execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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花火に燃えるアイスランドの大晦日
大晦日はお祭り騒ぎ

c0003620_18452283.jpg 去年の大晦日、私はアイスランドにいました。正月に雑煮を食べないと新年を迎えた気がしないので、「正月は日本!」と決めていても、アイスランドの大晦日の花火だけは絶対に見たかったのです。
 アイスランドの大晦日は、クリスマス同様に家族や友人と楽しく過ごすのが習慣です。そして街のあちこちにボンファイアーと呼ばれる大きな焚き火が現れます。どうやらこのボンファイアーは行政側で用意しているようで、どこで焚き火がたかれるかは新聞等で事前に報道され、ボンファイアーを訪ねてまわるツアーもあります。一節によればこの焚き火は妖精がこの日街にやってくるため、道に迷わないように街を明るくしているのだとか。また、日本でも旧年の絵馬を焼くように、一年間のあれやこれやを年末に燃やすという意味もあるとか。こうして、伝統的にアイスランドでは大晦日にあちこちで”火”が用いられてきたそうです。
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 正月をホテルで過ごすのはどうしても気が進まなかった私は、年末年始はレイキャヴィク市内に住む友人宅に宿泊していました。彼女のご両親がファミリー・ディナーに招待してくださったので、思いがけず家庭料理をいただき大満足。
 アイスランドの伝統料理をアレンジしたものということで、前菜は野菜と甘エビのマリネ。アイスランドは日本へ甘エビを輸出しているので、ここは甘エビの原産地。とびきり新鮮でフワフワとやわらかく甘みが強く、こーんなおいしい甘エビは日本では食べたことがありません。メインディッシュはローストポークと野菜の付け合わせ。マッシュルームソースでいただきました(食べるのに夢中で写真がありません)。
 デザートはマシュマロ、アーモンド、クリーム等が入った伝統的なデザート。クリスマスにも食べるそうですが、このデザートの中にひと粒だけ丸ごとのアーモンドが入っていて、これが入っていた人が「大当たり」。当たりのデザートを食べた人は、特別なプレゼントが貰えます。
c0003620_18445611.jpgただし、アーモンドが丸ごと一粒であることをみんなに見せなくてはいけないので、噛んでしまったらアウト。大皿からデザートを銘々自分の皿に取り分けると、お行儀が悪いとは知りつつ、みなスプーンで皿の中をかき回してアーモンドがないかを調べ、それでも分からないと口の中で判断しなければならないため、なにやらモゴモゴした口でデザートを食べます。
 当たっていても当たりでなくても、ちょっとした楽しいプレゼントが全員に配られ、お祭り気分が盛り上がります。

国民総動員の花火大会

 さてさて、本題の花火ですが、この家に到着した午後6時頃から、対岸のハフナルフィヨルズやコパボーグルで花火がちらほら上がっているのが見えていました。
 窓越しに外を見ながら「うわぁ、きれい!」と歓声をあげると、「こんなの序の口よ」と友人。そうかなぁ、かなりあちこちから既に花火が上がっていて、かなりきれいなんだけど・・・。
 
 午後6時でそんな感じなので、ディナー後はさぞやもっとすごくなるだろうと思っていたら、逆に下火になっていました。夕方頃から徐々に盛り上がるのかと思っていたので、少しがっかり。後から聞いた話だと、なんでもディナーが終わった時間帯から日本でいえば紅白歌合戦のようにアイスランド国民が必ず見る、一年間の出来事をパロったテレビ番組があるそうで、みんなそれを見るので一時花火が下火になるそうです。その番組終了後の午後10時半、示し合わせたようにあちこちから花火が上がり始めました。
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 そしてご近所からも爆音(!)が聞こえ始めると、このご家族もご多分に漏れず庭から花火に火をつけ始めます。「子供達がもっと若い頃は、近所と競い合うようにしてドッカーンとでかいのを上げたもんだが、今年はお印程度だよ」と言いつつ、かなりの大きさの仕掛け花火を連発。この頃になると対岸でも同じ湾岸でも、辺り構わずドカスカと花火があがります。
 日本の花火大会とは全く趣の違う花火です。素敵にデザインされた大きな花火がプロの花火師の手で打ち上げられる計算された美しさが日本の花火大会ですが、アイスランドの大晦日の花火は市民の花火であり、各戸がそれぞれ好き勝手に打ち上げます。個人宅からそんなに大きな花火を打ち上げていいの?というほど大きな花火があちこちから上がり、対岸はまるで火事のように下の方がボヤッと全般的に明るく、その間から途切れることなく大きな花火の花が咲き乱れます。何十キロという町並みがぜーーーんぶ花火に包まれるあの壮観は、まず他の国では見られないことでしょう。
 新年のカウントダウンと共に絶好調に達した花火は、その後もしばらく途絶えることなく続きます。
 
