execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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2009 アイスランド・エアウエイブスまとめ: 2010年もどうぞよろしく!
 今年も一年間、アイスランドばかりの話題を取りあげた ICELANDiaブログにお付き合いいただき、本当に有り難う御座いました!!

 と書いて気づいたのは、あれ?12月でこのブログは6年目に突入です!!マジかぁ、6年かぁ。毎年思うことですが、よくアイスランドだけの話題でこれだけ引っぱれること(笑)!これも、一重に陰に日向に支えてくださる読者のみなさまのおかげです。有り難う御座います!!

 例年、10月に行うアイスランド・エアウエイブスのレポートは11月半ばまでにはキッチリと終えていますが、今年は年内ギリギリになってしまい、途中飛び飛びだったので、ここにまとめます。
 2-3ヶ月にかけてまばらにお読みいただいたので、印象が薄くなってしまったかもしれませんが、立て続けに読んでいただければ、いかに異常なほどこのツアーの内容が濃いかということがお分かりになっていただけることでしょう。アイスランドの音楽を満喫したい方はぜひどうぞ!

<2009年アイスランド・エアウエイブス・ツアー・レポートまとめ>
1.「2009 アイスランド・エアウエイブス・ツアー」:晴れ後曇り後暴風・・・南海岸オプショナル・ツアー
 http://icelandia1.exblog.jp/12831540/

2.「2009アイスランド・エアウエイブス1日目」:ビョークの部屋公開?!助走は快調!
 http://icelandia1.exblog.jp/12887481/ 

3.「2009アイスランド・エアウエイブス2日目(前半)」:はヴァルゲイルとシガーロスのスタジオ見学!
 http://icelandia1.exblog.jp/12945848/

4.「2009アイスランド・エアウエイブス2日目(後半):教会ライブはいつもスペシャル!」
 http://icelandia1.exblog.jp/13258051/

5.「2009アイスランド・エアウエイブス3日目(前」):プライヴェート個展で出逢った心やさしいムーム
 http://icelandia1.exblog.jp/13300458/

6.「2009 アイスランド・エアウエイブス3日目(後半)」:今年の旬はヴァルゲイル率いるベッドルーム勢!
 http://icelandia1.exblog.jp/13336976/

7.「2009 アイスランド・エアウエイブス4日目(前半)」:オフ・ベニューでダブル・シンドリ!
 http://icelandia1.exblog.jp/13357069/

8.「2009 アイスランド・エアウエイブス4日目(後半)」:シガーロスに続く大型新人発見!&盛りだくさん!
 http://icelandia1.exblog.jp/13364854/

9. 番外編--> オペラにスクリ・スヴェリルソン、ICELANDiaが歩けばリハーサルに当たる!
 http://icelandia1.exblog.jp/12672071/

上記のブログ記事に、写真家のシバノ・ジョシアさんから多くの写真をご提供いただきました。シバノさん、いつも有り難う御座います!シバノさんご自身のブログにも、アイスランドの写真が沢山ありますので、ぜひご覧ください。
Onabys Blos/ Iceland・アイスランド写真集
 http://onabys.jugem.jp/

 このツアーはいつも楽しく、参加者同士がとても仲良く、年々歳々良き話相手、よき仲間が増えて、本当に楽しくやらせていただいています。そんな参加者のみなさまに感謝すると共に、参加してもなかなか参加できないという方々が大勢いらっしゃることも承知です。毎年「2年越しで資金を貯めました!」という方がいて、本当に感激するやら、申し訳ないやらです。もっとアイスランドが身近になり、気軽に行ける場所にしたいものです。・・・そんないろいろな方に支えられ、毎年このツアーを実施し、こうしてレポートできることを心から感謝します。本当に有り難う御座います!!

 またこのツアーの実施にあたり、ご協力いただきました旅行代理店を始めとする関係各位に深く感謝致します。いつも本当に有り難う御座います!
 来年も中身の濃い、楽しいツアーにします!ぜひご注目ください!
***

 2009年はICELANDia の、いつもの活動に加え、大きなところでは原田知世さんのレコーディングをお手伝いさせていただき、また、引き続き早稲田大学では一般教養のアイスランドの授業にちょっとだけ顔を出させていただき、少しずつでも、アイスランドも広がっているよなぁと実感。さて、来年はどんな楽しいことが待っているでしょうか。

