execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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華やか!日本アイスランド協会懇親パーティ、女優さんまで来てびっくり
 2006年3月18日(土)に開催された日本アイスランド協会の懇親会は、スタッフの予想以上の盛況で、軽く100名を超える大勢の方々においでいただき、楽しい会となりました。取材で入っていた方も含めると、総勢150名近かったのではないでしょうか。
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 この懇親パーティは毎年一回行われ、まずは役員会や会員総会を開き、続いて何かひとつ楽しい催しを行い、引き続き懇親パーティへなだれ込むという趣向です。品川プリンスホテル新館の二会場を掛け持ちで、内容はかなり凝縮されたものでした。
 
 私がこの会に参加したのは2度目で、前回の時は会員でもなく、何となく覗きに行ってみたという感じでしょうか。それが去年の秋頃から広報担当としてお手伝いをするようになり、「知っていた方がいいから」と、今回はいきなり役員会にまでお邪魔を(緊張したわぁ)。
 
c0003620_302486.jpg 基本的には日本アイスランド協会会員のための行事ですが、会員のお友達やご家族も含む一般の方々の参加も歓迎していて、今回は渡辺淳一会長の講演会から、そういった方々が続々といらっしゃいました。渡辺会長は、最新の著書『みんな大変』を発売したばかりで、その内容にちなんだ楽しい話をたくさん聞かせてくれました。この話が私の予想を遥かに超えて(・・・・という言い方が失礼ではないことを祈りつつ)実に面白く、納得したり身につまされたりしながら、大爆笑あり苦笑ありで、みなさんも心から楽しまれたようです。
 
 会長の講演会が終わると、次はパーティ会場へ。会場を入ると左手の入り口近くにアイスランド・スプリングの水とドリンク・バーが。そこから会場奧へとおいしそうなビュッフェの品々が並び、真ん中にはアイスランド産のラム肉のモモのローストが。会場奥の右手にはアイスランドの風景パネルや、協会の歴史を彩る物品が少々。それから、会場後ろには物販を少し置きました。物販は私が持ち込んだアイスランド音楽とニット製品、それから今月初旬に東京で行われて大盛況だったアイスランド映画祭の主催者も参加。
 
 私はあまりこういう団体に属したことがないので他と比較はできませんが、全般的にとても華やかな印象でした。なんたって司会が女優さんなのにびっくり!どこで調達したの?と思いきや、なんと個人会員だそうで、女優の野田よし子さんがとてもあでやかな着物姿で司会をしてくださいました。乾杯の音頭は日本アイスランド協会の創設者でもある元スポーツニッポン新聞社東京本社社長の牧内節夫氏。それから、今年度から役員に就任するアイスランド共和国駐日大使のオスカルソン大使からのスピーチがあり(これが非常に素晴らしかった!全文はここ)、世界初の女性大統領でもあった元アイスランド共和国大統領のヴィグディス・フィンボガドッティル女史が名誉会員になられたこともここで発表され、ごく一般庶民の国際親善協会とは思えないほど何だかハイレベル。
 女優さんは他にも2名いらしていて、藤田佳子さん、それから夏木陽子さんも。職業柄なのか、またはキレイだから女優さんなのかは分かりませんが、みなさんとてもキレイ!!!
 
c0003620_30391.jpg 乾杯やスピーチが終わり、みなさんはお待ちかねのビュッフェへ。私は物販から離れられなかったので、「ラム肉だけゲットして!」と知人にお願いしました。きれいにカットされたラム肉は、見るからにジューシーで美味しそう。一口食べて「あぁこの味!これがアイスランドのラム肉!」と納得。肉の香りと味はあるけれど、いわゆる臭みはありません。さすがはアイスランドのラム肉、ジューシーで柔らかく、臭みもなく、本当においしいお肉でした。ご参加のみなさんにとっても、この一品がメインだったようです。
 
 この日の私は忙しなく、雑用あり、物販の用意あり、大使館関係者を一番よく知っているということもあり、あれやこれやで担ぎ出されて、裏方に慣れないこともあり右往左往。なので、本当はずっと全部聞きたかった会長の講演会も半分しか聞けず、とにかくその場をこなすので精一杯。もっとみなさんとお話したかったなぁ・・・。
 
 会場は女優さんと写真に納まる人、アイスランド旅行の話に花を咲かせる人、映画祭の主催者に感想を伝えたり、大使夫妻に話しかける人もいれば、渡辺会長と笑談する若い女性も。アイスランド・スプリングの水も好評で、ジュース類よりもこちらの方がいいという人も多く、「アイスランドって水がおいしかったよね」という声があちこちから聞こえました。
 
 楽しい時間は早く過ぎるもので、あっという間に、そして華やかに懇親会パーティは幕を閉じました。パーティの後は、意気投合した仲間や知り合いと二次会に繰り出した人も多かったようでした。協会はカメラマンを用意し、顔と御名前が分かっている人には、撮影した写真を後日送付しました。それから、この日の参加者には、渡辺会長のサイン入り著書『みんな大変』が贈呈されました。
 事務局の予想以上に盛況だったこの懇親会、サイン入り著書が足りなくなってしまい、スタッフには後から送られてくることになっています。早く読みたいよぉ。動物たちの話って面白そうなんだもん。
 
 というわけで、日本アイスランド協会懇親会のレポートでした。協会は随時会員を募集していますので、みなさんどうぞお仲間になってくださいね。入会方法は、協会のサイトにあります。(小倉悠加)c0003620_13213440.gif

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by icelandia | 2006-03-30 03:04 | News | Comments(0)
音楽ファン必見!映画『Screaming Masterpiece』
 ブログの更新が久々になってしまいました。本当は去る2006年3月18日(土)に盛大に行われた日本アイスランド協会懇親会のレポートをしなければと思っていましたが、この映画を見たからには書かずにいられない。
 
 映画『Screaming Masterpiece』は音楽ファン必見です!!!!
 
