execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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ビョーク、シガーロスを触発したアイスランドきっての著者来日!イベントあり!!
 2008年初夏、ビョークとシガーロスがレイキャヴィクで無料ライブを行ったことを覚えている方も多いことでしょう。

c0003620_9271525.jpg それはアイスランドで発表されたある本に触発されてのことでした。その本とは、日本でも2009年10月末に翻訳出版された『よみがえれ!夢の国アイスランド—世界を救うアイデアがここから生まれる (地球の未来を考える)』(NHK出版)。

 発表当時はまだアイスランドがマネーゲームに興じていた頃で、この本はいち早く経済崩壊の可能性を伝え、アイスランド政府が推し進める環境破壊へ警笛を鳴らしました。その結果、この本は空前のベストセラーとなり、アイスランド文学賞を受賞。

 
『よみがえれ!夢の国アイスランド』の著者であるアンドリ・S・マグナソンが近日来日!!

c0003620_1852248.jpg 著者来日に伴い、一般参加のイベントが行われます。その際、竹村真一さんとの対談や、この本に基づいて作られたドキュメンタリー映画『ドリームランド』も上映。ちなみに映画のサウンドトラックは、ビョークの長年のコラボレーターであるヴァルゲイルが担当。左のジャケ写は世界200枚限定の超レア盤。まだ若干ショップにあります。ご購入はこちら。

 また、アンドリが2001年に発表した絵本『青い惑星のはなし』はムームが音楽をつけています。ナレーションがアンドリ、音楽がムームのアルバムはこちら。日本での扱いはたぶん ICELANDia音楽ショップのみかと思います。

 それから、小倉@ICELANDiaがこの夏、アイスランドでアンドリにインタビューしてあるので、それも来日前にどーにかブログアップを目指します!

まだ30代の若い著者で、とても暖かみのある人です。アイスランド好きのみなさま、こういった話題に興味があるという方、ぜひ著者に会いに来てあげてください!

「よみがえれ!夢の国アイスランド 〜世界を救うアイデアがここから生まれる〜」
著者アンドリ・S・マグヌソン来日イベント

●日時:2009年12月6日(日)16:00〜19:00(開場 15:30〜)

●イベント内容
16:00-16:50 ドキュメンタリー映像『ドリームランド』上映
17:00-18:30 アンドリさん×竹村真一さん対談
18:30-19:00 Q&A

●会場:オルタナサロン (地図)http://www.wisewise.com/shop/
アクセス:JR山手線「原宿」駅表参道口より徒歩7分。
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅4番出口より徒歩5分。
東京メトロ銀座線・半蔵門線「表参道」駅A1出口より徒歩7分。

●入場料:1500円(1ドリンク付き)
●要予約
●予約・お問合せ:
ピースボート事務局(担当:上野玲)
TEL: 03-3363-7561 (受付:10:00〜19:00/休・土日祝)
FAX: 03-3363-7562
Email: info@peaceboat.gr.jp

主催:ピースボート 
協力:NHK出版、アイスランド大使館

詳細は以下のページでご覧ください。
http://www.peaceboat.org/info/event/1206.html

(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-30 09:32 | News | Comments(3)
マイケル・ジャクソンとカレン・カーペンターを結ぶジョン・ベティス
 昨日、マイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』を見てきました。今回は久々にアイスランドに無関係です。

 個人的な感想のお裾分けです。多分、こういう視点を公に伝えられるのは私くらいかなぁと思って・・・(大げさでしょうか)。

 私はカーペンターズのオリジナル・アルバムの解説を全て書き、本も出し、カーペンターズ特集のテレビやラジオの番組等にも関わることが多く、これに関しては自他共に、日本一の存在であろうと認めるところです。また、マイケルのアルバム『BAD』の対訳したのも私です(あぁあの対訳はやり直したい・・・)。
 そんな御縁もあるため、今回はアイスランドから外れますが、お許しを。
***

 マイケル・ジャクソンがいかに天才的であったかは、もう語り尽くされていますね。天才は非凡であり、非凡な存在であるからこそ注目されましょうが、良くも悪くも理解されない事態も起きてきます。
 マイケルも理解されないことが多く、唯一、多くの人々から、それも桁外れに、愛され、尊敬されたのが、パフォーマーとしての彼でした。

 映画『THIS IS IT』は、幻となったマイケルの公演のリハーサル風景を映画にしたもので、ファンが聴きたい曲をマイケルが歌うのが公演内容なので、ヒット曲満載です。
 マイケルの歌や踊りを集中して見てほしいという意図もあるのか、歌の歌詞は訳として出て来ません。あえて訳す必用はないだろうと思える曲もあれば、これは訳して欲しかったと思う曲も。

 訳してもよかったのではと思われた曲の代表は、アルバム『スリラー』に収録されていた「Human Nature」です。内容はこんな感じ(以下、訳は小倉)。

 僕を連れ出しておくれよ
 夜の時間へと
 今夜、四面の壁も僕を閉じこめておけない
 この街がほんとにリンゴならば
 囓ってみたいな

 なぜ、なぜ、と聞かれたら
 それは人間の自然な姿だからと言おう
 なぜ、なぜ、
 なぜ神様は僕をそんな風にするのか

 
 この曲が発表されたのは83年のことで、マイケルがまだ二十代前半。幼い頃からショービジネス界にいて、ホテル暮らしは慣れているとは言え、普通に街に出て遊びたい盛りだったことでしょう。その心情が、この曲に素直に描写されています。なのでマイケルも気に入っていたことでしょう。

 これを書いたのは曲がTOTOのスティーブ・ポーカロで、歌詞はジョン・ベティス。ン?ジョン・ベティス??

 私はアメリカン・ポップス・ファンとして、ごく普通に当時『スリラー』を聴いていて、あまりにも人気がありすぎて、特にこれといった興味は持たず、当然クインシー一派で作ったのだろうと思っていました。
 当時「スリラー」のビデオが話題になり(MTV時代の幕開け)、「ビリー・ジーン」の内容は実話なのか?と話題になり、若者らしい「ビート・イット」も人気で、この「ヒューマン・ネイチャー」はごく大人しい曲としてアルバムの隅に行儀良く納められていた印象でした(後にシングルにもなりましたが)。

 なので、クレジットを見たのは、アルバム発売後ずっと後のこと。

 ジョン・ベティスというのは、カーペンターズの大ヒット曲、「イエスタデイ・ワンス・モア」、「トップ・オブ・ザ・ワールド」等の歌詞を書いた人で、リチャード・カーペンターとジョンは学生時代の友人。ディズニーランドで共にバイトしたり、カーペンターズの前身となったスペクトラムというバンドを結成したりと、カーペンターズからジョンのキャリアは始まっています。

 で、(15年くらい前??)ジョンにインタビューした時に「ところで、マイケルの「ヒューマン・ネイチャー」の歌詞のジョン・ベティスって、あなたですか?」と尋ねたところ、間違いない、と。
 この曲が『スリラー』に収録された後、歌詞を書いてくれというリクエストが尋常ではなく、生活が無茶苦茶になった、ということも話してくれました。

 カレン・カーペンターが一番好きだったのが、リチャードが曲を書き、ジョン・ベティスが歌詞をつけた「青春の輝き」でした。

 わかっているわ、 私は恋をするべきね
 わかっているわ、私は時間を無駄にしすぎたこと
 そうよ、私は不完全な世界に完璧を求めてる
 そして おばかさんなことに
 それが見つかると思っている


 あまりにも忙しすぎて、音楽以外のことをする時間のなかったカレンと、リチャードと、そしてジョン自身の自叙伝でもあると言われる曲です。

 昨日、マイケルが「ヒューマン・ネイチャー」を歌う姿を見ながら、私はマイケルとカレンの共通点を見ていたような気がします。エルビスも、ビートルズも、みな同じだったかもしれません。

 ジョンがカレンの自叙伝を書き、またマイケルにもこんな曲を提供していたのは奇遇なのか・・・。映画の最後の最後にも再度「Human Nature」が使われていて、マイケルのこの曲に対する思い入れを感じ、音楽ファンのみなさまに、カレン・カーペンターが一番好きだった曲も、マイケルがとても大切に歌っていた曲も、ジョン・ベティスの作品であったことをお伝えしなければと思った次第です。

 泣いても嘆いてもカレンは帰ってこなかったし、マイケルもまた、帰ってこないことでしょう。彼らがこの世から居なくなったことを嘆くより、この世に残してくれた作品に感謝して、大切に楽しませてもらうことにします。

 ちなみに私がマイケルの死を知ったのは、6月末にアイスランドへ行った時、飛行機が着陸するやいなや、乗客の誰かが「Micheal Jackson is dead」と言ったのを聞いた時でした。(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-26 18:25 | Comments(1)
原田知世アイスランド・レコーディング、その9(最終回): ラストスパートでPV撮影!
 今年も大いに盛り上がったというエアウエイブスの話の間に、あれこれ挟んでしまったので、残っていた原田知世さんのレポートの最終回を、今回の ICELANDiaブログでお送りします。日付を見たら、1ヶ月前に書き終えてた・・・。

 私が最終回をアップせずにモタモタしているうちに、ッ知世さんは2年ぶりのライブが決定。情報はこちらにあります。
 
 ということで、原田知世さんのニュー・アルバム『eyja』のアイスランド・レコーディング・レポート:その9(最終)です。レコーディングは終了し撮影3日目になります。 前回のレポートはこちら
***

『eyja』アイスランド・レコーディング8日目:
FIINEのPVを楽しい音楽隊と撮影!


