execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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カテゴリ:現地滞在レポート( 28 )
アイスランド・エアウエイブス(8)どうしても止められないKiasmos、安定のSoley、締めはGusGus
  アイスランド最大の音楽フェスティバル、アイスランド・エアウエイブスのレポートの最後の方ですが、写真が多くなりすぎたので、土曜日の最終日は前半と後半に分けました。前回はこちら

 お客さまとの会食といっても時間はそれほどなく、1時間でレストランを後にして、ハルパへ向かいマス。そして数曲聞けたのがSofia Bjorg。伸びやかな美しい歌声のネオ・フォーク。どこかで必ず頭角を現してくると思います。まだ助走してる感じだけど、たぶんあと1-2年経験を積んでくると、とってもいいアーティストに成長してくれると思います。
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 そして待ってましたぁ。大好き!大好き!大好き!と単にコーフンする変なオバサンになってますが、Kiasmos。オーラヴルとヤヌスのプロジェクト。オーラブルはちょうどサラ・オットとのショパン・プロジェクトのツアー中で、このアイスランド・エアウエイブスだけのために帰宅。アイスランドに居たのは1晩か二晩で、本当は二人揃ってインタビューしたかったけれど、全く時間無しで残念。でも、Kiasmosは相変わらず気持ちがいい。
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 ヤヌスがKiasmosで作るビートは、エレクトロ系というのとも少し違っていて、オーラヴルの音もポストクラシカルっぽく、メロディアスではあるけれど、メロディに頼りすぎてもいなくて、不思議な浮遊感があるけど、ライブでガンガンくるところはノリノリだし、古いフレーズだけど、「チョー気持ちいい!」の極み。
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 アイスランド・エアウエイブスでは、なるべく以前に見たことが無いアーティストを見るようにしているとはいえ、やはり自分の音楽的趣味には勝てない。Kiasmosは以前に何度見た?と思うほど見てるけど、いいのです。全部行きます。行ける限り。
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Kiasmosと同じ会場で次はBeach House、そしてBattlesとアメリカからの人気者が続くけれど、私はお隣の会場のSoleyへ移動。

 Soleyを最初に見たのはSeabear時代に遡り、数年前にソロをオフ会場で見た時に、「この女性は絶対に日本でも受ける!」と確信を持ってン年。その間、Sin Fangことシンドリのバック・バンドとして出ていたり、ソロとしてメイン会場で見たり、前年は自宅でもインタビューさせてもらい、ずっと注目し続けている人。2015年にやっと念願の来日を果たせてよかった。セットリストは来日公演とほぼ変わらず。ゆったり聴けてほっこりした。
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 さて、ずっと立ち通しだったこともあり、体力的に辛いこともあり、座れる椅子のあるカルダロンへ。何度も書くけど、ハルパ内にはいくつも会場があって便利。2階から、Kaldalonという会場がある階下へ行こうとすると、2階への上り階段は怒濤の列。Beach HouseとBattlesの列みたいだった。一旦降りると二階に戻る時に苦労しそう。

 そしてカルダロン会場でやっていたのがJacke Magnet Quintet。いつもお世話になっているヤコブ・マグヌソン率いるグループ。去年か一昨年も見たけど、その時よりもぐ〜っとまとまってグループらしいサウンドでした。基本はフュージョン。ものすごく正直に言うと、80年代バリバリの感じのフュージョンで、私は新しさをあまり感じないけど、たぶんその時代を体験していない世代にはいいかも。でも、グループとしては決して悪くないどころか上手いし、聴きどころも盛りだくさん。何よりも、ヤコブが一番得意として大好きなジャンルの音楽なので、彼がミュージシャンとして嬉々とキーボードを演奏している姿がとてもいい。
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 ここでシンデレラタイム到来。でも最後の日だから掟を破り、最後の力を振り絞ってGusGusへ。といっても夜中一時過ぎからなので、あと1時間もある。Battlesは混んでるのが分かりきってるので、お隣会場へ。

 Suaun & Starrはアメリカのアーティストで、二名の女性シンガーをフィーチュア。ショーマンシップ豊かな楽しい典型的なアメリカン・ファンキー・ポップ・ソウル。楽しいことは楽しいけど、音楽的には特に新しいところはなく(だからの安心、安定感なんだけど)、良くも悪くも普通。アイスランド・エアウエイブスでは珍しいタイプの音楽。3-4曲くらいは楽しく聴ける。こんんなディナーライブがあれば、私は乗るんだけどなぁ。
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 そして遂に本日、そして2015年アイスランド・エアウエイブス最後の本番ギグ、GusGusへ。バトルズ最後の2曲くらいは聞いた。こうして見てしまうと、あぁ最初から見ておきたかったかもと思わせる演奏。

 GusGusの開始は若干押して、夜中1時半過ぎ。久々にPresident Bongoの姿を見たかったし、ダニエルとホグニの2大ヴォーカルでのGusGusも見たことがなかったので楽しみにしていたんだけど、どうやらボンゴ氏はSerengettiだけに絞ってGusGusを抜けたようで、どこか私が想像していたGusGusとは異なっていた。それでも、ダニエルとホグニ二人が歌っているのはゴージャスで素敵。
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時間が時間で、若者についていけず夜中の2時頃にリタイヤ。2015年も結局欲張って見たけど、出演250組の五分の一程度かな。

 もちろん人気アーティストや知り合いのアーティストのライブを見るのも楽しみだけど、近年はフォトブースで毎年見かける海外のフォトグラファーやDJ、ライター等とも顔なじみになってきて、話したことはなくても「毎年お姿は見かけてました」みたいな会話があり、何となくそんなところでも連帯感が生まれてます。私は日本から毎年来てる、不思議な熟年女性のような感じ?
 ハルパからの帰り道、人気のホットドック・スタンドは大盛況。これが夜中の二時過ぎか?と思うほど。というか、そんな時間帯だからこそ混んでいるのがフェス期間ですね。
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 フェス自体は翌日の日曜日も軽くやっているけれど、私自身はツアー10周年の記念ディナーがあり、その後に少しだけ何かを見ようかなぁという程度で、これでほぼフェスは終了としました。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by ICELANDia | 2016-05-15 19:29 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(7)ジョン・グラント・シークレット・ライブ他でローカルな醍醐味を満喫
 この前アイスランド・エアウエイブス2015のレポートをしたのが1月でした。すいません。マイ・ペースです!(ポジティブだからいいってもんじゃないですが・・・)
 と言うわけで、お待たせしました!やっと続きを書きます!4ヶ月も中が開いてしまいましたが、時間がある時にでもリンクを追い、過去記事に遡り思い出していただければです。
 前回の記事はこちら。なので、盛り上がりに盛り上がった金曜日の翌日、土曜日の「私はこうやって過ごした」のレポートです。実質的には土曜日が最終日。日曜日もあるけど、ほとんどアフター・パーティの感じ。

 さて、この日の私はまずはお友達であり、歌も大好きなスヴァヴァルのオフ会場から。彼の歌はやっと3枚目の『Double Rainbow』のコンピレーションに収録できてよかった。それもデュエット曲で、お相手の女性ヴォーカルはアカデミー賞受賞シンガーでもあるマルケタ。彼女は今はレイキャヴィクで二児を育てるエンジニア、プロデューサーのミオの奥さま。アイスランドにはいったいどれだけ才能ある音楽アーティストが移住しているのか、最近訳分からずになってきたほど増えています。
 