 しかしこの映画、いったいいつ公開されるんだろう?だって、去年の秋には翻訳作業がされていて、アイスランド映画祭にこの映画が上映されなかったのも、日本での配給が既に決定しているから。なのに、何だかぜーんぜん音沙汰無し。アイスランド音楽業界の裏側がちょっぴり騒がしいので、もしかしたら何かイベントがらみでやる気なのか?という勘ぐりが出来ないでもないけど・・・。例えば、アパラット(&その他諸々)のライブとからめて上映とか、ね。
 とにかく、不気味なほど何も聞こえてこないので、しびれを切らしてアイスランド国内のDVDを購入(英語字幕)。みなさん、この映画はぜひ予備知識を持った上でご覧ください。予備知識があるのと無いのでは、どこまで深く面白く見られるかというところで、雲泥の差が出ます。ま、本人が楽しく見ることができればそれでいいんだけど。
 
 以下、かなり意味不明の独りよがりの感想だと思われますので、若干アイスランドの音楽についてを知っている方にお読みいただければ幸いです。それから、水色の字にはリンクが貼ってあり、ICELANDiaのショップで扱う該当アーティストのアルバムにつながっています。興味ある人は実際に彼らの音楽を聞いてみてはいかがでしょうか。
               ********************
 正面から見れば、ホント、現在のアイスランドを代表するアーティストをキチンと揃えて、各アーティストの個性を色濃く描いたことにまず拍手。そしてそこに、『ロック・イン・レイキャヴィーク』も絡めて歴史的な背景を盛り込み、歴史的な詩歌に伝統的な語り部のリミュールを付けて奥行きを出したことも感心。その手法まで『ロック〜』に似せたのは、やはり『ロック〜』の続編と捕らえていいと思います。

 裏から見れば、アイスランドの現代のポップ音楽史を作り上げたレーベルと、新興レーベルとの一騎打ちの感あり。確かに流行ってはいたし、賞も取ったけど、フェローのアーティストを入れる前に、収録すべきアイスランドのアーティストがいたはず。映画を撮影した頃であれば、KimonoとかSkeとか、またはGusGusやHjalmarとか。Skifanに所属していたEnsimiとかUlpaが全く無視されていたのも腑に落ちないけれど、アイスランド・アーティストのおいしいとこ取りで、ギュゥっと内容を濃くしたのは分かる。
 
 『スクリーミング・マスターピース』は『ロック・イン・レイキャヴィーク』と同じく、リミュールで始まります。リミュールとはアイスランド音楽のルーツである語り部で、今回出てくるSteindor Andersenはシガーロスがリミュールを習った先生であり、全米ツアーにも同行しています。

 そして登場するのが(順不同ですが)バングギャングのバルディ・ヨハンソン(Airwavesのライブ)、ムーム、ムギソン、ビョーク(ニューヨークのライブ)、シガーロス(ニューヨーク)、アパラット、ヨハン・ヨハンソン(ハトグリムス教会のライブ)、カラシ(東京のライブ、バックステージも)、ミナス(Airwaves)、シンガポール・スリング(Grand Rokk)、ヴァイナル、アミナ(スタジオ)、トラバント&トマス・エイナルソン(首相官邸ライブ)、エイナール・オウルン、ヒルマール・オゥルン・ヒルマルソンスローブロー他、オールスターの盛りだくさん!

 インタビューよりもライブの方が多めかな。ところどころに効果的にプロモーション・クリップも使っています。で、真ん中のあたりに『ロック・イン〜』からの映像が入り、『ロック』を監督し、アイスランド映画祭でも来日したフリドリク・ソール・フリドリクソン監督の話も。
 シガー・ロスはアミナのインタビューや演奏もあるので、かなり楽しめることでしょう。ボーナス・マテリアルには、本編で全く出てこなかったキャータンのインタビューも。
 ボーナス・マテリアルは2時間以上あるので、まだ全部は見てませんが、バングギャングのバルディは15分近くたっぷりあるし、相変わらず歯に衣着せぬ物言いでストレートに物事を突いた発言をしていて面白い。かつてはビョークがバックヴォーカルを担当していたメガスについて、バルディも大ファンであるというのは私も知らなかった。ここでバルディはメガスとブッビという名前を出していて、ちなみにブッビは『ロック〜』の映像の中で、Egoのメンバーとしてメイン・ヴォーカルをとっている人です。エイナール・オウルン(Sugercubes, Kukl他)の話は、パンク時代からの歴史的なものがわかって、私にはなかなか勉強になる話でした。ビョークのインタビューをよく読んでいる人は、重なるところが多く、これまた興味深いことでしょう。ムームのインタビューも貴重ではないでしょうか。

