれる。歌唱力もあってよかった。
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 Viking Brewery Reykjavikは文字通り「Viking =ヴィーキング」ブランドのビール醸造所。車がないのでGrandiはあまり行かないし、ましてこの醸造所があるのはGrandiの奥深く。こんなところに、こんな素敵で広いパブがあるなんて!で、5分歩けばバス亭があるとはいえ、夜中は走ってないし、ここまで来てビール飲んで、どーやって帰るのか?(酒を飲まない友達を運転手に飲みに来るというのが正解だそうだけど)こんなにいろいろなビールがあっては、確かに魅力的過ぎる。ちょうどクリスマス・ビールが登場する時期だしなぁ。
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 ということで、クリスマス・ビールと、アイスランド・エアウエイブスのために醸造されたという1999というビールをいただく。1999を見た時、プリンスがらみかと思ったのは私だけではないはず。4種類1000isk(アイスランド・クローナ)はレイキャヴィクでは激安価格。アイスランド・エアウエイブス中は飲まないことをムネとしている私でも、ここはどーしても飲まなくちゃ!(私が運転手じゃないし)。
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 ここで演奏したのはアルスティディル(Arstidir)。何年ぶりだろう。以前、私のツアーの特別編として、彼らがリハーサル・スタジオにしていた元発電所の一角で特別ライブをしてくれたのは。メンバーが少なくなり、現在は最小の3名で回っているけれど、こうしてホームベースに戻れば、昔の仲間が加わる。言い尽くせないほど美しく、濃厚なハーモニーで、今回のアイスランド・エアウエイブスでは、この日は以前よく演奏していた懐かしい曲、滅多に演奏しなかった曲を選択。日曜日で最終日、そして最大の会場では新譜からの曲だけをやると話していた。彼らに初めてインタビューしたのも、10年近く前だと記憶していて、やっぱり感慨深いなぁ。
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 次に向かったReykjavik Letterpressでは、去年14歳でアイスランド・エアウエイブスに躍り出てきた少女デュオのRugl。新曲も去年聞いた曲もあり、こなれて手慣れた感が出ていた。音響を工夫して、大胆なアレンジに工夫を加えているだろうと思った私の予想に反して、優等生のままだった。はっちゃけて貪欲に実験してくれることを期待したい。
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 で、この会場のスポンサーがチョコレートだったらしく、無料でこのチョコが配られてた。クッキーの上にキャラメルやナッツをチョココーティングしたヤツで、空きっ腹でビールを飲んだ身には有り難いオヤツになった。
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 そして次に行きたいライブまで少々時間があったので、再度醸造所へ戻りGlowieを少し見る。ホロ酔いが醒めてきたため、ビールを再投入するしかなく、ビールを買いにカウンターへ行ったところ、先ほど演奏していたアルスティディルのグンニに会い、お互いに近況報告。Glowieは大手のレコード会社と契約したと聞いていた割にはそれほど名前が聞こえてこないし、歌は上手いけど平均的なアレンジのR&Bポップで、アイスランド国外に出て爆発的にどうのという印象を受けないのは私だけなのだろうか。
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 ここで一旦家に帰り、サクっと夕食をとって次は車を置いてメイン会場へ。で、最初のお目当てがエミリアーナ・トリーニだったけど、あまりにも会場の列が長く、プレスの優先列に並んだものの、どうにも動きそうにないので、諦めて別のギグへ。
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 去年のTofaはヴォーカルの女性のアリーがヨガのインストラクターだったこともあり、至極アンビエントな音楽を奏で、実際にヨガを行うというイベント的なものだった(私、参加しました。その時のブログがこれ http://blog.excite.co.jp/ICELANDia1/26388545/)。今年はうって変わって、本来のポップ・パンクのTofa。メンバーはシガーロスのサブメンバーやFor A Minor Reflectionのメンバーでもあるキャルタン(ゲオルグの弟)、同じくFaMRのアンドリ、ロウクロウのアルニ、ドラムスのヨハネス。Tofaはヨガを除きデビューした時にライブを見ただけで、うわぁ、その時に比べるとものすごくダイナミックになって演奏もタイト。弾けるパンクの楽しさ満載で、その上ポップで親しみやすく私は大好きでした。
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 ふらりと入ったHressoはDJナイトだったようで、たぶん写真の彼はAndartakチルアウト系だった覚えが。
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 Ganglyは二年連続しっかり見てるプロジェクト。Oyamaのウルヴル、Sin Fangことシンドリ、JFDR/ Samaris /Pascal Pinonのヨフリヅルの3名がメンバー。3人ともリード・ヴォーカリストなので、JFDRだけじゃなくてハモってみたら?と一度彼らに話したことがあり、さすがにJFDRばかりではと思ったのか、今年はリードを順番に取ってたのが特徴。サウンドにさほどの変化はないものの、アレンジにまとまりと奥行きが出ていた印象。たぶんそれは、JFDRがヴォーカルで二人がバックということではなく、イコールの関係が出ていたのがそう感じさせたのかもとも。どちらにしても、早くアルバムプリーズ!
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 grisalappalisaはエネルギッシュなロック・バンド。ライブ会場の規模や機会によって編成が微妙に変わり、ヴォーカリストの数まで変わる七変化。でもだからこそ楽しく、どんな風に楽しませてくれるのかが毎回楽しみ。今回はお決まりの客席へのダイブで盛り上がった後、最後には別ステージを終えたJRDRとSamarisのアウスロイグがステージに飛び入り。男性所帯に長い金髪をなびかせた華やかな雰囲気の女性が加わりライブは白熱。客席との一体感もあり、今回もしっかり楽しく満足なステージでした。
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 次に登場したのはFor a Minor Reflection。10年ほど前にアイスランド・エアウエイブスに登場して以来毎年出場していた彼らが始めて顔を出さなかったのが去年。寂しい思いをしていたら、今年は登場してくれました。ホントうれしい!キャルタンはシガーロスのサブ・メンバー、グッフィは留学から戻り自分のビジネスを開始し、アンドリはVarやTofa等のバンドに加わり、エルヴァルはなんと航空機のパイロットになったとか。それぞれの道を歩んでいるとはいえ、ステージ上の息はぴったり。以前にも増してメロディが美しい奥行きのあるギターワークで、その上VJも荒涼感が出ていて最高。全身を包むような音のうねりや、音を緻密に紡いだ後にパっとシンプルな音に切り替えたり、ある種の華やかさもあるインストゥルメンタルのロック・バンドで、もっと世界的に活躍して欲しいと思ったり、メンバーそれぞれに事情があり、現在はアイスランド以外では演奏する機会が持てないのが残念。私は初めて彼らを見て以来のファンであり、これからもファンを続けます。ファンでよかったと思えたライブでした。
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 最後にちょこっとだけでも見ようかと、この夜最初に向かったけれど行列が凄すぎて諦めた会場へ。さすがに12時近くなり会場へ入る人もまばらなので、きっと会場内も空いているのかと思ったら、会場はほぼ一杯。昔からの国立劇場で、キャパが多くないこともあるけれど、ハルパの大会場を小さめにしたような素敵な場所で、ステージを見てびっくり。ステージに設置された椅子に座るメガスを囲むのは大勢のコーラスと小編成のストリングス。そしてキーボードやベースなどのバック・バンド。あまりにゴージャス。
 私が入った時には、ヒャルタリンのヴォーカリストとして名をあげたシッガがメガスの名曲を熱唱してた。うわぁ、なにこれ、すご〜〜〜。
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 そして次から次へとゲスト・ヴォーカリストが現れ、それも別会場でソロをこなしてきたアーティストや、果てはオペラ歌手やミュージカル歌手等も!さすが大シンガーソングライターのメガス大先生。どれほどのものかといえば、アイスランドのボブ・ディランのような存在といえば分かるでしょうか。かのビョークも尊敬する人で、ビョークが彼のバックヴォーカルを務めたアルバムも何枚かある。
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 メガスの名曲をメガスの前で歌うことは大変に名誉なことであるし、それぞれにメガスへの敬意と楽曲への愛情にあふれたパフォーマンスで、見ていて感動的だった。メガス本人も何曲か歌ってくれたし、足腰が弱ってきたとはいえ声はしっかりしていてよかった。メガスは大御所だとはいえ、逆境に耐えた時代やら認められずに放置された時代やらもあり、こうして後輩からの敬意を受けて華やかな舞台を踏めて本当によかった。
 そして実に素敵だったのが、ひどく大げさでもなく、そうかといって抑えすぎてもいないバックの演奏。なんでもメガスのご子息がアレンジャーであり指揮者だそうで、彼のアレンジだとか。数曲見て帰宅しようという予定が狂いに狂い、最後までしっかりと鑑賞しました。帰宅は夜中の一時半過ぎ。この日も充実した一日でした。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-11-08 08:02 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス2017: Gyda, JFDR, Sigrun, Hogni, Hildur, Halldor 見まくったぞ!
 (前回はこちら)2017年もアイスランド・エアウエイブスが華やかに開催され、アっという間に終わっていきました。今年で15回目のアイスランド・エアウエイブス。10年ぶりに独自ツアーをやらなかった年となり、完全にわがままマイペースで過ごした私。
 前年まで会場がハルパに集中し過ぎたこともあり、今年はバック・トゥ・ベーシックというか、ハルパが殆ど使われていなかった6-7年前頃に戻った感じです。で、どうだったの?と問われれば、ローカル感が戻った今年はすごくよかった。アイスランド・エアウエイブスだからこそ面白いことを、いつもとは違ったことをしようというミュージシャンの意気込みが手に取るように伝わってきて、やっぱり会場は小さい方が断然いいと再認識。
 