 相変わらず暖かい歌声で、MCも楽しいスヴァヴァル。私を見つけるとすかさず、「ユーカ、渡したいものがあるから最後まで居てほしい」と言われて、ん?なんだなんだ。
 見た目がクマちゃんみたいな彼は穏やかな歌声で、老若男女に人気があります。別の日には老人ホームでも演奏していましたっけ(この記事に写真あり)。
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 そしたら手渡されたのが「はい、ひとつどうぞ。ニュー・アルバムのダウンロードコード付きのチョコレートだよ」。ひゃ〜、うれしいし、とってもいいアイデア!チョコを贈ると自働的に音楽も付いてくる!なのですが、私はCDを既に持っていたので、ずっとこのチョコは楽しみにとっておいて、この記事を書くにあたり、初めて開けてみました
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 アイスランド地図やアイスランドホースが描かれているチョコや、ボトルの形(地酒のボンボンか?)が入っていて、楽しい!これはお土産にもいいでしょう。まだ食べていませんが、ココナッツの匂いがしてるぞ。アイスランドっぽくない(笑)。

 その後は港の方にできた評判のオフ会場の様子も見たいし、先日のホグニのソロがすごくよかったので、やっぱりヒャルタリンでのホグニも見たい気持ちがムクっと沸き、Bryggjan Brugghusへ。まだ前のYljaが最後の曲を演奏中に入り、次のヒャルタリンは結構前の方に陣取れた。最前列はお子様専用のように子供達が集まっていたのが印象的。
 小さな子供を持つ若い親が大勢来ているようで、子供だけ最前列にして、親は後ろの方に居るのです。自発的にそうなっていくところが、とってもレイキャヴィク的かも。
 
 ヒャルタリンはデビュー当初から知っているので、お馴染みの人気グループ。男性ヴォーカルのホグニは言うまでもなく、女性ヴォーカルのシッガもあちこちのプロジェクトに顔を出す押しも押されぬ人気歌手。この二人のコンビネーションが悪いはずがなく、演奏もいつものメンバーで間違い無し。ステージの斜め後ろに小学生くらいの男子が3人ほどいて、そのうちの二人がすごーく熱心にドラムスやキーボード奏者の手元を見たり、いっしょにリズムを取ったりしていたのも可愛かった。将来、ミュージシャンになりたいのかな?こちらの子供も、後から親が迎えに来てました。あ、音楽に関係ない話ばかりですね。
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 でも、そんな風に小さい子もライブに親しみ、親も子供を連れて楽しみに来られるので、そんなところがとてもいいなぁと毎回感じます。とっても小さい子が泣き出すと、当然親はその子を抱えて外に出るし、それで文句を言う人は皆無。小さな子やその親を見る目が温かくて(日本は空寒い!)いつも感心します。

 次の予定があるので、外に出ると向かい側にカップケーキの店が。お、おいしそ〜。
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 でも、これを食べるとなると飲物も必用になるので、お隣のアイスクリーム屋Valdisへ。ここも美味しい!大好き!お姉さんのユニフォームが清潔感があってかわいい。好きだわぁ。そして番号札を取り、何分待ったんだか・・・とにかくアイスクリームにありついて、一息ついて、街中に戻らなくては。
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 私がスヴァヴァルやヒャルタリンを見ている間、シバノさんに頼んで、FMBelfastのアルニ(シンセ担当のノッポさん)が新たに作ったユニットのMilkyWhaleの写真をゲットしてもらいました。すごく躍動感のある楽しいステージだったそう。ポップで楽しいので、前述のコンピにも入れました。

 そして遅れないように行ったのが、ハトグリムス教会前の通り沿いにある床屋。なぜかといえば、そこでジョン・グラントがシークレット・ギグをするという。シークレットといいつつ、そして確かにアイスランド・エアウエイブスのオフ会場のスケジュールには載っていなかったとはいえ、床屋のFacebookページではアナウンスされたので、人が超満杯。それでも、前のギグが終わったところの入れ替え時で中に入ることができ、我々の持ち前の図々しさで写真が撮りやすい位置をゲット。
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 アンプラグドとはいえ、アコースティックギターをアンプにつなぎ、ヴォーカルをマイクに通すくらいのことはする昨今(じゃないと離れたところまで音が届かないし)、この日は完全アンプラグド。ギターはそのままの音、ヴォーカルも生声のみ!スゴ!!!

 ここでGMFをみんなで熱唱。これが結構熱いパフォーマンスで、先日のアイスランド交響楽団との共演とは真逆の超シンプルかつベーシックな環境で、貴重な体験。やはりこういうのはレイキャヴィクでないと体験できない。
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 ええと、私は1月に書いたブログで、4月の来日を既に臭わしていました。というか、行くからよろしくという一報が入ってた。という訳で、4月に行われたHostess Sunday Specialに出演したジョン・グラントは、ライブ後すぐ帰宅せず、数日東京の滞在を楽しみました。Facebookに鎌倉へ行った写真を載せてますね。自転車でまわったそう。

 話が横道に逸れてジョンの来日のことになってしまうけど、私は最後の一日案内を買って出て、少し都内のあちこちへ。彼は言語にとても興味があり、「日本語は中国語と似てるのかと思っていたら、全然違っていて、ものすごく美しい言葉に聞こえる。」ということで、日本語の教本を数冊ゲット。あまりにも美しい日本の写真集が多く、また図鑑のイラストもきれいで、あれもこれも買いたくて頭を抱えてましたっけ。

 実際に会って話してみると、歌から受けた印象と同じでとても繊細な人。思いやりや気遣いなどは私の方が全くダメ子で、私が男っぽくてジョンの方が物腰がやわらかでどことなく控えめで、男女逆だったかも。でもそれは、日本という未知の国に初めて来た外人と、ずっと日本に住んでる日本人だからという事でもあったかとも。そうだ、そーゆーことにしておこう。

 ニュー・アルバム『Gray Tickles, Black Pressure 』(←ICELANDia ショップのCDはアイスランド盤&直筆サイン入り)が全英トップ5入りして、人気沸騰のジョンの貴重なアンプラグド・ライブを体験した後は、翌日帰る年配のお客さまと会食。
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 今年11年目になる私のアイスランド・エアウエイブス・ツアーは、若い人が中心ですが、結構熟年の方もいらっしゃいます。最高年齢は70代です。下は19歳!なのでどなたでも安心してどうぞ。説明会も開始していますので、ご興味ある方はぜひ。