 アイスランドの大晦日はこれでお仕舞いではありません。特に若者はこれからが遊ぶ時間。家族で時間を過ごした後は、街のクラブへ踊りに行きます。日本から来た長旅の疲れもあり、踊る気分でもなかったので、私は友人と共にレイキャヴィークの目抜き通りのアパートに住む知り合いの家へ。12時すぎても街中ではまだ花火が上がり、海岸沿いから対岸を眺めていたのとは違い、窓にビリビリと響くような花火が窓スレスレに上がるのを何度も見ました。
 「火事になったり、ケガ人が出たりしないの?」
 「毎年若干あるようだけど、大晦日だから”やっちゃいけない”って禁止することもできないだろう。なにせアイスランドは昔から大晦日には火がつきものだったんだから」
 確かに。民家が密集している地域では危ないから打ち上げるなと言ったら、市民から総スカンを食うことでしょう。でもでも、民家の密集地域から日本ではプロしか扱えないような大玉が上がります。消防法ってあるんでしょうか・・・。 
 
 湾岸の家から対岸を眺めていた時は爆音と言ってもそれほどではありませんでしたが、レイキャヴィクのシンボルで丘の上にあるハトグリムスキルキャという教会の周囲に集まる人々は、耳栓とゴーグルやサングラスを持って来るのだそうです。そうなると、美しい花火を楽しむというよりも、むしろ怖いもの見たさや度胸試しのような感じでしょうか。
 
 家族と楽しく食事をして、花火で盛り上がった後はクラブで踊り、帰宅するのは明け方です。元旦は休日なので一日ゆっくりと過ごし、2日が平日であればそこから仕事始めとなります。で、正月に餅を食べないと調子が出ない私は、持参した餅入りのカップうどんを食することで大晦日の年越し麺と正月の餅を合体させてヨシとしたのでした。(小倉悠加)

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by ICELANDia | 2004-12-30 18:52 | アイスランドってどんな国? | Comments(2)
ギター・イスランシオを聴いて:その2
アイスランド・ジャズの誘い
 アイスランドからのアーティストとしてExcite Music Storeには現在一組をご紹介していますが、来年1月中に4組、2月中には8組まで増やしていきますので、どうぞご期待ください!まだ一組だけとはいえ、アイスランドでは名門中の名門グループなので、聴いて損はありません!って、音楽は損得の問題ではありませんが・・・。
ギターイスランシオの視聴はこちらから

 さてさて、著名ジャズ評論家、岩浪洋三氏からの投稿第一弾の後半「ギター・イスランシオを聴いて:その2」をお届け致します。(小倉)
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ギター・イスランシオを聴いて:その2

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 今回配信されてるアルバムは彼らの代表作といえるが、ジャケットには『スカンジナビアン・ソングス』と印刷されており、スカンジナビア地方の民謡やそれに近い曲を主として演奏しているものと思われるが、その中のダウンドードが可能な曲の内、とくに最初にぼくがすすめたい2曲が(10)「Havard Hedde」と(11)「Yksi ruusu」である。ギターイスランシオの視聴はこちらからなにか日本の流行歌にでもありそうな情緒たぷりの美しくて憶えやすいメロディをもっており、アイスランド人は人間性や感情まで日本人に似ているのではないかと思えてきた。歌詞をつけて歌いたくなってしまう曲でもある。
 
 そして演奏というか、サウンドの方は2ギターによる響きがちょっと古風で、マイルドだが、個性的でユニークだ。上の2曲以外も、どれも親しみやすい曲調で楽しい。何曲かつづけて聴くと、一層彼らのサウンドの中に自然に入っていくことができる。
 