 そうそう、今年は写真家のシバノ・ジョシアさんがいらっしゃらなかった関係で、レポートの写真はすべて私のiPad miniで撮影したものになります。一応現地の人に写真を頼みましたが、それはいつになることやら。アイスランド・エアウエイブス写真展をブログ上でする予定ですが、写真のクオリティも定かではないので、期待しない程度に待っていたていただければです(うー、冷や汗)

 さて、第一日目はゆったりと構えて見てまわろうと思ったのに、案外欲張ってしまい、かなり欲張ってます。で、結果から先に言えば、この日が一番充実していた感じでした。今年の若手はヒップホップやラップが多く、正直あまり言葉がわからない私には、その系統のアーティストをじっくり見たいとはあまり思えなく(ものすごくサウンドが凝っていれば別ですが)、そういったアーティストを差し引いて見ればいいので、意外にも(?)見やすかった。

 ということで家を出た晩秋の一日。日が高く昇らないので、午後3時頃で最高に太陽が高くてもこんなに影が長く映ります。
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 無関係だけど、ネコと戯れたのもいい思い出なので(笑)。
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 今年の最初はCeasetone。本来はバックバンドがつくけれど、それは本会場でのことで、オフ会場のPetersen Suite. ギター1本でのパフォーマンスは思いがけずパワフルなのにメランコリック。高音域のきれいな男性ヴォーカルはどのような演奏も似合って得だなぁ、と。以前ハルパの本会場で見て気に入ったグループなので(音響系!)本当は見に行きたいけど、今夜そこまで到達できるだろうか・・・。
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 街中はあちこちにオフ会場予定が貼り出されて、とても賑やか。うーん、アイスランド・エアウエイブス、好きだ!(笑)
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 次に到着したのがバー・アナナス。アナナスとはパイナップルの意味なので、グラフィックに納得。
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 そこで見たのが今年のバンドコンテストで注目されたGroaという女子パンク・バンド。少しゆるゆるな感じがいい雰囲気を出していて魅力。タイトになってしまうよりも、このゆるい感じがすごくいいんだよなぁ。
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 一旦家に戻って軽く夕食。その後に向かったのが市庁舎で、今年初めて音楽関係者向けのパーティが行われました。どうやら観光キャンペーンも兼ねてたようでしたが。軽いおつまみとワインはあったので、少しだけつまんで雰囲気だけ楽しみ音楽会場へ。
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 向かったのはLoft Hostelのギーザ・バルティスドッティル。って誰だ?と思わないでくださいね。ムームのヴォーカルの双子の片割れのギーザです。彼女はパーカッションとかなり実験的で前衛的な音を作りだしていて、興味深かった。
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 そして続いたのがJFDR。秋にソロとして初来日したこともあり、記憶に新しい音楽ファンも多いのでは?まずはパスカル・ピノンの一員として来日し、その後はSamarisのヴォーカルとして注目され、近年ではGanglyなどのプロジェクトもこなして大忙し。
 この写真はSamaris仲間でありSlugzとしてもアイスランド・エアウエイブスに出演しているアウスロイグ。ノイズ担当としてJRDRのプロジェクトを手伝ってました。
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 セッティング中の風景をもう一枚。こちらはJFDR自身。
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 双子の姉妹であるアススヒルヅゥルがパスカルではあまりやらなくなったため、JFDRのソロに転向したとか。彼女は七変化で、Loftではアメリカからのヴォーカリストも迎えて、ハーモニー重視のセット。私はミニマルなセットの方が好きだけど、JFDRの歌声は相変わらず感動もの。本当に魅力的なアーティストです。
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 メイン会場でも特に人気が高いGamla Bioを見に行くと、ベテラン・ミュージシャン3名が組んだスーパーバンドTuskが演奏中。モダン・ジャズ・トリオで、特に誰がスターだということもなく(日本人から見ると北欧=ピアノ・トリオというイメージがあるかもですが)、かなり公平にソロを取り合っていて、それが全部すんごく聞きものになってるというグループでした。アイスランド人には知られた名手3名だそう。
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 いや、わかってるんですけどね、ただただ、とっても可愛く明るくパンクしてるって。それ以上でもそれ以下でもないんですけどね。わかってますよ、分かってる。でもでも、どーしても見ないといられないステイヌンのSkelkur í Bringu。DJ Flugvel og geimskipとしても活躍する彼女のパンクバンド。いえ、みんなのパンクバンドなのかもだけど、目立つのは彼女のみ(笑)。ひたすらかわいいパンク!
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 この写真、超有名な音楽紙やサイトがこぞって挙げてましたっけ。私、一番前に陣取ってたからすごくいいアングルで撮れた(笑)。場所はハードロック・カフェ。
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 そして移動途中の会場だからと覗いたHressoでやっていたのがアメリカのラッパー、Fever Dream。チラ見で終わり。
