execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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今夜の『ニュース23』は環境問題取り組み先進国アイスランド特集!
 いつもICELANDiaのブログにお寄りいただき、有り難う御座います!ゴールデン・ウィークは楽しくお過ごしですか?
 
 本日(4月30日)TBS系『ニュース23』番組枠を延長して『環境スペシャル 人類を救え!/筑紫が見た大実験国家アイスランド。
温室ガスゼロへの挑戦』を放映!!

 
 3月末にキャスターの筑紫哲也氏が欧州へ取材旅行へ出向きました。現地レポートもありましたが、本日は環境を考えるというテーマで、CO2の輩出を限りなく抑える実験を国家全体が取り組んでいるアイスランドにスポットが当てられます。
 バックの音楽は何がかかるかわかりませんが、ICELANDiaがあれこれと提案させていただきました。みなさん、ぜひご覧ください! (小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2007-04-30 12:46 | アイスランドってどんな国? | Comments(0)
アイスランドに電車が通る!国際空港/レイキャヴィーク間
 いつもICELANDiaのブログにお立ち寄りいただき、有り難う御座います。日本ではまだまだ馴染みの薄い国ですが、同じ島国でもあり知れば知るほど親近感がわきます。このブログを通して少しでも氷国のことを知っていただけれと願っています。
 
 な〜〜んと、なんと、アイスランドに電車が走る!!!以前からそういう話は絵空事としてあったものの、今回はマジだそうです。
 
 ええと、まず現在はアイスランドに電車が走っていないことを最初にお伝えしておきましょう。日本の都市に住んでいると、電車があるのは大前提なので、電車が通っていない国なんて想像もできない。恥ずかしながら私自身、数年前まで沖縄に電車が通っていると思っていました。

 アイスランドはなにせ人口30万人の国で、いわゆる首都圏にそのうちの60-70%がまとまって住んでいます。電車を走らせても、一日の利用客がごーく限られていることは明白ですね。なので、日常生活用に電車を通しても不経済極まりなく、それよりもまず、バスで細かく人の流れをフォローした方が賢いということになります。
 
 しかし、ここ数年でアイスランドへの観光客がドカンと増え、現在は年間200万人がアイスランド国際空港(ケプラヴィク空港)を利用するようになりました。ここはヨーロッパ大陸やアメリカ大陸の間に位置することもあり、ハブ空港としての将来性も高く、数年後には利用客が倍増する見込みです。
 
 空港/レイキャヴィーク間の交通量は増え続けているため、現在空港/レイキャヴィーク間の道路の車線を拡張している最中です。そしてこのたび、正式に国際空港/レイキャヴィーク間の電車を通す予定地が確保されました!
 
 電車の開通は”2021年まで”という曖昧なものですが、予定地は確保したし、空港の利用客数を見ても現実的なもになっているので、数年後には着手されることが予想されます。
 
 現在ケプラヴィク空港/レイキャヴィーク間はFlybus(フライバス)という飛ぶように速い(?)バスが運行されていますが、バスは化石燃料で走ります。電車が通れば、アイスランドお得意の地熱エネルギーを利用できるため、地球にやさしい乗り物で、来氷者を首都圏へと運ぶことができるようになります。
 
 言うまでもなく、日本には電車システムが全国に張り巡らされ、優れた運行技術があります。必用があれば、また要請があれば、いつでも相談にのってさしあげたいものです。開通が楽しみ!! (小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2007-04-26 00:56 | News | Comments(0)
レイキャヴィーク火災:建造物は再建されても音楽シーンへの影響は必至
 いつもICELANDiaのブログにお寄りいただき有り難う御座います。
 
 あまりにもローカルな話なので、mixiの日記程度でやめておくべきかと思いましたが、私の中でものすごく気になるので、書かずにいられない。ほとんど独り言モードで失礼します。
 
 水曜日(4月18日)に起こった火災の火元は、当初、キオスクの天井近くの明かり(電灯)が原因と言われていましたが、どーやらそうでもないかもしれない、と。アイスランドは先進国なのでその調査能力を疑ってはいけないとはいえ、人口密度がメチャ高い日本の方がこういった関係の消火も、調査も得意かと思うと歯がゆい。国際支援を必用しない物事ですが、アイスランドの消防の対応を見ていると、「おいおい、火元も特定できないのか」と言いたくなるのは私だけでしょうか。消火のために屋根を壊したので、それが火元を特定する妨げになっているというのは、理解出来なくもありませんが・・・。
 
c0003620_394717.jpg 焼けたPravdaというのは、アイスランドへ行ったことのある音楽ファンであればたぶん一度くらい足を踏み入れているのではないでしょうか。特に何の変哲もないクラブでしたが、あのロケーションにあのクラブがあるのは何かと便利でした。個人的にはいくつか思い出深い出来事に出逢った場所だし。
 