 写真も多くなり、文章も長くなってしまったので、この日は前半と後半に分けますね。なので(次回に続く)です。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by ICELANDia | 2016-05-14 18:21 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(6)ビョークの記者会見遭遇 見事だったホグニとセレンゲティ
 アイスランド・エアウエイブス3日目の金曜日のレポートです。前回は(こちら)。3日目ともなると、パフォーマンスも各ジャンルともに選りすぐりで絶好調。容赦なく音楽があちこちに流れ、夜中が近づけば近づくほどパーティは盛り上がっていきます。
 この日の最初のスケジュールは、この年初の試みである業界向けの物事。「アイスランド音楽、ビョークとシガーロスを超えたところ」というタイトルのレクチャーがあり、それに参加。で、日本人なので会場に開始10分前程度に到着。するとまだ何かをやっている雰囲気で会場が満杯。「あれ?私、時間や曜日を間違ったかな?」と思い、前を見てみると・・・。ビョーク!!!
 世界的に報道されたので、みなさんもご存知かと思いますが、環境保全に関する記者会見を作家のアンドリと共にやっていました。というか終わったところだったみたい。
 記者会見なので写真はオッケーのはずだけど、終わっちゃったので、遠目からしょこっと取りました。こんなん。
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 アイスランド音楽のレクチャーはなかなか興味深く、さすがに現地の音楽研究者だけあり、知識も深い。私が観察してきたことは、それほど外してないし、大枠とか重要ポイントは外してないことも確認。1時間ではその程度で充分でした。

 私がそんなことをしている間に、シバノさんはDream Wifeを撮影。Utidur, Halleluwahとヴォーカリストとして引っ張りだこのラッケルと、イギリス留学中に出逢ったお友達との3人組。ビデオを見ても、上手にパンク、ロック、ポップしていて、ラッケルって達者だわぁ。見てるだけで楽しいし、なかなかいいグループです。
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 そして今回の私のナンバー・ライブに輝いたのが、ホグニのオフ会場ライブ。メインストリートに現れたアルダ・ホテルという新しいホテルで、ヒャルタリンやグスグスのヴォーカルでお馴染みのホグニがソロを披露。
 これが・・・ストレートど真ん中の私の趣味!思わず「ホグニさま・・・」と何度心の中でつぶやいたことか。ギターを弾く姿しか見たことがない人が、いきなりキーボードを弾いている衝撃。その上、そのピアノがぽろぽろレベルではなく、「本当はキーボード奏者だったの?!」という巧さ。おかずの入れ方とか、コードの使い方とか、音色の使い方とか、思わず仰け反ったことが何度あったことか。
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 お願いです。そういうバラードを、そういうピアノの演奏で、ずっとずっと歌い続けてください。他の音楽は一切要りません!(←嘘!)私、もうメロメロでした。私の今年のアイスランド・エアウエイブスはここで終了でオッケーという満足レベル。ごちそうさまでした!
 
 次はヨフリヅルだし、このまま座っていればいいので、フロア座りから椅子に陣取ったところに、Morr Musicの親玉であるトーマスが現れたので、広々とした席の半分を譲ってあげる。ここぞとばかり、2016年のMorrレーベルのアイスランド・アーティストのリリース予定をしっかりと尋ねた。「今週はずっとシンドリ(Sin Fang)の家に入り浸りで、打ち合わせばっかだよ。アルバムも出るし、その前にEPも出せそうなくらい作品があってね。セレクトが大変さ。パスカル・ピノンも出てくるし、ヨフリヅルもどうかと思って見に来た」と。トーマスもアイスランド・エアウエイブスに来る外人の常連入り。

 そして始まったヨフリヅル(パスカル・ピノン、サマリス)。なんかいつもの彼女と違うぞ。ん?震えてる?どうやら初のソロ・ライブだったようで、随分と緊張しているようでした。生のパーカッションに、自分のギターと若干の電子音を入れた雰囲気のある音楽で、パルカルともサマリスとも異なるヨフリヅルの世界感が出ていたと思います。たぶん、オルタナ・ジャジーみたいな感じを作り出したいのかな。彼女のお部屋にお邪魔して、歌ってもらっているような、すごく親密な感じがして私は大好きでした。
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 アイスランド・エアウエイブスは夜、正式にライブ会場で演奏が行われるメイン会場と、街のカフェや本屋等、適宜行われるのがオフ会場。そして今年オフ会場の仲間入りをしたのが、Icewearの大規模ショップ。ここで行われたのがLara Runnars。以前はカラフルで弾けたポップだったのが、最新アルバム『Pal』では、荒涼としたアイスランド的なサウンドスケープを取り入れて、かなりのイメチェン。そういう雰囲気をしっかりと出していたので、メイン会場で聴く機会があればいいなぁとひたすら願いながら次へ。
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 以下、少し私自身のスナップ写真が続きます。前日に見られなかったので私はAxel Floventの会場へ。時間の都合で長居できなかったけれど、ライブでもしっかり歌えるし、バンドっぽい音作りになっていたのがちょっと意外。もっとフォーキーでアンビエントな感じなのかと思っていたので。バンドの方がサウンド作りに幅ができるので、大正解だと思った。あと数年かかるとは思うけど、大幅にステップアップするのを期待している新人。
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 ここで数をこなします。去年、新人バンドばかりを大勢出して見応えがあったHitt Husidにも偵察程度にちょっと寄った。演奏はElectric Elephant。熱演でした。楽しかった。
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 こちらはまだティーンで話題のシンガーソングライター、Mani Orrason。前日シバノさんが写真を撮ってくれていましたね。年齢の割にすごく落ち着いていてびっくり。周囲を固めていたミュージシャンがベテランなのか、フォークというかロカビリーっぽく聞こえていた曲も。どちらにしても、歌唱力もあり、ソングライターとしても有望。
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 再度Icewearのショップに戻り・・・どうも書いてあるバンドとは違うバンドが出ていたようで、調べてもバンド名がわからずでごめんなさい。分からないことが分かっていたせいか、動画で撮っていたので、オルタナ・バンドであることは判明。
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 オフ会場の激しいハシゴ状態。IdaのDreprun。カントリー・フォークのような感じ。30分で5組くらい見られるのも、移動時間が短いから。この辺になると、もちょっと練習してね、というミュージシャンが居ない訳ではないけれど、そこそこ全部聞けます。
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 Osushiという回転寿司(アイスランドでは高級な部類のレストラン!)でのギグ。あまりにもちょっとぉなので、一曲で退散。オフ会場のスケジュールを見るとDanimalなのでしょうか。
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 ここからがメイン会場。見たかった念願のMikael Lind。そしてベッドルーム・コミュニティ・レーベルのスタジオ・マネージャーであるポール・エヴァンスがバイオリンで参加。こういうアンビエントは好物なので、うれしかった。二人ともよく知ってる人だし。ミカエルのニュー・アルバム『 Intentions and Variations 』が素晴らしいので、ぜひ!
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 ミッカの演奏を最初から最後までしっかり堪能した後はNasaのVaginaboys。夏にレイキャヴィクに来たときに既に見て居て、仮面で見た目が怖い割には、メローなポップで不思議なギャップ。
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 次は話題のSerengeti by President Bongo。何が話題かといえば、よく分からないけどいろんなショップで「セレンゲティがいい」と何度も言われたから。なるほどプレジデント・ボンゴと言えばGusGusの中心人物・・・と思っていたのが、どうもこの年はGusGusからは離れてセレンゲティに絞っていた気配。
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 周囲にベテランの名手を揃えて、どこまでが即興でどこまでが構成してあったのか全くわからない状態。40分休みなしだったか、もしかしたら一度くらいはどこかで一息ついたかで、とにかく演奏は延々と続き、延々と変化し続けるのです。これ、確かに形容の仕方があまりなくて、フリー・ジャズとフリー・エレクトロをまぜたような感じ??聴かないと分かんないという意味がよく分かった。
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 大音響のライブではピカ一だった。ものすごく楽しめた。気持ちよくずっと踊ってた。(でも、私の音楽的趣味の関係で、ナンバーワンはやはりホグニ様です。)セレンゲティは話題だから一応半分くらい見たら移動しようと思っていたのは大間違い。写真家のシバノさんも、写真だけと思っていたら、結局ずっと最後まで居残ったという。聴き応え十二分。ライブの醍醐味満載。もう一度見たい!と何度思ったか。きっと今後またレイキャヴィクでライブをやっていたら、必ず足を運ぶと思う。
 そしてこんな頭でっかちなボーイフレンドをゲット!
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 セレンゲッティがあまりにもよすぎて、結構楽しみにしていたBraidsは、数曲聴いて会場を離れた。