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 次に楽しみにしていたのがHurraで演奏したSigrun。シガーロスやビョークともコラボをしたということで名前が知られてきてますね。実際、音はすごくビョークっぽい。どこか民謡っぽくもある。リズム強調の曲、ハーモニー重視の曲、ノイズの嵐の曲、それぞれ特徴があって飽きさせなかった。去年もSigrunを見た覚えがあり、今年の方がよかった、好きだった。
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 次にイズノへ移動し、まずは久々にディーサを見る。デビューからもう10年くらい経つだろうか。当初は結構アーティスティックな実験もやっていて、一時期はSong for Wendyというプロジェクトも組んでいたけれど、現在ではほぼヴォーカリスト1本。そうはいっても単なるポップじゃつまらないというのを知っている人でもあるので、アイスランド・エアウエイブスらしく少し凝った感じの美しいバック演奏で、満足度が高いパフォーマンスでした。
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 またHurraに戻って見たのがHallador Eldjan。去年はお父さんのポエトリー・リーディングに音楽をつけるというプロジェクトで見たハラドール。今年はロボット楽器演奏をメイン(?)にしたセッティングで、リズム中心。どことなくユーモラスで、ロボット演奏はごく単純なものではあるけれど、なぜか憎めなくて、かなり楽しかった。
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 そして向かったGamla bio。Rokkurroで活躍していたヴォーカリストのヒルドゥルがソロになり、Hildurとして大活躍中。大会場一杯の観客を大いに楽しませていました。彼女の歌声に沸く観客を見ながら、そういえば彼女には日本留学中にLiliy & the Foxという名前でごく小さな会場でライブをやってもらったんだよなぁなど思い出し、老人よろしく感慨深く彼女の人気を見守った次第です。
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 次の登場したのがホグニ様。ホグニを様付けするようになってン年。私の念願叶い、やっと今年、Erased Tapesからアルバムをリリース。元GusGusのプレジデント・ボンゴがプロデュース。プレジデント・ボンゴといえば数年前、Serengettiというプロジェクト名で演奏した時、あの年の私の最高ライブに君臨した人です。この組み合わせ、悪いはずがないっしょ!
 私にとってのホグニの最高のライブはピアノの弾き語りであり、ヒャルタリンのヴォーカリストとしてであったりしたけれど、今回のこのパフォーマンスもピカ一でした。アルバムのリリース・ライブとアイスランド・エアウエイブスが重なり、このメンツ、この曲での初ライブで緊張感がピリピリと伝わってくる。声の調子もいいし、プレジデント・ボンゴの音作りは本当にお洒落。悪いハズがない訳です。頭から尻尾までじっくり、たっぷり、彼のヴォーカルに浸りました。ただ、浸りすぎて写真のいいのがない(笑)。
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 家を出たのが15時過ぎていたにも関わらず、結局10組み以上かなりしっかり見られた初日のアイスランド・エアウエイブス。ゆったり回った割には数をこなしもしたし、Gamla Bioでは座っていたので、体力的にも楽でした。さて、明日は何を見ようかな(次回に続く)。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-11-05 06:37 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス2017前夜: Soleyを囲む食事会とKiasmos

 さて、今年もアイスランド・エアウエイブスが華やかに行われました。今年は独自ツアーをしなかったとはいえ、日本から知り合いが実はすごーく沢山いらっしゃり(10名以上って絶対に大勢ですよね!)新婚さんが3組も!うっひゃぁ〜でした。私のツアーで来たかったとおっしゃる方にもお会いして、ツアーを行わなかったことを少し後悔。
 
 独自ツアーでは、通常では訪れることが困難な音楽関係の場所や、食事会などでアーティストと直接知り合ってもらうなど、現地ならではの体験を盛り込んでいるのと、同時に、仲間がいることでの心強さや、情報交換等の便利さも出てきて、結果的に一人で行くよりもグンと充実感が高まるからです。

 で、今年はツアーはやらないとはいえ、みなさんともお会いしたくて企画した食事会。テーブルの関係で8名以上にはできなかったこともあり(それでも無理を言って9名入れましたが)、リハーサル等で忙しい合間を縫い、ソーレイ Soley (12月に来日!)を囲んでの食事会をしました。
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 食事会をアイスランドでやると、量がドーンと出てくることが多いため、今回はアイスランドのおいしいものをちょこちょこ食べられるようにして開催。ロケーションもよく、ベジタリアン用も用意してくれる高級レストランを選択。確か前菜4品とメインが魚と肉の両方で2品、そこにデザートが付いて結構な量でした。いやぁ、おいしかったしお腹も満足。
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 集合写真は暗くてあまりよく見えないし、ご参加者にオッケーを取っていなかったので、お見せできないのが残念。なかなか和気あいあいとしたいい雰囲気で、ソーレイはとっても気さくだし、これから日本へ行くところだし、みなさんのいい思い出になったようでよかった。
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 私はその後、KEXへ出向いて、KEXPが前夜祭としてストリーミングしたKiamosのライブへ!
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 出入り口まで人が溢れていたのを無理矢理入り混み、壁のところにあった椅子の上に陣取ったので、見晴らしが良かった。Kiasmosの音、私大好きなんですよねぇ、何度聞いてもいい。オーラヴル・アルナルズが作る繊細な音と、ヤヌスが織り出すダイナミックなリズムで、何とも言えないバランス感。30分間集中してじっくり楽しみました。結構踊った(笑)。