 上記タイトルがちょっと分かりにくくてごめんなさい。アイスランドでの仕事を開始して8日目であり、最初の5日間がレコーディング、その後は撮影に入り、小倉@ ICELANDiaがお手伝いした部分では最終日になります。

 日照が夜中過ぎまであるせいか、仕事を終了する時間がほとんど毎日10時近くになってしまうため、知世さんを始め、スタッフの疲れがドドっと出てこないかと心配。私自身はみなさんよりも数日前に到着し、時差の調整をしているので少しはマシとはいえ、それでも毎日詰め込んでいるので結構タフです。

 みんな疲れているでしょうけれど、撮影は進みます。特にこの日はプロモーション・ビデオの撮影なので、気が入っている感じ。PV撮影の前、まず午前中はレイキャヴィク市内で撮影。

 ここにアップしたブログの写真と見比べるとよく分かりますが、知世さんがいらっしゃった7月初旬ははまだ、ハトグリムス教会がこのようにテッペンまで化粧直し中でした。
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 塀に花が咲き、とても雰囲気のあるこの場所は、普通の住宅街。アジア人の我々が大挙して来たので、窓際でタバコを吸っていた近所の女性が、たいそう興味深げにこちらを見ていました。
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 何気ない赤いポストや、はげかけた家のペイントまで素敵に見えるのはなぜ?
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 街中にはこんなグラフィティもあちこちにあります。
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 古本屋の店番モンキー?
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 こんなところでも撮影しました。通行人が珍しそうに見ながら通り過ぎます。
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 ヘアメイクを担当してくれた、アンナの美容室での知世さんと私のツーショット。記念に撮っていただきました。あの・・・顔の造形を比べるのは辞めてください!(笑)。その上、私の顔は疲れてむくんでいるのに、もっと働いている知世さんは、なぜスッキリした顔なのでしょうか。毎日のマッサージかな?!
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 小さなベジタリアン・レストランで昼食。フカフカの帽子を被っているのが、今回ヘアメイクを担当してくれたアンナ。知世さんの「鳥の巣」のようなヘアスタイルが好評でした。アンナはPVにも出演しています!
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 ここが、アンナの美容室。これは鏡を写した写真で、実はこれ、マジック・ミラーで、反対側からはこちら側が見えるのです。
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 こんな風に。
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 少し時間があるので、近所で更に撮影。天気がよく、光も柔らかく、夏のアイスランドは最高です。
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 アイスランドでのレコーディングを終え、一息ついて街を歩き、ホットドックをかじっていた伊藤ゴローさんに偶然会いました。狭い街なので、よくあることです。
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 本当はPV撮影用に貸しだしてほしかったけど・・・という衣装。アイスランド国旗の色なんですね。
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 PV撮影はレイキャヴィク郊外で行われ、寒い中みんなよく頑張ってくれました。PVは知世さんのMySpace(期間限定らしい)やCDを購入すると見られるので、ぜひじっくりとご覧になってくださいね。

 知世さんが羽織っているのは、「FINE」のPVに出てくる楽隊の最後の人が着ていたジャケット。出演者(犬)のワンコと記念撮影も。
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 このPVには、エドツワキさんARIKOさんが街でスカウトした人や、スタッフの知り合い等が出演してくれました。知世さんがNHKのFM番組で曲を紹介していたJara(ヤラ)もその一人です。

 すごいなぁと感心したのは、こうやってアイスランドの出演者や協力者ひとりひとりに、似顔絵を描き、感謝の言葉を書き、知世さんとエドさんでお礼を渡していたこと。前の夜、ホテルに帰った後、二人でずっとこの作業をしていたとか。うーん、本当に暖かな心遣い!こんなところにも愛情がこもっています。
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 話は変わりますが、撮影前にエドさんの財布が入ったバッグを紛失。でも本人はそんなことに気づかず、この撮影に参加していた友人の友人の伝言で、撮影前に寄ったスーパーマーケットで置き忘れたことを、撮影現場で知らされました。
 そうなんです。本人が財布を扮したことに気づく前に、アイスランドの人はメボシをつけて、友人が友人に電話をして、そのことを本人に教えてくれたのです。

 実はレコーディングの帰宅時にタクシーの中でゴローさんが携帯電話を落とした事があり、こちらも本人が気づく前に、タクシーの運転手さんが”たぶんあの時の日本人だろう”と、我々のホテルに届けてくださっていました。

 もっと言えば、私もアイスランドで財布を紛失したことがありましたが、いつも必ず出て来ます。私が気づく前に、警察がホテルに届けてくれていたり、酔っぱらって置き忘れた私の財布をバーの店員が金庫に入れて保管していてくれたり・・・。

 置き忘れの財布が、本人が紛失に気づく前に出てくるスゴイ国です!!

 話を戻しましょう。夕方遅くまで郊外での撮影で、この頃は知世さんもスタッフも全員寒さを心得て、それなりの恰好をしているので大丈夫ですが、それでも冷える・・・(はい、真夏といえどこの寒さ。アイスランドは冬と春しかないというのが本当は正解が)。
 そして本日の夜はカフェごはん。私が頼んだのはラムステーキか何かだったかな。量が多い・・・。Thule(チューレ)というのは地ビールです。知世さんはやはり身体を温めるために、この時もスープをいただいていた記憶があります。アイスランドでは、昼はスープとパンで済ますことも多いため、スープはどこでもメニューに見つけることができて便利。おいしいし。
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 夕食後に向かったのがヴァルゲイル・シグルズソンが主催するベッドルーム・コミュニティのカフェ・ライブ一周年記念。全くちょうどいい日に居合わせたものです。下は共演するヴァルゲイルとベン・フロスト。ムームのメンバーであり、知世さんのアルバムにも参加してくれた(ムームのメンバーでもある)ヒルドゥルも演奏しました。
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 知世さんがFMで話していましたが、シガーロスのヨンシーに会ったのはこの時で、知世さんがアルバムを手渡すと、ヨンシーは彼女のホッペにチューしてました。ヨンシー、可愛い女子も好きだった?(笑)

 下の写真は、ベッドルーム・コミュニティのカフェ・ライブ一周年記念ケーキ。スタジオのキッチンで焼いてきたもの。大きい!それを切り分けてみんなに配るのは親分のヴァルゲイルの役目です。
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 濃厚なブラウニーみたいなチョコケーキで、結構私好み。カロリーは高そう。私、結構重ね着してますね。一番下はTシャツ、次にネルシャツ。一番上はアイスランド・セーター。室内はセーターを着ていると暑いけど、外はセーターがないと寒い。
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 そして、本日最後の仕事として、PV撮影用にヴァルゲイルから借りた楽器をここで返却。スタジオまで持っていかず、このカフェで返却してもいいということで、大急ぎでホテルに戻り、楽器をお渡ししました。

 さて、原田知世さんのアイスランド・コーディネーターとしての私の現地での仕事はここでお仕舞いです。その後数日、知世さん、エドさん、ARIKOさん、マネージャーBさんは現地にとどまり撮影を続けましたが、ゴローさんと私は翌日帰国します。
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 この日は少し天気が悪く、白夜でも夜中の空がいつもよりも暗く、ものすごくホっとしたことを覚えています。やっと安まるって感じでした。日本人なので、夜の8時には陽が暮れていてほしい。観光目的であれば白夜は最高ですが、仕事をしていると、夜中になっても仕事を切り上げられなくて困ります。
 ゴローさんと私が去った後、残留組は一日だけ休息し、その後また怒濤の撮影に入り、夜中の淡い光を使いたいと、夜中過ぎに撮影に出た日もあったそう。ーーーそれでも、知世さんは涼しげな顔で、リンとしてこなしたことでしょう。
***

 そうして完成したアルバム『ejya』が、今、私の手元にあります。うーん、アイスランドが詰まっていて、とてもうれしい!