 2ギターのせいもあるが、ギター・イスランシオの絵層を聴いていて、ぼくはふとベルギー出身のジプシー・ジャズ・ギタリストで、戦前の30年代から戦後にかけて大活躍したジヤンゴ・ラインハルトのグループ・サウンズを思い出した。もっとももジャン後のグループにはヴァイオリンが入っていたが、ギター・イスランシオのバイオグラフィーを読むと、フランスのヴァイオリニストやオランダのクラリネット奏者と共演したことがあると出ているので、なるほどと思った。ジヤンゴがヴァイオリンやクラリネットの共演を好んだよう、このギター・イスランシオにもきっとヴァイオリンやクラリネットが似合うことだろう。来日の折には、ギター・イスランシオの演奏に、曲によって、ヴァイオリンやクラリネットを加えると面白いのではとないかと、ぼくは勝手に想像している。
 
 いまなおジヤンゴ・ラインハルトの人気は世界的に人気が高いが、ジヤンゴのファンにはぜひこのギター・イスランシオの演奏を聴いてほしいと思う。ギター・イスランシオはアイスランドの伝統音楽を現代によみがえらせているともいわれ、同国では3枚のCDがいずれもベストセラーになっているというが、アイスランド人は愛国心の強い民族なのかもしれない。来日もしたテナーのオスカール・グジョンソンも来日公演でアイスランドの国家をジャズ化して演奏していた。
 
  しかし、民謡やその国の伝統音楽は素敵で、ナチュラルなものが多く、世界中の人々の共感を得るものではなかろううか。ギター・イスランシオの演奏がとても身近に感じられるのを知って、そう思った。
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by ICELANDia | 2004-12-28 00:14 | Jazz | Comments(2)
ギター・イスランシオを聴いて:その1
アイスランド・ジャズの誘い
 ICELANDiaレーベルを日本で紹介するにあたり、ジャズに関して岩浪洋三さんのご協力をいただけることになりました(ジャズの知識に欠ける私を助けていただき感謝!)。岩浪さんは元スウィング・ジャーナル編集長であり、日本におけるジャズ評論の第一人者として常に第一線を歩まれてきた方です。アイスランドのジャズ・アーティストをジャズ評論家の目でじっくりとご紹介していただきますので、ジャズ・ファンのみなさん、ぜひご注目ください!

 その岩浪さんからの投稿第一弾がギター・イスランシオです。長い文章なので、2回に分けてアップします。ギターイスランシオの視聴はこちらからどうぞ (小倉)
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ギター・イスランシオを聴いて:その1

 ここ数年日本でヨーロッパ・ジャズの人気が高まり、アルバムも沢山発売され、来日も相次いだ。ぼくもそのCDを聴いたり、ライブ・コンサートに行ったりした。中には唸るようなすばらしい演奏や印象的なものもあったが、また頭でっかちで、フィーリング不足のものもあり、玉石混交の感があった。
 ヨーロッパのジャズの中でもぼくがいちばん共感を覚え、感動することが多かったのはイタリアのジャズだった。
 しかし最近はヨーロッパのジャズにも少々飽きてきたという話しもしらほらと聞くようになってきた。ぼくもその一人なのだが。
 
 そんなとき、アリヨス・エンタテイメントの代表で、アイスランド音楽に精通している小倉悠加さんにお会いして、アイスランドのジャズをいくつか聴かせてもらったのだが、あまりにも新鮮なジャズに驚き、目がさめた。不覚にもぼくはこれまでアイスランドの音楽をほとんど聴いたことがなかった。ヨーロッパのジャズを一通り聴いたつもりになっていたが、恥ずかしいことにアイスランドのジャズをまったく知らなかったのだ。聴いてびっくりしたのは、みんな個性的で、音楽的水準も高いのである。そして、これまで遠い国に思えていたアイスランドが急に近づいてきた気がしはじめたのである。温泉があり、島国であり、鯨をとり、魚介類がおいしい国であることを知ると、日本との共通点もあり、親近感が増してきた。なんでも人口はわずか30万人というから驚きだ。ぼくが住んでいる東京の練馬区だけでも人口は60万人である。人口30万人で、すばらしい音楽を沢山生み出しているところをみると、よほど知的水準が高いのであろう。なんでもジャズ音楽学校もあるというではないか。
 