 現地の音楽関係者に聞いたところ、今回の火事で焼けた物件はすべてレイキャヴィーク市が買い取り、出来る限り忠実に、また速やかに再建する予定。Pravdaはクラブでしたが、再建後にそこがクラブになるとは限らないということも。
 
 ここのところアイスランド音楽シーンは御難続きで、ローカル・バンドが手作りでいくつものスタジオを仕立てたKlink & Bankが消え(これが地元バンドの大きな痛手になっていると未だ言われます。この話も、ホントはどこかで書きたいんだけど・・・)、名門と言われたGrand Rokkがスポーツ・バーになり、あれだけ多くのアーティストをホストしていたGaukurinnも破産で消え、今年のAirwavesはどうなるんだろう?
 
 アイスランド最大の音楽フェスであり、近年は欧米の音楽メディアがこぞってやってくるほど大規模になったAirwaves。フェスのこのページを見ればわかるけど、メイン会場だった半分が何らかの理由で消えてしまった。別の場所が無いことはないけど、こんな風に地理的にゴソっと固まって位置していないし、音響という点でも他の場所がどうなのか・・・。いい感じの新しいヴェニューが出現することを切に祈っています。

 今年のAirwavesはきっと、去年オフ・ヴェニューだったいくつかの会場がメイン会場になるのでしょうけれど、でも、Sirkusなんて絶対にメインにはなりたくないって言い張りそうだし。Smekkleysaも12Tonarもクラブじゃなくて音楽ショップなので、本格的なギグは無理。Hljomalindも bar11も狭すぎるし、Kaffibarinnもそうだし・・・・。
 日本人の私が頭を悩ませても何の意味もありませんが、とにかく、せっかく盛り上がっている音楽シーンなので、何とかその火を絶やさないでほしいし、たぶん彼らはこんな逆境だからこそ、一致団結してがんばるのだろう、という勝手な期待も。
 
 火事の被害に遭った方々には心からお見舞い申し上げます。こんな遠くに住んでいてもショックなので、市民はどんなにショックでしょうか。とにかく、早くいろいろなことにメドがつくことを心から願っています。(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2007-04-24 03:17 | News | Comments(0)
ホットすぎる出来事:火と熱湯で痛手を受けたアイスランド
 うわぁ、ショック!

 2007年4月18日、近年で最も大きな火災がレイキャヴィーク市の中心部で発生しました。
音楽が好きでAirwavesのフェスを見に行ったことのある人は特によく分かると思いますが、Airwaves開催中に事務局の窓口となっていたHeressoのすぐ横にあるクラブのPravdaがひどいダメージを受けました。
 
c0003620_21282355.jpg 火事が発生したのは18日の午後で、火元はPravdaのすぐ横にある小さなキオスクの天井近くからであるという目撃情報。このキオスクはホットドックも売っていて、クリントン大統領も食べたという有名ホットドック屋と近距離であるため、私は最初その有名店と間違えて入ったことを思い出します。
 
 このキオスクを含めた両隣が激しく燃え、 特にここはレイキャヴィーク市内で最も古い建造物がいくつかあるため、市民は大きなショックを受けているようです。
c0003620_21285279.jpg クラブであるPravdaは1801年に木材で建てられた歴史的建造物であり(アイスランドには高い木がないので、木材は貴重なものです)、この建造物を救うため100名あまりの消防士が出動。あまりにも燃え方が激しいため何としても一部でも救いたいという思いで、クレーン車が出動し、最後は屋根をはがして消火にあたったそうです。そのおかげで、一階の内部はほぼ大丈夫のようです。

 また、キオスクに隣接するもう一方の建造物も1852年築であり、どちらの建造物も、この地域の景観に大きく寄与していたため、出来る限り迅速に、元通りに再建築すると既に市長が明言しています。
 