 本当に心地よい音楽で、ヴォーカルも素敵で、アレンジも透明感があり、自分自身が関わったという特殊な事情もあるとはいえ、心から大大好きなアルバムです。
 日本とアイスランドで録音され、日本とアイスランドのアーティストがコラボレートしたアルバム『eyja』が、世界中の多くの人々に愛され続けますように!
***

 末筆になりましたが、この場を借りて関係者のみなさまに心からお礼を申し上げます。
 明るく楽しく、見習いたい心遣いが満載だった知世さんをはじめ、荷物が届かず時間ギリギリでも完璧な仕事をしていたゴローさん、日本男児の素敵なところをたくさん見せてくださったエドさん、私と細身の双璧で(?)現地の人脈を駆使してくださったARIKOさん、しっかりと全般を見渡してサポートしてくださったマネージャーBさん、日本に残ってサポートしてくださったEMIミュージックやショーン・ハラダの関係各位、また、このプロジェクトの当初からお世話になった葉子さん、その他、私の気づいていないところで、大勢の方々に助けられていたと思います。みなさま本当に有り難う御座いました。
 私のレポートをお読みいただいた原田知世さんのファンのみなさまも、長い間お付き合いいただき有り難う御座いました。これをきっかけにアイスランドにご注目いただければとってもうれしいです。

*写真は原田知世さんの事務所であるショーン・ハラダから許可を得て使用しています。無断使用はお控えください。(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-24 18:15 | Pops | Comments(0)
ICELANDiaブログ写真展: Mum @ Taico Club 2009
 突然ですが、写真家のシバノさんから写真をいただいているので、ここで2009年9月に川崎で行われたTaico Clubのムームの写真を ICELANDia ブログで公開させてください。

 エアウエイブスの話は、ショップに新譜をアップする作業が間に合わず、少し待ってて状態(ゴメン)。原田知世さんの最終回は、落ち着かなくて書けないでいる状態(ゴメン)。知世さんといえば、来年のツアーが決定したようです。というニュースはこちら。

Mum Live Performance Photos@ Taico Club
September 19, 2009

all photos by Joshia Shibano


 思い返せば9月にはムームにこんなインタビューをしていたんですよね。そのインタビューの翌日に行われたのがTaico Clubのライブ。
 ムームのセットの前は原田知世さんのライブで、7月にアイスランドでレコーディングした曲の『Us』を、オルヴァルとのデュエットで披露してくれました!
 これがその時の貴重なショット。
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 後日レイキャヴィクで会った際、「ライブでの共演はとても楽しかったし、いっしょに歌えて嬉しかったと伝えてほしい」とオルヴァルから言われました。
 ライブ当日、知世さんは相当緊張したようでしたが、ステージを終えて自分の楽屋に戻る前にムームの楽屋を訪ねてお礼を言い、ホっとした表情を見せていたのが印象的でした。

知世さんのライブが終わり、セットチェンジの間に会場に流されていたのが、なんとCSNY(クロスビー,スティルス,ナッシュ&ヤング)の名アルバム『デジャ・ヴ』。そりゃ歌わないわけにいかないでしょう「Teach Your Children」。この手の洋楽懐メロ、私、ものすごく得意です(笑)。
 しかし、私でさえリアルタイムで知らなかったアルバムを、ここに集まる若者達が知るわけがないだろうと芝を踏みしめながら会場を横切っていると、「Helpless」が流れ始め、「これってニール・ヤングだろう」という声。お〜〜、君たち勉強してるねぇ、と感心。

 それにしても、CSNYを誰がチョイスしたんだろう。なんて思っているうちに、ムームのセットが始まる。

 シッラとヒルドゥルの女性ヴォーカルは、2008年初頭の前回の来日よりも、格段に慣れたようで、音というおもちゃ箱を自由自在にひっくり返してながら、 エネルギッシュに楽しいライブを展開してくれた。
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 ムームの歌姫シッラ。ヴォーカル、ウクレレ、ピアニカ等を担当。彼女は別プロジェクトでアルバムも出しているので、ぜひどうぞ。Mr.Silla and Mongooseの『Foxbite』です。
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 ムームのもうひとりの歌姫は、ヒルドゥルでヴォーカルの他にチェロとヴァイオリン等を担当。オルヴァルと以前、Runkというグループをやっていたこともあり、2年前からムームに参加。知世さんのアルバムには、チェロ奏者として参加してくれました。Runkはこちら。
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 正確にビートを刻むサムリ。彼はキッチンモーターズのプロジェクトでムームと実験的なコラボをした時に意気投合で参加。その時の録音の一部が『Nart Nibbles』
 サムリはまた、いくつか別プロジェクトもやっていて、そのひとつがケー・トゥ。
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 男性ヴォーカルを一手に担うオルヴァル。知世さんとのステージよりも、さすがにノビノビしていて、本領発揮。
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 黙々と演奏したり指示を出したりしている要のグンナル。ステージ上でもなんか目立たないようにしていて、本当にシャイなのね・・・(笑)。ちなみにシッラはグンナルのガールフレンド。
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 こちらもいつも淡々と演奏をこなすエイリキュル。いろいろなプロジェクトに参加していて、その中でも力を入れているのがNix Noltes
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 ベースのロビー。男性ってみんな寡黙。
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 シャウトするヒルドゥル。彼女の声はかわいらしいので、少しハスキーで大人びたシッラの声と絡まると、とても素敵なハーモニーになります。
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 負けじと身体をよじってエネルギッシュに歌うシッラ。
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 オルヴァルの声はいいアクセントになります。
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 どの曲を演奏しても、ひたすらドリーミー。
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 シッラのウクレレとヴォーカルは雰囲気満点。
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 普通に話すとお茶目なグンナルもは、ステージではいつも・・・こういう表情(笑)。
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 素敵な笑顔を見せるヒルドゥル。
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 真ん中に巨人がいるように見えてる写真。そんな風に思うのは私だけ?
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 最後に私が大好きな『 Green Grass Of Tunnel』を演奏してくれて感激。前日のインタビューの際に、このアルバムが一番好きだと私が言ったから??ま、そんなことはないと思うけど、個人的にとてもうれしかったし、以前からムームが好きだった人にも、素晴らしいプレゼントとなっていたことでしょう。

 すごく楽しかったよ。有り難う。お疲れ様!
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Mum@ Taico Club 2009 Setlist:  
Illuminated
Marmalade Fires
Hullaballabalu
Blessed Brambles
A Little Bit, Sometimes
The Smell Of Today Is Sweet Like Breastmilk In The Wind
Guilty Rocks
Dancing Behind My Eyelids
They Made Frogs Smoke 'Til They Exploded
Prophecies & Reversed Memories 
Sing Along
Green Grass Of Tunnel

*写真の著作権は全てシバノ・ジョシアさんにあり、Taico Club事務局及び原田知世さんの事務所ショーン・ハラダから許可を得て使用しています。無断使用はお控えください。(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-19 23:55 | Pops | Comments(2)
アイスランドで総人口0.5%を結集した国民会議(集会)を開催!
 今現在、このブログをアップする時点でリアルタイムにアイスランドでは「国民会議」が行われている。 うーん、「国民集会」の方がいいのかな?たぶん、日本時間の2009年11月15日の朝(深夜)3時頃までやっていると思われます。

 民主議会発祥の地がアイスランドであることは、シングヴェトリルが世界文化遺産になったことにより、割合広く知られているとは思うけれど、国民会議を開催するとは!!

 
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 どのような経緯でこれが行われているのかは(アイスランド語力の無い私では)理解しきれませんが、組織したのは、自らを「アイデア省」と名乗るボランティア団体で、総人口の約0.5%に当たる1500人をランダムに選出し、彼らをレイキャヴィク市内の体育館に一斉に集め、今後この国をどうしていくべきか、どうしたいのか、というディスカッションが行われています。

 これは、統計学上アイスランド国民の総意を示すものとして有効な数字だそうで、そんなことをやったのはアイスランドでも初めてどころか、世界でも初めての試みだそう。

 日本でいえば、60万人を一同に会したような数字。もちろん、総人口32万人だから出来ることで、1億2千じゃ無理だけど、それにしても、ものすごい行動力!

 どうやってひとりひとりの意見をくみ上げるかといえば、招待された人々は9人1テーブルに割り当てられ、各テーブルにリーダーがいて、リーダーは各人の意見を漏らさないように汲み取っていくのが役割。
 
 決められた議題の場合は、その結果を各テーブルから集計する係がいて、各テーブルには軽い食べ物や飲み物も用意されているそう。

 私がこれを書いているのは、ランチ時間で、もちろんランチも無料提供。夕方には、アイスランドの伝統であるラムスープが牧場組合から提供されるという。
 以下の画像は、アイスランド時間正午現在のストリーミングをキャプチャーしたもの。
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 会議の写真はFrickerにあります。興味ある方は、以下の場所でご覧ください。
http://www.flickr.com/photos/thjodfundur2009

 TwitterやFacebookのディスカッションも含め、マルチメディアで配信されているものは、下のリンクで閲覧可能。会議の様子もストリーミングされているけれど、なぜか私のブラウザーだと音声が出ない(音声があったところで、理解不能だけど)。本日、話会われた結果もこのサイトに掲載されるという。
 http://thjodfundur2009.is/nidurstodur/

 上記サイトはアイスランド語です。私もアイスランド語はわからないので、グーグル翻訳のお世話になります。英語が理解できれば、なるべくアイスランド語->英語にすることをお勧めします。その方が解釈間違えが少ない。

 ということで、このブログをアップする現在、リアルタイムで国民会議が進行中。この民意が政府に届くのか、またどれだけ政策に反映されるかは未知数ではあるけれど、これだけのことを民間ボランティアでやってのける国民の行動力に脱帽!