 来年もマイペースで好き勝手にアイスランドをお伝えすると共に、定期的に社会的なニュースをまとめて掲載するように心がけたいと思っています。

 2010年が目の前です。みなさま、どうぞよき新年をお迎えください。そしてまた来年も、 小倉@ICELANDiaの雑文を読みに来てくださいね。
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来年もどうぞよろしく!(小倉悠加/Yuka Ogura) c0003620_13213440.gif

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by icelandia | 2009-12-31 16:57 | アイスランドってどんな国? | Comments(2)
2009 アイスランド・エアウエイブス4日目(後半):シガーロスに続く大型新人発見!&盛りだくさん!
 ICELANDia が旅行代理店の協力を得て、毎年行っているアイスランドの音楽フェス、アイスランド・エアウエイブスのレポートは、実質的にはこれが最終です(一応年内に終わらせた!)。

アイスランド・エアウエイブス4日目(後半)
シガーロスに続く期待の大型新人発見!こんなのもアリぃ?のドクトル・スポック、ハチャメチャに楽しいポール・オスカル様!!

前回のレポートはこちら

17:00  タイ料理テイクアウト ヒャルタリンの後、そこにとどまってライブを見続けることは出来たけれど、なにせ連日連夜の激務なので夜の部に突入する前に少し息をつきたい。
 で、ホテル近くの元ビョークのアパートの留学生に声をかけて、いっしょに夕食をとることに。それで私はッアイスランド初のタイ料理体験!

 アイスランドに来始めたばかりの2003年から、実はこのタイ料理がおいしいという話は、アイスランド人からも日本人からも聞いていました。が、機会がなくて食べたことがなかった。なので、特にうれしいし、期待しちゃう(笑)。

 私はお子様舌で、辛いものが食べられないから、「辛くないの!」ということでオーダー。チキン、カシューナッツ、セロリ、玉ねぎが主なところ。人参も入ってるけど、これ絶対に冷凍人参だよなぁ。デフォルトでライス(タイ米)がついてきます。これを留学生さんのアパートに持ち帰り、いただきます! 
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 ウマイ!!さすがアジアの味!醤油(ナンプラーだろうけど)ベースで、ニンニクの香りがよく、ちょっぴり甘めで、こりゃゴハンが進むわぁ。疲れていて、食欲があるのか無いのかわかんない身体にもオッケー。
 こうして日本にいて、おいしい日本料理があっても、それでもこの写真を見て食べたくなるところをみると、やっぱりすごく美味しかったんだなぁ。短期しかアイスランドに滞在できない人に勧めるつもりはありませんが、何となく日本っぽいものが食べたくなったなら、このタイ料理はお勧めです。タイなので日本食じゃないけど、チーズとマンゴが巻いてある回転寿司よりも、日本人の口に合うことでしょう。
 
 そして今夜もお客さまご案内時間がありますが、このアパートとホテルは目と鼻の先なので、呼び出されたらすぐにホテルに向かうことが出来るため、何だかノンビリ。留学生さんにはすっかりお世話になりました。その節は本当にお世話になりました。有り難う、SMさん。

 で、すっかーり和んでしまい、何だかもう音楽は充分かという雰囲気がしないでもないけど、でも、ここでサボってはいけないので、律儀に夜の街へ繰り出します。

21:30  For a Minor Reflection(Idno) 音楽業界というのは本当に厳しい場所です。趣味として演奏しているならいいけれど、プロになり、それだけで生活していこうとすると、例えばムーム級であっても、彼らとて生活が楽だとは言えない(みたいだ)し、将来に不安を抱えていないといえばウソになります。

 新しいバンドなんてゴロゴロいるし、アイスランドは局地的に非常に質の高い音楽を生み出すミュージシャンが多いとはいえ、国際的に活躍するためには、様々な要因が重ならないとブレイクしない。それも奇跡と努力が伴って初めて可能になるので、本当に狭き門です。

 そんな厳しい世界ではあるけれど、確実にキラリと光るものを持つミュージシャンは存在し、もしかしたらイケるかも、と思わせてくれる人達と、稀に、本当に稀に出逢います。そして、今回見たこのFor a Minor Reflectionは、必ず国際的にアルバムがリリースされるだろうし、上手くいけば結構いい線でブレイクできるかも、と思わせるものがありました。シガーロス級まで行けるかは未知だけど、踏み外さなければイイ線いくと思う。踏み外さなければ、ね。