 前夜としてはなかなかいい感じ。その後もまだ何か続けて見られた気配だけど、翌日からが大変になるので、セーヴしてシンデレラタイム。街にはアイスランド・エアウエイブスが始まるよ〜というワクワク感が漂ってました(次回に続く)。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-11-03 07:11 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランドは秋分が終わると本格的にオーロラの季節!
 アイスランドはオーロラの季節。真冬の超寒い季節よりも、秋分や春分の日前後が一番見られる確率が高いそうで、それを証明するかのように、10月初旬とも言える今週はレイキャヴィク市内でも3度ほど、非常に分かりやすいオーロラが見えていました。
 
 有り難いことに私のアパートには見晴らしのいいバルコニーがあるので、かなり楽しむことができましたので少しお裾分けです。デジカメの使い方がよくわからないので、美しさが伝わらないのがもどかしいのですが、雰囲気だけでもどうぞ。

 これがちょうど私のアパートの屋根のところでウネウネしているオーロラ。
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これはバルコニーからハトグリムス教会を見た写真。ほんのうっすらと、ジョン・レノンのピースタワー(光の塔)も見えています。
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 これは郊外に出た時、レイキャヴィク市内のはしっこで見たオーロラ。この日は郊外はオーロラ三昧でした。
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 レイキャヴィク市内からも手軽にオーロラは見る事ができます。もちろん天候や条件が整えばのこととはいえ、今週は3度も見る事ができたので、この時期オーロラを狙ってきても悪くないかもしれません。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-10-16 00:10 | 現地滞在レポート | Comments(0)
ICELANDiaTVで話題のアイスランド食品『スキール』を試食レポート!
 ICELANDiaTVの最新ができあがりました。今回は話題のアイスランド食品『スキール(Skyr)』の試食!国民食とまで言われるほど有名なこのチーズは、フルーツ味もたくさんあり、ヨーグルトと間違われることが多いのですが、低脂肪のチーズです。

 試食品をご提供いただいたのは、最近パッケージを変更し、名称もアイスランドらしくした『Ísey(イーセイ)』ブランド。Is(イース)とはアイスランドのことであり、氷の意味でもあります。ey(エイ)は島なので、平たくはアイスランドと書かずにアイスランドと言ってるようなものーーみたいな感じがしています。うー、アイスランド語お勉強しないとぉ

Isey Skyr
http://www.iseyskyr.com/

そして私の試食っぷりが見られるYoutubeが以下です。



 スキールはいろいろな会社が作っていて、中には個人経営の牧場でのオーガニック・スキールなどもあり、アイスランドにいるといろいろと食べられて楽しい食品です。低カロリー、低脂肪で高たんぱく。アイスランドにいらしたら、ぜひご賞味くださいね!

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by ICELANDia | 2017-10-09 04:50 | 現地滞在レポート | Comments(0)
ICELANDIaTV「ブレイジホルト・フェス」ソーレイ、オルロフ、Ruglの3組をフィーチュア
 ICELANDiaTV第4弾も音楽満載です!

 ブレイジホルト・アート・フェスティバルで私が楽しんだ音楽をお届けしています。内容はプールサイドでのRuglの演奏、アート・アトリエでのオルロフ・アルナルズ、スクリ・スヴェリルソンの名コンビによる歌と演奏、そして年末にもしかしたら日本のライブが実現するかもというソーレイ。それぞれに個性的で素敵な演奏でした。

 レイキャヴィクの校外のゆったりした雰囲気、アーティスティックな環境、アイスランド人はどのようにアートを日常的に楽しんでいるのか、ローカル感たっぷりなのに、音楽のクオリティはものすごくインターナショナルで、私が見たのはごく一部でしたが、かなり驚いたフェスでした。 

 私のおしゃべりは飛ばして、音楽だけでもぜひお楽しみください。Ruglは4:38から、オルロフとスクリは8:51、ソーレイは16:08からです。それでも、最後はずっと見ていると他の動画も出て来るの楽しいかと思います。
 ぜひチャンネル登録してくださいね。近々、アイスランドの食事事情などもお届けする予定です。

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by ICELANDia | 2017-08-15 09:29 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(7)最終日はかつてのゆるゆるローカル色も体験。トリはPJハーヴィー
2017年5月13日アイスランド・エアウエイブス&オーロラツアー説明会!
私が説明会に出られるのは5月13日が今年は最後になります。
 なのでこの日は、ワンコインでのミニ・ワークショップや、ショップのさよならセールも同日開催!
説明会は写真又は動画を使って、現地の様子がわかるような内容です。
この機会にぜひご参加ください。詳細はここ。要予約(参加無料)。
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 アイスランド・エアウエイブス5日目であり最終日の日曜日は、前日のビョークのスペシャルな公演もあり、また、シンドリやミカエルが迎えてくれてのヨンシー&アレックスのスタジオ見学もあり、本当に盛りだくさん。そんなこんなは前回のこの記事でお読みください。

 全日が長丁場で内容が濃すぎたので、日曜のこの日はゆるゆるで私はスタート。というか、洗濯物が溜まっていて今日洗濯しないとヤバイ!という状態だったため、友人に頼み込んで洗濯機を使わせてもらうのが一番の仕事になっていた感じ。
 それでももちろんアイスランド・エアウエイブスは華やかに最終日を迎えます。レイキャヴィクのダウンタウンでのオフ会場ライブ数はこの日ガクっと減り、メインも4会場のみと控えめ。そのうち2会場が街外れ。それでも、PJハーヴィーという大物が控えているので、やっぱりこのフェスは侮れない。

