execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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『世界ウルルン滞在記』アイスランド、馬、羊、水
 『世界ウルルン滞在記』2005年10月30日の放送は、アイスランドホースで瀬川亮さんが大活躍でした。ご覧になった方がとても多く、個人メールも何通かいただいているので、少しばかりその話を。
 
 それにしても9月に雪とは・・・。以前のブログに書きましたが、今年のアイスランドは異常気象で例年よりも冬が早く訪れ、今年の馬追は、その影響をもろに受けてしまったようです。アイスランドは馬追だけでなく、羊負いもあり(羊も夏は放牧しておくので)、それもどうだったのかと気になります。
 
c0003620_15542916.jpg 私は首都のレイキャヴィークに入り浸るのが常ですが、唯一郊外に宿泊したことがあるのが牧場なので、そんなことを懐かしく思い出しながら番組を見ました。アイスランドの馬は可愛い!乗馬はできないので遠慮しましたが、日本で見る馬よりもずんぐりむっくりの体型で、人なつこくて、好きだったなぁ。
 私がお邪魔した牧場も夏は放牧していて、牧場へ向かう道中、「あそこの山を見てごらん、馬が群れをなしているだろう。たぶん僕らの馬も今日はあそこらへんにいるはずだ」と。「牧場には乗馬用の馬しかいないから、数は少ないよ」とも。確かに、牧場に残っていたのは20頭以下でした。
 
 画面からは厳しい自然の様子がわかりましたが、それよりももっと伝わってきたのは、人間の暖かさ。厳しい自然に生きるからこそ助け合いは必用不可欠であり、その精神は都会のド真ん中でも生きています。アイスランドへ旅行した日本人は、その大自然に感動すると同時に、必ず人の心のあたたかさを口にしますね。ずーっとそういう国であってほしいなぁ。それがテレビの画面からも強く感じられました。
 
 番組内でも説明していましたが、アイスランドの馬は10世紀以上も原種を守っている世界でも非常に珍しい種です。現代の馬には薄れてしまった特徴が原種には濃く、気性は穏やかで、寒い土地に強く、肉も良質なので、世界的に見ても貴重な馬となっているようです。
 
 それから、羊も同じことで、こちらも馬と同じ時期に運ばれてきて以来、外来種と混ざることを避けてきたため、アイスランドの羊も世界的に類を見ない特徴があります。現在日本はジンギスカン・ブームで、北海道ジンギスカンと謡っても、なぜか肉はアイスランド産だったりします。アイスランドの羊はやわらかくて臭みが無いので非常に好まれているようです。臭みに関しては、野生の草をたっぷり食べるためだと言われています。
 その羊毛も非常に特徴的で、寒い冬を暖かく過ごすため、長い外毛とやわらかな内毛があり、つまりは羊毛が二重になっています。また長い歴史を経て軽量化(?)が進み、アイスランドの羊毛の芯は、竹筒のように空洞になっているため、驚くほど軽いことでも有名です。空洞があるため、シワもつきにくく、外側の長い羊毛は撥水性もあるので、軽い雨に濡れたくらいであれば、雨粒は繊維に入り込まず、パラパラと落ちていきます。大量生産できないため欧米では知る人ぞ知る高級ニットとして、アイスランドのウール製品は人気です。日本ではこちらで扱っています。ニット屋さんのオーナーご夫妻はとても親切ですよぉ。
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 水もおいしそうでしたね。7月に放映された番組で橋田壽賀子さんもアイスランドの水を褒めていましたし、私もまったく同感です。アイスランドへ行くと、水以外は飲みたくないほど、水が美味しいです(水道水で充分)。日本ではアイスランド・スプリング・ウォーターが入手できます。現在は通販専門のようですが、早くコンビニ等で買えるようになってほしいものです。
 
 最後にチラリとしか映っていませんでしたが、やはり瀬川さんもプールへ行ったのですね。どんなに小さなコミュニティでも、必ずそこにプールのあるアイスランド。もちろん温水です。多くの場合は、地熱発電で利用したタービン冷却用の水(天然水ですよぉ)をパイプで引っ張って利用しています。いわば廃物利用なので、頭が良い!
 
 それから、ICELANDiaレーベルの母体であるアリヨスエンタテイメントのサイトをリニューアルしました!まだ不備が多い状態ですが、一度覗きに来てくださいねぇ。(小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
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by icelandia | 2005-10-31 15:50 | アイスランドってどんな国? | Comments(18)
日本公開決定『Screaming Masterpiece』アイスランド音楽ドキュメンタリー映画
 音楽ファンのみなさん、手放しで喜びましょう。映画『Screaming Masterpiece』の日本公開が決定したようです。邦題や、公開時期等は近々に決定されると思います。
 この映画については、8月に一度ご紹介しているので、内容は以前のブログをご覧ください。アイスランド音楽シーンについてのドキュメンタリーで、もちろんICELANDiaのアーティストも取りあげられています。
 (・・・ヨーエル・パルソンの特集を書きたいと思ってるんだけど、少しの間ニュース続きかも。)
 
c0003620_1975775.jpg  そして、公開が待ち遠しくてたまんない!という方にお知らせです。
 以下の場所で、予告編(Trailer)を見ることができます。
 http://ergisfilmproduction.com
 このサイトのサーバーは非常に遅いので、見る側がブロードバンドであっても、10分以上かかることを覚悟してください。また、解像度の異なる予告編が2本置いてありますが、内容も異なります。一本目は英語ヴァージョンで、二本目はアイスランド語の予告です。言語が異なるだけでなく、画像や雰囲気も違います。
 
 ビョークのシーンはフジ・ロックのようですね。Airwavesは去年と一昨年のように見えます。シガーロスのライブはどこのだったんだろう?どのような内容になっているのか、いやぁ、本当に楽しみです。これで音楽ファンのみなさんに、私がなぜこれほどアイスランドの音楽シーンに心酔したかを、垣間見ていただけることでしょう。
 
 私自身、映画を見ていないため、予備知識なしで見てどれほど理解できる内容になっているのかわかりませんが、きっと詳しい解説などをしつつご覧いただけば、もっとよく分かるのではと思います。いやぁ、本当に公開が待ち遠しいです。見たい!見たぁ〜〜い!!(小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
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by icelandia | 2005-10-28 18:15 | News | Comments(4)
ビョークの父親、名誉毀損で訴えられるか??
 野次馬的な話題ですが、ビョークがらみなので・・・。
 
 ビョークの父親は氷国電気技術者組合のリーダーのグズムンドゥル・グンナルソン氏。彼は先日、2Bという会社が外国人労働者を違法に雇っていたことについてを、「組織的犯罪」だと避難した。
 2B社の法律顧問は、許可を得ずに外国人労働者を雇ったことに対する当局からの勧告には異議を申し立てていないが、グンナルソン氏の「組織的犯罪」発言には名誉毀損で訴えたいほど腹立たしいと話している。
 