 既に疲れているけれど、深夜にはまだ時間があるので、ハルパまで足を伸ばして、座れるカルダロンへ。そこで見たのがWhen Airy met Fairyというルクセンブルクのグループ。なんでもヴォーカリストがアイスランド人女性。暖かみのある歌声の聞きやすいポップでした。去年、アイスランドのイベントで来日してたみたいだけど、アイスランドのグループとして語るのは無理があると思ったなぁ。
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 次はEast of My Youth。こちらも暖かみのある艶やかな女性ヴォーカルを中心としたグループで、非常にいい感じのインディー・ポップ。やわらかなリズムで、電子楽器を使いつつ生楽器の音を生かしていてとても好きでした。
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 ここでぴったり深夜12時。うわ、この日も一体何組見たんだろう?10組?どのアーティストもそれぞれ個性的で、楽しませてもらいました。ありがとう。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by ICELANDia | 2016-01-29 02:07 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(5)教会ライブやDJを中心にまわったディープなローカル色満載
 アイスランド・エアウエイブス2日目の続きです。前回のレポートはこちら。なにせオフ会場は30箇所以上、メインも日によっては10箇所を超えるので、とても一つの身体では回りきれない。
 どこかで腹を括ってバッサリと切り落とさざるを得ないため、ホント、これが苦悩なのです。

 フェスの二日目は、午後をミーティングで潰したため、あまりオフ会場を見られなかったし、ジョン・グラントのシンフォニー共演で2時間近く費やしたので、メイン会場のハシゴもできず。ジョンの直後に教会へ行っても入れないと失策になるため、この年は教会ライブは諦めて・・・という情況の中、写真家のシバノさんががんばって私が目を付けていたアーティストを撮ってきてくれました。

 こちらが教会でアコースティックライブを行ったAgent Fresco。今年一番人気のバンドのひとつでしょう。彼らは夏にニュー・アルバム『Destrier』(これがかなりの傑作アルバム!)を発表して以来、内外でライブ活動を勢力的に行っているので、教会でのライブはエポックメイキングでものすごく狙い目。実際に見た人は、やはりいつものパワーハウスの彼らの演奏とはまた違った感動のライブだったそうです。
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 こちらはIdno会場のソロリル・ゲオルグ。といっても誰も知らないとは思うけれど、私は2003年に彼のデビュー・ライブを見ているので感慨深い。アイスランド音楽ファンであれば、オーラヴル・アルナルナルズと同じメタル・バンドに所属していたことを知っていると楽しいかも。そして彼のソロ・アルバムにはオーラヴルがパーカッションを叩いていたりします。
 彼はまた、今話題のアクセル・フロヴェントのハーフ・ブラザー。家族関係が複雑で私も覚えきれないけれど、アウスゲイルもたぶん親戚。
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 ソロリルはシンガーソングライターで、アルバム毎にテーストが変わるので、どれを聴いても興味深い。彼が正式にレーベルから出したのは、ここにある程度です。

 次はHurra会場でのMr. Signout。どんな感じのDJだったのかな。
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 シバノさんによるとこのBarujarnはアイスランド風のグループサウンズだったとか。へ〜。時間があったら聴いてみたかった。楽しそう。
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 Bistro BoyはレイキャヴィクのエレクトロシーンをFuturegrapherと共に牽引している存在。数年前に聞いた時は、とても雰囲気のあるドリーミーな感じで好きだったなぁ。
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 こちらはメイン会場のガムラビオでのMr. Silla。私は12 Tonarで見たけど、こちらの会場でも同じようにしっとり艶やか、情感豊かだったことでしょう。
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 DaveethはHurra会場でのプレイ。
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 ムームのグンニは舞台関係の豊富な経験を見込まれてアイスランド・エアウエイブスのこの会場のステージマネージャーをやっていて、2014年に引き続き、2015年もHurraでお仕事。そのひとこま。
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 こういった写真を見ていると、ディープなローカル色が出ていますね。こういう周り方もアリだし、楽しかっただろうなぁ。どんな風に回っても、聞きごたえのあるものが多いし、人が少ないところでまったりするのもいいんですよね・・・(その昔よくやったよなぁ)

 十人十色のアイスランド・エアウエイブス。あなたも2016年はぜひどうぞ!(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by ICELANDia | 2016-01-17 23:55 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(4) 業界ミートとジョン・グラントのオケ共演が軸だったフェス二日目
 アイスランド・エアウエイブス2015レポートの続きです。前回はこちら。今回の写真は全部私のiPad mini撮影なので、クオリティがイマイチで失礼します。

 今回はフェス2日目の木曜日。ツアーのご参加者はオプショナルの自然観光へ行ったりという日になりますが、私は夜に備えてゆっくり寝ます。同じホテルにイギリスでアイスランド音楽のラジオプログラムのIceStationを作っているピーター・エヴァンスさんご夫妻がたまたま宿泊していることが分かったので、まずは彼らとのティータイムでその日をスタート(ごめん、写真撮るのを忘れてしまったようです)。

 その後は音楽業界のファスト・ミート。なにせ世界各国から各種放送メディアのディレクター、編集者、レーベル担当、ブッキング・エージェント等、音楽業界の様々な分野の輩がレイキャヴィクに集まっているので、この時に売り込もうとばかり、業界人と売り込みたいアーティストが1組10分の持ち時間で1時間に5-6組と対面します。
 なぜか私にもお声がかかり、どんなアーティストが私に会いに来てくれるかは分からないけれど(混乱しないよう、もちろん事務局でお膳建てをしてくれます)、楽しそうなので参加を同意しました。そこで会った(知った)のが、Milkywhale, My Bubba, Mogil, Just another snake cult等のアーティストだったりマネージャーだったり。時間通りに来なくて10分間ヒマになった時に、手持ちぶさただった私に声をかけてきたのが以前のブログで取りあげた『Eitt』を制作した片割れのFuturegrapherことアルニで、ここでアルニが私に声をかけなければ、『Eitt』を扱うこともなかったかもなので、あれは彼が私に声をかけたのが大正解でした。
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 今年初めての試みとしてメディア関係者専用ラウンジが作られ、毎日おいしいスープを振る舞ってくれました。食費圧縮にも有り難かった。ファスト・ミート後はここで具だくさんのミート・スープをいただき(駄洒落みたいだけど・・・)、お腹を満たしてからいざ本番!