私は最初から街外れの会場へ行ったため、街中のライブの様子は写真家のシバノさんに撮って頂きました。まずはAvÓkA。2013年の若手バンド・コンテストで登場したところを私も見ていた若いバンド。フロントを務める女性のヴォーカルがちょっぴり個性的。清々しい感じのインディー・ポップ・バンド。
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こちらはKaró。シンガー・ソングライターのKarólína Jóhannsdóttirをフィーチュアした存在です。グループと書いていないのは、カロが彼女のソロ・プロジェクト名なのか、グループ名なのかよくわからないので。2015年「Go Slow」という今日で芸術学校のソングコンテストで優勝。それをきっかけに音楽シーンに台頭してきた人です。
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そして街中のライブのトリはお馴染みのAgent Fresco。ヴォーカルのアルノルはHugarやOlafur Arnaldsなど、ロックではないジャンルでも活躍中で、バンドも安定した人気。そういえば、彼らはまもなく結成10年になるのでは?
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 街中も最後まで賑わっていたのですね。
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 なかなかローカル色も出ていて、いい感じ。日曜の夜の最終日。クラブ周辺のゆるゆるな雰囲気を見ると、かつての、まだまだローカル色が強かった頃のアイスランド・エアウエイブスを思い起こさせて、私には懐かしい思いが蘇ってきます。

 そして私自身はPJハーヴィーを鑑賞しに郊外の会場へ。雨と雪交じりの天候で、お天気を見ながら降ってない時に会場へ。この会場がもうパツパツな感じで人が入っていて、暑いわ暑いわ。Tシャツになりたいほどの熱気。

 PJハーヴィーはさすが手慣れたもの。自分の歌をしっかりがっつり確実に聞かせてグイグイ観客を引っ張って行く系のライブでした。ただ、私自身の音楽的趣味とはちょっと違っていて、個人的にはそれほど感動した感が薄かったのは、たぶん環境が暑すぎて死にそうだったこともあったのかも。私のスナップしかないので、行きましたという証拠写真でしかなくて失礼。
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 この日の夜、ほとんどオールナイトでアイスランド最後の夜を楽しみ、私のアイスランド・エアウエイブスツアーのお客様は翌朝早朝、日本への帰路へ。みなさん、本当にお疲れ様でした。今年もすごく濃厚だったぁという声を沢山いただき、よかったぁ。リピーター率が結構高いツアーなので、毎年必ず目新しい企画をやるので、その手配が一苦労。でも苦労の甲斐あり、楽しんでいただけてよかった!私も楽しませて貰いました。アイスランド・エアウエイブス、2003年からず〜〜っと参加し続け、見守り続け、そして私も見守ってもらってきました。2017年もまた楽しいツアーにして、思い切りアイスランド音楽を実体験し続けたいと思っています。
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 そうそう、そして今年は私が拠点をアイスランドに移します。その関係でアイスランド・エアウエイブス&オーロラツアーの説明会で、私が直接みなさんとお話できるのが5月13日の説明会が最後になります。興味ある方は、ぜひこの日に焦点を合わせておいでください。詳細はこちらにあります。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-04-29 01:08 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(5)ムーム結成20周年記念奇跡のライブ、私はアイスランド大統領官邸にお呼ばれ
 アイスランド・エアウエイブスの2日目の前回のブログはこれ。ブログにはいろいろ書いてますが、フェスを見て回ることには葛藤がつきまといます。というのも、フェスには250組のアーティストが出ているのに、一日どう使ってもこなす事ができるのは、オフ会場も入れて15組程度が限度。なのになのに、この年はオーケストラを使っての大ホール・ライブが毎日続き、それをゆっくり見ていると、3-5バンドくらい飛ばすことになり、効率が悪い。もちろん効率の問題でもなくて、とっても見たいアーティスト、例えば2016年は私が好きそうなアーティストが教会(=アコースティック系)で数公演あり、これが時間の問題で全然見られない。かすることさえできない。悲喜交々なのです。
 
 毎年のこととはいえ、とてもフラストレーションが大きい。身はひとつしかないのだから、潔く諦めればいいものをーーー。どうしたら悔しがらずにライブを楽しむことができるのか、心の問題(そこまで大げさじゃないけど)がつきまといます。

 なので、なるべくオフ会場で数をこなし、メインは絞って行くのは当たり前で、それでも身をよじらせて「見られないよぉ〜」と泣くライヴがどれほど多いことか。なので数日前には現地入りして、フェス前にリリースパーティへ行ったり、そちこちのライブを見たりして、とにかく穴埋め(?)をしておくのが精神衛生上よろしい、と。

 そしてフェス3日目のこの日は、少し遅めに起きたせいもあり、こなすことができたオフ会場がたった一つ。HannesalholtのMyrra Rosでした。ミラは個人的にも大好きな人で、気品あるミニ・コンサートホールとして定着しつつある会場にぴったり。
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 会場に私が大好きなエゲルト・ピエトゥルソンの絵画があるのもポイント。
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 次に向かったのは音楽会場ではなく、このアイスランド・エアウエイブス・フェスの専用バスに乗って行くツアー(と言っていいのかな)。
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 普通ならフェス中の忙しい時に私はひたすら会場を回ってます。そして、「フェスに来ているので会って話がしたい」というリクエストも、華麗にスルーしたりキッパリとお断りします。が、大統領官邸でアイスランド・エアウエイブスに来る業界関係者との懇親会となると、レベル違いで断りたくないし断れない。行きます!行きます!

 大統領官邸は別の機会にまとめてご紹介しようかとも思うので、ここは記念ショットだけ。
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 6月に選出された大統領ご夫妻。この大統領はいい!百人近くになるかという人々を紹介され、その人のことをキチンとどう紹介されているかを覚えているなんて!職業柄とはいえ、やはり志がないとできないことだし、今回の大統領、給料値上げもしなかったし、数々の贅沢も断り、とにかく国民の側に寄り添って活動していることがよくわかり、とても評判がいい。直接話しかけてみて、その評判をすこぶる納得。

 大統領に会えたのはとてもよかったけれど、帰りのバスがなかなか出発せず、レイキャヴィクに戻れたのがムームの結成20周年コンサートに若干の時間的余裕があるかという時間でした。官邸ではお酒は飲んだけど、この時食事をどうしたのか、全く記憶が無い私・・・。例によってナッツとかチョコレートで凌いだのかな。

 私が大統領官邸に行っている間もレイキャヴィク市内のオフ会場ではあちこちで素敵なライブが行われていました。例えば写真ミュージアムで行われたSvavar Knuntur
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 ホテル・マリーナ内のカフェで行われたEinarindra。ここは雰囲気も居心地もいいカフェなので、炎をゆらゆらと見つつ音楽も聴けて、心落ち着く場所です。