 ・・・・ということです。
 
c0003620_19423345.jpgビョークのファンにお勧めは、同じアイスランド出身のバングギャング。ごく普通の音楽ファンは、表面の浮遊感に目がいくと思いますが、ビョークのファンであれば、その裏にあるアバンギャルドな精神を見抜くことができることでしょう。ぜひ試聴してみてください。オーティオ・ビデオの試聴。
購入はこちらで(送料無料)。
(小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
 
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by icelandia | 2005-10-26 01:29 | News | Comments(0)
『鏡の中のアイスランド』リリース!:特集その1
 『Figaro』のアイスランド音楽特集でググ〜〜っと身近になってきたアイスランドの音楽。今回はあの巨匠マイルス・デイヴィスの『イン・ア・サイレント・ウェイ』を思わせるというヨーエル・パルソンのご紹介です。
 アイスランドの音楽コミュニティはそれほど多くないため、ポピュラー・アーティストとジャズ・アーティストの交流も盛んです。そんな中、ジャズ・アーティストとして活躍する傍ら、ジャズ・パンク(!)グループを組んだり、様々なプロジェクトを計画し、幅広い音楽性を示しているのがヨーエル・パルソンという新進サックス奏者。アイスランド最高峰のジャズ・アーティスト、シグルズール・フロサソンの愛弟子でもあり、なかなかユニークな活動をしています。
 そんなヨーエルも、もちろんICELANDiaのアーティスト!『鏡の国のアイスランド』のアルバム発売を記念し、ここに2-3回に分けてヨーエルの特集をしますが、まずはジャズ評論家の大御所である岩浪洋三さんがヨーエルに向けた言葉からどうぞ。以下の文章は今年初頭にも掲載しましたが、再登場させていただきます。
 ジャズ・ファンは大注目です!!! (小倉悠加)
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『鏡の国のアイスランド』ヨーエル・パルソン/エイソール・グンナルソン

アイスランドのジャズにはとてもデュオの演奏が多いのに気づく。それはシンプルな素材でナチュラルな演奏を好む国だからであろうか。そのため、なにか日本の民謡や童謡を聴いているような気分になり、親しみがわいてくるのである。もともと日本や東洋は昔はそれほど複雑なハーモニーが存在したり、好んだりした国ではなかったからだ。その意味ではアイスランドのジャズはなにか日本人の肌に合うところがある。とくに美しい旋律を好む点においても・・・。

このアルバムもじつはデュオであり、若手のテナー・サックス奏者ヨーエル・パルソンと中堅ピアニストエイソール・グンナルソンとの二人によって演奏されている。

テナーのヨーエルは1972年のアイスランド生まれで、9歳でクラリネットを学び、15歳で策すを吹くようになったという。そして自国で音楽教育を受けたあと、92年にアメリカのバークリー音楽に留学し、優秀な成績で94年に卒業している。アメリカで学び、プレイしただけあって、彼のサックス・プレイは技術も優秀だが、音楽的にもインターナショナルなものを持っており、プレイもレベルが高い。今人気のアメリカのテナー、エリック・アレキサンダーと比較しても遜色がない。本アルバムでは、アイスランドのスタンダードというか民族性の強いナチュラルな音楽を演奏しているが、モダン・テナーのジョン・コルトレーンあたりの進歩的なテナー・プレイヤーの演奏も十分消化した上でのプレイであり、随所でモダンなテナーのフレーズも聴かせてくれる。

ヨーエルのテナーは実によく歌っており、表情が豊かで繊細であり、バラードの演奏におけるニュアンスに富むプレイには、とくに心を惹かれるものがある。

このアルバムの原題は『SKUGGSJA』となっているが、”鏡”の意味だそうである。そこで、原題を少し意訳してアイスランドのポピュラー音楽の歴史やアイスランドの人々の生活を反映した音楽ということで、『鏡の国のアイスランド』にしたそうだが、そうすることによって、このアルバムの演奏が想像できるようになった。

アメリカのジャズには、ジャズの素材となるさまざまなスタンダードがあるように、アイスランドにはアイスランドのスタンダードと呼ぶべきスタンダードがあるようだ。そしてどの曲もアイスランドの美しい大自然を反映しているように感じるのは、ぼくだけだろうか。

このアルバムはヨーエルの4枚目に当たるアルバムだそうだが、彼が参加したアルバムは50近くもあるといわれる。またヨーロッパ各国を広く楽旅しており、フランス、ドイツ、英国、ノルウェイ、デンマーク、スエーデン、グリーンランドなどで演奏したことがあり、アメリカは勿論カナダでの演奏経験ももっている。

本作は第4作だが、彼のデビュー盤は『Prim』で、Naxosから世界に向けて発売された。第二弾は『Klif』はギターを加えたカルテットで吹き込まれ、2001年アイスランド音楽賞で、ジャズ・アルバム賞を受賞している。第3作は2002年に『Septett』と題されて発売され、やはりジャズ・アルバム賞を受賞している。このアルバムには師匠のサックス奏者シグルズール・フロサソンも加わっていた。

昨年の彼はサックス、ベース、ドラムスというトリオでジャズ・パンク・グループGramを結成してニュー・サウンドに挑戦した。一方でメゾフォルテのヨーロッパ・ツアーにも参加している。本作『鏡の国のアイスランド』では、このメゾフォルテのピアニスト、エイソール・グンナルソンとの共演であり、息もぴったりと合っている。エイソールのピアノは大変ピアニスティックで、センスのいいリリカルなプレイをみせているのがとても印象的である。ピアニストの”ツボ”をおさえた相の手がみごとであり、ベースやドラムスがなくても、安定した、バランスのいい広がりのある音楽を生み出している。ジャズのフィーリングも豊かだが、クラシックで鍛えたたしかな腕前と格調の高さも魅力だ。
このアルバムは演奏もさることながら、演奏曲の親しみやすさと旋律の美しさに注目したい。


まず一曲目の「カントリーサイド」に驚かされる。まるで日本の歌謡曲のようでもあり、またミッシェル・グランが書いたポップスのようでもあり、メロディは憶えやすくて美しい。なんでもアイスランドの国民的歌手Elly Vilhjalmsのために書かれた曲という。

「ディマリムの歌」はソプラノ・サックスで幻想的に奏でられるが、アイスランドの有名な物語で、子供用の絵本にもなっているという。確かに愛らしい曲だ。

「泣かないで」のちょっともの悲しいメロディも日本人の感性にぴったりの曲だ。心にやさしくひびく曲でもある。テナーの合ったかなひびきに包まれると、ふしぎに心が解放される。旋律はどこか日本の民謡風だ。

「スヴェン・ギー・エングラー」も大自然と調和するサウンドで、ジョー・ザヴィヌルが作曲し、マイルス・デイビスが演奏した「イン・ア・サイレント・ウェイ」とダブって聴こえる。ザヴィヌルの曲はオーストリアの羊飼いのメロディだった。なんでも「スヴェン・ギー・エングラー」はシガーロスの新作『()』の曲だそうだが、余韻の美しい曲で、このアルバムの中でもいちばん感動を覚えた演奏だ。