 といってもまだオフ会場時間ですが。この日まず私が入ったのが、顔見知りのStafraen Hakon。安定のギターサウンド。雰囲気はあるけれど、ヨンシーのような卓越したヴォーカルではないので目立ち方が少ないけれど、アイスランド音楽ファンにとっては非常に魅力的なグループですね。
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 オフ会場でのスタフライエン。なんともアイスランド・エアウエイブスっぽくて好き!と喜んだのもつかの間。なぜか私の愛機であるiPad miniがブラックアウトし、再起動をかけても何も起こらず、パニクる気持ちを抑えてとりあえず外に出ました。夕方までなら街中の”なんちゃってアップルストア”のマックランドが開いてるから、最悪そこにお世話になりに行くべきか、と。

 結果的には数分後に再起動したけど、あれはナンだったんだぁ。
 あまりにも焦って心臓バクバクだったので、体勢を立て直すためお茶ついでに本屋の二階でお茶をしながらのライブ。ウンヌル・サラ・エルジャルンという人でした。普通に感じのいいフォーク。これからに期待! 
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 この日は何を見ようかと少し迷っていて、ジョン・グラントとアイスランド交響楽団を見たいけど、これを見てしまうと動き回ってあれこれを見ることが出来なくなる。けど、何か落ち着いてじっくり聴くのも悪くないどころか、いいですよね。せっかくチケもゲットしたことだし。
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 ということでハルパへ移動。20時のジョン・グラントのスタート前に見られるものといえば、同じハルパ内でやっていたVio。バンド・コンテスト優勝以来2年。ドラムスも加入となり、結構こなれきた感あり。ソングライティング自体は悪くないどころかとてもいいので、ここからどう独自のサウンドをクリエートして、オーディエンスにアピールしていくか。または安全圏の現状維持でいくのか・・・みたいな印象でした。
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 さてさて、本日のメインのジョン・グラントは、この時点で全英トップ5に入り、イギリス・アイルランド公演はほぼ全部ソールド・アウト状態。辛辣、赤裸々かつ繊細な心の機微と、力強い歌唱で話題の人。そしてレイキャヴィクに移り住んで3年。アウスゲイルの英語デビューの歌詞を担当したり、アイスランドの国営放送に出たりと、アイスランドでとても愛されている存在。
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 さすがにフルオケとの共演はゴージャスでリッチな音色。基本的にシンガーソングライターであり、その歌をいかに聴かせるかがミソの人なので、オーケストラとの共演は全く問題ないものの(確か彼はイギリスのオケとの共演盤も出していた覚えも)、ゲイである辛さを歌った内容を、これほど豊かな音色で、文字通りオーケストレーションして美化されすぎないか?とか、若干不思議な感覚はあったけれど、でも、この国は同性愛者への偏見を払拭しようと頑張っているし、特に音楽を含めた芸術分野の人々はそういうことに関しての一番のサポーターなので、見方によってはアイスランド国民のジョンへの応援歌のような感じになっていました。
 なーんか私が書いてることが支離滅裂っぽいけど、ライブは感動的ですごくよかった。もしかしたら彼は春頃来日があるかもですよ!

 そしてジョンが私に残した一番大きなインパクトがアイスランド語!彼が上手にアイスランド語を操るのを見て、羨ましかった。でもそれは10年以上もアイスランドと日本を行き来しながら、決してアイスランド語を学ぼうとしなかった私自身の落ち度。通訳崩れの私は、英語に困ることもほとんどないから、実は英語で精一杯というのも言い訳でしかない。結局なまけただけです。はい。
 ジョンも込み入った話になると英語に切り替えていたので、やっぱり最初の30秒、一分でもアイスランド語で話せると、親しみが持てるし、地元に馴染みたいという意欲も買いたくなるので、こりゃ私もいっちょアイスランド語をやらねば!と初めて思った。

 感動的なのを見てしまうと、その後が続かない。もーここでいいや!となってしまう。けれど、また22時前なので、ここで本日終了するには早すぎるため、とにかく次へ行くきっかけ作りに・・・Low Roarをやってる、ちょうどいい!
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 最後の2曲程度しか聴かなかったけど、バックのアミーナのストリングスとライアンの透き通ったヴォーカルがとても心地よく、ジョン・グラントで感じた心の痛みを少し和らげてくれた。有り難い。

 実はここで別れ道があり、急げば教会のAgent Frescoに間に合ったかもしれないけど、教会は入場制限がかかってる可能性があり、行っても入れないとほぼ1時間無駄にしかねないので、ここは安全策で美術館会場へ。実はオーロラが見たい。ノルウェーからの新人。

 美術館会場ではまだ景気よくアメリカのルーシー・ローズが演奏していて、アメリカ人ってなんでみんなピキピキな感じなんだろう。ステレオタイプにはめてるだけなのかとも思うけど、でもアメリカの女性ロック・アーティストはほとんどこのタイプのような気がする。
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 そして待望のオーロラ。かわい〜。ビデオで見たイメージよりも、もっと繊細な感じ。え?彼女震えてる?どうやらこんな大舞台は初めてだったのか、若干上気してるし、手が震えてる感じ。もちろんオーディエンスは彼女に一目惚れだから、みんなすごく応援してる。北欧的なエキゾチックさがあり、ドリーミーなサウンドですごく好きだった。
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 ここでシンデレラ・タイムとなったので、ホテルへ。帰り道なので、午後のファストミートで会ったFuturegrapherを少し見るためにHurraへ。ノリノリのエレクトロ系でした。この人、アンビエントでも何でもやれちゃうので、もしかすると見る度に違った感じなのかな。
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 毎度のことながら、この日も音楽でお腹いっぱいでした。それから、私がジョン・グラントで時間をとっている間に、シバノさんはマメにいろいろなアーティストの写真を撮影してくださっていたので、それは次回のブログで別口に披露しますね。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by ICELANDia | 2016-01-17 17:45 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(3) フォーク、ロック、ネオ・クラシックのテンコ盛りでフェス初日ライブ
 2016年の福袋を絶賛制作中。音楽に関係のないアイスランド・ファンも増えているので、小物を充実させる予定ですが、もちろん音楽が中心なので、音楽もたっぷりです!販売は早くて1月6日かも。去年は7日だったようです。5日を目差したいんですけどね・・・。

 さて、前回のブログの続きです。フェス一日目の後半。やっとここからライブ開始です。いつも素敵な写真をご提供いただいているシバノ・ジョシアさんと私の行動が若干異なるので、私のスナップとシバノさんの写真を取り混ぜて今回はお送りします。

 まずは早朝ライブのご紹介。私はツアーご参加者の会場下見案内に出る関係で行かなかった、老人ホームライブ!マジです!それも、ご高齢者の注意持続時間を考慮してか、15分間のごく短いギグ。シバノさんがその様子を撮影してくださいました。