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 そうかと思うと、エネルギッシュなヒップ・ホップ、ラップを聴かせるUlfur Ulfurは、先日のスタジオ・ツアーで出会ったグループでもありましたっけ。
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 という訳で、私がレイキャヴィクに戻って向かった本日のメイン・コンサートはムーム結成20周年。ハルパの大ホールを使用。クロノス・カルテットが演奏に加わり、というか、オルヴァルによれば、この話はクロノス側が持ちかけてきたそう。ヴォーカルはシッラとギーザ。
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 昔懐かしい曲が多く、そしてフェス一日目の夜に見た豪華メンバーでのコーラス隊も一部で加わり、メンツも内容も本当に豪華でした。
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 それから特別ゲストのようにクリスティンが『Green Grass Of Tunnel 』を歌いながら登場!感無量。涙腺がぁ。
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 ムームのライブは、私のアイスランド音楽歴とも重なり、一度もライブで聴いたことがないような懐かしく耳に残る曲も演奏してくれて、ビョークやシガーロスといった超メジャーとは別の私の心の琴線に触れて、とてもとてもしみじみ。そして20周年という記念をいっしょに祝えたことを嬉しく思ったのでした。前日のベッドルームの10周年も感慨深かったし。
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 ということで二日続けで大ホールでじっくりとコンサートを鑑賞しました。

 で、その後の記憶がズドンと抜けていて、写真を見ても何だかよくわからない。たぶん、オブモンスターズは見たいけど、6月のSecret Solsticeでしっかり見ているし、Nasa会場は混むだろうから外で待つのもナンだし、夜中1時過ぎとはいえ、何度も見ているとはいえ、手の内を知っているからこそ楽しく聴きたくてKiasmosまで頑張ったのかな、と。

 今年こそアイスランドのヘビメタをと思っていたけれど、結局時間に間に合わず、お尻の方を見る事ができたのがThunderpussy(スケジュール的にみて、たぶん)。
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 そして座れるカルダロンへ。時間的にはAmbattだけど、すいません記憶が飛んでます。
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 お馴染みのKiasmos。二人とも大好きよ〜〜、お母さん見てるからがんばってぇ〜という感じ。お母さんって私のことです(笑)。
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 そして私が大統領官邸に行っている間や、ムームの後、シバノ・ジョシアさんがNASA会場で撮ってきてくれたので、その素敵な写真をここでお裾分け。

 私にはこのヘアスタイルが気になって仕方がない(いい意味で)Glowie。Nordic Playlistのアコースティックな歌声がとてもよかったので、ライブだともっとダイナミックでよさそうな気配。
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 そしてみんな大好きなOf Monsters and Menが登場。ステージの構成や展開も非常に手慣れてきているけれど、それでもみずみずしさを失うことがない彼らのライブは、いつ見ても心躍るものがあります。
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 そしてオブモンのライブ後も、まだ2バンドの演奏予定があるため、まだまだ外では入場待ちの列が!
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  私の印象でしかないけれど、今年は全般に人出が多いとはいえ、以前よりもちょっぴり運営側の配慮が行き届き、外で待つ時間も一時期よりもマシになったようでした。そしてフェスはまだ続きます(続きはこちら)。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-02-10 01:49 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(4)大人なフェス、ベッドルーム・コミュニティ10周年記念大コンサート&お気に入りアーティストの濃縮日、ライヴ付きヨガも!
↓ アイスランド・エアウエイブス2017年の様子が動画で見られる!
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 前回はアイスランド・エアウエイブス・フェス一日目後半でした。なので当然今回は二日目になります。
 まずは業界向けブランチがあったので、食費圧縮と関係者との顔見せついでに出向いたけれど、朝早く起きれなくて、かなり食糧がなくなってから、お茶だけしにいった感じになってしまいました。それでも私は少しつまめたけど。
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 会場はハルパで、そこではNordic Playlistのライブストリーミングもやっていて、Glowei(グロゥイー)がソウルフルな歌声を聞かせてました。三つ編みがきれいで、音楽のことより「それって地毛で編んでるの?」という方が気になった私。なんかとってもオーラのある女性で、気がひけて(?)声をかけられなかった私。
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 その後はお決まりコースでいろいろなオフ会場めぐり。ホント、なるべく既に何年も見ている知り合いアーティストは避けて、新人やこれまで縁が無かった人を見に行こうとするんだけど、でもでも、人情というもので、どーしても知り合いとか、自分が好きな音楽に偏るのは、どーしょーもないこと。

 それから、なぜかひょんな人からフェス期間中にメッセージが飛び込むこともあり、必ずそういうのは「今ちょうどレイキャヴィクに居るので会えないか?」というもの。ほとんどの場合お断りしますが(そんな悠長な時間がない)、よく知る人から「私のとても大切な友達だから」との紹介付きで来ると無下に断ることもできず、とりあえず出来る範囲で誠意を示します。
 