「シークレット」も同様のきれいなメロディをもったバラード。Datar & Runar Gunnarssonがヒットさせた曲だそうだ。このテナー・デュオにぴったりのフォーク的な佳曲だ。

「 涙色のローズの詩」はアイスランドのトラディショナルだそうだが、この国の人気者ビョークのヒットで、Hector Zazouのアルバム『Song from the Cold Sea』で歌っている。ここでヨーエルが吹いている低音楽器はバス・サックスであろうか。エイソールのリリカルなピアノの役割も大きい。

ビョークといえば、「少年ヴィーナス」はビョークのオリジナル。シンプルだが、魅力的なメロディだ。

「共に旅して」はコール・ポーターの「イッツ・オールライト・ウィズ・ミー」をスロー・テンポで演奏したら、こうなるといったメロディだ。

ラストのメガス作曲の「ふたつの星」にしても、どれもアイスランド的メロディというのだろうか、大自然と調和する曲ぞろいで、いずれもアイスランドの人々にとってはなじみの深い曲のようだ。ちょうど、アメリカのミュージシャンがアメリカのスタンダード・ナンバーをジャズ化するように、アイスランドのジャズメンにとっては、このアルバムの曲がスタンダード・ナンバーに当たるのであろう。聴いているうちに、どの曲もみんな好きになってしまった。c0003620_23245028.gif
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by icelandia | 2005-10-25 19:40 | Jazz | Comments(1)
腐敗度指数:アイスランド清潔度1位 日本17位
 トランスペアレンシー・インターナショナル(国際透明性機構:TI 本部:ベルリン))が2005年10月18日に発表した最新調査によれば、調査対象の世界159各国中、最も透明度が高く、腐敗していない国はアイスランドであるとの結果が出ています。日本はチリと並び第21位。
 ちなみに第一位から10位までは以下のよう:
 
2005年 腐敗度指数
 1.アイスランド
 2.フィンランド/ニュージーランド
 4.デンマーク
 5.シンガポール
 6.スウェーデン
 7.スイス
 8.ノルウェー
 9.オーストラリア
 10.オーストリア
 ・・・・21.日本
 
 そして、主なところはイギリス11位、ドイツ16位、アメリカ17位、フランス18位で、イタリア、韓国共に40位。腐敗度指数が最も高いのはアフリカ諸国となっています。
 
 アイスランド・ファンとしては喜ばしい結果ですが、日本国民としては心境は複雑。先進国としては、お粗末・・・。
 全ての結果一覧は以下のURLにあります。
 http://ww1.transparency.org/cpi/2005/cpi2005_infocus.html#cpi
 
 この指数の詳しい算出方法は上記ページをスクロールしてご覧ください(全部英語ですが)。
 ふーむ、どうも気分がすっきりしない時は、ギター・イスランシオでも聴いてさわやかな気分を取り戻しましょうかぁ。
 アイスランド、おめでとう!日本を牛耳っている人々よ、もっと考えて行動してくれぃ!(小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
 
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by icelandia | 2005-10-19 22:30 | アイスランドってどんな国? | Comments(3)
アイスランド音楽特集:話題満載の最終回
 『Figaro Japon』に掲載されたアイスランド音楽特集を祝ってのICELANDiaアイスランド音楽特集は今回が最終回です。え?もっと続けてほしい? リクエストを有り難う御座います。またこのような機会があれば是非やりましょう。
 
 今回カバーする3組のアーティストはウォーム・イズ・グリーン、ヒャルマル、そしてヨハン・ヨハンソンです。
 
c0003620_19423345.jpg その前に、バングギャングはお聞きになられましたか?オーディオ、ビデオの試聴はアーティストのサイトでできます。最新アルバム『サムシング・ロング』はICELANDia通販、アマゾンやHMV等の通販、または全国の大型店で御購入いただけます。

c0003620_1943587.jpg それにしても「緑の虫」というグループ名は面白い。Worm is greenなので、「虫は緑色」でしょうか。彼らの二枚目のアルバム『オートマジック』も、他のアーティスト同様、アイスランド的な透明な浮遊感があります。この種のサウンドではAmpopというグループと双璧を成し、どちらもThule(チューレ)というレーベルから同時期にリリースされています。ただアムポップはアマゾンでも取り扱いがないようで、残念。アムポップのグループは、アンビエント・ポップの略です。ウォーム・イズ・グリーンもアムポップも、どちらもエレクトロニカであり、オーガニックであり、そして時々囁くようなヴォーカルが入ったり・・・。
 アイスランドや北欧でエレクトロニカが盛んな理由は、かなり単純なことで、冬が暗くて長いため、その間に室内でやれることといえば、読書や音楽になってきます。そしてアイスランドは少し別の事情でも、エレクトロニカが流行りました。それはチューレというレーベルがあったからです。このレーベルはアイスランド初の本格的DJとなったソールが設立した会社で、数多くのアーティストとのコラボやプロデュース経験を元にチューレ・レーベルが作られました。元々チューレはスタジオで、そこにミュージシャンが集まり、「いっそのことレーベルを作っては?」という話だったようです。
 チューレの設立はアイスランドにとって非常にエポック・メイキングな出来事でした。それまでは、アイスランド国内向けアーティストしか出さなかった大手のスキファン(ごく最近、セナと改名)と、ビョークのおかげで細々と国際派のアーティストを育ててきたスメクレイッサしか存在せず、どちらにも属さないアーティストは行き場がありませんでした。そこにチューレが登場し、風穴があき、急激にエレクトロニカが盛んになっていきます。その周辺で登場して有名になったのが、何を隠そうシガーロスやムームです。チューレのスタジオは、ビョークも使っているし、カラシの最後のアルバムの録音もチューレでした。
 このチューレが一番華々しくなったのが2000年過ぎ頃で、その時代に出てきたのが、このウォーム・イズ・グリーンであり、アムポップであり、その他にはトラバント(シガーロス10歳のバースデイで演奏したグループ)、カナダ、エクソス、フューネラルズ、下記に出てくるヨハンのアパラット・オルガン・カルテットもチ同時期でした。ムームのデビューもですね。チューレからは数々のコンピレーションも放たれ、エレクトロニカを集結させたものなど内容はよかったのですが、販売網が限られていたこともあり、結局は経営に行き詰まってしまいました。現在はスタジオだけのオペレーションです。
 チューレの活動に刺激を受けて、アイスランド最大の出版社エッダが音楽部門を作り、ロック系の新進アーティストやジャズを取り扱い始めたこともありました。書籍の出版と音楽出版では分野も違い、やはり販売経路がなく、将来が期待できるアーティストがいたにも関わらず、このオペレーションも2年弱で閉鎖。
 チューレもエッダも結局は国際的にその名を馳せるまでに至らず、本当に残念なことをしました。現在のアイスランド音楽の頼みの綱は、相変わらずスメクレイッサと(これも最近どこかに吸収されたような?)、個性的な音楽ショップとして知られていた12トナーが2年前に立ち上げた独自レーベルだけでしょうか。閉鎖されたエッダの音楽部門担当は現在12トナーで働いています。また、チューレもエッダもその後原盤権の難問を抱え、まだ全ては解決していないようです。
 そんな中で生き残ったのがウォーム・イズ・グリーンであり、イギリスへ移ったアムポップ。そしてトラバントは独自に生き残り、アパラットも健在です。