 改めて底力のある国民だと感じています。ホント、すごい!!(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-14 22:18 | News | Comments(0)
2009アイスランド・エアウエイブス2日目:前半はヴァルゲイルとシガーロスのスタジオ見学!
 昨日は「アイスランドの文化と言語」という一般教養の授業のある大学にお邪魔し、アイスランドの音楽についてを紹介させていただきました。モグリも含めて(笑)受講いただいた学生のみなさん、有り難う御座いました。少しでもアイスランド文化の理解に繋がればうれしいです。
 諸々のアレンジをしてくださった先生、PCのオペレーションを手伝ってくれた学生さん、お世話になりました。有り難う御座います。

アイスランド・エアウエイブス2日目(前半)
アイスランドのホーム・スタジオ大公開!
ビョーク・サウンドの要ヴァルゲイルとシガーロスの濃厚ツアー

 前回のレポートはこちら

 
 エアウエイブス開始2日目はテンコ盛りで濃い日程でした。音楽ファンには涙ものの貴重なチャンスなので、スタジオ見学のオプショナル・ツアーは全員が参加!

 まずは朝、バスでレイキャヴィク郊外へ。行き先はヴァルゲイル・シグルズソンの自宅スタジオ。今年、ヴァルゲイルのベッドルーム・コミュニティ・レーベルは、レーベル設立以来最大の催しを計画しているため大忙し。スタジオ・マネージャーは泊まり込みが続き、ヴァルゲイルも前夜ヨーロッパからアイスランドに帰ってきたという状態。半ば頼み込んで今回はスタジオを解放していただきました。

 ここが外観。ごく普通の民家です。
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 左からヴァルゲイル、私、ミオ。ここに来て彼らに会うと、原田知世さんのニュー・アルバム『eyja』のレコーディングで何日かを過ごしたことを思い出します。
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 ここが2階のコントロール・ルームで、ヴァルゲイルの本拠地。とても居心地のいい空間です。
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 こちらは一階の大きなブース。知世さんのアルバムのストリングスやピアノ等々もここで録音されています。
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 2階のコントロール・ルームにみなさんをお招きしたところ。ミオが説明役を買って出てくれました。羽根のように広がって見える楽器は、オーストラリアでヴァルゲイルが見つけたという限定ヴァージョンのウーリッツァー。
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 出来たてのホヤホヤの、ヴァルゲイルの新作(映画のサウンドトラック)を聴かせてもらいました。アーティストが作った作品を、アーティストが制作過程で使ったそのものの音響で聴くことは、滅多にない機会です。細かいことですが、ここで聴かせてもらった音は、ヴァルゲイルが作ったファイルからのそのままのもので、CDではありませんでした。
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 スタジオの音響はよく考えられて組まれているので、音の細部が際だち、本当に美しい。特にヴァルゲイルは繊細なところに凝るので、私自身もすごく嬉しい体験でした。帰宅して聴くと、同じはずなのに音がボケていて、やーなのよね−。
 
 この場所は天井が高く、こうして中二階があります。下が覗けるんだよね〜。逆に言えば、下に人がいる時は、スカート姿で上を歩かない方がいい。
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 部屋の隅に置かれていた楽器。黒いカゴの中には、知世さんのプロモーション・ビデオ撮影に借りたこともある、小さな楽器がゴシャっと入っています。
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 プロモーション・ビデオといえば、知世さんとレコーディングをしたメンバーに、知世さんのPVを見てもらいました。ヴァルゲイルもミオも、「雰囲気があり、とてもいい感じの出来映えだ」と感心していました。スタジオのスタッフ一同から、知世さんのスタッフ一同へのよろしくとの言葉をお預かりしました。
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 扱うプロジェクトが増えて、手狭になってきたため、以前はヴァルゲイルが使用していたプライヴェートルームをスタジオに改装中。
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 ここがオフィス・スペース。スタジオ兼アーティスト事務所兼レーベルなので、業務も多岐にわたります。
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 ザっと一周した後、ベッドルーム・コミュニティのエアウエイブスでのスケジュールを教えてもらい、エアウエイブスのために、このスタジオ内で特別に作られた限定アルバムを紹介。希望者は写真撮影やサインなどもしてもらいました。この限定版がアイスランド以外で入手できるのは、 ICELANDia音楽ショップのみです(これこれ)。
 
 それほど大きな場所ではないため、滞在は1時間弱を予定していましたが、かなり時間オーバーになり、食事は後にまわしてシガーロスのスタジオへ。

 コンクリ打ちっ放しで外観は殺風景ですが、以前はコミュニティプールだった場所が、現在ではシガーロスのスタジオになっています。
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 中はこんな感じ。DVD『Heima』の数曲はここで撮影されていますね。文字通り、シガーロスのホーム(家=heima)です。実はこのスタジオも拡張工事中で、写真の真正面の壁は、最近ぶち抜いたそう。
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 下は去年の写真で、上と比べると、壁の有無がわかりますよね。
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 右手の二階がコントロール・ルームになります。ヴァルゲイルのスタジオ同様、周囲の景色が目に入る場所で、自然に囲まれたアイスランドのスタジオっていいなぁ。
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 これが窓から見た景色。川も流れていて、四季折々の景観を見る事ができます。素敵ですよねぇ。
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 何気なく置いてあったセットリスト。いくら私が厚かましくても、「ちょーだい」とは言えなかった・・・でも、すごく欲しかった(笑)。
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 このスタジオは、以前はシガーロスの4人が共有していましたが、現在はキャルタンと写真のビッギがオーナーです。
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 今年は改装中で、トイレが外されていたり、キッチン・エリアに置いてあったアートや私物、写真が少なくなっていたのが残念。それでも、シガーロスのスタジオであることには違いなく、ビデオやDVDで見る雰囲気そのものでした。
スタジオを解放してくれたオーナーにひたすら感謝。そして我々が訪れた翌日は、スクリ・スヴェリルソンがここでニュー・アルバムを録音したそうです。翌日、内緒で見に来たかったかも(笑)。

 スタジオ内を一通り見学した後は、スタジオの外を散策。やはりDVD『Heima』で一曲録画された場所がすぐ近くにあり、ここはどこを見ても、シガーロスの本拠地なんだなぁということを改めて実感。
 スタジオの駐車場の向かい側はセーター屋があります。
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 そしてバスに乗り込み、やっとランチにありついたのが午後3時頃。でも、空腹を感じているような精神的余裕はありませんでした。
 ヴァルゲイルはビョークのサウンドを10年もの間支えた要の人物のひとり。彼のアルバムを聴くと、「あぁ、こういった音作りがビョークの心に響いたのだろう」というところがそこかしこにあり、周囲のブレーンの大切さをひしひしと感じさせます。
 シガーロスのスタジオは、彼らが世界の音楽ファンを魅了した名作を生み出し、多くの時間を過ごしている場所です。周囲の景色や環境を見ると、なるほど、あのサウンドは、こんな自然に囲まれた場所だからこそ生まれてきたのかもしれない、とも。

 アイスランドの重要な音楽アーティストの生活や創作空間を垣間見ることができて、私も満足でした。日本からわざわざやってくる音楽ファンのためにとスタジオを開けてくださった上、時間的なことにもご配慮頂いた関係者に心から感謝します。

 ここまでの前半だけでも充分に濃厚ですが、この後が結構スゴクなります。<次回に続く>

*「Photo by Joshia Shibano」のクレジットのある写真は、写真家のシバノ・ジョシアさんからご提供いただいています。シバノさんはご自分のブログでもアイスランドの写真をアップしているので、ぜひお立ち寄りください。こちらです。(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-13 18:14 | Comments(0)
2009アイスランド・エアウエイブス1日目:ビョークの部屋公開?!助走は快調!
 お待たせしました、アイスランド・ポピュラー音楽界最大の音楽フェス、アイスランド・エアウエイブスのレポートです!

 アイスランドにはいくつか音楽フェスがあり、例えば春頃ムギソンがウエスト・フョルズルで行うフェスは、アットホームで楽しく、ムームも含むレイキャヴィクのミュージシャンのお気に入りで、みなこぞって出演します。なので、来年は行きたいなぁーーなんて思っています。

 写真は「Photo by Joshia Shibano」が入っているものはシバノ・ジョシアさん、それ以外は私(小倉)の撮影です。

アイスランド・エアウエイブス第一日目
ビョークの部屋公開?フェスの助走は快調!