 ミュージシャンそれぞれに視点が違っていて、そのどれもがとても真実で、そのアーティストの個性そのものを語っているようで、やっぱり層が厚いなぁ、というか、なぜ人口30万人ポッキリの国から、これほど多くの才能と個性豊かな音楽が出てくるのか、改めて驚きを覚えます。そして私にとってのメインは、人口約250人の街から出てきたパンク・バンドの演奏と、チューレ・レーベルの親玉(だった、と過去形にすべき?)のソールの発言で、「アイスランドはデトロイトとかマンチェスターとか、そういった都市と同じで、特にエキサイティングなことが何もないから、人々はクリエイティブになるというような説があるそうだ」という発言。
 
 それにしても、これほど知り合いばかりが出てくる映画は未だかつて無い。数年前に映像付きでGusGusが瞬間的にアルバムを出した際、その画像がSirkusで撮影されたもので、数えたらちょうど1ダースほど知り合いが映っていました。が、今回のはもっと多い。それだけで個人的にはひどく面白いし、ハトグリムス教会のヨハンのライブは映ってないけど私は現場にいたしで、あまりにも近いところにありすぎて、映画を見ている気分とは少し違った不思議な気分。
 
 それから、なんと、エンドロールにAlljos(アリヨス)の名がクレジットされているではありませんか!! エンドロールを眺めていたら、バングギャングのクレジットにAlljosの名前が。確かに権利者だとはいえ、自分の会社の名前が映画のエンドロールに載るとは、すごく感激!!(小倉悠加)

 *品揃えもよくなってきました!ICELANDiaのショップにお立ち寄りください。
 *ICELANDiaの母体、アリヨス・エンタテイメントのサイトはこちらです。c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
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by icelandia | 2006-03-28 04:31 | News | Comments(2)
アイスランド映画祭、神戸へ!
 アイスランド映画祭、明日から神戸へ!
 
 東京で大盛況のうちに終わったアイスランド映画祭が、明日(2006年3月18日)から神戸アートビレッジセンターへ場所を移します。以下がスケジュールになります。詳しくは神戸アートビレッジセンターのサイトをご覧ください。

アイスランド映画祭(神戸アートビレッジセンターKAVCシアター)

3/18(土)
 11:00 農夫ジョン+フレンムル+シガーロスPV
 13:00 ダーク・ホース
 15:00 ソドマ
 16:40 ロック・イン・レイキャヴィーク
 18:30 氷の国のノイ+スカーガフョルズル

3/19(日)
 11:00 大鴉が飛ぶとき
 13:10 エンジェル・オブ・ザ・ユニヴァース
 15:10 101 レイキャヴィーク
 17:00 精霊の島
 19:00 アフリカ・ユナイテッド

3/20(月)
 18:30 ダーク・ホース
 20:30 ロック・イン・レイキャヴィーク

 関西近郊のみなさん、いろいろな側面からアイスランドを知ることのできる素晴らしい映画ばかりなので、ぜひ見に行ってくださいね!(小倉悠加)

 *品揃えもよくなってきました!ICELANDiaのショップにお立ち寄りください。
 *ICELANDiaの母体、アリヨス・エンタテイメントのサイトはこちらです。c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
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by icelandia | 2006-03-17 14:11 | News | Comments(0)
男女がペッタンするアイスランドの満月
 実は本日のブログ、以前に一度書いたものです。でも、一年に一度くらいは、社名やロゴの意味をご説明したいので、お許しを。

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 今日はICELANDiaレーベルを持つ会社、アリヨス・エンタテイメントのロゴ・マークについての説明です。
 
 アリヨス・エンタテイメントは、アイスランドと日本の文化交流の中心となるよう設立された会社です。アリヨスとは北欧物語として有名なサガ(Saga)の一文にも出てくるallj耀sというアイスランド古語に由来します。あえて英語にすればall light (全部、光)というところでしょうか。サガの時代に「すっかり明るい、きっぱりと澄みわたる」という意味で使われたこの言葉は、現代では環境用語として生き残り、英語でいえばアンビエント・ライト、日本語では環境光を意味します。
 アンビエント・ライト、微光、環境光----アリヨスの発信するエンタテイメントが、生活をやわらかに照らす心地よい光となるよう命名しました。
 
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 ちょっと変わったアリヨスのこのロゴは、アイスランド在住のロゴ・アーチストに作ってもらいました。人間と、自然と、宇宙をつなぐシンボルで、アイスランドの名産である羊の皮の上に、満月の上で戯れる男女が四角い窓から見える様子が描かれています。地上のバランスは、ひいては宇宙と人間のバランスであり、陰陽の男女のバランスでもあるという、大きなエコ・バランス意識を表しています。日本では満月といえばウサギの餅つきですが、アイスランドでは男女がペッタンしちゃうんですねぇ。
 パッと見ると、このロゴってなーんだろう?と思いますが、こうして説明されると、”なるほど”と思いませんか?(小倉悠加)
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by icelandia | 2006-03-15 18:46 | アイスランドってどんな国? | Comments(0)
ヤコブ・マグヌッソン新譜『ピアノ!』DualDiscで緊急リリース!!
 なんとヤコブ・マグヌッソンの最新作『Piano!』ICELANDiaから緊急リリース!!それもDualDiscです!!!
 