 小倉さんには沢山のCDを聴かせてもらったが、とくに強い印象を受け、感銘を受けた人たちは、ギター・イスランシオ、サックスのシグルズール・フロサソン、美人ピアニスト、スンナ・グンロイグス、オスカール・グジョンソンたちの演奏だった。
  この中のストレート・タイプのユニークなテナー・サックスを吹くオスカール・グジョンソンは先日実弟でギターのオマール・グジョンソンと一緒に来日し、アイスランド大使館や青山でライブを行ったが、それを聴いて、その高い音楽性と親しみやすいメロディックな演奏に関心したし、人柄にも惚れ込んでしまった。

c0003620_064512.jpg  そして今度来日を望みたいのがギター・イスランシオだ。3枚のCDを聴いてそう思った。このグループはビヨルン・ソルオッドソン、グンナル・ソルザルソンという二人のギターに、ヨーン・ラプンソンというベースが加わったトリオで、2ギターというユニークな構成が興味ぶかい。レパートリーの多くはアイスランドの民謡をビヨルンがアレンジしたものや、ビヨルンのオリジナルで占められており、聴いているうちに、ほのぼのとした暖かい気持ちに包まれて、快適な気分になってくる。民族性の強いジャズでもあり、フォーク・ジャズとも呼びたい演奏でもある。 (次回につづく)
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by ICELANDia | 2004-12-24 23:00 | Jazz | Comments(0)
13人のサンタ、お墓も電飾
13人のクリスマス・ピープル

サンタクロースなのか、妖精なのか?
 アイスランドは独自の宗教を持っていましたが、外国からの圧力により国をあげて福音ルーテル派というキリスト教に改宗しています。それでも土着の宗教を排除することはなく、元々アイスランドで信仰されてきた宗教は異教として扱われるようになり、その異教を唱える人が異教徒(=pagen)として扱われるようになりました。と、ここまで書けば、ビョーク・ファンはお分かりですね。彼女が書いてヒットさせた「ペイガンポエトリー Pagen Poetry」のPagenとは、このことなのです。
 ある日を境に国の宗教が一変してしまうという世界的にも珍しいことが起こったせいか、またはアイスランドに古くから伝わる(居住している?)”隠れてる人々(Hidden people)”の言い伝えの影響もあるのか、アイスランドにはクリスマス・ピープル(Christmas People/ The Yuletide Lads)が13人います。この隠れてる人々が妖精なのか単に隠れている人なのかよく私にはわかりませんし、クリスマス・ピープルが果たしてサンタなのか隠れている人々系なのかもわかりませんが(詳しい方、ぜひ教えてください!)、とにかくアイスランドには13人のクリスマス・ピープルが存在します。
 
13日間、毎日もらえるプレゼント

 それで、このクリスマス・ピープルなる人々は一日にひとりずつ山から降りてきて、子供達にプレゼントをくれます。プレゼントをくれる、というところはサンタですね。プレゼントといっても毎日プレステが貰えるわけではなく、例えばキャンディ一箱、みかん一個、小さなオモチャ1個、という程度のものだそうです。で、必ず窓から戸外に靴をつるしておかなければいけません。クリスマス・ピープルは靴の中にプレゼントを入れてくれます。
 山から降り始めるのが12月12日からで、最後のひとりが降りてくるのがクリスマス・イブ。25日のクリスマス・デイから再びひとりずつ山に戻り始め、最後のひとりが街から居なくなるのが1月6日。新年も開けて数日経ち、街が落ち着いた頃にあちこちから花火がパンパンと打ち上げられたので何かと思ったら、最後のクリスマス・ピープルが山へ帰った日だったということでした。

鍋もなめる個性豊かな13人 
 13人にはひとりひとり名前があり、そのどれもが個性的。ドアを叩く人、つえを持つ人、ろうそくの人などはまだいいのですが、臭いをかぐ人、肉を盗む人、ソーセージを盗む人、のぞき見する人、鍋をなめる人など、本当にそんな人がきちゃったら困るよね、というような名前が付いている人も多く、どーなんでしょーか。