 エアウエイブス期間だけ日本からいらっしゃった方は、前夜コペンハーゲン経由でアイスランドに到着、翌日からいきなりフル回転です。

午前:まずは恒例の会場下見ですが、その前に、現地新聞の取材が入りました。20名以上も日本人がドカっと集まっているので、カメラマンはびっくり。
 みなさんがホテルからゾロゾロと出て来ます。
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 カメラマンはこうしてトラックに乗り、上から私達を撮影。 我々が宿泊しているホテルは細い路地にありますが、エアウエイブスにはとても便利なロケーション。
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 会場には目印がありません。なので、フェスの本番が始まる前の下見は大切。地図があっても店名がよくわからない場合もあり、夜に迷うと悲惨です。ここはNASAという会場。主にロックものが多い。
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 レイキャヴィク初の劇場・映画館だったクラシカルなイズノ。板張りなので、いい感じで音が響きます。夕方までにイスは撤去されていました。
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 イズノの支配人のご厚意で、今年のグループも、一般公開されていない3階の部屋を見せていただきました。このツアーには、こういった小さな特典が出現します。
 
 ついでなので、観光情報センターや国会議事堂を通ったり、有名なCDショップの12TonarやSmekkleysaなどもご紹介しつつ、時にはショッピング・スポットにも立ち寄ります。ここはaurum本店。
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 近道や裏道等も含め、こうして街中を2時間丁寧に見て回るので、会得が早い人は、これで夜になっても街中をスイスイと歩けるはず。

 そして次が、本日の超オマケ・ポイント。ここはかつてビョークが長い間住んでいたアパートで、現在日本人の留学生が現地の学生とルームシェアをしています。ツアーのみなさんに場所だけでも教えようかと思って行ったところ、たまたま住人が学校から帰っていて、家の中を解放してくれました。
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部屋の作りは、ビョークと同じで、天井がすごく高くて気持ちがいい。備え付けのシャンデリアは、本物のキャンドルを灯すようになっています。

 下はYouTubeでキャプチャしたビョークが実際に住んでいた部屋。ほんの数年前まで使っていたようです。
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 後日、この留学生に連れられ、大学の授業にモグったという濃いアイスランド体験をしたツアー参加者がいたとか!Mさん、本当に有り難う御座います。いろいろとお世話になりました!

 正午過ぎ:ホテルに戻ってフェスの通し券であるリストバンドを旅行代理店氏から受け取り、後は自由行動。シバノさんが、安い方の海老スープ屋へ行ったことがないというので、お連れしました。
 夏は屋外のベンチもいっぱいになりますが、さすがにこの時期は人が少ない。屋外は寒いし。
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 店内はこんな感じ。レジで注文して、番号の紙をもらって席につきます。
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 物価高時には2千円したスープも、現地価格で値上がりしているとはいえ、日本円にすると約千円。量があるので、パンとスープでお腹いっぱいになります。フワフワの海老の身もたっぷり。
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 白身魚の串焼き。鯨、海老、貝柱、サーモン、鱈等々、レジの横にある冷蔵庫の中を指させば、オーダーできます。見た目よりも量があるので、女性ひとりでスープと串焼きは多すぎるのでご注意を。
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14:00  私の分刻みの生活は既に開始されていました。もう慣れたからいいけど、ひとりでノンビリとフェスを楽しんでいた頃とはやはり様変わり。でも、うれしいのは倍増です。大勢のみなさんに楽しんでいただき、喜んでもらえるのが一番うれしい。

c0003620_1432498.jpg 15時からダーグル・カウリ監督とインタビューを予定しているので、小一時間の間に、Kimi Recordsが期間限定で出したHAVARIという店を覗き、オフ・ベニューのスケジュールの確認と、Dr.Gunniが書いたというレイキャヴィクのガイドブックを確保。
 最近、「地球の歩き方」等からもガイドブックが出ましたが、現地でしか売っていない英語版ガイドブック『Top 10 Reykjavik and Iceland』が超優秀。私は旅行者にしては結構レイキャヴィクを知っていると思っていますが、役に立ちました。すごく実用的で実利的。
 「地球の歩き方」は写真がきれいです。極小ですが、シガーロスの写真もありましたね。ハイ。

15:00 ダーグル・カウリ監督のインタビュー。なんでも一週間後にお子さんが生まれる予定日になるので、なるべく早く会いたいということで、エアウエイブス初日に会うことに。インタビューは後日お届けします。
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 その後、シバノさんに12Tonarのオーナー2名を撮影していただきたいと思いショップへ。でも、ゲットできたのが1名のみ。ま、いいか。
 次にエアウエイブスのインフォメーション・センターへ寄り、Tシャツを買おうかと思案。でも、私の年齢ではどーも・・・・(汗)
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 なので、私でも着用できそうなTシャツはないかとNaked Apeへ。でもやっぱり(値段を含めて)気に入ったのがなかった・・・。
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16:30  本当は、16-18時の間はHAVARIで見たいアーティストが何組かいたけれど、これを見ていると時間が無くなるので、業務優先でホテルへ。  
 ホテルの部屋に戻ってメールのチェック。今年は、ホテルの部屋に無線でネットが使えるようになり、超便利!ホテルに居る間に、今朝写真撮影をした新聞の記者と電話でインタビューを受けました。あぁ、もう夕方だぁ。

18:00 夕食。19時からお客さまのご案内があるので、早いところ夕食にしておかないと、食べ損なう。小雨もパラついているので、近場のカフェで済まそうかと思い外出すると、ツアー参加者に会い「おいしい海老スープ屋はどこか?」との質問。高級店なので今から食べに行くと1時間半から2時間を見ないと・・・。
 なので、昼間シバノさんと行った方の海老スープ屋をご紹介し、場所が分かりにくいかと思い、そこまでお連れしたので、私もコース変更でその至近にある「Fish and Chips」へ。昼間、海老スープを食べていなければご一緒したのですが・・・。
 海老スープ屋はとてもローカルな雰囲気で評判がよく、身体も暖まり、おいしく、涙まで流しちゃった人がいたとか?!

 Fish and Chipsで出てくる魚は揚げてあります。魚自体はすごく美味しいけど、揚げ物なので油の臭いが気になる。ハニー・マスタードのソースは、全然甘くなくて、ブルーチーズとランチ(ranch)の中間みたいな味でハニー・マスタードではなく不合格。値段も高め。
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 時間の制約もあり、他に選択種がなかったので仕方ないし、しっかりと食べられたのでヨシとします。

19:00 ツアー参加者ご案内時間。私と音楽的な趣味があいそうな人は、いっしょに行動しましょうということで、小一時間みなさんをご案内する時間を作っています。一緒に来る必用はなく、自分だけで行動してもらった方がベターですが、見当がつかないという人はご一緒しましょう、という趣向。

 ただ、水曜の夜はいつも助走で、それほど・・・なんです。特に開始直後の時間帯は、まだまだ出演者も聴衆も様子見の感じ。

19:30 Me and Slumbering Napoleon (NASA).  正直、学芸会バンドでした。悪くもないけれど、個性といえるだけの個性が無いような・・・。この時間帯は他に何もないため、雨宿り的な感じ。このスキに私は打ち合わせを携帯メールで。
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20:10 Retron (NASA).  Kimi Recordsからの新人で、ゲーム音楽とメタルを合体させたような感じ。面白いといえば面白い。個人的な趣味ではないので、Cynic Guruを見逃さないよう、Retronは1-2曲聴いてSodomaへ移動。
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20:20 Bummer(Sodoma).  少しまったりしたロック系バンド。可もなし不可もなし。
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21:10 Cynic Guru(Sodoma).  レイキャヴィク交響楽団のバイオリニストで日系アメリカ人ローランド率いるロック・バンド。なにせ交響楽団員なので、耳は確か。音楽性はキッチリ。数年前から是非ライブで聴きたいと思っていたので、素直にうれしい。
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 期待通り、全員が音楽のプロ。なので何を演奏しても気持ちが良い。基本的にはごく正統的なロックだけど、少しカントリー風味も。本領発揮はローランドがヴァイオリンを手にしたところからで、ロック系ヴァイオリニストとしては異常に旨い。音のキレがいいし、音質自体に透明感があり、いくらクレイジーにワイルドに演奏しても、育ちの良さみたいなものが出てしまい、ある意味ロックにしては洗練されすぎ。でも、聴いていて非常に気持ちがいい。メタルっぽいリズムと、洗練されたヴァイオリンの高音と、粗野なヴォーカルがすごく魅力的。
 グランド・ロックの出演者が気になるため、「ヘルター・スケルター」の演奏中に会場を去る。 ライブ前にチラっと顔を合わせたこともあり、「ライブ後に話したかったのに」と後からローランドに言われた。ごめんね〜。