 そういう理由で向かったのがThe Anatomy of Frank. なんでもArstidirが北米をツアーして回った仲だそうで、Arstidirから「ぜひ会ってあげて!」と言われては無視できず。とりあえずフェス中に会って話すのは無理だけど、オフ会場で2-3曲見る程度ならできるからと、リーダーのカイルに挨拶して、数曲見てきました。
 アルスティディルとツアーしたというので、大人しめのネオフォークから思いきや、かなりダイナミックな音を出す場面もあり、ハーモニーが美しいということでは共通点で、グループとしての個性もあり、3人組みとは思えない厚みの音で楽しく聞かせてもらいました。カイルとはフェス後に会って話した。要は日本ツアーやりたいんだけど、というお決まりの話。
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 そして向かったのはロウクロウが休止中にソロ活動を始めたHildurのソロ。最後の一曲でどうにか滑り込みセーフ。それにしてもオフ会場、どこも混んでるなぁ。強引に前まで進んで行ったけど、メイン会場のみならずオフ会場も並ばなくては入れないようなフェスになってしまったのね。フェスが成長していくのはうれしいけど、ちょっと混みすぎの印象。
 ヒルドゥルは持ち味の伸びやかな高音と歯切れの良い歌声で見た目ヒップホップで音はポップ。私が居ない間、ヒップホップ調の曲もあったのかな。「久しぶりね〜」と挨拶できたからよかった。
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 足早に会場を移し、なかなか見る機会を作れなかったDream Wifeへ。ヴォーカルのラッケルとは会場で顔を合わせたりしていたけれど、肝心の彼女のパフォーマンスを私はSykur以来見たことがなく(ってどんだけ前なんだ!)念願のライブ。
 二日酔いという割には元気で、パキパキしていて、健康的なセクシーで、ラッケルは音声アクロバットという意味での歌唱力ではなく、とても雰囲気のあるヴォーカルで、彼女の存在自体がものすごくカリスマチック。芸能一家の出身で、祖母はアイスランドの大女優で、おじさんが今や世界中の美術館からお呼びがかかる大芸術家(以前はロック・ヴォーカリスト)。周囲を固めるギター陣も女性で、しっかりとポップ・パンクしていて私は好き立ったなぁ。エネルギーに溢れた好パフォーマンス。
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 同じ会場で彼女たちの後にはArstidirも出ていました。現在正式メンバーは3人だけど、アイスランド・エアウエイブスはみんな気張ってゴージャスにやります。助っ人メンバーも参加のヴァージョン。
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 ここ数年じっくり見ていなかったので、Svavar Knunturのライブへ。私のツアー・グループが宿泊しているホテルの地下は、ヴァイキング居住地跡をそのまま残した歴史博物館になっていて、そこの視聴覚ルームでのアコースティック(アンプラグド)ライブ。
 安定の楽しく心暖まるパフォーマンスで、いつ見てもいいなぁ。「音楽に真摯に耳を傾けてもらえる会場で、そういうお客さんにしか演奏したくない」ということで、ずっと前からメイン会場には出なくなったアーティストです。超お勧め。
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 今回のアイスランド・エアウエイブス、オフ会場の予定を見ていたら、Popupc Punk Yoga with Tofaというのがある。どんなものか好奇心で見に行くと、やってました。ヨガだわぁ。Tofaというパンク・バンドが演奏するというので、パンクとヨガがどうマッチするのか不思議に思っていたら、確かにTofaのメンバーが演奏しているけど、完全にドローン・アンビエント。インストラクターがヴォーカリストの米国人女性。ということでインストラクションが英語!
 最初は見てたんだけど、どうやら前の方にひとつマットが余っていたので、靴下を脱いでヨガに参加。やりましたよ、ダウンドッグ。こんなところでヨガると思わなかった(笑)。
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 なかなかいけるドローンでヨガをして、思いがけずスッキリ。夕食を食べて、さて、メイン会場へ繰り出します。まずはベッドルーム・コミュニティ創設10周年記念「ホエール・ウォッチング」コンサート。ハルパの大会場を使っての、フル・オーケストラ&大合唱団付きの豪華なライブ。ビョークと10年間コラボレーションをしていたヴァルゲイルを筆頭に、現代音楽作曲家として引っ張りだこのニコ・ミュリー、ダーク・アンビエント・ノイズの大家であるベン・フロスト、の3名の創始者を筆頭に、パズル・ミュートソン、サム・アミドン、ダニエル・ビャルナソン、ジョディ・ランドウ、エミリー・ホールと所属アーティスト総出。
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 途中休憩をはさんだ2時間のコンサートで、ベッドルームの世界を堪能。それにしても、現代音楽からノイズ、カントリーまで、どーやってこういう取り合わせになるのか?という不思議さはレーベル創立以来のことで、でもそれがまた個性となって面白いのもベッドルームのいいところ。音楽性と士気の高さ、洗練されているのに非常に奇抜なものもあり、10年経っても飽きさせないレーベルです。
 正直なところ、これ以降毎日のようにハルパのこの大会場に2時間入り浸ることになり、ものすごく悩んだことは確かです。というのも、小さめのメイン会場を回れば3-5バンド見る事が可能なので、3日間2時間ハルパの大会場で時間を過ごすことにより、10バンドくらい見られない勘定になるのです。だから10周年記念じゃなかったら飛ばしてたと思う。
 
 バンド数をこなすのではなく、じっくりゆっくりと音楽を鑑賞し、その上であれもこれもと積み上げていく感じが、この年以降の私のフェスの楽しみ方なのかな、と。でもその間に10アーティストも見られないとなると、やっぱり悩むんですよね。要は自分が何をどうしたいのかなんだけど。

 ゴージャスなベッドルームの10周年の後は、同じハルパ会場内で場所を移します。まずは日本でもお馴染みのOyama
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 そしてこちらは元セックス・ピストルズであり、パンク・ゴッドであるジョニー・ロットン。演奏じゃなくてポエトリー・リーディング。
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 Ljodfaeriは親子ユニット。父親がポエトリーを詠み、そこに息子がアンビエントな音を奏でるというもの。アイスランド語は理解できないものの、これは音がとてもよかった。
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 Asta Fanneyは不思議なユニットで、どうやら即興の謡だったらしく、それでもかなり様になっていたのはアスタの実力かな。横に何気なくヨフリヅルが出て来て、ハワイアンでもないし、ただただ手で波を描いて無表情で踊り続けていたのが印象的だった。ものすごく身体の線が目立つ洋服を着たヨフリヅルは、まるで人魚姫のようできれいだった。
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ちなみにAstaは2016年に覆面グループとして話題になっていたaYiaのヴォーカリストでもあります。覆面といっても、顔は出してるので、知っていれば誰かわかっちゃう。
 