 ごく平たく言えば、シガーロスをハードにしたようなインストゥルメンタル・バンド。写真家のシバノさんは彼らを3年前から見ているそうで、彼によれば今年は抜群に演奏が上手くなった、と。去年このバンドを見て、大ファンになったツアー参加者が何名かいたのも知っていて、逆に言えば、彼女達のリアクションを見て、これは一度見ておかなくちゃと思ったのが、今年私がこのバンドを見る動機でした。
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 前置きがやけに長くなりましたが、このバンドはイイ!と言いつつ、実は最後の3曲しか見られなかったけれど、可能性は充分に分かりました。みなさん、シガーロスのあの世界は分かりますよね。まだシガーロスが結構暗かった頃の雰囲気をもっとハードにした音で、音響系のポスト・ロック。アイスランド特有の透明感やオーガニック感もあり、アイスランド音楽好きにはドツボ。
  小屋に似合わないようなスケール感の大きな演奏で、既にプロとして充分に通じる実力。カッケ〜!うっひゃぁ、これは化けるかも、と感心。
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 感心したのは私だけではなかったらしく、ライブ終了後、片付けをするギタリストにアメリカからのジャーナリストがギタリストに声をかけていました。このアメリカ人ジャーナリストと私は、どうやら音楽的趣味が同じらしく、ほとんど同じものを聞いている。で、彼がそんな行為をするのを見たのは、これが初めてでした。ン、わかるよ、その気持ち。この子達、ポテンシャル高いもん。

 私も同じことをしていて(笑)「すごくよかったから、がんばって」と伝えた上、彼らがデモ盤を出しているのは知っていたので、「デモ盤売って!」と直訴(笑)。
 そしたらマネージャーが付いているということで、その話はマネージャーへ。アジア女性の私はイギリス人男性のマネージャーとは非常に相性がよろしくないらしく、いつも頭にくることが多いけれど、今回はなんかスンナリ。

c0003620_3241887.jpg アーティストを生かすも殺すもマネージャーの質が大きく、For a Minor Reflectionはその点でも悪くなさそう。でも、それは当然かもしれません。というのも、ネタバレ(?)になるけれど、ベーシストはシガーロスのゲオルグの弟。なので、既にシガロスのサポートを務めたこともあるし、当然兄貴からのアドバイスもあることでしょう。(ゲオルグの弟については、コメント欄でmkさんから情報をいただきまして有り難う御座います。)

 既にイギリス人マネージャーがついているということは、アルバム発売、ヨーロッパ・ツアー、それからたぶんシガーロスのサポートで回るんだろうなぁ。頭角を現すまでにはまだ少し時間がかかりそうだけど、確実に飛び出してくるバンドだと思います。青田買いだけど、今のうちにぜひデモ盤を聞いておいてください。こちらにあります。正式なアルバムが来年割合早い時期に出ると聞いているので、そうなるとデモ盤は廃止になり、たぶん一年後にはレア盤になっていると思います。

 あぁそれから、ギタリストのグッフィはすごくイケメンで、かわいい〜〜!!私のアイドルです(笑)!
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22:15  Olafur Arnalds(Idno) 去年はNasaで演奏したオーラブル・アルナルズ。今年は待望の(?)Idnoでの演奏。当然この小屋が彼には一番似合います。誰もがそう思ったのか、会場は満杯。でも、願わくば教会でやってほしい人なのかもしれません。
 オーラヴルはニュー・アルバムの発売を控えてヨーロッパを周った後、やっとアイスランドに帰宅したところで、プロとしてヨーロッパを一周しての各地の感想や、機材の調子が悪くてライブが散々だったこと等のエピソードを披露。
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 彼が出て来た3年前は、いかにも10代の作曲家を目指す青年が書きましたという、初々しい作品が多かったのですが、今回の新作は彼が持つ生ピアノの独特のメロディを生かしながら、個性豊かなストリングスをかぶせて、作曲家としてもなかなか成長したなぁという印象。
 まだまだヨハン・ヨハンソンのような巨匠の域には達していないものの、そこまでに至るには10年、20年と年月を積み重ねていく必用もあるので、これから期待できるアーティストとして、ずっと見守りたいと思った次第です。
 そんな感慨にふけりながら聴いていたのはいいけれど、最後の2曲というところでPCがストップしてしまい、そこで演奏中断。PCが動かないため、結局それでライブ終了となり、観客に対してとても申し訳なさそうな彼が可愛そう。きっと心残りだったことでしょう。それでも精一杯演奏をしたということで、暖かくも盛大な拍手が送られていたのが印象的でした。なんか、地元っていいなぁ〜という感じ。
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23:10 Egill Saebjornsson(Idno) 英気を養うためここでワインを一杯。会場はひとがいっぱいで座るスペースがないため、裏技でPAが積んであるテーブルの下に潜り込んで座る。ここは一般オフリミットっぽい感じではあるけれど、プレスパス保持者なので構わずしばしの休息(そういえば今回はパスを振りかざしての入場が皆無だなぁ)。
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 それで登場したのがこの秋にアルバムを発表したEgill Saebjornsson。私の記憶が正しければ確か彼のことは2003年の12月に、元トラバントのシンガーで現在は大芸術家になってしまったRagnarとのライブを見た覚えが。
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 正直期待はしていなかったけれど、うーんどうも。こういうのをアシッド・フォークというのでしょうか。調子が出るまでに時間がかかるパフォーマーなのかもしれないけれど、どーも私には軟弱に聞こえて物足りないので、ここは期待のパル(パットル)・オスカルを見るべく美術館へ。