 最初にお年寄りでも安心して受けそうなSvavar Knuntur。私も大好きなシンガーソングライターで、暖かい歌声と楽しいトークが特徴。あれ、よく見ると前の方は小さい子が座ってますね。これは楽しそう。実際に手拍子ありでノリノリだったとか。
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 こちらは注目の新人Axel Flovent君。高齢者から見ると孫の世代ですね。彼の歌声も穏やかなので、きっとみなさん楽しんだことでしょう。
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 ここからが実際には前回のブログの続きになります。シンドリやオルヴァルに会った後に駆けつけたのが、毎年絶対に見る私の定番のFor a Minor Reflection。ルックスもいいし、いつもながらの轟音も快調。この4人が揃うと本当にかっこいいよねぇ。エンタメなので、やっぱり見た目も大事。音ばっかよくても、これがどーしょーもないルックスだと、毎年「絶対に見る!」という気合いが入らない・・・。
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 折角各人撮していただいたので、スペシャルで各人をご紹介。ギターの担当はシガーロスのゲオルグの弟のキャルタン。名前が同じでややこしいけど、キャルタン(スヴェインソン)が抜けた後にスペシャル・サポート・メンバーとしてシガーロスのツアーに加わっている人。シガーロスのツアーで鍛えられた成果はアリだと思った。演奏が大胆でメリハリがあるし、繊細を要するところはちゃんとそうしてる。音色も考えて作られてるし。
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 こちらはエルヴァル。目立たないけどしっかりとリズムを支える彼のベースがあってこそのこのグループ。イケメン集団の中では地味に見えてしまうけれど、全然悪くないルックス。
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 小柄だけどピリリとパンチの効いたドラミングを聴かせるのがアンドリ。見てるだけでカッコよくてほれぼれ。
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 少しおじさんぽくなったのは、髪を刈り上げにしたせい。少し髪が長いと女性のようにきゃしゃで可愛いグッフィ。今年も相変わらずかっこよく、私は満足です。書いてることがルックスばかりですが、音楽はモチロンかっこよく、そうでもなければ、フェス中のド忙しい時に時間を割く気はしない。
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 新曲もあってよかった。新譜が待ち遠しい。けれど、まだ彼らのことを知らない方は、ぜひアルバムをお聴きください。シガーロス系が好きであれば、まずはツボです。

 そしてシバノさんは、再オープンしたNASA会場で、Oyamaのヴォーカルであるユリアと、Sudden Weather ChangeやNoloなどで活躍するサウンドメーカーLojiとのプロジェクトであるWESENを撮影してきてくれました。
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 ユリアだけ見てるとOyamaと勘違いしそう。
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 私はといえば、数日前インタビューもして、食事会にも出てくれたMr. Sillaことムームのシッラの、アルバム・リリース後の記念すべきライブを12Tonarで鑑賞。米ローリング・ストーン誌の編集長も私の目の前で見ていて、どうやら同じような感想に至っていたらしい。
 シッラのライブは情感にあふれ、本当に感動的だった。若干彼女の私生活などを知っていると、たぶん涙が止まらなかったことだろうと思う。正直別離の辛い思いや葛藤を歌う曲は、私も涙した。
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 彼女のニュー・アルバム『Mr. Silla』は抑えた演奏で美しく、出色の出来だと思うけれど、ライブはその何倍も感動的で、金縛り状態だったほど感動した。有り難うシッラ。素晴らしい歌声だった。

引き続き、スタジオ・ツアーでスペシャル・ライブをやってくれたMyrra Rosのバンド・ヴァージョンを12Tonarで鑑賞。これまたアイスランド的なノイズとネオフォークっぽい演奏と歌が魅力でした。やっぱりバンドが居た方が音に奥行きが出ていいなぁ。
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 アイスランド・エアウエイブスは時間と場所で効率よくライブを見て回りたいところ。他の会場で気になるアーティストはいたけれど、移動時間30秒だったので、Mengiに移ってベッドルーム・コミュニティ・レーベル大推薦のジョディ・ランドウをしっかりと干渉。ヴェルゲイル親分ももちろん居たし、知り合いに沢山会えたのでそれもよかった。
 ジョディは声や音の重ね方がいかにもベッドルーム・コミュニティらしく凝った作りでよかった。ジョディの歌声もボーイソプラノに近く、とても澄んだ声で、レイヤーにすると更にその美しさが際立ってよかった。
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 そしてDJかわいこちゃんがバンドで演奏するというので好奇心に負けて見に行ったところ、まさにあの高音のよく伸びる声でパンクしてた!DJとはまた違った可愛さがあって全然オッケー。バンド名はSkelkur i bringu。
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 それにしても何をやらせても可愛いよなぁ。絶対に日本でも受けると思うけどなぁ。
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 シバノさんは私が注目しているMani Orrasson というすごく若い(たぶんまだ十代)のシンガーを撮ってきてくれました。最新アルバムの『Repeating Patterns』が話題。
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 次に同じ会場に登場したのが、朝、老人ホームでもライブをやったAxel Flovent。あと数年かかるとは思うけど、私は彼は絶対に国際的に活躍するようになると信じています。少なくとも日本ではそこそこ受ける。至極分かりやすく平たく言えば、Sin Fangをもっとフォーク寄りにしたような感じ。おじさんがアウスゲイル。血は争えない。
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 私は一瞬ホテルに戻ろうとしていて、そのついでに遅ればせながらNASAに入り、BorkoとFuturegrapherのコラボであるRoyalを一瞬だけ見る。というか、再オープンしたNASAが見たかった。一歩足を踏み入れて、ステージで音楽をやっているのを感じたトタン、涙しました。よくぞまたここがオープンしてくれた。現在のレイキャヴィク、ホテル建設ブームで、この会場も取り壊してホテルにするという計画があり、文化関係者は大反対。もちろん私も、ホテル建設反対に署名した口でした。
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 とにかくNASAが無事にオープンしてよかった。私が入って2曲ほどでRoyalのライブは終わってしまったため、ほとんど普通にBorkoを聴いてるくらいの感想しかなかった。すいません。

 少しだけホテルで息をついてからHarpaへ移動。夏に散々見たとはいえ、アイスランド・エアウエイブスでの受け具合もしりたくて、人気のAmabadamaへ。夏に見た時とさほど変わらず、相変わらず至極楽しいライブを展開してました。レゲエというか、リラックスして楽しく聴けるラップ、ヴォーカル、レゲエといった感じ。フロントの女性2人が素敵なので、余計に見ていて楽しい。
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 一度Harpaに入ってしまうと、その中に会場が3-4箇所あるので、もうハルパ内に留まるしかない。次は大好きなArstidirを見る。ハーモニーの美しさも、ギターの繊細さも、バイオリンの音程も艶も、何もかもツーランクくらいアップしていて、うっとり。
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 数曲チラ見して、クオリティチェックして下の階に移ろうと思っていたら大間違い。やっぱり最後まで見ちゃった。素晴らしかった。オーラブル・アルナルズとはまた別の路線での、クラシカルな響きが厚いハーモニーにマッチして、とても素晴らしい。これまた大好き。
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 この日最後に見に行ったのはNordic Affect。フェス前にMengiでホグニとの共演を見ていたため、数曲重なっていたけれど、ここでしか演奏しなかったものもあってよかった。こちらはネオ・クラシックとでもいうのでしょうか。クラシック的な楽器を使い、従来のクラシックには無いアプローチの仕方なので、実験的で意欲的。生粋のロック・ポップ・ファン向けではないけれど、ベッドルーム・コミュニティあたりの音が好きな人には問題なく推薦できる。
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 こうやって書いていると、「もう欲張って見るのはやめた!」とか言いつつ、効率良く回る方法を知ってるだけに、やはり効率良く詰め込んで回った感じがアリアリ。そしてここでシンデレラ・タイム。