22:00 Pascal Pinon(Grand Rokk).  私は若い女の子が大好きです(だって可愛いんだもん)。なので、14歳の少女が結成したというこのグループ、すごく見たかった。可愛くて、ホンワカした気持ちになれると思って。
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  到着すると、グランドロックはすし詰め状態。期待通り、とても可愛らしく優しく、穏やかなハーモニーが流れていました。到着が遅かったこともあり2曲で終了。至極残念。でも、レイキャヴィク的なゆるい感じの、等身大の自分を描いているような印象があり、実際に歌詞もそんな感じであるとか。どんな風に成長するかが楽しみなので、また見たい。

 バンドの入れ替わり時に、何とか場所を移動し、前の方へ行くと既にシバノさんが陣取っていました。
 「パスカル・ピノンよかったですよぉ。見てましたか?」とシバノさん。

22:20 Utidur (Grand Rokk).  次のバンド、Utidurにはドッキリ。突っ込み所が違うと言われそうですが、ヴォーカルの女性が美し過ぎる!
 色白もいい加減にしてくれと言いたいほど透き通った肌で、超美肌。キラキラのプラチナ・ブランドの長髪が、それこそ挑発的。カーテンみたいな白い衣装の間から、身体を動かす度にムチっとした太ももが見え隠れして、それもパンストの線がお構いなしに見えるミニで、至極セクシー。 斜に構えて唇を半開きにして、なめるような目線をするのは、計算なのか計算じゃないのか。
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 なので、男性カメラマンが食いつくように、なめ回すように撮りまくってました。 その気持ち、よーく分かります。
 話は脱線しますが、私はストレートなので、女性に性的な興味はありません。でも、この娘に「レズらない?」って誘われたら、たぶん興味本位もあって誘いに乗ると思った。ゲ〜、そう思ったことに自分でもびっくり。なので男性がこの妖艶な女性に惑わされても、驚かないわぁ。ちなみに、彼女は別バンドでもヴォーカルをやってます。
 音楽?あ、悪くありません。まだ手慣れていないようだけど、簡単に言うと、ムームの子分みたいな感じ。メンバー数が多いだけ楽器数も多く、なかなか楽しいバンドに成長しそう。

 こんな美女が動き回るのを間近で見られるのもフェスの醍醐味のひとつ。ちなみに、途中、マイクを渡され、一声「ギャー」っと叫ぶ男性がいました。これがシュガーキューブスでビョークと共に歌っていたエイナール・オウルンの息子。
 この息子は、今年は父親のバンドでもあるゴースティギタルのステージにも出ていたとか。世代交代ですよねぇ。ビョークの息子も今年は新バンドで登場したし。

23:00 この時点で既に12時間以上フル回転。終盤の4-5時間は立ちっぱなし。初日でもあるので、体力温存もあり、私はこの辺でリタイア。とはいえ、ホテルに帰る途中、今年の新しい会場で、主にエレクトロニカやDJ系を扱ったJacobsenに寄り雰囲気だけはチェック。
 良くも悪くも部屋からネットに繋がるので、結局寝たのは2時頃かな。今年のエアウエイブスも、なかなか楽しそう。<次回に続く>(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-08 15:03 | アイスランドってどんな国? | Comments(2)
アイスランドの日本人留学生、がんばっています!
 アイスランドではインフルエンザが大流行中。新型で29名が入院中。私も何名か感染者と接触しましたが、大丈夫みたい(人間が古いと近い型の免疫を持っているって?)。

 さて、少しレポートを続けます。アイスランド・エアウエイブス・ツアー2日目は、延泊の前倒し分なので、エアウエイブスはまだ開始前なので、私はひたすら打ち合わせやら仕入れに専念!

 そんな中、この日にササ〜っと話を聞いたのが現在のアイスランドで一番勢いのいいKimi Recordsのオーナー、バッリ。自分のオフィスは殺風景なので、隣の見栄えの良いオフィスへ。なので、背後のゴールド・レコードとキミ・レコーズは無関係(笑)。インタビューは後日お届け予定です(このペースだと12月かも)。
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 そんなバタバタの一日を送っていた日に、とてもスペシャルなことがありました。毎回アイスランドへ行く度に何かしら特別な思いを抱きますが、この出来事は、いつもとは違う感慨を抱きました。

 この ICELANDiaブログを書き始めてもうすぐ丸5年。最初は「アイスランド?アイルランドの間違えじゃないの?」と言われたものですが、とにかく書き続け、そのうちに、以前からアイスランドが大好きな人や、このブログでアイスランドを知るようになりハマッた人が出現し、数年も経つとアイスランドへ行けば(現地在住でも旅行者でも)日本人の方から「ブログを書いている人ですか?」と声をかけていただくことが多くなりました。うれしいです。有り難う御座います!

 8月末から現地の大学へ通うようになった留学生の何名かは、ブログ等を通して以前から知っていて、中にはこのブログを読み始めてアイスランドに興味を持ったという方も。このような地味なブログが、留学という人生を左右する大きな決断に至るきっかけ作りになるとは、びっくり。
 
 みんなこの上なくアイスランドが大好きで、ハタから見ると滑稽なほど盲目的にアイスランドが大好きで(私自身も同じですが)、だからなのか、気の合う楽しい仲間となり、助け合いながらアイスランドで暮らし学んでいます。

 そのような彼らが今回、私の訪氷時に、スペシャルなディナー・パーティーを催してくれました!!うぁ〜〜ん、すごくうれしかったぁ〜!!
 
これがその記念ショット! お料理も豪華!!
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 私のアイスランド滞在ものべ日数で半年以上になるので、アイスランドの料理はかなりあれこれを食べてきたつもりです。
 でも、生粋の日本人がアイスランドの材料で作った料理をいただくのは初めてで、興味津々。いやぁ、これが全部本当においしかった!

 まず、こちらは私が先日市場へ行った時に買ったスモークサーモンを、地熱利用の温室で作られた地元産きゅうりと人参とクリームチーズでオードブルに。ちゃんとキュウリの真ん中がくり抜かれていて、丁寧な作り。
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 これは鯨肉のタタキ風で、ショウガ醤油かにんにく醤油(どちらか忘れてゴメン)がたっぷりとかけてあり、日本人の舌にぴったり。ご飯がほしくなったわぁ〜。アイスランドで鯨肉を食べたことは何度かありますが、今回のタタキが一番柔らかくて美味でした。上に散りばめたのは、エシャロット。ワケギではなくとも充分です。日本料理屋、やらない?
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 こちらはトマトのリゾット詰め。米がアルデンテで素敵な出来映え。ちなみに、こちらも地熱利用の地元産温室トマト。アイスランド産チーズもおいしい。
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 メインはサーモンにハーブをかけ、トマトやオリーブで味を調えたイタリア風。とにかくアイスランドのサーモンは新鮮で、臭みゼロで、おいしいのです。若干生っぽい感じが残る程度の日本人が好きな焼き加減で、とにかく旨い!
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 上記にプラスして、ガーリック・トーストなどもあり、あれやこれやの話で盛り上がりながら、愛情のこもったおいしい手料理の数々を、ガッツリと食べさせていただきました。本当に有り難う!!ホント、涙出そうだったわぁ。

 その後、(アイスランドの第二都市)アクレイリ産のブルーチーズが旨いという話になり、それもシルバー・ラベルとゴールド・ラベルがあるという。私、シルバーしか知らなかった。
 ということで、食べ比べ。ほとんど違いが分からないけれど、表示を見ると、どうやらゴールドで値段が100円ばかり高い方が低脂肪らしい。

 サーモンの身はいいとして、筋子はどこへいった?とか、椎茸を買って干し椎茸を作る場合、天日干しになるほど日照はあるのか?とか、魚の干物を作りたいがムシとか鳥とか、大丈夫か?等々、他愛のないトーク炸裂。

 アイスランドの大学は宿題がとても多く、それをこなすのが精一杯で、みなさんものすごく苦労しながら、がんばっています。「日本人の評判を落とさないよう」という代表意識もあり(すごく分かるわぁ)、アイスランド社会の理不尽なところは、日本人同士でブツクサ言いつつ、日本の社会があまりにもキチキチしすぎるということで収めているようです(これもすごくよく分かるわぁ)。

 アイスランドにおいて、日本人というのはブランドらしく、(アジア人はみな同じに見えて区別がつかないであろうアイスランド人に)自分は日本人で日本から来たというと、顔がパっと明るくなってホホーと感心する人はよくいるし、日本人と分かったとたん、漫画の話や日本文化のことを尋ねてくる人も。
 あまり口に出しては言わないけれど、アイスランド社会では中国は好かれておらず、日本人は大歓迎。長年の貿易相手であり、捕鯨国同士で島国という親近感もあるかと思います。もちろん、様々な日本文化に対する興味や憧れも。