 アイスランド最大の音楽フェスティバル、Airwavesの期間中に窓口となるHeressoは、Pravdaの隣ですが、何とかひどい事態は避けられたようです。
 
 当局は、キオスクに隣接する建物への火のまわりがあまりにも早かったため、設置してあった防火壁が不十分であったのかを調査中。調査結果によっては、アイスランドの消防法が変更されるかもしれません。消火活動方法自体が再考を迫られることも。
 今回の火災は、経済的ダメージのみならず、文化的資産を失うことになりました。レイキャヴィークの中心街では、このような歴史的価値のある建造物が数多く使用されているため、この火災は様々な側面で今後の市民生活に影響を及ぼすことになるかもしれません。
 
c0003620_21292184.jpg  私自身、Pravdaは思い出深い場所で、例えば、日本でも人気が高かったカラシが最後のアルバムをリリースした際に、特別な照明も何もない場所でシークレット・ギグをやったのがこの場所で、私はそこにたまたま居合わせて貴重なライブを見ることができました。それから、キッチン・モーターズの面々やアイスランドの音楽関係者と共に、ムギソンのAirwavesデビューを見たのもこの場所です。去年は、友人のバンドがここでライブをやり、日本のテレビ制作会社に取材してもらったのが、Pravdaの2階でした。その他、単に飲みに行ったり、DJを聞きに行ったりと、Pravdaへは何度足を運んだことか。それほど古い建造物とは知りませんでした。なので、Pravdaが焼けたのはとてもショックです。
 
 それでも、Pravdaの隣にあるHeressoがひどくダメージを受けなかったのは幸いです。HeressoはAirwaves開催期間中の事務局であり、かなり以前からWiFiが完備されていたこともあり、愛用のPowerBookを持ち込んでは、日本にメールを送ったりということをしていました。店内に奥行きがあり、お茶も食事も気軽に出来て、PC持参で長居できる場所です。あぁ、この店が壊滅的にならなくて本当によかった。それでもたぶん、消火活動の関係で水浸しにはなっていることでしょう。
 
 あと、不幸中の幸いは、火事現場が交通の良い場所にあり、前の道も割合広く、すぐ斜迎えにオープンスペースがあったので、大型車が難なく入れたこと。場所をもう少し詳しく説明すれば、映画『ロック・イン・レイキャヴィーク』の最後に、屋外ライブをやるシーンがあります。屋外ライブ会場になった場所が、火元の正面です。
 
 この火事での人的被害はなく、煙による健康被害を考え、付近の住民は全員速やかに別の場所に移されています。火事のために職を失うことになるのが約100名。近隣の商業施設の再開には少し時間がかかりそうです。
 
 アイスランドの国営放送ニュースで、火事関係の映像を見ることができます(アイスランド語)。
  http://dagskra.ruv.is/streaming/?file=4338277/0
  
c0003620_21314398.jpg 火事だけでは物足りなかったのか(?)同日夜10時頃、レイキャヴィーク市内の温水パイプが破裂し、メインストリートに熱湯が流れ出しました。そのため、メインストリートはサウナ状態。この時間帯はまだ人通りも多く、7名が足に火傷をして病院へ搬送。このパイプは1985年に設置されたものなので、掘り出してみると60センチの亀裂が。かなり長い間腐食状態が続いていたのでは、と言われています。
c0003620_2132656.jpg レイキャヴィーク市の場合、地熱発電に使うタービンを冷却するために出来た温水の温度を90度弱に下げたものがパイプで市内の貯水タンクへ運ばれ、そこから一般家庭に供給されています。
 
 4月18日の水曜日は、火と温水でひどく熱い一日を送ったレイキャヴィークのようでした。これを教訓に、今後このようなことが無いことを切に願います。 (小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2007-04-21 21:42 | News | Comments(0)
夏到来!アイスランドは冬の次に夏が来る
 いつもICELANDiaのブログにお寄りいただき有り難う御座います。

 本日4月19日でアイスランドは夏に突入します!
 