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      ヤコブ"JFM”マグヌッソン『ピアノ!』DualDisc
        ISLJ-1005DD  定価2,980円
   ◆収録曲目
   1.My Little Ice Age
   2.The Squid and The Moon
   3.87th Floor
   4.Sunspots and Blackouts
   5.The Teaser
   6.Emerald Garden
   7.Asphalt Late Night dancing
   8.Moroccan Time Split
   9.Surface Rust

 実際はアイスランド語の曲目ですが、上記が英訳になります。アイスランド語のタイトルは、ビョークとの仕事でもお馴染み作詞家ショーンが担当。     
----------     
  このアルバムのCDヴァージョンは、数カ月後全国発売致しますが、DualDiscに関してはICELANDiaショップの独占販売です(卸を希望されるショップの方はご連絡ください)    
 ヤコブ・マグヌッソンといえば、AORファンに絶大な人気のあるアルバム『ジャック・マグネット』が日本で注目されて以来、「いったい何者?」と思っていた音楽ファンも多いかと思います。ヤコブ・マグヌッソンが誰であるかは、おいおい話していくとして、現在はたいていJFM(ヤコブ・フリーマン・マグヌッソン)と名乗っていることだけを今回は明かしておきましょう。
 
 このアルバム『ピアノ!』はタイトルに恥じない内容で、すべてをピアノで表現したアルバムです。といっても単なるピアノ・ソロではなく、リズム・セクションもピアノの胴体を叩いたり、フタをバタンと閉めたりした音を駆使し、若干の効果音はピアノをサンプリングして作ったもの。文字通り全部丸ごとおいしくピアノを使って作られたアルバムです。
 
 『ジャック・マグネット』で証明済みのように、ヤコブが作るメロディは洗練されたポップ・センスにあふれ、ピアノのテクニックも非常に巧み。繊細かつ雰囲気のある演奏で、興味の尽きないアルバムになっています。
 
 今回ICELANDiaショップで独占販売する『ピアノ!』のDualDiscですが、DualDiskとは、一枚の盤で、片面にDVD(映像)が、もう片面にCD(音楽)が納められたもので、DVDとCDが隣り合わせで貼り付けられたものです。そのため、ごく普通のCDよりも若干厚みがあるのか、スロット式の再生機の場合、問題が発生する場合があるようなので、御購入の前にはその注意書きを必ずお読みください。ピアノ!』の購入ページ『に明記してあります。
 私はこの盤にそのような特徴があるとは知らず、ごく普通に再生して楽しんだ後、その事を知りました。DVDの再生も同じことです。
 
 AORの名手がいかなるアルバムを制作したか、ぜひご注目ください!試聴は・・・ごめんなさい、まだ作っていませんが、なるべく早く実際に聞いていただけるよう努力します!(小倉悠加)c0003620_13213440.gif

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by icelandia | 2006-03-12 00:51 | Jazz | Comments(1)
ディープなアイスランドの一日
 生まれ故郷の渋谷でアイスランドを満喫して幸せな一日でした。以下はどうにもこうにも個人的な感想なので、どこまでみなさんの参考になるか分かりませんが、本日のアイスランド映画祭は、土曜日のオープニング日よりもグッとディープにアイスランドを満喫しました。
 
 『大鴉が飛ぶとき』:この映画は監督直々に私のところにDVDが送られてきて、既に見ていたため、パスしました。ストーリー自体は面白いし、史実の生活環境に基づいてよく作り込まれていると思うのですが、登場人物がわかりにくいとの指摘が一部あり、まぁそれはそうかもしれません。北欧では大変に評判の高い映画ですが、ある意味ありがちな映画なので、日本人にはピンとこないのかもしれませんし、実を言う私も、正直苦手です。だって、すごく野蛮なんだもん。だから、アメリカ人がこれを買い取り、『野蛮人の報復』とか、そういうタイトルで公開しようとした理由も理解できます。幸か不幸か、この映画は結局アメリカ配給会社と契約を結び、契約金を手に入れたものの、アメリカでは未配給のまま終わっています。
 
 『農夫ジョン』:絵本のような短編。字幕がなかったのですが、これって本当は字幕があったのでしょうか?英語が書かれていると、日本語ほど早く読めないし、筆記体なので余計に時間がかかるため、字幕無しでは日本人は酷です。内容は、何となく面白かったし、もう一度見たい!音楽もいいし。
 