 そんなこともあり、日本人というだけで、好意的に扱っていただけることは本当に有り難く、だからこそ評判を悪くするようなことは出来ないと、なんだか国を背負っているような責任意識が出てくるのでしょう。

 聞くところによると、そういった留学生の親御さんがこのブログをお読みでいいらっしゃるとか。スペシャル・ディナーのメンバーではありませんでしたが、他にも何名か留学生の方々とお話しました。それぞれにみなさん頑張っています。どうぞ引き続き、応援をよろしくお願いします!!
***

元ムーム クリスティン Kira Brekkan 手作りソロ・アルバム

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http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k117301294

10月に私の根性と幸運で見つけてきた、元ムームのクリスティンのハンドメイド・ソロ・アルバム(Kira Brekkan)は1枚しかないので、オークションにかけてあります。土曜日(2009年11月7日22時過ぎ)に終了しますので、ゲットしたい方は是非お見逃しなく。


 で、次回から、やっとエアウエイブスが始まります!!(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-06 23:07 | アイスランドってどんな国? | Comments(4)
アイスランド・エアウエイブス・ツアー:晴れ後曇り後暴風・・・南海岸ツアー
 さて、今回からICELANDiaが企画をお手伝いした10月のツアーのレポートをお送り致します。

 このツアーは毎年延泊組が多いため、今回は最初から延泊ヴァージョンを作ったので、丸二日間観光に回していただけました。その一日は私もご一緒させていただき、まずは南海岸ツアーのレポートをお届けします。

 今回のブログの写真はシバノ・ジョシアさんの撮影(Photo by Joshia Shibanoのクレジットあり)で、シバノさんのブログはこちら。いつものことながら、プロの腕はスゴイ!素敵な写真ばかりで、思わず行きたくなってしまいます(笑)!
 下手クソな素人写真は私です。ご愛嬌ということで・・・・。
***

晴れ後曇り後時々暴風雨で
アイスランドらしい風景満載の南海岸ツアー


 アイスランドの南海岸は、アクセスも容易で見どころ満載。ゴールデンサークルの次にこなしておきたい観光スポットです。

 この日のレイキャヴィクは天気は悪くなく、そんな天気が続いてくれればと願いつつ、出発。道中の道沿いからは、レイキャヴィクの海外沿いにはバブル時に建てられた高級住宅が見られます。
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 こちらは、冷戦崩壊のきっかけとなったレーガン・ゴルバチョフ会談が行われたホフディ・ハウス。先日火事になったため、修復中です。動くバスの中からこれだけキレイに撮れるとは!
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 私達が到着する前の週に初雪が降ったとのことで、郊外に出ると、こうしてまだら雪がキレイでした。
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 見る角度によっては、こんな風に夕焼けのようでもありました。雪も光もとてもキレイ!
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 途中、こーんなに天気がよく、
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 晴天の、のどかな景色が続きます。
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 そしてやって来たのがセリャランズフォス(セリャラントスフォス)の滝。落差が40メートルもあり優美です。が、滝壺の側に行けば、それなりにすごい水量。
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 ここは滝の裏側にまわることができます。そんなことができる場所は世界的にも珍しいそう。水しぶきで結構濡れます。写真は小倉が撮影。
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 次に向かったのが氷河の先端、「舌」の部分にあたるソルヘイマルヨークトル。「ヨークトル」というのがアイスランド語で「氷河」なので、ソルヘイマル氷河。
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 氷の黒い部分は汚れではなく、火山灰。で、この「舌」1年前に来た時よりも後退している感じ。この氷河に上れなくもありませんが、氷なので滑ることと、中が空洞でズボっと填ったりすることもあるため、必ずガイドと共に装備を調えて行かないと危険です。
 この場所の氷河の中がどんな風かというのは、去年の私のレポートをご覧ください。

 文章で書いたり、写真で見たりすれば数分ですが、ここまでで出発から既に4時間ほど経っています。そろそろランチ時間です。ストップしたのは、Vikという街のガソリン・スタンド兼カフェ兼コンビニのような場所。アイスランドの地方でよく見かける休憩所です。メニューは、伝統的なラムのスープとハンバーグ類。見た目よりも内容重視。アイスランドの食事はどこで何を食べても結構おいしいので有り難い。写真は小倉。
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 Vikはウール製品が有名で、ごく近くに工場がありました。土産物屋の2階から、工場が覗けるようになっています。見てると結構楽しい。 写真は小倉。
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 ランチを終えて向かったのは、ブラックサンド・ビーチ。ここは柱状節理の岩があったり、ディルホゥラエイという穴の空いたような大きな岩があり、なかなか風光明媚なのですが、この日は暴風の中の観光となり、そういった岩がほとんど見えなかった。
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 ここでは、いかにアイスランドの風がスゴイかというのを体験してもらった感じです。一人で歩くのが困難なほどの強風で、小雨が肌に突き刺さります。傘は飛ばされて凶器になりかねないので使えません。使ったとしても使い物にならなかったことでしょう。

 こんなに激しい白波の立つ海を間近で見たのは初めてでした。写真は小倉。
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 車を5分も走らせないうちに暴風域からはスンナリと抜け、のどかなスコウガ民族博物館にやってきました。昔の民家の内装が再現してあったり、
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 船がそのまま置いてあったり、
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 昔の民家や母屋もそのままあったり、(ピントが甘い写真は小倉撮影です)
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 こんな素敵な教会では、博物館のオーナーのお爺ちゃんが賛美歌を披露してくれました(特別大サービスだったそう)。
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 何という名前か未だに分からないけれど、私が大好きなアイスランドの植物。ちょっと花っぽい形状がたまらなく好き。
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 窓から外を覗いたところ。以前のアイスランドには、こんな光景が広がっていたのでしょう。写真は小倉。
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 そしてこの博物館の近くにあるのが、スコウガフォス。「フォス」はアイスランド語で「滝」なので、スコウガ滝ですね。
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 高さ60メートルと言われるこの滝の水量はものすごく、前半に行ったセリャランズフォスが女性的であれば、こちらは男性的と形容されます。で、この滝は裏側にはまわれませんが、テッペンまで上れます。ここがテッペンの部分。自分で撮影したせいもあるのか、写真を見るだけで、足がすくむ・・・
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 ちなみに、道中はこんな階段になっています。私の足で5-6分(健脚であれば平均所用時間だと思われる)。息は切れたけど、結構楽しく登れました。足腰に自身のない人には勧めません。風があると怖いし、階段のない急な坂もあり、途中でめげます。
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 目一杯の一日観光を終えてレイキャヴィクへ。夜はシバノさん、旅行代理店氏、そして私の3人で、7月にオープンしたばかりのレストラン、Fish Companyへ。へ。
 店内は雰囲気満点。写真ではよくわかりませんが、この壁にある絵画は芸術大の卒業生の作品らしく、私が7月に来た時に購入したTシャツの図柄の一部が描かれていました。よく見ると実はものすごくエロいのです。
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 料理は基本的にはイタリアン。日本風のメニューもあったけれど、疑わしき和食をレイキャヴィクで食べることもないだろうとパス。
 お勧め&お任せの「イタリア1周コース」を注文。味も盛りつけもオサレでした。
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 前菜2品、魚、肉、デザートの5品に、スキールバター、ドライトマト、オリーブペーストを付けて食べるおいしいパンが出て、日本円にして約6千円。お茶とお酒を飲んでも1万円で収まりました。スパークリング・ワインではなく本当のシャンパン1杯が約1500円はお買い得。

 ランチはこの半額程度でお腹いっぱい食べられるので、食費に制限はあっても、奮発して一回くらいはこういう食事をしてもいいのではないでしょうか。
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 古い民家を改造したレストランで、宿泊したホテルから徒歩3分程度のところにありました。
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 エアウエイブス期間中は、まともに夕食が取れなくなることが分かっているので、私もこの一食は奮発したのでした。(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-03 14:17 | アイスランドってどんな国? | Comments(6)
知世さんの『eyja』でコラボした、ヴァルゲイル一派&限定版情報
 原田知世さんがアイスランドと日本でレコーディングしたアルバム『eyja』のレポートを読みに、たくさんの知世さんファンがこの ICELANDiaブログを訪れてくださっているようです。

 なので今回はアイスランド音楽啓蒙のためにも、知世さんに曲を提供し、アイスランド・レコーディングの大部分でスタジオを使わせていただいたヴァルゲイル・シグルヅソンに関してをご紹介させてください。
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上の写真は、知世さん用のマイクを選ぶヴァルゲイル。

 アイスランドの音楽をよくご存知のみなさま、次に写真が出てくるところまでは読み飛ばしてください。でも知らない方は、ぜひ全部読んでくださいね。

 まずは名前の読み方を。正しくは「Valgeir Sigurðsson」とつづり、前半の「ヴァルゲイル」はいいとして、後半は「シグルズソン」でも「シグルドソン」でもいいかと思います。というのもアイスランド語の「ð」は、英語の「th」の発音に似ていて、この場合は濁音であるため日本語の発音に当てはめると、「ヅ」か「ド」になります。