 このような裏話をするのは、アイスランドの音楽は英米のレーベルとは全く違う機構の中から生まれてきたものなのだ、というのを少し知っていただきたいからです。文化交流や文化支援というと、発展途上国やフランスやイタリアといった歴史的伝統のある国々ばかりに目が行きますが、そんな中で意外にも一番苦しい思いをしているのは、先進国でありながら、人口が少なく、伝統も浅く、孤島という地理的条件から交流がとりにくいアイスランドなのです。アイスランド政府はそういった事情を踏まえて芸術活動に関して、条件の良いサポートをしていますが、狭い国の中なのでどうしても限りがあります。海外との接触ということでは、ヨーロッパや北米であれば自分たちの力でプロモーションへ出ていくことも出来ますが、文化も言語も全く異なる日本は、とても興味があるけれど自分達ではどうしようもない場所です。
 アイスランドは良くも悪くも人口30万人の孤島。同じ孤島でも人口1億2千万人とは規模が違い過ぎます。アイスランドのアーティスト達と話していると、世界からの疎外感を抱いている人物がいかに多いことか・・・・。話は随分と逸れましたが、自社アーティストでなくとも必用あればいかなるアーティストのサポートも喜んでしているICELANDiaは、彼らにとって日本との大切なパイプであり、文化ボランティアなのです。
 
c0003620_19453158.jpg ヒャルマルはICELANDiaアーティストです。首都レイキャヴィークから40-50分も車を走らせると、国際空港のあるケプラヴィク(ケフラヴィク)に到着します。ここは基本的にはアメリカ軍の街であり、国際空港も元を正せば米軍基地をいわば平和利用していたのです。アメリカ軍が駐在するようになってから、米軍放送と共にアイスランドのロック史は始まり(事情は日本と同じ)、ケプラヴィクは若者の音楽、ロックの街になっていきました。ヒャルマルもこの街で結成されました。
 ケプラヴィクからはアイスランドのビートルズと言われた名門グループが生まれ、現在でも時々ポッと、素晴らしいグループが出てきます。最近の代表格がこのヒャルマルで、世界最北のトロピカル・バンド。牧歌的なレゲエのリズムにアイスランドの伝統や、奇想天外なストーリーを織り交ぜ、2005年初頭に行われたアイスランド音楽祭で見事に新人賞を受賞。この夏、最もアイスランド国内でヒットしたのが、このヒャルマルでした。
 ヒャルマルの日本での音源の権利はICELANDiaにあり、本格的なリリースは来年を予定しています。テストケースというか、音楽ファンのみなさんがどのような感想を持たれるのかを知りたくて、限定数のみネット販売しているので、早く聴きたい!という方はどうぞご利用ください。
 ヒャルマルの代表はレーベル・オーナーでもあり、アイスランド・ロックの歴史的名盤を中心に、ボチボチと復刻している人です。アイスランド・ロックですが、かつてはこれがまぁ笑ってしまうほどイギリスのマージー・ビートだったり、アメリカのウエスト・コースト・ロックだったりします。そこにアイスランディックな響きが少々入り、音楽マニアにはかなりたまらないものがあると私は見ています。なのでICELANDiaでもぜひアイスランド・ロック名盤復刻シリーズをやりたいと考えていますが、数年先の話でしょうか。
 
 最後はヨハン・ヨハンソンです。ヨハンは私が初めてアイスランドへ行った時に会った人物のひとりで、以来、アイスランドへ行く度に会います。私の中では「アイスランドの坂本龍一」というのがキャッチで、彼の音楽をぜひ広めたいのですが、ライセンス契約は難しいとのこと。出来る範囲で個人的に応援するからね、という範囲にとどまっています。
 ヨハンは現在でこそ、新進気鋭のアンビエント・エレクトロニカや環境音楽的なものを手がけていますが、この人の音楽バックグラウンドは非常に長く、初期の頃はパンク・バンドにも在籍しました。その代表格がハムというグループ。アイスランドの歴史的パンク・バンドとして有名で、典型的なセックス・ドラッグ・ロックンロールの世界でした。ヨハンが在籍していたのは、ほんの一時期でしたが、いやはやすごいバンドに居たものです。
 ヨハンは劇場劇の音楽や展示会のインスタレーション等を手がける傍ら、ウンウン(unun)やルークといったポップス・グループに参加し、そういった活動のどの程度がアルバムとして残っているのか、私も全貌を知りませんが、例えば元シュガーキューブスのメンバーであり、バングギャングのドラム奏者として来日した人物とDIPを組んだ時は、『Hi Camp Meets Lo Fi』というアルバムを残しています。エミリアナ・トリーニ(この特集のパート1で登場したシンガー)が一曲ヴォーカルで参加していました。
 
 私がヨハンに心酔したきっかけは、『エングラボーン』でした。アルバムも素晴らしい出来ですが、そのライブには全く脱帽でした。セッティングも良すぎたかもしれません。あれは2003年10月。Airwavesのイベントのひとつとして、レイキャヴィークの丘の上にある街のシンボル的存在のハトグリムス教会(ハトグリムスキルキャ)で『エングラボーン』のライブが行われました。
 メンバーは弦楽四重奏団、キーボードとマックを駆使するヨハン、パーカッショニストのマシアス・ヘムストック(最高!)。教会という荘厳なセッティングの中で、深い雪の中にしんしんと雪が積もり続けるごとく、静かに、音の粒をポロンポロンと落としていくような、そんな感じのライブは、静寂の中に音があることをありありと感じさせるものでした。残酷なまで美しいその音は、衝撃的でもあり、また演奏の半ばから教会の中に夕日が差し込み、会場内がピンクに染まり、それは美しかったこと。このようなライヴを体験してしまうと、下界へ戻れない心境になります。『エングラボーン』のアルバムを聴くと、今でもあの雰囲気が実感としてありありと蘇ります。
 演奏の数時間後、市内の有名レストランで、ライヴの主催者、ヨハン、私の3人で食事をしたことも、今では夢のような思い出になっています。
c0003620_19444717.jpg 次に発表された『ヴィルズレグ・フォルセタル』の音楽にも、『エングラボーン』と共通する凛としたサウンドがあります。このアルバムも教会でライブを行い、その時は音楽に合わせて色とりどりの風船が落ちてくるようにしたそうです。きっとこれまたひどく印象的で素晴らしいものだったことでしょう。
 この後、映画のサウンドトラック『ディス』を出しています。こちらでは明るく、ポップで、ムーム的な楽しげなエレクトロニカも聴けます。
 彼の活動は本当に多岐にわたり、こういった合間にもコンスタントに劇場劇の音楽を作り、フランス、ドイツを中心にシンクタンクのキッチン・モーターズの一員としても展示会等を飛び回り、結局アイスランドで過ごせる時間はさほど多くなく、ヨーロッパ本土/アイスランド間の移動の便利も考えて、一年半ほど前から拠点をヨーロッパに置くようにしたようです。広く世界的に活躍するのはいいことですが、アイスランド国内では音楽演奏だけを職業にして生計を立てることが困難なため、必用に迫られて、海外に移住するアーティストも少なくありません。頭脳流出とまでは言いませんが、もう少しアーティストを暖め育て、自国の中で活躍する場があれば、家族と離ればなれになったりということも少なくなるかと思います。
 