c0003620_22464283.jpg 『フレンムル』:お〜〜〜、レイキャヴィーク!このドキュメンタリーをご覧になった方の中には、ある種ショックを覚えた方もいらっしゃるようですが(高社会福祉国家の負担を重くしている人々の話ですし)、私には謎解きになりました。見てわかるように、フレンムルはレイキャヴィークの主要バス・ターミナルです。港に近い側にもうひとつ、もう少し小規模のターミナルがあり、あそこはほとんど本当に乗り降りする人しかいません。でも、このフレンムルは「浮浪者でもなさそうだし、第一ストリート・ピープルというのは寒い日ばかりのアイスランドでは凍死しかないので存在し得ない。いったいこの人達は・・・?」と、バス・ピープルである私は常々不思議に思っていたので、その謎解きがこの映画でした。
 なので、どこの国でもありがちだし、こういう人達ってなぜか酒を買うお金はあるんだよなぁ、なんてノホホンと見ていたので、オエっというシーンや、アルコール度が40%近くあるような地酒をラッパ飲みしているのを見て、思わず大笑いしそうになり(本当はもっと大声で笑いたかった)ました。酒臭さが漂ってきそうで、それがナンでしたが、ドキュメンタリーとしてもよく出来ていたと思います。単純に楽しめる映画ではないかも知れませんが、見てよかったです。
 それに、よく知るバス停だけあり、「あ!これはあの角度から撮影した」とか、「そういえば、あそこの奧にXXXXがあるんだよなぁ」と、ひたすらレイキャヴィークに思いを馳せ、まぁとにかく案外楽しめました。最後はほろ苦さと希望が入り交じったような、そんな映画で、レイキャヴィークをどの程度知るかにより、感想が違ってくる映画ではないかとも思います。シガーロスの音楽は、毒消しみたいでしたね。
 
c0003620_22472172.jpg 『アフリカ・ユナイテッド』:アイスランド映画祭で一番悩まされたのは言語でした。『ダークホース』はデンマーク語だったし、アイスランド語もわからないし。日本語の字幕を絶対に読まないとダメなので、時々集中力が切れます。その点、この映画は基本的に英語なので有り難かった。
 最初はモノクロで、徐々にストーリーの活気が出てきて、カラーになっていく変化も面白いし、確かに笑える場面もありました。でも、何となく『フレンムル』の方が軽かったなぁ。だって、『フレンムル』に出てくる人々は、特にアルコールの影響下での会話は、単なるアル中のオジサンの戯言だから、そのように聞いていればいいので、苦笑しますが、『アフリカ・ユナイテッド』の登場人物は全員が全員非常に真面目で一生懸命だからこそ、笑えるようで、実はすごく真剣なので、半ば申し訳ないような気分になりました。
 音楽は全部アイスランド産。ラテンやファンクが出てきたので、海外からの音源かと思った方もいるかもしれませんが、最初の方に出てくるラテンはトーマス・エイナルソンの『Havana』の最初の曲。次のファンク系の曲はジャガーというグループ。あと、思いがけずバングギャングも出てきました。
 ドキュメンタリー風に撮影された映画だと言われても信じるほど、出てくるキャラの誰もが個性的。それをよくチームとしてまとめあげ(決してまだまとまってない?)、映画としてもまとめたと感心することしきり。
 何気なく出てくるアイスランドのごく当たり前の風景に、郷愁を覚えた映画でもありました。
 
 この後の、生演奏付きのサイレント映画(風景映画)の上映は、残念ながら時間切れで見ることが出来ませんでした。見ていたら、もう本当に、お腹一杯アイスランドを満喫したことでしょう。
 
 人口30万人の、「スカスカ」感を満喫したので(”スカスカ”というのは、村上春樹さんがアイスランドについて使っていた言葉です)、いつもは閉口するばかりの渋谷の人混みが、賑やかで面白いと30秒ほど感じました。
 
 アイスランドの映画、やっぱり面白いなぁ。既に見てしまったので、今回は『氷の国のノイ』『精霊の島』『101レイキャヴィーク』『エイジェル・オブ・ザ・ユニバース』等はパスしましたが、私がパスしたものが、実は本当は一番みなさんに見て頂きたいものかもしれません。特に『氷の国のノイ』は私も大好きで、何度も見ています。
 それから、映画祭のプログラムが情報満載なので、映画祭を見に行った方々、ぜひお買い求めください。映画を見に行った後に読むと、きっととても楽しいと思います。渋谷のユーロスペースでは3月10日金曜日まで、次に神戸が18日(土)〜20日(月)になります。関西在住のみなさん、ぜひ通し券を購入して、たっぷりとお楽しみください!
 
 昨日、新しい盤がいろいろと入荷したので、ショップの情報更新に忙しく、来週までブログの更新はできそうにありません。なので、何でもいいからアイスランドの「更新」がいい方は、ぜひICELANDiaショップにお立ち寄りください!(小倉悠加)

 *ICELANDiaの母体、アリヨス・エンタテイメントのサイトはこちらです。c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
 
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by icelandia | 2006-03-08 22:48 | News | Comments(1)
世界平和を記念する10月のレイキャヴィーク
2月5日に書いた『平和の柱をアイスランドへ:小野ヨーコさんが寄贈』の続報を。

c0003620_23185637.jpg 2006年2月24日、小野ヨーコさんが息子のショーン・レノンを伴ってレイキャヴィークを訪れました。翌日記者会見を行い、Videyに平和の柱が置かれることを発表。Videyというのはレイキャヴィークから船で5分ほどの孤島で、その昔修道院があった場所として知られています。現在はレストランや教会があり、ホース・ライディング等も可能。この孤島に高さ10-12メートルの透明の柱を置き、中に世界中の人々からの「平和の祈り」が入ります。それで、そこに祈り(願いを書いた小さな紙切れとか?)を入れられるのはどうやら10月9日のジョン・レノンの誕生日の週に限るということ。新たな名所の誕生ですね。
c0003620_23192873.jpg それにしても、このひげ面がショーンだとは時は流れたものです。私は子供の時のすごーくかわいい少年時代の彼が一番印象に残っているから。20代前半も見てるんだけど、これじゃどこかのオジサン・・・。
 