 「 え?日本でもまだ春になったばかりなのに、アイスランドは早々と夏?!」と驚かれるかもしれませんが、そーなんです。4月19日が夏の第一日目。どれだか暖かいかといえば、ええと・・・本日のレイキャヴィークの最高気温は摂氏6〜7度。そしてここ数日、雨がシトシト状態で少しばかり肌寒い関東地方の最高気温が20度弱。
 
 厳密に何をもって夏とするかは国民性の違いということで納めていただき、そんなわけでアイスランドはこれからが絶好調の時期になります。
 
 アイスランドと仕事上でお付き合いのある人はあまりいないとは思いますが、これからが要注意時期で、事前連絡もなく1ヶ月間も担当者が姿をくらますこともしばしば。アイスランド国内では当たり前のことなので、腹を立てるわけにもいかず、予防線を張って「夏休み前には必ず教えてね」という御願いを聞き入れてくれるのを祈るばかりになります。
 
 冬は寒いだけではなく、日照時間も短く、暗い陰鬱な時期でもあります(ただし、私はそれが好き!)。それが明けて、これからは白夜の季節に突入。そんな光溢れる季節を目前に控えて、夏の日の記念日(?)が4月18日以降の最初の木曜日(つまりは本日19日)が現在の国民の祝日になっています。
 
 この日がアイスランドの人々にとっていかに大切であったかは、様々な伝統や言い伝えからわかります。
 
 例えば、かつてはこの日が一年の始まりであり(日本の「年度」の始まりが4月みたいなものか?)、人間の年齢も家畜の年齢も、「冬」を何回越したかで数えられたそうです。
 夏の訪れはキリスト教が入ってくる前の土着の宗教での大切な日であり、夏のプレゼントを交換し、クリスマスよりも盛大な宴が持たれたそうです。
 また、かつてはこの夏の第一日目が休日で、人々が集まって、物語や詩歌を読んだり、家畜を放して家畜が喜ぶ様を見て楽しんだり、(労働力であった)子供達も自由に近所の子供と遊べて、若い男性は意中の女性にアプローチする日でもあったことから、この日は「子供の日」としても知られていました。
 
 少しばかり日本の夏祭りに似ているのかなぁと思ったり。
 
 アイスランド伝説によれば、冬と夏が”共に凍る”のは良き前兆とされ、冬の最後の夜に水の入った桶を外に出して、翌朝の早朝、太陽が顔を見せない前にその桶の中に氷が張っていれば、その年は良き夏になるという言い伝えです。
 
 ・・・ということは、冬と夏が隣り合わせで、春が存在しない??
 
 < b> アイスランド人の知り合い私にこう言ったことがあります。「アイスランドは基本的には季節が二つしかない。冬と春だけだ。あえて言えば短い秋があるけれど、秋はほんの数週間だ」と。
 四季がはっきりしている日本に住んでいると、確かに気温を見ただけではアイスランドは冬と春しかありません。しかし、白夜という光りだらけのアイスランドの夏は、それだけでとても夏らしい風情になり、気温はさほど関係ないかも、と思わせてくれます。
 
 というわけで最高気温摂氏6度で本日、アイスランドは夏の第一日目を迎えました。 (小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2007-04-19 23:29 | アイスランドってどんな国? | Comments(2)
経済発展と自然破壊の狭間でゆれるアイスランド
 いつもICELANDiaのブログにお越し頂き有り難う御座います。
 
 まずはICELANDiaの母体である(有)アリヨス・エンタテイメントがこの4月で3周年を迎えたことをご報告致します。これまで支えてくださたったみなさま、本当に有り難う御座います。そして引き続きどうぞよろしくお願いします!!
 アイスランドからの新しい音楽はコンスタントに入荷していますし、無名でもクオリティの高い素晴らしいアルバムも多く、またマニアが驚くようなレア盤も入手できた時は出していますので、ぜひショップへお立ち寄りください!
 
               
            
 ここからガラリと話題を変えます。2週間ほど前、TBS系『ニュース23』の筑紫哲也氏がアイスランドへ行き、全国的にエコ大国としてのアイスランドの側面が報道されました。アイスランドがエコ・コンシャスな国家であることは確かであると私も思います。しかし何事にも光と影があり、この国も全てがすべて、エコ意識満点の優等生ではありません。端的に言えば、アイスランドとて国家利益と自然破壊のジレンマの渦中にいます。
 
 以下、あまり脈略はありませんが、最近の動向などをーーー。
 
 まずは音楽ファンであれば、昨年1月にビョークが出演した自然破壊反対(ダム建設反対)コンサートを思い浮かべるかもしれません。ここにそのブログがあります。それから、今年2月にも、シガーロスのスタジオの近くに高速が通るかもしれないというので、原野を破壊しないルートに変更してほしいというアピール・コンサートを開いています。それについてのブログはここ。
 