 アパラット・オルガン・カルテットは、ヨハンのソロ・プロジェクトの音楽とは切り離して考えてください。音楽的には全く別物です。
 グループ名は、アパラット=機械、オルガン・カルテット=4人のオルガン奏者。ここにドラムスが加わり5人組です。キーボード奏者一人につき2台を操るため、キーボードは計8台になります。機械仕掛けのオルガン奏者というコンセプトなので、ステージでは絶対に笑顔を見せず無表情。デビュー・アルバムのタイトルにもなった『Stereo Rock & Roll』では、ヘンテコな振り付けまであり、ちょっと風変わりなライブを展開します。
 アパラットはクラフトワークと比較されることが多く、確かにそんな雰囲気は濃厚です。使用しているのは最新シンセではなく、廃品キーボードが中心。冗談ではなく、アイスランドの清掃局に協力者がいて、よさそうなキーボードが捨ててあるとヨハンのところに連絡が入ります。それを自宅のスタジオに運び入れ、調整を加えるのです。なにせゴミなので、出ない音も調整不可能な音もあります。でも、その出ない音は「個性」として重んじるので、そのまま使用している古いシンセが何台かあります。
 アパラットのメンバーはヨハンを中心に、それぞれみな異なる職業についています。ツアーをするといってもメンバーのスケジュール調整が大変で、レコーディングも同じこと。彼らのファースト・アルバムを気に入った超大物ロック・プロデューサーから、自分の指揮下でこのアルバムを作り直し、大々的に売り出したいという提案がありましたが、結局これも、メンバーが何ヶ月もアイスランドを離れてレコーディングに専念することは出来ないため、流れてしまったようです。セカンド・アルバムは制作中ですが、いつ出てくるやら・・・。
 アパラットのアルバムは、前述のチューレの事情により、なかなか入手困難です。一度私のサイトでも販売しましたが、すぐに売り切れてしまいました。絶盤にはなっていはずなので、入ってきたらお知らせしますね。

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 今回のフィガロの特集で、アイスランドの音楽が持つ共通した雰囲気を誌面から感じ、私の長いブログで、その裏側やミュージシャンのつながりが少しは見えたでしょうか?お楽しみいただけたことを願っています。
 
 最後になりますが、素敵なアーティストをピックアップし、厳しい字数制限の中、彼らの魅力を凝縮して紹介してくださった伊藤なつみさんと、その紹介を美しい誌面に仕上げてくださった編集の新山桂子さんに、この場を借りて心から感謝いたします。
 『Figaro Japon』のこの特集、10月19日までは店頭にありますので、まだ見ていない方、ぜひお手にとってご覧くださいね!(小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
 
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by icelandia | 2005-10-15 19:48 | Pops | Comments(5)
あるアーティストが切り取ったアイスランド
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 今年秋のアイスランド直行便で、北欧はアイスランド旅行を楽しまれた日本のアーティスト・小川良子さんが、現在『PEELER』というサイト上で個展を開催しています。アイスランド国内で撮影した写真をもとに制作した、『その形容詞を待ちわびる』というシリーズのひとこまです。
 
 ★言葉集めと写真による連載「その形容詞を待ちわびる」(毎号全 11ページ)
 
 私のつたない言葉で伝えるよりも、見ていただくのが一番でしょう。アイスランドの景色が、日本のアーティストにどのような刺激を与え、何を感じさせたかは、ぜひ上記サイトをじっくりとご鑑賞ください。とても素敵な作品展です。お楽しみください。(小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif

*上記写真はアーティストの許可を得て掲載しています。無断使用はお控えください。
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by icelandia | 2005-10-12 20:59 | News | Comments(2)
バングギャング、ムーム、スローブロー:音楽特集その2
 『フィガロ・ジャポン』のアイスランド音楽特集を記念しての第二弾ブログです。私は音楽ライターで、ミュージック・ペン・クラブという音楽ライター団体にも属していますが、実は音楽そのものについてを書くのは苦手です。音楽は聴き手の受け止め方、感じ方次第で、それについてをとやかく言うのは違うんじゃない?と思うこともしばしば。ただ、そのアーティストの周辺は情報としてお知らせすべきだし、試聴があまりなかった時代、聴き手にその音の感じを伝えるために、「こーんな感じの音」という伝え方をするのは、有益かとは思うのですが、得意じゃないので・・・。
 ということで今回も、自分の体験談が中心です。下の写真は超なんとなくアイスランドのほのぼの風景ということで・・・。
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 前回は一応、シガー・ロス、ムーギーソン、エミリアナ・トリーニまで書いたので(特集記事に掲載されているアーティストです)、今回はムームとスローブロー、バングギャングです。
 
 まずはICELANDiaアーティストであるバングギャングから。
 
 バングギャングはアルバムで初めて聴いた時、「これだ!」という感覚がありました。ただ、アルバムではよくても、ライブはどうよ?というのがあり、去年のAirwaves(アイスランドのロック・フェス)で初めてライブを見た時、すごーくうれしくまたホッとしました。だって、アルバムでよくても、ライブが駄目なグループって、結局ダメですからね。
 Airwavesのメイン会場はNASAという大きなクラブですが、去年のAirwavesの場合は海岸に近い美術館も会場として開放し、クオリティの高い個性的なグループは美術館に集められていまいた。NASAはハードなロックが中心で、美術館はもう少し芸術的な臭いのある上品なもの。美術館のメイン日には早くからビョークの息子シンドリが最前列のかぶりつきで見ていました。シンドリと私は音楽指向が似ているのか、行く先々の会場で見かけました。
 
 そのシンドリもノリノリで見ていたし、マスコミのカメラの数が尋常ではなかったのが、バングギャング。その音楽性は国内ではもう定評のあるところで、絶対に下手なものは見せないというバルディのこだわりもあり、その日も完璧なステージ展開。あの幻想的で白昼夢的なサウンドと、ささやくようなヴォーカルはアルバムと変わりませんが、ハードな部分になるとライブの迫力は断然ちがってきます。どこかのブログで、バングギャングのことを「静かなるハードロック」と表現していて、思わず納得してしまいました。前半は嵐の前の静けさの如くで、後半は一気にハードに盛り上がる。鳥肌ものです。
 歴史的超名曲を引き合いに出しては、おこがましいとは思いつつ、でも、そういう雰囲気なんだよなぁと思うのは、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」やデレク・アンド・ザ・ドミノス(クラプトン)の「レイラ」。つまりは、とてもエモーショナルなのです。
 