 だけど、帰り道なのでNASAに寄り、Retro Stefsonの安定のポップ感を2-3曲楽しんでホテルに帰った第一日目のフェス・ライブでした。
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たぶん10組くらい見てるよね。実は半分程度に減らしてじっくり見たいと思ってるのですが、なかなか・・・(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by ICELANDia | 2016-01-04 11:36 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス2015(2)スタジオでの独占ミニ・ライブで現地音楽シーンを実体験!
 年を越し、アイスランド・エアウエイブス・ツアーのレポート第二弾です。前回のブログはこちら

 2015年のツアーの正式日程の一日目は会場の下見案内と「スペシャル・スタジオツアー」と題したスタジオ巡りに繰り出します。2015年のメニューはシガーロスがコミュニティ・プールを改造したスタジオと、現在はアウスゲイルが拠点とする歴史的なスタジオの二箇所。

 前年はプール・スタジオ見学は使用中のアーティストの都合でNGが出てしまい、その代わりにアミーナやアルスティディルのリハーサル・スタジオを訪れたのでした。なので、今年は何となく古巣に帰った気分(私は)。

 そこで待ち受けていたのが、スペシャル・ミニライブ。新進シンガーソングライターのMyrra Ros(ミラ・ロウス)で、彼女の清潔感ある澄んだ歌声がスタジオの雰囲気ともマッチして、とても素敵な一時を過ごしました。
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 Myrra Ros『One amongst others』 彼女の最新作がこのアルバムで、アンビエント・ノイズを入れたネオ・フォークといった感じで、アイスランド音楽が好きな方にはツボかと思います。とっても素敵なサイン入りのアルバムがショップにあるので、よろしければぜひどうぞ。
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 スタジオは自由に見学させてもらえます。以前のようにシガーロスゆかりの品物だらけではないにしても、彼らが使用した楽器はまだ沢山あるので、音を出してみると、あぁあの曲はこのオルガンの音だったのか、と思ったり。
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 生まれた時からスタジオ・マネージャーに連れられてこのスタジオに来ているので、レコーディング中は大人しく音楽を聴けるグッティ君。『残響のテロル』のレコーディングでこのスタジオを使用した時は、まだ生後半年のちっちゃい子でしたが、デカくなってたわぁ。(残響のレコーディング・レポートはサントラ購入特典としてお読みいただけます。)
 ちなみにニット帽の男性はダヴィッヅ・ヨンソンで、Flisとして来日経験もあり、アルバム『Rask』で一躍有名になり、近年では映画『湿地』の音楽担当もしていました。どうやら彼がグッティ君のお散歩係だったみたい。
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 ランチは近所の、そして唯一のカフェ。いつ行っても雰囲気がいいし、お洒落なのに落ち着きます。大好き。
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 これが私のグループ用のスペシャル・メニュー。サンドイッチの中身が半分ずつ異なり、ガッツリ中身のあるカップスープ付き。お腹も心もあったかになる内容です。
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 次に向かったのがアイスランドのポピュラー音楽史に残る名盤を数多く産み出してきた場所であり、現在はアウスゲイルも拠点に使っている名スタジオ。ここのスタジオ・マネージャーがアウスゲイルのプロデューサーのキッディなんですね。彼からスタジオがニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ(ジミヘンでお馴染みですね)と同じ人物が設計したこと等を教えてもらいました。楽器が山盛りで見てるだけで楽しい。
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 そしてここでもサプライズ・ライブが!パフォーマンスは現在超ノリノリで話題のステイヌン扮するDJ Flugvel og geimskip (DJ飛行機&宇宙船)で、フルグヴェルオゲイムスキップというのが覚えにくいので、私はDJ不思議ちゃんと呼ぶことが多く、最近はDJかわいこちゃんが定着。
 ちなみに彼女の最新アルバムは『Nott a hafsbotni』。初回限定タトゥー付きのがまだあります。
 いやぁ、ステイヌンのライブはいつ見ても本当に楽しい。病みつき。あまりにもカっ飛んでるため、ありがちな音楽しか聴かない人は彼女を見て固まるんですけどね(笑)。パワフルなマネージメントにも恵まれているアウスゲイル一派お勧めの彼女。マジでお勧めです。私は大ファン!
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 さて、私はフツーにスタジオに入っていきましたが、なんか後方が騒がしい。何かと思ったら、アウスゲイルが居た、と。彼はこのスタジオで新譜を録音中なので、当然そのようなこともあることでしょう。というか、私は密かにアウスゲイルが演奏してくれるといいなぁと思ってたんですけどね(図々しい(笑))。
 せっかくなのでみんなで記念写真。
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 ツアーのご参加者は「うわぁ〜、実は狙ってたミラ・ロウスとも会えたし、DJかわいこちゃんもすごく可愛かったし、オマケでアウスゲイルにも会えたし、充分に満足」な感じでしたが、でも、まだまだオマケがあり、ムームのオルヴァルから「アート展やってるからみなさんを連れてきて!」と言われていて、ハイハイ、帰り道なのでバス寄せますね〜。
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 例によって義兄弟のシンドリ(Sin Fang)も出品していて、この日はオープニングだったこともあり、FM Belfastやソーレイも顔を見せていました。ここでまたまたワンサカとアーティストに会えて、いっしょに写真をとったり、サインを貰ったりと、アイスランドの音楽シーンやその人脈を実体験するテンコ盛りな一日でした。
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 これでこの日の半分がやっと終わった感じ。この後は本格的にフェス開始。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by ICELANDia | 2016-01-02 09:33 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス2015(1) レイキャヴィク街歩き&シッラとのアーティスト・ディナー
 お待たせしました!今年10-11月にかけて行ったアイスランド・エアウエイブス&オーロラ・ツアーと、アイスランド・エアウエイブス2015のレポートを開始します!
 写真はお馴染みのシバノ・ジョシアさんからご提供いただいています。シバノさん、いつも本当に有り難う御座います。それから、写真はアーティスト及びツアー参加者にも許可をいただきここに掲載しています。

 ツイッターでは毎日スナップ写真と共に実況中継をしていましたが、ブログまで手が回らないため、速報(?)で見たい方はツイッターをフォローしてくださいね。こちらです

 今年のアイスランド・エアウエイブス・ツアーはビョークのライブが途中でキャンセルとなり、お客さまの入れ替わりも激しく、また航空会社の都合により希望する日程での企画ができなくなったりで四苦八苦でしたが、いろいろなことを再考するきっかけになり、内容的には10年間の中で最も充実したツアーでした!スペシャルな物事を詰め込み過ぎもしなかったし、少なすぎもしなかったし、ちょーどいい感じになったなぁ、と自画自賛。10年目にしてやっと、バランスよく内容が作れたと感じました。

 というような裏話を長々と書くのはやめて、早速ご紹介しましょう。私のツアーの内容は音楽ファンに特化しています。普通の自然観光は旅行代理店任せで、私は音楽周辺の企画担当。今回はフェス開始前に2日間あったので、一日はレイキャヴィクのちょっとディープな街案内と、ローカル音楽シーンを垣間見ていただくことに費やしました。