 ヴァルゲイルが最も有名なのはビョークとの仕事で、ビョークはアイスランドが輩出した最大の世界的なスターであり、アテネ・オリンピックの開会式で歌った女性と言えば、ビョークが誰であるか知らなくても、世界的に高い評価を受けていることはご理解いただけるでしょう。
 
 サウンド・クリエイター、エンジニアとして、彼はビョークと約10年間仕事をし続け、現在はベッドルーム・コミュニティというレーベルを立ち上げ、自宅に建てた素晴らしいスタジオを中心に活躍しています。
 今回の知世さんのレコーディングでは、その自宅スタジオを解放していただきました。

 どのような音を作る人かといえば、ビョークの音作りを担当していただけあり、とても個性的です。例えば、映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の挿入歌でグラミー賞にノミネートされたビョークとトム・ヨーク(レディオヘッド)のデュエット「I've Seen it All」の、走行中の電車のような音は、ヴァルゲイルが長時間スタジオにこもって作り出したサウンドです。また彼女が好んで使う、繊細なビートも、数多くも彼が寄与しています。

 そういった具合に、様々なアーティストから来るオファーが多く、自分の作品作りになかなか着手できず、10年近くかかってやっと作ったのが2007年に発表した初ソロ・アルバム『Ekvílibríum 』でした。このアルバムを聞くと、ビョーク的なサウンドがかなり散りばめられていて(作り手が同じなので、当然なのですが)、繊細で暖かく、非凡なのに耳障りがよく、ごく自然に流れるサウンドが大好きな私には、たまらないものがあります。

 今回の、知世さんのアルバムに提供した曲を聞いても、やはりヴァルゲイルらしい深みのある暖かな音作りに感心させられます。と同時に、濃厚で完成度の高いヴァルゲイルの音にぴったりの雰囲気でヴォーカルを乗せた知世さん、そしてアルバムの一部として統一感をもたせてこの曲を仕上げた伊藤ゴローさんの才能にも脱帽です。

 知世さんのレコーディング・レポートにも写真を出していますが、ここが彼のスタジオです。この写真は、2009年10月中旬に行ったアイスランドの音楽フェスを見に行くツアー時に、お願いして特別にスタジオ見学をさせて頂いた時のもの。
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 スタジオは見学に解放していませんが、今回は特別に見せていただき、ヴァルゲイル本人から新曲を聴かせてもらいました。スタジオの音響はさすがに素晴らしい!
 知世さんもインタビュー等で語っていますが、緑に囲まれ、リラックスしながら仕事ができる素敵な場所です。

 スタジオで聴かせてもらった新譜は同名映画のサウンドトラックでもある『Dreamland』(原題はアイスランド語なので文字がちょっと違って見えますが)。

Valgeir Sigurdsson『Dreamland』
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=16851541
c0003620_1852248.jpg1. Grylukvaedi
2. Dreamland
3. Past Tundra
4. "I offer prosperity and eternal life"
5. Laxness
6. Hot Ground, Cold
7. Draumaland
8. Economic Hitman
9. Cold Ground, Hot
10. Beyond the Moss
11. Nowhere land
12. Helter Smelter

 上のジャケット写真は、全世界200枚限定の限定先行発売分で、プレスはアイスランド国内、ジャケットの印刷も組み立てもスタジオ内で行っており、アイスランド国内のみの特別版です。アイスランドの音楽フェス、アイスランド・エアウエイブスに間に合うように作っていたので、ラッキーにも分けていただくことができました。
 
 こういったアイスランド限定の限定版が得意(?)な ICELANDia音楽ショップですので、当然販売します。本日、アップしました。再入荷の見込みは尋ねてみないと分かりませんが、欲しい方はなるべく早くゲットしておいてください。いつも書くのですが、こういうのは無くなるとトンと入ってこないので、幻のアルバムになります。

 大量プレスした通常版は、たぶん来年早々に出てくると思うので、ゲットできなかったとしても、音自体は後日入手できます。ちなみに、彼のファースト・アルバムはサイン入りで扱っている最中で、知世さんがFM番組でかけていた曲も、このアルバムからの作品です。

 そして彼のレーベルから出した最近のもう一枚の傑作は・・・。やはり知世さんのアルバムにピアニストとして参加したダニエル・ビャルナルソンの『Processions』。本来ダニエルはクラシックの指揮者で、昨年非常に話題になったイサフォルド室内楽団の新進気鋭の指揮者とわかり、納得。

Daniel Bjarnason『Processions』
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=16852024
c0003620_18525683.jpgBOW TO STRING
1. "Sorrow conquers happiness"
2. Blood on Bones
3. Air to Breathe
PROCESSIONS
4. In Medias Res
5. Spindrift
6. REd-handed
SKELJA
7. Skelja

 彼のアルバムも、今回のフェスに間に合わせて同じくアイスランド国内プレス、スタジオでのジャケ印刷組み立てで100枚の限定。私は聴くだけであればクラシックも好きですが、あまり多くを聞き込んでいないため、どう表現してどう販売すればいいのかいつも分からず、なのでごーく少数しか購入しなかったら、ヴァルゲイルに、
 「どうしてそんなに枚数が少ないの?」と問われ、
 「あの〜、私あまりクラシックがよく分からないので、とりあえずアルバムを全部聴かないと見当がつかないから」と返したら、
 「聴けばすぐにわかるよ」と、ちょっとばかりしたり顔で言われました。
 それで、ヴァルゲイルの言葉は非常に正しく、ちょっとばかり聴いたところで、こりゃもっと仕入れてくればよかったと反省。ヴァルゲイルのレーベルから出すようなアーティストに駄作はあり得ないんですね。身に染みて分かりました。ごく普通のクラシックとも違い、現代音楽でもなく、私があえて言葉を作ってカテゴライズすれば、アバンギャルド・ポスト・クラシックでしょうか。
 
 とても素晴らしいアルバムです。シガーロスがアビーロード・スタジオで行ったセッションの指揮者でもあることから、シガーロスのファンにも是非お聞きいただきたい一枚です。
 これは私がものすごーく少数しか仕入れてこなかったので、売り切れたらひたすらごめんなさい。

 そしてヴァルゲイルのベッドルーム・コミュニティ・レーベルから出した最近の傑作の最後は、ベン・フロスト!全部傑作ってあり得ないだろうって言わないでくださいね。だって、全部本当にすごいんだもん!

Ben Frost 『By the Throat』
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=16852024
c0003620_18584869.jpg1. Killshot
2. Carpathians
3. O God Protect Me
4. Hibaksja
5. Peter Venkman Pt I
6. Peter Venkman Pt II
7. Leo Needs a New Pair of Shoes
8. Through the Glass of the Roof
9. Through the Roof of Your Mouth
10. Through the Mouth of Your Eye


 ベンがミキシングをしている時に知世さんといっしょにスタジオへ行った際は工事中かと思った音でしたが、こうして作品として出来上がったものを聴くと、身もだえるほどカッコイ〜〜!!!初めて聴いた時、思わず大声で「カッケ〜〜!!」と叫びました。
 ノイズと生弦などのクラシカルな楽器の共演で、静と動、ノイズと美メロの対比が心地よく、爆音で聴いたら、さぞ身体に響いて気持ちいいだろうなぁ、と。
 ベンは以前にも増して大胆になり、音楽の既成概念と、自身が今までにやってきた全てのことを打ち破ろうとするかのようです。ごく普通にメロディがあるものが音楽だと思っていると、そういう概念をぶち壊されるかもしれません。ノイズの中にも美学と哲学と、そして音響の美を感じるし、こういった音楽が作れるのは、ヴァルゲイルやダニエルとはまた異なる、希有な才能かと思います。
 
 ヴァルゲイルのレーベル、ベッドルーム・コミュニティでは他にも、ニコ・ミューリーサム・アミドン等もリリースしており、規制のレーベルの概念にとらわれない、個性的な芸術集団となっています。

 このレーベルは決してアイスランドの音楽の縮図ではありませんが、こういった自由で革新的なレーベルが存在できるということ自体が、アイスランドにいかに素晴らしい音楽・芸術環境があるかということの証拠ではないかと私は思っています。

 うーん、少し話が固くなったかな。とりあえず、自分の音楽の世界を広げたい方はぜひ何かを選んでお聞きください。原田知世さんのアルバム『eyja』は癒しに満ちた心地よい作品で、そこにはとても高い音楽性を持った多くのアーティストの才能が関わっている、ということを少しでも知っていただければうれしいです。

 それから、知世さんのアルバムに2曲を提供したムームのことも、後日別の形で取りあげますね。エアウエイブスの話を書くことも忘れていませんので、もう少しお待ちください!(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-11-01 19:01 | Pops | Comments(0)
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