 上記はすべて、経済性を重んじての政府の政策です。以前も書きましたが、アイスランドは外貨獲得の大半を漁業に依存しているため、自然資源には様々な制約やリスクがあり、国民の生活を保障するためにも、国家としてはもうひとつ経済の柱がほしい。そこで、(石油ではなく)地熱や水力からのエネルギーで電力を起こし、アルミ精錬を第二の経済基盤としたい、というのが国家政策です。そしてアルミ工場を稼働させるための発電所を建設するためには、自然を破壊してダムを作らなければならない・・・・。
 それから、ダム建設は環境問題だけではなく、海外からの労働力”輸入”に伴う人権問題等々も絡んできます。

 それでもって最近行われた職業意識調査によれば、こういった工場で将来働きたいと思っている若者(15歳)はたったの2%。同時に、彼らは重工業やアルミ精錬工場の建設に重きを置く近年の政府政策には感心していないという結果も。15歳の彼らが現在思い描いていることと将来の現実とは異なるであろうとはえ、国家的なプロジェクトにしては、若者の関心も理解もごく低いとしか言いようがないのはなぜか?
 
 アイスランドは世界でいち早く水素エネルギーによる公共バスの試運転を始めた国でした。確か2005年の夏頃だったでしょうか。このまま恒久的にそのバスは走るのかと思っていたら、どうやら公共バス(3台)の走行実験は今年1月で終わったそうで、その後はどうなるか情報がありません。
 しかし今年秋には30台の水素自動車を輸入し、まだまだ高値の水素自動車とはいえ技術革新は早いので、一般化が加速することを願っている、とも。
 
 ゴミのリサイクル関係では正直、遅れている国です。だって、今はまだほとんど分別してないんだもん。不法投棄も多いみたいだし(というか、国土が広すぎて人口が少なすぎて、不法投棄というコンセプト自体が存在しないのかもと思います)。
 しかしゴミの分別やリサイクルも足早に変わろうとしていて、2009年には紙だけを集めるごみ箱を各家庭に支給することから開始し、その後、他の資源も細かく分別できるような容器を配る予定。それからどうやら病院等から出る破棄物の分別も2013年からだそうで・・・。使用済みの注射針等はどう処理してるんだろう???
 
 さてさて、環境問題と経済成長の狭間で、4月に入ってからレイキャヴィーク郊外のハフナルフョルズで、アルミ精錬工場の拡張に関する住民投票が行われました。この工場は国際空港からレイキャヴィークへの海側の道沿いにあるので、アイスランド旅行経験者であれば、チラリと見た覚えのある方もいることでしょう。
 住民投票の結果は、投票率80%、工場拡張反対50.3%、賛成49.7%。僅差ながら反対派が勝利。
 
 『ニュース23』では筑紫哲也氏が3月末にヨーロッパへ飛び、環境問題への取り組みに関し手を現地取材しています。一部は現地からのレポートが既に放映されアイスランドからの「多事争論」は、動画も含めて『ニュース23』の公式サイトのこちらでご覧になれます。
また、今回の取材の総括をこれから放映し、アイスランド関係は4月末日の放映になると聞いています。
 アイスランドからの電話速報(?)では、「アイスランドは環境に関してとにかくいろいろなことをやっています」と異口同音に、「いろいろ」を何度も強調していました。正直、そんなに「いろいろ」ってあったっけ?という感じですが(それとも私がアイスランド慣れしていて、微妙に一般感覚とずれているのか)、とにかく、総括を楽しみにしています。(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2007-04-14 12:51 | 環境・エネルギー関係 | Comments(0)
アイスランドのミルクチョコレート・イースター・エッグ
 いつもICELANDiaのブログにお立ち寄りいただき有り難う御座います。
 
 この週末はアイスランドも他の欧米諸国と同じくイースター休暇中です。イースターはそれぞれの国で少しずつ違った伝統があるようで、アイスランドは元々は異教徒の国なのでイースターの伝統といって、比較的新しいものです。
 
c0003620_22101530.jpg イースターにつきものなのが「卵」。イースター・エッグというもので、アイスランドの総人口と同じく30万個ほどが今年も生産されたそうです。イースターに卵が流行りだしたのは中世のことで、イースターの時期に卵がおいしくなり、かつては卵を土地代金や税金として支払ったのがイースター・エッグの始まりと言われています。
 
 アイスランドのイースター・エッグはチョコレートが主流で、このチョコのエッグが作られ始めたのが1930年。中国のフォーチュン・クッキーよろしく、ひとつひとつの卵の中にことわざが封入され、その意味の解釈を家族揃ってするのが、アイスランドのイースターの伝統儀式(?)のひとつになっています。
 