 上記に加えて、今年の10月は「平和」の切り口で、レイキャヴィークが更に賑わいそうです。というのもレーガン/ゴルバチョフのレイキャヴィーク会談から今年でちょうど20年。米ソの冷戦体制を崩すきっかけとなったレイキャヴィーク会談20周年を記念して、ゴルバチョフ氏が来氷。10月にアイスランド大学のオーディトリアムで記念講演を行うことになっています。それで、ゴルバチョフ氏の講演は、偶然にもジョン・レノンの誕生日の直後。というわけで、今年10月のレイキャヴィークは、世界的に注目される平和ウィークとなりそうです。
 
 ◆ICELANDiaショップに新譜等が入荷!Mum(ムーム)ファンが、きっとものすごく捜していたアルバムが2点入りました。ムームが2001年絵本用に作った"Blai Hnotturinn" という物語&音楽。既に私の愛聴盤になっています。それから、ムーム結成前にグンナルとオルヴァールが加入していたバンド、Andheriの作品も!!!
 その他、ビョーク関係や、アイスランドのトラッドや、今回はクラシック関係も若干入れました。まだ全部アップしていないので、今週末くらいにご覧いただくと揃っていると思います(でもムーム関係はそれまでに無くなっているかも)。
 
 ということで、今日は10月に訪れるであろう平和ウィークと、ショップからのお知らせをお届けしました。明日(3月8日)は再びアイスランド映画祭へ!もしも私を見かけたら、どうぞ気軽にお声をおかけくださいね!楽しみにしています! (小倉悠加)

 *ICELANDiaの母体、アリヨス・エンタテイメントのサイトはこちらです。c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
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by icelandia | 2006-03-07 23:21 | News | Comments(0)
アイスランド映画祭、華やかにオープン!
c0003620_20464079.jpg アイスランド映画祭、2006年3月4日(土)に開催となりました!前夜の金曜日、小学生が遠足に出る前みたいにワクワク。いろいろな人とメールのやり取りをしながら、「当日、見かけたら声をかけてくださいね〜」と、何人かの方々には事前に連絡することによりお会いすることができ、また、このブログの読者数名からも思いがけずお声をかけていただき、すごくうれしかったです!!
 それに私が大好きな『別冊氷国』こと”青春丸出しアイスランド旅行記”を書いた筆者の学生さんとも会うことが出来て、いろいろな方々とお会いすることができた、というだけでとても楽しい一日でした。
 
 映画祭はとても盛況で、特に映画祭のオープニングは大盛況で、通路まで人が埋まっていた感じでした。アイスランド・ファンのみなさん、映画ファンのみなさん、アイスランド映画をまとめて見ることのできる非常に貴重な機会です。多少無理をしてもぜひ行く価値があります!!時間が許さなくても、時間を作ってぜひ行きましょう!3月10日まで渋谷のユーロスペースでやっています。詳しくは公式サイト『bio006』をご覧ください。
 
<ちょっとお詫び>
 私はみなさんにお見せしたく、たくさん写真を撮ってきました。撮ったは撮ったのですが、デジカメのフラッシュの威力がなく、会場自体が薄暗かったため、写真は暗すぎてほとんど全滅です。フォトショップで加工しても、無理でした。・・・なので以下の写真は、会場の写真ではなく、上映後に行われた駐日アイスランド大使館主催のパーティの時のもになります。
 
<昨日見た映画の感想&雑記>
 『ダークホース』:『氷の国のノイ』で一躍名前を挙げたダーグル・カウリ監督の最新作。構成が上手で、その視点もアイスランド的ユーモアというか、ブラック・ジョークに近いものがあり、とても面白く見ました。50-60年代の自由でありスタイリッシュだった時代の映画に対するトリビュートの意味を込めての作品だそうで、そう聞くと納得するところが多々あります。
 
c0003620_20483483.jpg あのシャイなダーグルがどんな様子でやってくるのだろうと思ったら、まったくレイキャヴィークの日常の「まんま」で出てきたので、微笑んでしまいました。アイスランド的なウールの帽子に、カジュアルなジャケット姿。映画上映の後のQ&Aを経て会場の外に出ると、スロウブロウのアルバムを持ったファンが殺到。あ〜〜、私も持ってくればよかった!
 「ダーグル、東京へようこそ」と声をかけた時に私の顔を見たダーグルは、表情をパッと明るくして「あぁ、来てくれたんだ。ありがとう。元気?」と。東京に来てきっと見知らぬ人ばかりで、すごく緊張していたのでしょう。何度かレイキャヴィークで会っていた私を見て、どこかホっとしたのかもしれません。・・・というすごく無垢なところを持ち合わせる人です。
 
 映画に関しては、アイスランド人監督ですが、映画を学んだ国でかつて勉学を共にした仲間と作った感覚の作品であるため、言語はデンマーク語、舞台もコペンハーゲンと、頭の先から足の指先までアイスランドづくめではなく、正直最初は違和感がありました。でも、監督自身が語るように、観光都市コペンハーゲンの裏の現実というか、東京でも銀座を中心に生活がまわるひともいれば、路上生活者もいるような、そういう日常の裏の部分を出しているところもこの映画の魅力のひとつです。
 