 まずはホテル近くにあるアイスランド・エアウエイブスの会場Idnoで、普段は入れない最上階の部分に潜入。ビョークがインタビューを受けたりする場所なので、この写真を見てすぐに気づくファンもいるかもですね。チョルトニン湖半にある歴史的な建物でもあります。
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 その昔は、花嫁学校みたいな感じの場所だったので、昔の刺繍やら、子供の遊び道具やらもあり、結構摩訶不思議な場所。

 そして細かな裏道を通りながら、知ってるとちょっと便利なショップをご紹介しつつ、ちょこっと裏レイキャヴィク的な感じで街を進みながら、シンボルであるハトグリムス教会へ。せっかくなので、エレベーターで展望階まで昇りました。天気が若干不安定だったけれど、酷くはなかったのでよかった。
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 ものすごくキレイで明るい写真を見ることが多いと思いますが、これがごく普段のレイキャヴィクの街の顔であり、天気。どんよりです。

 ずっと外に居ると寒いこともあり、途中、例によって12 Tonarなどの音楽ショップに寄ったり、こうしてアート・ギャラリーにも足を伸ばしました。ここはシガーロスやムームのアートワーク関係を扱うなど、音楽寄りの展示会がとても多いギャラリー。
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 そして向かったのはStereo Hypnosisのスタジオ。数年前に訪れたムームのリハーサル・スタジオと同じ建物の別フロアでした。今やエレクトロ・アンビエント・チル界の中心人物となったパン(手前)と、彼の父親であるオーラヴル(黒メガネ)の親子ユニット。お父さま、渋くてカッケ〜
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 スタジオは結構広々としていて居心地がよく、ひとつの部屋に機材が所狭しと置いてあり、こちらがリビングっぽいスペース。本やCD、レコードなどがギッシリあり、スタジオというよりも居間感覚。おいしいコーヒーと、アイスランドの伝統オヤツのクレイヌルという捻りドーナッツを振る舞ってくれました。
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 本当はそこでショート・ライブが出来ればよかったけれど、このユニットは近年3人で活動しているため、3人目の彼がどうしても都合がつかず、その代わり超素敵なビデオを別ルームで見せてもらいました。
 ビデオはVimeoで見られますので、お時間のある方はぜひ〜。アイスランドの素敵な自然が、彼らの音楽とマッチしていて、とても素晴らしい作品になっています。こちらからご覧いただけます

 動画サイトでいつでも見られるとはいえ、やはりアーティストがその場にいて、音響のいい場所で見ると、すごく心に響くというか、「あぁ、いいなぁ〜〜〜〜!!」という、表現力が最強に乏しいことは承知ですが、ま、そういう感じになります。
 リビングから屋上に出たところで記念ショット。
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 ちなみに彼らの最新アルバムは『Morphic Ritual』。サイン入りでここにあります。当然その場でサインをもらってきました。
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 別日に行っているスタジオ・ツアーでもそうだけど、みなさんアーティストに会うのは大好きですよね〜(私もだけどw)。ひとりひとり、ピースしながら写真を撮ってもらって大満足。このグループには興味があったけれど、実はよく知らなかった。今回ここに来て、直接話すこともできて、すごく好きになったという人や、以前からこのグループは好きで知っていて、実際のお父さまがカッコ良すぎてビックリとか、帰り道でいろーんな楽しい感想が聞こえてきました。

 で、これでお仕舞いではなく、この日は長かった。次にビョークのライブ中止があったため、ビョークの側近に話を聞こうという企画で、老舗レーベルのトップであり、現在のアイスランド・ポピュラー音楽界の立役者でもあるAsiに来てもらいました。まるで記者会見(笑)。
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 内容・・・覚えてないんですが(苦)。アイスランド音楽の歴史のようなことを、結構インサイダー的な視点から教えてくれて、すごく興味深かった覚えはある。でもビョークのこととなると「その話はやめよう」とストップがかかってしまうので、まぁ仕方がないですね。
 彼は最近あまり表に出てこないので、みなさんと会っていただけるのは貴重な機会。このツアーを最初に始めた頃に、一度だけ同じ企画をやったところ、彼は1時間近く遅れてきたので、今回は絶対に遅れないように、何度念を押しに事務所へ行ったやら(笑)。
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 それより、私が通訳はやっぱり面倒だった(ごめん)。何を隠そう(?)その昔は来日アーティストの通訳をやっていた私ですが、アイスランドに関わり始めてからは滅多に通訳はしないので、どの訳語が適切なのか考える時間もなく、一応意味は通じたかと思うけど、日本語の訳がいかにもやっつけた感じで失礼しました。

 そして、この日は盛りだくさん。夕方からは今年ソロとしての初アルバムをリリースしたばかりのムームのシッラとの食事会。それもレイキャヴィクで人気ナンバーワンのレストラン!レイキャヴィクのアーティストのお気に入りでもあり、ここでビョーク等、数多くのアーティストを見かけたことがあります。

 それじゃかんぱぁ〜い。みなさんアイスランド第一日目で、これだけあちこち見て、人にも会って、写真もとって、その上にこの食事会はちょっと物事が多すぎたかとも思ったけれど、一日目の最後に、レストランで外しちゃったりすると悲しいので、これでよかったと思った。
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 このレストランを選んだ理由は、いろいろなミュージシャンが来る人気店であるということと、私自身が大好きなムール貝をみなさんに味わってほしかった。それがこれ!貝が大きくふっくらしていて、白ワインとハーブ類がたっぷりはいっていて、ものすごく濃厚。前菜にしてはびっくりの量だし。
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 シッラも、彼女のパートナーも、この店は大好きなので大歓迎ということだったし、途中に現在ジョン・グラントのバンドでギタリストをしているピエトゥルも加わってくれました。彼はものすごい親日家で、前回日本に来たのはエミリアナ・トリーニのバンドのメンバーとして。カタコトの日本語で私達を楽しませてもくれました。
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 メインは白身魚。たぶん鱈だったと思うけど、もしかしたらキャットフィッシュか何かだった?ごめん、覚えてない。これが強烈な量で、東京のメインディッシュの2-3倍あった感じ。これがまたとても新鮮でおいしい。野菜もたっぷりで、一応はヘルシーなんだけど、量がぁ・・・。
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 そしてデザートのクレームブリュレも、乳製品がおいしい国なので、当然非常にレベルが高い。ただし、東京でグラタンを頼むと出てくるような皿の大きさなので、デカイ・・・。2-3名で分けてちょうどいい感じ。

 量をドカンと出すのがサービスだ!と思ってるレストランが多く、量を減らしてほしいとお願いしても、聞き入れてくれないんすよ・・・(量に関してはまた後日にでも)。
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 ご参加のみなさんは、シッラを前にしてちょっと控えめではあった感じだけど、話題のアーティストであり、ごく普通の心優しい女性なので、日本での食べ物の話とか、結構あれこれ話をしてくれていましたっけ。

 私はふ〜っと力を抜きながらも、フェス直前にアイスランド入りするグループがあるので、後日のスペシャル・ツアーの段取りなどを頭で考えつつ、周囲の方々とあれこれ話つつ・・・で、あっという間の3時間会食が楽しく盛り上がるうちに終了。

 強者はその後、追加で飲みに行ってましたっけ。だよね〜、なかなか来られないアイスランドだから、あっちにもこっちにも行きたいよねぇ。(続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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