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 バングギャングのリーダーであるバルディ・ヨハンソンは、20代後半で、世代的にはシガーロスと同じです。それに本当に多才。最初の頃は、現在シンガポール・スリング(最新アルバム『Life Is Killing My Rock 'N' Roll』)で活躍中のヘンリックと共に、サーフ・バンドっぽい音作りのグループを結成していました。で、バルディ本人はサーフ・バンドと言いますが、まぁ若干それっぽい音はあっても、私が聴くと基本的にヘンリックが得意とするギター・ロックの音じゃないかと思います。それはシンガポールを聞けば如実に分かることでしょう。音楽的に指向が違う二人は、別々の道を歩み、ヘンリックはシンガポールを組み、バルディはバングギャングになります。
 音楽を追究する傍らで、映像の世界にも興味を示し、なんとアイスランドの民放では初めて、ハチャメチャなエロチック番組をプロデュースし、非難囂々。数ヶ月でこの番組は打ち切られたそうですが、アートコミュニティでの評価は高く、今では伝説の番組になっています。
 アイスランド国内で作られるショート・フィルムの音楽制作依頼も多くあります。今年の春、交響楽団用にスコアを書いたというのもそれで、どの映画に使われるのか未確認ですが、表に出てくるのがとても楽しみです。そしてこの夏は、アイスランドのハード・ロック(メタルに近い?)バンド、ミナス(Minusと書きます。マイナスって読まないでね)のリード・ヴォーカリストのクルミとずっとスタジオに入っていました。
 
 そうそう、現在進行中の山形ドキュメンタリー映画祭のアイスランドからの作品『Africa Unite』のサウンドトラックもこのバルディ・ヨハンソンによるものです。
 
 バルディ君、ちょっと気むずかしそうですが、案外いいヤツで、厳しいところもありますが、会った直後に電話をかけてきて、「お茶おごってくれてありがとう、って言い忘れてゴメン」という、変に(?)礼儀正しいところも。見た感じ、最初はゲイかなぁと思っていましたが、普通の男性(=女性好き)。アメリカ男性であれば絶対にその見分けには自信がある私も、アイスランド人男性って結構ゲイっぽく見えても、実はストレートということがしばしば。やっと最近、違いが分かってきたけど・・・。7月の来日時には、フランス人の可愛らし女性を連れていました。
 
 このアルバム・ジャケット、本当に素敵ですよね。実際のアルバムの印刷もとてもきれいです。女性が全裸でびっくりしたでしょうか?この女性はバルディの当時のガールフレンド。東洋系の女性で、「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」のビデオ・クリップにも登場します。全裸シーンはありますが、ごく爽やかなシーンで、スタイル抜群。日本人アーティストが、自分の彼女を全裸でビデオ・クリップに登場させたらビックリですが、大らかなお国柄なので、最初からみんな「きっと彼のガールフレンドだろうと思ってた」と。ジャケ写のためにヌード・モデルを使うという発想自体が無いようで・・・。
 
 音楽的に最も一般的に受け入れやすい、メロディも演奏も歌もしっかりしたもので、そのアレンジは職人芸的な繊細さがあります。カーペンターズのリチャード・カーペンターを引き合いにそれを言及する業界人もいるほどで、メジャー感もバッチリあり、私の頭の中には、そしてアイスランド国内はもっとよりヨーロッパでは、やはり「ビョークー>シガーロスー>バングギャング」という図式になります。
 
 アイスランド特有の雰囲気や音もたっぷりと持つポップス。北欧のバート・バカラックというのも、あながちウソではない表現でしょう。聴けば納得することと思います。そこらへんはぜひアーティストのサイトでご試聴ください。ビデオも見ることができます。購入は全国大型音楽ショップ、ICELANDia通販、またはアマゾン,HMV等の通販で。
 
 それから、以下に一般音楽ファンの方が書いてくださった記事(ブログ)があります。見つけた時はすごーくうれしかった!ご参考にどうぞ。
  ◎湯島の夜
  ◎音楽に満たされて(世界音楽紀行)
  ◎最近の聴いたり聴かなかったり
  ◎アイスランド音楽 バングギャング " Something wrong "
  ◎アイスランドの音楽〜バングギャングで心を優しく 
     *上記ブログに関しては、見つけたら加筆しております。
  
 次なるグループはムームです。Mumはムームと読みます。英語だとマムですよね。双子の女性姉妹が入っていて、彼女たちが結構可愛くて、ベル・アンド・セバスチャンのアルバム『わたしのなかの悪魔』のジャケット写真にフィーチュアされています。
 アンビエント・エレクトロニカとでも言うのでしょうか。エレクトロニカの割にはオーガニックな香りも強く、赤ん坊がおもちゃ箱をひっくり返しているような、穏やかな華やかさと明るさ、そしてアイスランド特有の影を持っています。双子の姉妹がささやくように歌うヴォーカルも魅力的です。現在までにアルバムは3枚出していて(EPは含まない)、デビュー・アルバムが『イエスタデイ・ワズ・ドラマティック〜トゥデイ・イズ・オーケー』『Finally We Are No One』『Summer Make Good』
c0003620_161729.jpg 個人的には2枚目の『Finally〜』が一番好きで、ライブを見たことがあるのは新宿リキッドルームのみ。今年11月にも来日が予定されています。個人的なところでは、レイキャヴィーク市内の飲み屋でメンバーを見かけたりという程度です。去年アイスランドへ行った際、帰りの飛行機(アイスランド->ロンドン)で、彼らを見ましたが、話題もなかったので声もかけていません。それから『Finally〜』はアイスランド語ヴァージョンのアルバムがあります。日本で扱っているのは、たぶん私のショップのみかと思います。
 双子の片割れが脱退し、その穴埋め(?)として日本公演をこなしていたのがオルロフという女性で、彼女はシガーロスのバックを務めるアミナとも大の仲良し。いっしょにクラシック音楽を勉強した仲です。オルロフはまた、去年のAirwaves(アイスランドのロック・フェス)、スローブローの一員として立っていました。
 牧歌的、幻想的、おとぎ話的・・・いろいろな表現ができるグループですし、やはり彼女達もシガーロス同様、アイスランドの香りが色濃く出ています。
 

c0003620_167892.jpg 毛色としてはスローブローもムームと似ていて、スローブローはもっとローファイになります。家庭にあるものを手当たり次第楽器にしたような面白さと、ムームよりもっとアンダーグラウンドな響き。それでも、スローブローという名が示すように、スローなパンチをくらっていると、そのうちに効いてくる、ある種スルメ的なものがあります。
 リーダーのダーグル・カウリは映画『氷の国のノイ』の監督であり、アカデミー賞候補になったアイスランド人のフリドリクソン監督以来の大物と言われています。サウンドトラックの『Noi Albinoi』も自ら手がけています(シグルズール・ニールスドッティルの曲も収録)。
 うーんと、スローブローのメンバーに初めて会ったのは、ヨハン・ヨハンソン(次回取りあげます)とお茶を飲んでいた時で、純粋にコーヒーを飲むためにミュージシャンやアーチストの出入りが多い、Kafitarというオーガニック・カフェでした。
 その後、ダーグルとはゆっくりと話をする機会がありました。とても穏やかでシャイな人で、雄弁とはほど遠いけれど、これをやると決めたら情熱をもってねばり強く進む人であるという印象。ただ、私が会った時は子供が生まれたばかりで、「少しの間、子育てで手一杯になりそう」ということでした。ここでお断りしますが、アイスランドは男女平等の国であり、その平等感というのは日本は到底及びません。進歩的な考えとかそういうのではなく、これが当たり前すぎる精神なんです。