街もお墓もクリスマスは26日間c0003620_1412460.jpg
 13人が山と街を往復する26日間がアイスランドのクリスマス。ということは、(日本人の感覚で言う)元旦もまだクリスマス中なわけで、当然街にはクリスマスの電飾がをのまま残っています。アイスランドへ行ってびっくりしたのは、なんと墓地まで電飾がされていたこと!!マジです。墓地の慰霊碑の周囲にピカピカと輝くクリスマスの光。おいおい、そこまでやるか?と突っ込みたくもなりますが、クリスマス・イブの昼間に墓地を訪れ、花を手向けたり、周囲にろうそくを置いたりするのが慣わしだそうです。好奇心で墓地を写真に納めるのは不謹慎かと写真を撮ってきませんでしたが、今思えば撮っておけばよかったぁ。墓地がすべて電飾されているわけではありませんが、ろうそくや花は理解しても、電飾に関しては最後まで違和感を感じずにいられませんでした。って、墓地に電気のソケットがあるってことですよね?!

24日の夜に開けちゃうプレゼント!
 それでもって、クリスマス・プレゼントはどうやらクリスマス・イブの夜中に配達されるのではないらしく、アイスランドでは夕方6時の教会の鐘を合図に各家庭一斉にクリスマス・ディナーを楽しみ、その後にみんなでプレゼントを開けます。
 そしたら「赤鼻のトナカイ」はどうアイスランドでは変わるのでしょうね。少なくとも英語の歌詞は”Then one foggy Christmas Eve, Santa came to say. Rudolf, with your nose so bright. Won't you guide my sleigh tonight?(そしてある霧がかったクリスマス・イブに、サンタは言いました。ルドルフ、お前の明るいその鼻で、今宵私のソリを先導してくれないかい?)”となっています。日本では”クリスマスの日”と歌われています。所変われば・・・・ということですね。

 他の欧米諸国とは少し違うアイスランドのクリスマス。こんな雑学で盛り上がる時のBGMにはぜひギターイスランシオをどうぞ。ここでたっぷりと試聴してください!

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by ICELANDia | 2004-12-21 01:48 | アイスランドってどんな国? | Comments(8)
アイスランドと日本の共通点:温泉はブルーラグーン
アイスランドと日本には共通点が数多くあります。

おおまかなところをざっと書き出せば:
 *島国である
 *火山があり地震大国で温泉好き
 *水がおいしくきれい(最近の日本の都会はそうでもありませんが・・・)
 *捕鯨国である
 *魚介類がおいしい
 *アメリカ軍の駐在に頭を痛めている
 *独自の言語を持つ
 *アイスランドにはヴァイキングがいて、日本にはサムライがいた
 *海沿いにしかまとまった居住地がない
 *人がとっても親切
 *日本のアニメがテレビで見られる!(ポケモンとかドラゴンボールが人気です)
 *教育水準が高い
 *地殻の北米プレートとユーラシアプレートがぶつかっているのは、アイスランドと日本だけ。
   
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ピントとくる共通点もあれば、ピンとこないものもあると思いますが、「温泉好き」というのはそそられませんか?アイスランドには湖のように大きなブルーラグーンという温泉があり、観光名所になっています。ここがスゴイのは、温泉に浸かりながらオーロラが見えるところ!オーロラ鑑賞は天候に左右されますが、8月下旬から4月頃まで約8ヶ月間も見られるチャンスがあります。

ここで、観光ガイドには載っていない極意をひとつ。ブルーラグーンは海水温泉です。ネラル豊富で身体が温まりお肌はスベスベになりますが、髪の毛を濡らすと悲劇。海水浴の後って、髪の毛がゴワゴワになりますよね。それと同じです。なので、必ずトリートメントやリンス類を持参しましょう。温泉に浸かった後、シャワー室で髪の毛を洗い流してトリートメントかリンスをすればとーってもいい感じ。男性にもお勧めです。

温泉に浸かりながらこんな曲が流れてきたらいいなぁと思うのは、「Det var en lordag aften」。演奏はもちろんギター・イスランシオ。曲名は「ある土曜の夜」という意味で、私のお気に入りです。