 映画の魅力をさらに盛り立てているのが、この映画の音楽で、ダーグル自らが組むスロウブロウというグループのあのローファイ感がたまらない!そうそう、それから、映画祭のプログラム(1000円)に、スロウブロウとして2枚のアルバムをリリースしている書かれていますが、間違いです。
 以下にその情報を。日本でSlowBlowのアルバムをすべて扱っているのは、たぶんICELANDiaのショップのみでしょう:
 SlowBlow『QuickSilver Tuna』:幻と言われたファースト・アルバムが、ごく最近再発されました。
 SlowBlow『Fousque』:こちらも発売されてすぐに消えたセカンド・アルバム。
 SlowBlow『SlowBlow』:最新アルバム。今回の映画はこのアルバムから数曲使われているようでした。
 
 映画タイトルの『ダークホース』は競馬で言えば大穴のこと。始めてコペンへ行った時、「僕の名前はダーグルです」と自己紹介しても、アイスランドの名前に慣れていないデンマーク人はその名前がつかめず、「え?ダークホース?」というのがきっかけで、「ダークホース」というニックネームがついたのだとか。なので、負け組の若者が実は勝ち組の大人よりも・・・という作品の展開と、監督自身のニックネームをかけて『ダークホース』というタイトルになったそうです。
 
 『ソドマ』:噂通りハチャメチャな展開。ストーリーはちゃーんとあります。ストーリーはただひとつ「ママのリモコンを探せ」。あまりにも静かなアイスランドの街と、ドタバタが対照的で、ものすごく面白いなぁと思ったのは、映画が街全体の空気を拾ってしまうこと。
 アイスランドの街はとても静かです。レイキャヴィークの中心部でも、長野の山奥と変わらない静けさがあります(マジです)。そんなシ〜〜ンとした街中でのドタバタですが、なにせ周囲が静かなものだから、街の喧噪というか、ワサワサした雰囲気が全くなく、映画の中だけの作られた喧噪やドタバタがなんだかとても不自然。で、それは私の中では、『氷の国のノイ』が描くような、閉ざされた田舎で悶々と過ごす若者の焦燥感や閉塞感につながるものを感じて(首都レイキャヴィークにいても、閉塞感を感じる若者は少なくありません)、単に面白いということを通り越して、痛々しく感じたのでした。
c0003620_20492387.jpg で、思うに、実はそこが、この映画の持つジョークの部分じゃないかとも感じています。例えば、レイキャヴィークは規模的には東京の100分の1程度。そんな小さなところで、アメリカやイギリスのロックスターの真似事をする無意味さ、そこに都会の喧噪よりも平和な日常生活がにじみ出てしまう滑稽さ。そんな中、刺激を求めて表面だけは悪そうに見せても、結局は出てしまう善良な性格。
 ツッコミどころ満載で、これはビデオ化された理由がよく分かります。みんなで集まり、ツッコミを入れながら見るのが正解なのでしょう。で、私はアメリカで出ていたレンタル落ちのこのビデオを購入しました。英語のタイトルは『Remote Control』です。
 
 ソドマの編集に関わったヴァルディースさんと、パーティ会場で少し話をしていて、「東京へ来るのは初めてだけど、都市は都市でどこも同じ。日本に来たと言えるようになるには、地方に出なくちゃ」という言葉が印象的でした。この映画『ソドマ』には、逆の意味でそんな言葉が当てはまるように思えました。
 
c0003620_20502985.jpg 『ロック・イン・レイキャヴィーク』:80年代初頭のパンク・ブームの時代の空気を捕らえたドキュメンタリー作品。監督のフリドリック・ソール・フリドリクソン監督は、別の作品でアカデミー賞にノミネートされ、アイスランドの映画界で最も有名で重要な人物です。彼の来日は、この映画祭でダーグルの来日と共に目玉でした。
 『ロック〜』は監督の作品のごく初期のもので、ご自分では「時代感を捕らえるための習作」と述べていました。冒頭はアイスランドの伝統であるリミュール(語り部)で、いきなりそこからまだ中学生か下手すると小学生にしか見えない男子の縦ノリ・パンク。そこから、あの一時代を築いたアイスランド・ロックの立役者が出てきます。
 この映画は、パンク・ブーム、バンド・ブームを描いたもので、あくまでも反骨精神、パンク精神に基づくバンドであり、ごく当たり前にスンナリ受け入れられるポピュラーなバンドは登場していないようです。
 限られた知識からしか引き出せませんが、たぶんこの映画の対極にあるのが『Med Alt a hreimu』(スペル?)で、当時赤ん坊以外の全国民が見たとさえ言われる大ヒットで、70年代末または80年代初頭のアイスランド人気ナンバーワン・グループ、スツールメン、の全国ドサまわりドタドタ劇です(我が家にDVDあり)。映画祭の主催者がこの作品を知っていたかわかりませんが、対比として出せば面白かっただろうと私は思っています。
 また、監督も言及なさっていましたが、『Screaming Masterpiece』は既に日本の配給権は買われているので、現在の音楽シーンが知りたければ、ぜひこれを見るようにということです。映画祭主催者はこれについては分かっていたようですが、残念ながら話がまとまらなかったようで・・・。
 