 去年のスローブローのステージ、面白かったぁ。前述のオルロフがバイオリンを担当し、私の目に間違いがなければムームの片割れの女性も参加。ノコギリの大きなのをビヨヨンと曲げて音を出したり、タライを叩いたり、見ていると何だか「家庭用品雑音大会」みたいでしたが、これが案外他の楽器の装飾に効果的に使われ、クオリティの高いものに仕立て上げていたのはさすが。ダーグルのヴォーカルは決してうまくはないけれど、雰囲気はあります。それで充分といった感じ。ちなみにスローブローは現在までに3枚のアルバムを出していますICELANDiaのショップで入手できるので、興味ある方は是非どうぞ。
 
 ちなみに、ムームもスローブローも、最新作ではシガーロスと同じように絵本型の限定盤も出しています。
 
 おー、今回も長くなってしまいましたが、あと1回、このシリーズは続きます。(小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
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by icelandia | 2005-10-10 16:21 | アイスランド音楽名盤紹介 | Comments(11)
意外にも温暖なアイスランド:なのに今年の9月・・・
 ICELANDiaは音楽レーベルなので、音楽の話題を中心におおくりしていますが、今日は気候の話です。

 地球は温暖化に向かい、ご存知の通り今年は台風の発生率も高く全世界で猛威をふるい、アイスランドの氷河も年々小さくなりつつありますが、9月の気候はどうも様子が違ったようです。
 私が最近よく連絡を取っている若い女性歌手が「今年の9月は異常に曇り空ばかり。こんな憂鬱な空ばかりのレイキャヴィークは生まれて初めて!」と言ってきました。また、あるロック・グループのリーダーも、「秋の日本はさわやかな気候って言うけど、こっちは曇り空ばかりだ」と。確かにアイスランドの気候は変わりやすく、一日の中に雨、曇り、晴れを何度か繰り返すこともしばしばあります。なので「今日は雨」といっても一日中降り続くとは限らず、少々極端ですが、15分毎に天気が変わると思っても、間違えではありません。
 
 彼らの言葉が気になって調べたところ、やはり今年の9月は記録的に寒い月だったそうです。ここで強調したいのは、アイスランド(=氷地)は国名ほど寒くはなく、暖流が流れていたり、北風が山で遮られたりして、案外暖かいものです。私の印象では、真冬でもニューヨークよりも暖かです。雪も降りますが、それは東京も同じこと。降っても数日で溶けて無くなります。
 アイスランドの9月の平均気温は7-8度。なのに、今年は6度でした。9月でこの気温は1982年以来。9月下旬には気温がマイナス3度まで下がる日が出て、それは1974年以来最も寒い9月の一日でした。
 平均気温7度は、東京の3月頃の気候ですから、決して暖かくはありませんが、寒さが最も厳しくなる1-2月でもマイナス1度程度なので、要は通年を通して気温差が小さいのです。ちなみに最も暖かな7月でも平気気温は10度強。
 それから、今年の9月は、レイキャヴィークに続く第二の都市で、国の北東に位置するアクレーリでも2日間雪が降り、これは過去40年間で初めてのことでした。
 
 というわけで寒い9月でしたが、なぜか日照時間だけは確保できたようで、9月の平均日照時間は125時間なのに、今年は185時間もあったとか。1954年以来、3番目に日照の多かった月でもありました。それでも前述のミュージシャンの話を踏まえると、きっと花曇り程度であれば日照として数えているのでしょう。
 
 温暖化と言われる中、寒かったというのは少し驚きですが、温暖化を少しでも食い止めようと、国を挙げて環境問題に取り組み、エネルギー源を石油に依存していない唯一の先進国ですから(石油を使うのは船舶と自動車だけです)、その効果が局地的に出たとか?
 
c0003620_14135977.jpg 気候情報も含めて、アイスランドのガイドブックをお探しの方は、『アイスランド・フェロー諸島・グリーンランド—素晴らしき自然景観とオーロラの魅力』をお勧めします。美しいカラー写真満載で、アイスランド旅行に関するあれこれを全国的にしっかりとカバー。ただし中心は大自然についてで、レイキャヴィーク市内や文化的なことは正直なところ手薄。うーん、早くそういう本を作りたいんだけど・・・。 (小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
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by icelandia | 2005-10-09 14:13 | アイスランドってどんな国? | Comments(5)
音楽マニア向け(?)アイスランド音楽特集:その1
 2005年10月5日発売の『Figaro Japon』でのアイスランド音楽特集、ご覧になりましたか?アイスランド音楽ファン必見です!!

 この特集を記念して、ICELANDiaのブログでも何回かに分けて特集しようと思います。マニアックな部類ですが、「へぇ、アイスランドの音楽やアーティストって、そんな風なんだ」という感じが伝われば幸いです。
 
c0003620_17395132.jpg まずは2ページ見開きのSigur Ros。彼らはここ数年ですごく有名になり、最新アルバムの『Takk...』はリリースと同時にベストセラー。インタビューもあちこちで出ているので、まぁそこらへんはいいとして、ビョークもシガーロスもそうですが、アイスランドに帰れば隣の住人。メンバーをレイキャヴィーク市内の飲み屋で見かけることもしばしばあります(ビョークもそうだし)。『Takk...』のレコーディング中で、マスコミ完全シャットアウト時期でも、友人を介したら難なくインタビューできたし・・・。つまりは小さなコミュニティで、誰かに声をかければ、どこからともなく情報が入り、何かの手配が行える場所です。
 