 次に登場したのはTonik Ensemble。アンサンブルといっても基本はソロ・プロジェクト。この日はハレのアイスランド・エアウエイブスなので、ゲストヴォーカリストやミュージシャンも参加!ビジュアルも凝っていて、いい雰囲気でした。エレクトロ・アンビエントが好きな人にお勧め。
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 今年のシバノ・ジョシアさんの展示会のバックグラウンドミュージックにもなっています。
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ここまででシンデレラは時間切れ。それでも少しだけと、帰宅途中ガムラ・ビオに寄り、ニュー・アルバム『』をリリースしたばかりのSin Fangを。
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 ベッドルームで2時間費やしたとはいえ、それでも10組みほど見たでしょうか。本当に音楽を聴きたかったものあれば、知り合いなので「応援してるよ!」というのを示したかったものも。ヨガは好奇心だったとはいえ、音楽がよくなければ長居もしなかったし・・・。やはりどこをどう切ってもとても楽しい一日でした。座っていられるライブが多かったから、随分と楽だったし、長い列で待たされるということもなく(近年、プレスパス持っていても「整列」する場面に多々出会ってます)、二日目も充実でよかったよかった。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-02-08 17:49 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(3)本番開始!注目の新人目白押し!驚きのスーパーコーラス隊登場!
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 前回のブログは初日のスタジオ・ツアーの話でした。これからが本番!なのですが、このところ毎年恒例になりつつあるムームのオルヴァルとSin Fangことシンドリの共同アート展があり、ぜひみなさんをお連れしてほしいと言われ、時間のあるメンバーで彼らのアート展に足を運びました。
 そこはフレンムルという大きなバス亭の近くで、オフ会場にもなっていたフレンムル・スクエア。我々が到着するとそこには先日グランディのリハーサル・ルームで演奏してくれたJust Another Snake Cultが!http://icelandia1.exblog.jp/26115357/ 御縁のあるアーティストにフェス中何度も出会すのはよくあることで、どうやら今年はまず最初がソールとヤラのようでした。
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 レイキャヴィクの音楽シーンのいいところは、こうして小さい子もちょろちょろしていること。小さな頃からこういう環境に親しんでいるので、音楽を奏でることが生活の一部として当たり前になっているのでしょう。
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 演奏が終わるとオルヴァルとシンドリがみなさんにご挨拶をしたいというので、あちこちに散っているお客様に呼びかける私。
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 丁寧な歓迎の挨拶の後は、作品に関しての説明があったり、彼らが制作した本にサインをしてくれたり、いっしょに写真を撮ってくれたりと、いつもの通りたっぷりと歓迎してくれました。
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 親友の二人。
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 いつものように記念ショット。
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 そしてちょうどよく次の演奏が始まります。Stafraen Hakon (スタフライエン・ハコン)。オーラヴルのソロ・プロジェクトだったのが、いつの間にバンド活動になり、数年前まではギターを中心の音響系バンドだったのが、今年はまた少しサウンド・チェンジしていたようでした。
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 そして次に私が向かったのが、Hogni ホグニ様(すいません、私の趣味で勝手に「様
付けです)。ヒャルタリンやグスグスのヴォーカリストとしてひ〜っぱりダコのヴォーカリスト。彼のソロ・プロジェクト。去年は電子ピアノ一本でしっとりと歌っていましたが、今年はエレクトロ・トラックでのソロ。したたり落ちる汗を受けながらたっぷりと美声を聞かせてもらいました。彼は声もいいし、どこか、すごく歌心があっていいんですよね〜。
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 ホグニ様よかったわぁ・・・と思いながら次に向かったのはArstidir(アルスティディル)。小さな会場であることは知っていたものの、中に入れないとは・・・。外から音だけ聞きます。中を覗こうにも全然見えない。素敵なハーモニーだけが外に置いてあるPAから流れてくる。
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 音が流れているのはビルの屋上の屋外なので、ここは割り切って音だけ聞きながら夜景を眺めることに。
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 そのビルの内部のメイン会場で注目の新人、One Week Wonderのライブをしっかり見ます。雰囲気のあるヴォーカルと粒の揃ったハーモニー。演奏もしっかり聞かせて、いい感じのオルタナ・ポップ。ビジュアルも素敵でした。
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 会場をハルパに移し、最初に見たのはハルパ内のノルヅリョゥスでCeasetone(シーズトーン)。2013年のバンド・コンテスト(Musiktilrunir)で注目を浴びたアーティスト。アイスランド・エアウエイブスの、それもハルパのキャパの多い会場での初出演ということで、ストリングス隊まで入った豪華ヴァージョン。ヴォーカルもよかったし、一言ではオルタナ・ロックでも、エレクトロより分厚い音響系の音を出していたのは、スペシャル構成だったせいなのか?このアーティストは注目していきたいと思った。好き系だった。
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 同じハルパ会場内の座席のあるカルダロンへ。この日はフォーク、アコースティック系のアーティストが固まって出演していて、まず私が見たのはAmber。2016年のバンド・コンテストのファイナルまで勝ち抜いた実力派。女性のエマと男性のマグヌスがエンバーで、二人ともギターを演奏し歌う。エマの歌声は可愛らしくきれいで、時々少しだけクセが強くセクシーになるのが魅力的だった。
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 次に登場したのがHugar(フガル)。2014年にデビューアルバムを発表した二人組。カルダロン会場では5人での演奏。それもキーボード奏者が3名。ドラムス、管楽器という少し不思議な構成。インストゥルメンタルで、二人組の片割れはBAFTA賞を受賞した『ブロードチャーチ』の音楽をオーラヴル・アルナルズと共に監修した仲でもあり、最近の作品ではそのオーラヴルや、ヴォーカリストのアルノル・ダンとも共演。この日の演奏はヴォーカルはなかったものの、バラエティに富んだ音色で、飽きさせることのない好演だった。
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 続いては近年めきめきとその存在が注目されているネオ・フォークの女性シンガーソングライターのMyrra Ros(ミラ・ロゥス)。とても心温かく明るい女性で、個人的にも大好きだし、彼女の音楽はサウンドにも広がりがあり、とてもアイスランド的な香りが強く日本のファンも多い。この日は晴れ舞台とあって、アルスティディルのメンバー&元メンバーがストリングスやキーボード、バック・ヴォーカルで助っ人に入り、ベースはOwl of Swampのピートだった。
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 ミラとは夏にも顔を合わせたし、別会場でも2度ほど出会して、どうやら私とミラもよくつながる人だということが判明。個人的なことですが。

 そしてこの日の極めつけは教会(Adventkirkja)で行われたコーラス(Korus)の公演。と書いたところで何のこっちゃですが、コーラス隊という超普通の名前にも関わらず、メンツは濃すぎて濃すぎて・・・。どーしてこんなのが揃ったの?という仰天のアイスランド・オールスター。
 まとめ役はどうやらピエトゥル・ベンのようで、メンバーはベッドルーム・コミュニティ主催者のヴァルゲイル・シグルズソン、ベッド・ルームのスタジオマネージャー兼エンジニアのポール・エヴァンス、キラキラことクリスティン・ビョルク、アミーナのマリア・フルド・マルカン、ボルコ、ヨンシーの妹で芸術家のリリア・ビルギスドッティル、ムームのギーザ・ヴァルティスドッティル、あと、リリヤといっしょに日本に来日したヘルガも入っていたし、元トラバントのメンバーで現在はネオ・クラシック系の作曲家になってるヒリンシも入っていました。近年アートシーンの実験的な試みを多数行っているMengiの合唱団。
 そんな感じのかなり仰天メンツであるためか、聞きに来ていたメンツも音楽アーティストが非常に多く、観客も合唱団も全員アート関係者か、私のような超コアな音楽ファンのようでした。
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 演奏はギターやピアノ等のアコースティック楽器が中心で、途中キラキラの時は、みんなが指に色とりどりのライトを付けて、日本語で「きらきら」そのものできれいでした。
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 演奏曲目はコーラス隊のメンバーのオリジナル曲で、作曲者が必ず指揮をする方式。それから、演奏曲目の一曲で作詞を担当した重鎮のメガスも観客席に居ました。結構お年を召したようで。もう一度、メガスとは話したいなぁ。(次回に続く(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-02-01 00:45 | 現地滞在レポート | Comments(0)
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