 それにしても、さすがに80年代まで遡ってしまうと私もバンド名がよく分からす、ビョークのタッピ・ティカラスはいいとして、後は誰なんだかぁ・・・。
 音楽関係ではICELANDiaで以下を使っているので、興味ある方は是非ご利用ください。
 サウンドトラック『ロック・イン・レイキャヴィーク』:この映画のサウンドトラックで、ビョークのタッピ・ティカラスも含むほとんどのバンドが入っています(在庫数がないため、取り寄せになる可能性大でごめんなさい)。
 『Utangardsmenn』:映画の中で、足をテーブルの上に投げ出し、白いシャツ姿で答えていたのがブッビ・モルテンズ。最後の屋外のライブ・シーン他、何曲か彼は劇中に出てきました。アイスランド語にこだわる人なので、アイスランド国内でしか知られていませんが、素晴らしいロックンローラーで、現在はソロとして非常に安定した人気を得ています。ブッピがパンク時代に残したグループ作品のひとつがこれ。
 
 ここに出てくる誰が現在でもミュージシャンとして生き残っているのか?という質問が会場からもありましたが、私が確実だと思える範囲でご紹介すれば、上記のブッビ・モルテンズは健在です。アイスランドへ行くと、必ずブッビの最新の歌声が流れてきます。ビョークは説明不要の国際的大アーティスト。それから、ゴーゴーズとまではいきませんが、女性だけのグループGrylurnarでキーボードを弾きながらヴォーカルをとっていたのがラッガで、愛知万博のナショナル・デイでツトム・ヤマシタと共にエコーという音楽叙情詩を繰り広げたヴォーカリストです。現在ラッガはソロとして、それから国内トップのポップス・グループ、スツーズメンの女性ヴォーカリストとして健在です。
 Pursaflokkurinnのメンバーも、スツーズメンに移行して健在。特にヴォーカリストのイギルは、舞台俳優として非常に高い評価を得ています。この映画では結構ハンサムですが、現在は頭の髪の毛がきれいに無くなり、かなり威厳が出ています。
 他にも何名か、あの人ってあのグループの人に似てるなぁ、と思う輩が居ないでもありませんが、なにせ四半世紀前のドキュメンタリーなので、面影もないほど変わっている人もいて、上記の人物も、声と顔の一部の特徴だけで割り出した感じです。
 

 それで、ビデオで既に見ちゃったし、時間帯的に別の場所で駐日アイスランド大使館主催のパーティがあったため、『101レイキャヴィーク』は見ませんでしたが、みなさんにはぜひお勧めします。レイキャヴィークへ行くと、どこから来るのか、飲んだくれた若者があちこちのクラブに集まり、この人達はいったい何をして生きているのだろう?と、フと思うことがよくあります。そんなニートな若者を描いたのがこの作品で、「あり得ない!」とツッコミを入れたくなる設定もあるけれど、その後すぐに「レイキャヴィークならあり得るのかもしれない」と思わせるところが満載。それに、101区内の風景も満載で、レイキャヴィークへ行ったことのある人なら、「あそこ知ってるぅ!」という楽しみ方も。
 
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 『ロック・イン・レイキャヴィーク』の上映後、別会場で行われたパーティ。アイスランドからの来日組、主催者、大使館関係者、留学生、までは私の知るところで、たぶんその他は、映画サイドの関係者や、そこで行われた一日だけの写真展の関係者が集まっていました。そこでも懐かしい人に会ったり、ブログ読者が声をかけてくださったり、どうも有り難う御座います。
 そこでは終始、私は他愛のない話をしていました。個性が強く、ある種毒のある映画を続けて見たため、少々アポーン状態で、今考えれば、あれもこれも尋ねておけばよかったと後悔。みなさん、それぞれ楽しい時間を送っていたようで、割合ポーカーフェイスの大使も、かなりご機嫌のようでした。
 このパーティでは、大使が個人的にアイスランドの地酒であるヴレニヴィン(別名:Black Death)を提供。パーティの最後の方で気になって、「何本空いた?」とバーの人に尋ねると、ほぼ3本が空になていました。アルコール度40%近くある強い酒で、本来はフリーザーの中に入れて、トロリと半氷状態になったものを、グイっといただくのが本来のお作法。でも、そこまで対応しきれないので、オンザロックにみなさんなさっていたようで。
 
 それから、会場では映画祭のTシャツとプログラムを販売していました。Tシャツは記念にぜひ持っていたいところですし、プログラムはアイスランドで今までに制作された映画の一覧や、ちょっとディープなアイスランド文化情報などがあり、私自身、楽しく読んでいます。このプログラムの中でアイスランド音楽についてを書いているアイスランド人がいて、彼は私が「息子」と呼ぶアイスランドの学生、アルニ・クリスチャンソンです。アルニ自身もアーティストで、彼の音楽プロジェクトが『The Zuckakis Mondeyano Project』。二人組のユニットで、アールと名乗る人物が、実はアルニなのです。
(小倉悠加)

*どうぞICELANDiaのショップにお立ち寄りください。
 *ICELANDiaの母体、アリヨス・エンタテイメントのサイトはこちらです。c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
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by icelandia | 2006-03-05 20:52 | News | Comments(3)
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