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by ICELANDia | 2004-12-17 20:20 | アイスランドってどんな国? | Comments(12)
アイスランドが誇るギター・イスランシオ
 アイスランドを代表し国際的に活躍をするジャズ・グループとして、最も華々しい活躍を続けているのがギター・イスランシオです。アイスランド国内では出したアルバムはすべてベストセラーでゴールド・ディスクを獲得。
 メンバーはベテラン・ギタリスト3名で、彼らはいずれもソロとして、作曲家としても超一流。各人ともにプロジェクトを持つ超売れっ子で、個人的な友人だった3人が集まりわいわいとやっているうちに誕生したのがこのギター・イスランシオであるとか。
 結成は1998年、アイスランドや北欧に伝わる民謡を現代的な味付けよみがえらせ、アイスランド国内はもとより、諸外国からも高い評価を受けて各種音楽祭には欠かせない存在になっています。

ギター・イスランシオの視聴&ダウンロードはこちら
 
 バイオは以下の通りです。
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 ビヨルン・ソルオッドソン(ギター): 長年に渡りアイスランドのジャズ・シーンの前線に立ってきたギタリスト。1982年にカリフォルニアはハリウッドのギター・インスティチュート・オブ・テクノロジーを卒業後、若い頃はアイスランド・ジャズ界の伝説であり、ビョークの叔父さんとしても知られるピアニストの故グズムンドゥル・インゴルフソンと共に活動した。その後ビヨルンはラジオ、テレビ、舞台とありとあらゆる場面でアイスランド国内の音楽界と関わり、そうするうちに彼の名が近隣諸国に伝わり始めた。
 90年代に入るとヨーロッパをはじめ北米でも演奏し、彼が録音に参加した曲も数限りない。ビヨルンがこれまでに演奏を共にしたりレコーディングに加わってきたアーティストは、ベーシストのニルス・ヘンニング, オルステッド・ペデルセン,ヴァイオリンの天才、ナイジェル・ケネディ、ギタリストのフィリップ・キャサリン、ダグ・レイニー、ジェイコブ・フィッシャー等、ヨーロッパのジャズ・アーティストが中心。日本にも並々ならぬ興味を持ち、機会があればぜひ日本のアーティストと共演したいと語っている。ビョルンのギター・テクニックは北欧でも最高峰と言われ、その独特な味わいが北欧をはじめヨーロッパ諸国で広く活躍する由縁である。

グンナル・ソルザルソン(ギター): 過去40年間のアイスランドで最も人気の高い作曲家。彼が音楽界に登場したのはアイスランドのビートルズと言われるグループ、ヒョマールの一員としてのことであり、一時期はプログレ系のトゥルブロットに在籍していたことも。
当初はポピュラーな曲を書いていた彼は次第に徐クラシック音楽に魅力を覚えるようになり、クラシックの作曲家としても活躍。アイスランド交響楽団も彼の作品を演奏している。現在までに500曲以上の作品がレコーディングされているグンナルは、記録破りの作曲家でもある。天才肌の音楽家であり、映画音楽やミュージカルも手がけ、多種多様のレコーディングやプロジェクトの音楽監督も難なくこなしてきた。2002年1月、これまでに彼がアイスランド音楽に残した多大な功績が認められ、Icelandic Order of the Falcon(ファルコン勲章:アイスランドの勲章)を授与される名誉も受けている。

ヨーン・ラプンソン(ダブル・ベース):  1990年にスゥエーデンからアイスランドに戻って以来、アイスランドの音楽シーンで活発に活動し、クラシック、ジャズ、ダンス・バンド、シアターと様々な場面でその腕前を発揮し、数多くのレコーディングに参加してきた。

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 というわけで、このグループは文字通り国家が認める勲章もののクオリティ。
 
 楽しげで何となく日本に伝わる音楽にも通じるような親しみのわくメロディラインを持つギター・イスランシオの楽曲、ぜひ試聴してくださいね。
 
 本日のお勧めは「Dýravísur」。「動物の歌」という意味で、アイスランドの子供達に歌われている童謡が、見事なギター・サウンドで奏でられています。曲名はアイスランドの特殊文字が使われているので、文字化けする場合はfontの設定を変更してみてください。