 『Figaro Japon』の特集で、シガーロスの次ぎに出てくるのはムギちゃんです。ムーギーソンは思い出深いアーティストです。
 
c0003620_17285090.jpg 初めてムーギーソンに会ったのは2003年の夏。特に私自身が興味を持っていたわけではなく、デビュー間もない彼を12Tonarという音楽ショップのオーナーがとても買っていて、「ユウカ、一度会ってみないかい?」と勧められたからです。デビュー・アルバム『Lonely Mountain』を出した直後の彼はすごーくシャイで、写真を撮ろうとすると、顔がこわばってしまうほどの青年でした。
 音楽に対しての熱意はものすごく、私がインターネットのストリーミングでアイスランド音楽に特化したラジオ番組をやていることまで知っていて、びっくり。現在はやっていませんが、またそのようなことが出来る機会があれば是非!って感じですね。
 彼はイーサフィヨルズの出身で、確か去年まで両親の家を拠点にしていました。現在は住まいをレイキャヴィークに移し、ゼロ歳児の息子とガールフレンドといっしょ。確か2年前から地元で音楽祭を主催していて、そのサイトが素敵だったのでご紹介しようとしたら、消え去っていて残念・・・。会う度にオーラが大きくなり、今ではもう最初に会った時の木訥とした青年ではなく、ロック・スター然としています。

 個人的な思い出に終始しますが、彼のライブを初めて見たのは新宿のリキッド・ルームで、同郷のムームのサポートでした。機材の調子が悪かったこともあり、ちょっと奇異な感じでしたが、ま、いいでしょう。ライブの後、「どうだった?」と本人に聞かれたけれど、答えに困って「興味深い(interesting)」と言ってしまったら、「興味深いなんてのは聞きたくないな」って。ま、そうだよね。でも、お世辞にもgreatとか言えなかったんだよねぇ。

 でも、その1-2ヶ月後のAirwaves(アイスランドのロック・フェス)で見たムギちゃんのライブはすごくよかった。まず環境が全然違っていました。そこはPravdaという小さなクラブ。アイスランド国内では「ムギソンを育てよう」という雰囲気が濃厚で、始まる前からものすごく暖かなムード。レイキャヴィークから離れた、いわば片田舎で作った自主制作盤が認められて正式デビューとなり、Airwavesという晴れ舞台でのデビュー・ライブです。それまで彼を見守って盛り上げた来た関係者や友人で会場はいっぱい。そこには仲間のミュージシャンの観客も少なくなく、『Figaro』の特集ページにもあるムームのメンバーやヨハン・ヨハンソンも来ていました。
 機材の調子もよく、デビュー・アルバムから次々と曲を披露し、なかなか面白そうな話も交えてました。そういったトークの途中、何かの拍子で私を見かけた彼は、そこから話が突然英語に。ありがと〜〜。私を見かけたのか、私の周囲に誰か他にも知っている外人が居たのかはわからないけれど、やさしい心遣いに感謝。最後は「Poke a Pal」という曲を会場と大合唱して、とてもいい雰囲気でお開きに。間を置かず話題のマシュー・ハーバートのDJになったけど、みなムギソンに声をかけて会場を後にしました。私も、「東京よりもずーっとよかったよ!素晴らしい!」と声をかけたところ、はにかみながら微笑んでいました。
 その後、ムギちゃんとは、ロック・フェスのあちこちの会場で顔を合わせました。シガーロスのメンバーが入っていたAlbum Leafとか、現地で人気のハチャメチャなトラバントとか。

c0003620_17293887.jpg 2004年のAirwavesでのムギは、風格が出ていました。世界ツアーもこなし、アーティストとしても、人間としても外の世界をたっぷり知って大きくなったのか、オーラが断然違っていました。相変わらずフレンドリーだし、見かければハローはするけれど、あれからサウンドトラックを担当し、二枚目のソロ・アルバム『Mugimama Is This Monkey Music?』も出し、確固とした地位をアイスランドの中で築くことに成功して、意気揚々としていたのかもしれないし、またはAirwvesでもメインアクトとして一番大きなNASAという会場での出演だったので、緊張していたのかもしれません。
 彼は超話題のアーティストであり、ラップトップと生ギターでのワンマンバンドの調子も抜群。確かにアーティストとしての成長が見られるステージです。そこにゲスト・ヴォーカリストとしてガールフレンドやラッガ(愛知万博でも出場)が入り、最後はムギパパと呼ばれる名物の父親(イーサフィヨルズの名士)まで出てきて、会場は異様なまでの盛り上がり。
 
 少し厳しい見方をすれば、これはインターナショナルのレベルで通用するパフォーマンスであるからの盛り上がりではなく、あくまでもご当地での、新しく登場したユニークなアーティストで”盛り上がろう”という雰囲気の中の出来事です。この人気や盛り上がりが即座に国際的な市場で即座に通用するものではないけれど、結局シガーロスもムームも、そしてカラシも、このような地元の暖かな声援を受けての現在の彼らがあります。そういう点、アイスランドは音楽アーティストにとても暖かな環境です。でもここで忘れてはいけないのは、人口が30万人に満たない国だということ。音楽アーティストとして、国内だけの活動では生活ができません。非常に厳しいというか、最初から負け試合のようなものでもあります。だから、だから、だから余計に、物まねではない真に個性的なアーティストには、惜しみない拍手を送るのですね。ムギが氷音楽賞をほとんど総なめにしたのも、そんな励ましを込めてのことでしょう。・・・この年、ビョークは『メダラ』を出していますが、国際的に地位のあるアーティストよりも、地元でいかに顕著な活躍をして海外でも認められるようになったか、というようなことが氷音楽賞では問われます。
 
 この夏の来日も含めて、もう何度か日本を訪れているムギソンですから、ファンの数が増えているといいなぁと思っています。
 
c0003620_1730501.jpg という、なが〜〜いムギちゃん関係文とは対照的に、エミリアーナ・トリーニに関してはほとんど何も知りません。ヨハン・ヨハンソンが、元シュガーキューブスのメンバーで、バングギャングのドラムマーとして来日したシッギと組んだプロジェクト、Dipのアルバム『Hi Camp Meets Lo Fi』で、エミリアーナがヴォーカルを取っていたために、少し名前を聞いたくらいでしょうか。初ソロの『Love in the Time of Science』は良質なポップス・アルバムでした(ティアーズ・フォー・フィアーズのローランド・オーザバルがプロデュース)。
c0003620_17312328.jpg そこからガラリと方向性を変えた2枚目のソロ・アルバム『フィッシャーマンズ・ウーマン』を今年に入ってから出し、7月には久々にアイスランドでのツアーを行いました。そのツアーをきっかけにアイスランドでも人気が出ているようですが、基本的に現地の音楽シーンからは離れている人なので、アイスランド国内の関係者からこの人の名前が出ることはあまりありません。『ロード・オブ・ザ・リング:二つの塔』での歌唱にしても、ビョークが妊娠中だったので、北欧っぽいビョーク的な歌手はいないのか?というところでの歌手選択だったようで・・・。
 エミリアーナは素敵なシンガーですが、アイスランドの音楽に、(それが何であれ)何か特別なものを求める人には、ちょっと違うかもしれません。でも、だからこそごく普通に安心して聴ける人でもあります。
 アイスランド音楽特集はその2へ続きます。(小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
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by icelandia | 2005-10-07 17:46 | アイスランド音楽名盤紹介 | Comments(7)
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