 イースター・チョコは現在アイスランドの大手製菓メーカー、ノイ・シリウス社がその大半を生産し、今年も生産ラインは大わらわ。まずは型の中に溶かしたミルクチョコを流し入れ、それが平均になるよう”ふるい”にかけた後、もう半分の型とくっつけて冷却し・・・というような行程を辿って、素敵な製品になっていきます。サイズもさまざまで、巨大エッグを特注する家庭も少なくないとか。
 
 アイスランドのイースターチョコの製造過程は、スライドショーとしてこちらで見ることができます(解説は英語)。
 イースター休暇は月曜日まで続き、欧米の国々が平日に戻るのは火曜日(4月10日)からになります。(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2007-04-08 22:11 | News | Comments(0)
謎のプロモーション、ビョークのニュー・アルバム『Volta』
 いつもICELANDiaのブログにお立ち寄りいただき有り難う御座います。
 
 あれも書く、これも書くと言っておきながら、そこまで手が回らないまま、次の話題へ〜〜。そういえば、アイスランド音楽の歴史的名盤も何枚かで放置プレイ状態。・・・ではいけませんね。ショップではボチボチとですが確実に名盤を揃えつつあるので、ぜひお目通しを!こちらにまとめてあります。
 
 今日の話題はビョーク。既にもう、ファンの間では随分と盛り上がっていますね。何かといえばニュー・アルバムの『Volta』。何でもスマトラ島沖地震の現地へ寄った際に受けた衝撃がすごかったので、その影響が大きいアルバムだそうです。また、前作が結構”真面目”だったので、遊びの要素も今回は多いとか。
 どうりでリズムを聴くと、どことなく「土着系」。そしてアルバムのアートワークもアジアっぽい色遣いで、メラメラと燃えさかっている風。それでもやはり、アジアで作ったアートワークではなく、衣装はアイスランド・ラヴ・コーポレーション(ILC)のニット作品であるとか。
 

c0003620_16193097.jpg アルバムのリリースは5月初旬で、ツアーもそこらへんからスタート。フェス参加等が多いようですが、ツアー突入本番を前に、まずは小手調べにレイキャヴィークで何度かライブを行います。既に4月1日にNASAでゲストとして数曲歌ったはずですが、YouTubeにもどこにも情報がなく、ちょいと残念。
 でも4月9日のライブはきっと何か出てくることでしょう。去年の11月にシュガーキューブスの再結成公演が行われたのと同じ場所でのフル・ライブがあります。横の写真がその公演のポスター。同時に9日からはシングルのダウンロードが始まります。
 
 それでもって、ビョークから盗み出した音源をという人物がMySpaceで公開してしまったため、音源もアルバムのアートワークも変更に迫られているというのが今年のbjork.comのエイプリルフールでしたが、その遊び心の延長なのか、YouTubeでも「Volta Video」なるアカウントの人物が、20-30秒の短いクリップでビョークのニュー・アルバムから(と思われる)音源を配信しています。
 
 一度世に出た情報はひとり歩きしていくものなので、MySpaceをコピーしてYouTubeに流している人もいるようです。どちらにしても何だか良い感じのお祭り騒ぎ。
 
 日本のファンの間では、ビョークは日本に来るのか?来るとすればいつになるのか?がもっぱら話題ですが、当初噂されていたフジロックやサマーソニック等のフェス参加は望み薄のようです。ならば武道館あたりでいかがでしょうか?>ビョーク関係者様。
 
 ICELANDiaショップでは、日本ではまずここだけしか扱っていないであろうというビョーク関係のレア・アルバムを扱っています。例えばビョークがこのアルバムだけで発表しているクリスマス・ソング入りのアルバムや、ビョークがバック・ヴォーカルを務めているアイスランドのアーティスト。それから息子シンドリが所属するバンドの音源や、彼女が敬愛するアイスランドの女性作曲家ヨウルン・ヴィザールの作品等々。
 ビョークの世界を広くよりよく知ることができるアルバムばかりなので、ぜひビョーク・ファンは一度ご覧ください。一覧はここにあります。 (小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2007-04-04 16:24 | Comments(0)
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小倉悠加が参加するツアー説明会、2017年は3月から5月までのみとなる予定です。それ以降は未定です。
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