「Dýravísur」はこちらで試聴できます(小倉悠加)
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by ICELANDia | 2004-12-14 18:14 | Jazz | Comments(1)
ICELANDia レーベル誕生!
 アイスランドは北欧諸国で最も音楽が盛んな国のひとつです。子供達は放課後、スポーツか音楽をすることが一般的で、そのスポーツも冬の間は日照が短くなり屋外での活動が難しくなるため、一年を通して手軽に楽しめる音楽が盛んなのはしごく納得のいく話です。

 人口約30万人というごく小さな島国から、ビョークやシガーロス、カラシといった国際的なアーティストが生まれてきたところにはそんな背景があり、アイスランドにはまだまだクオリティの高いアーティストが世界に知られないままになっています。

 そのような知られざるアーティストを日本の音楽ファンのみなさんにご紹介していくのが、このアイスランディア・レーベルです。音楽をジャズやロックというカテゴリー分けではなく、音楽の発信地でレーベル化するのは珍しいことかもしれません。でも音楽を聴けば、それがジャズであれ、ポップスであれ、エレクトロニカであれ、その中にそこはかとなく存在する共通の雰囲気を感じることでしょう。それは広大な自然が刻む時間の鼓動であり、風がヒリヒリと肌に突き刺さる荒涼とした自然の中で、ぬくもりを感じながら人間が生き抜くための心の糧でもあるような気がします。

 その雰囲気をどう描写するかは十人十色でしょうけれど、それを何となく感じてから改めてビョークやシガーロスを聴くと、国際的な大スターとなった彼らの音楽の中に、脈々のこのアイスランド的な雰囲気が流れていることに気づくことでしょう。そして益々アイスランドの音楽に興味を持たれるのではないでしょうか。
 
 アリヨス・エンタテイメントがコロムビア・ミュージック・エンタテイメントの協力を得てお贈りするアイスランディア・レーベルでは、2ヶ月間を一区切りに、アイスランドのジャズ、ポップス、クラブ・ミュージック、ロックの順で、アーティストをご紹介していく予定です。

 目玉アーティストを少しご紹介すれば、ジャズではアイスランド・ジャズの最高峰であるサックス奏者のシグズール・フロサソンがいます。ジャズ評論家の岩浪洋三さんから、「抜群のジャズ・フィーリングがあり、北欧的なクールネスも兼ね備え、アメリカのトップ・プレイヤーと比べても遜色がない」と高い評価をいただいているアーティストです。

 ポップス部門では、20年以上もアイスランドのポップス界の頂点に立ち続けるスツーズメンを本邦初公開。若手ではヨーロッパでも評判のバング・ギャングをご紹介します。クラブ・ミュージック、エレクトロニカは北欧のお家芸のようなもので、ビョークやシガーロスのファンはこの分野に彼らのルーツを見ることが多いかもしれません。

 ロック部門はアメリカでのツアーが好評なシンガポール・スリング、タイトなハーモニーが魅力のエンシミ、哀愁を帯びたギターロックが得意なウルパ等をご紹介できればと考えています。
 
 そして記念すべき初回配信として自信を持ってお届けするのはギター・イスランシオ。ギター2本とベースというユニークな構成で、アイスランドが誇る最高峰のベテラン・ギタリスト3人が北欧に伝わるトラッドを次々と奏でます。その親しみやすいメロディと情緒豊かな音色は北欧以外の諸外国でも好評で、2004年10月には上海音楽祭に招待されました。

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音楽はその国の文化の鏡です。音楽を通してアイスランドのさまざまなことを知って頂けるよう、いろいろな話題をこのブログで取り上げていく予定です。アイスランドのこんなところが知りたい、というリクエストがあれば、どしどしコメントしてくださいね!
 
お勧め曲: 「Pål Sina Hønur På Haugjen Utsleppte」 ギター・イスランシオ
タイトルは「ポールのにわとり」という意味です。(小倉悠加)

視聴、ダウンロードはこちらから
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by ICELANDia | 2004-12-04 02:03 | News | Comments(2)
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Iceland Airwavesツアー説明会
小倉悠加が参加するツアー説明会、2017年は3月から5月までのみとなる予定です。それ以降は未定です。
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