23:30 Dr. Spock(神出鬼没) ン?こりゃなんじゃ??これは本年初の試み。最初は何のことやら分からなかった。「なんか音がするなぁ、ストリートでバンドが演奏してるのかなぁ」と思ったのは、For a Minor Relfectionを見に行く途中だったと思う。でも、何だか分からなかったので無視。

 この時間になりオーラヴル・アルナルズを見てからIdnoを出て、Hafnarfusへ向かう途中。またまたへんなものを見た。何だか大きなトラックから音がしていて、そこに黒山の人だかり。場所はちょうどTungllidの前あたりの道路。右翼のアイスランド・ヴァージョンかと思ったら大間違いで、そのトラックを見ていると、屋根がパコっと開いてきて、なんと!そこに突然バンド登場!!でもって、上手い!なんじゃこのバンド?!うますぎ〜〜、手慣れすぎ〜〜。
 それにしても、もう夜中近く。騒音、大丈夫なんでしょうか?(と、至極日本人的な心配もしてみる)
 よく見ると、トランクの奥の方に巨大な黄色い手が・・・そうか、ドクトル・スポックだ!!なーるほど。
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 ドクトル・スポックは伝説の酔いどれロック・バンド(かつてヨハン・ヨハンソンも在籍)ハムのメンバーが入っているグループで、ベテラン揃い。すごく面白いと噂には聞いていて、一度ライブを見たい、見たいと思ってはいたものの、例えばNasaで夜中の2時頃からというスケジュールが多く、また、金曜の夜の私のポップなメインと重なったりするので、なかなか今まで機会がなかった。こんなところで対面できるとは。
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 叫んで客を煽るわ、ギターを振り回してかき鳴らすわ、火は吹くわで、たーいへん。一大ロックショーが、トラックの上で繰り広げられました。こんなの見たの初めてぇ〜。これはイヤでも盛り上がる。それで、数曲やると演奏しながら屋根がガ〜っと降りて締まり、また別の場所に移動していました。中からはまだ音が聞こえている。おもしろ〜〜い!!これは儲けものでした。

00:30 Pall Oskar & Hjaltalin(Hafnarfus) さて次は念願のPall Oskar。キャァ〜! でもって、またまたヒャルタリン!この場合、ヒャルタリンはオマケであり、メインはなんたってパットル!

 私はシンデレラなので本当は夜中12時以降はNGですが、翌日の日曜日はエア上ブスはまだ続いていますが、私はあまり予定を入れておらず、夜に(エアウエイブスではないライブの)スクリ・スヴェリルソンを見る予定だけなので、夜更かしオッケー。

 それにしてもパットルとは、あまりにも、あンまりにものアーティストではありますが、今回私が断然楽しみにしてたのがこれ!だって、あ〜た、Pall様よぉ(笑)。パットルはアイスランドのディスコ・キング。それも完璧にゲイ・アーティスト。こういう人のライブが楽しくないハズがない。
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そりゃ私はアンビエントもポスト・ロックも、セミクラも、アヴァンギャルドなクラシックも好きですが、小難しい理屈抜きで楽しめるものも大歓迎(だからマイケル・ジャクソンも大好き)。アイスランド・エアウエイブスになぜPall Oskarなのかよく分からないけれど、全然オッケー。いえ、実は理由は分かってます。去年、ヒャルタリンがパットルの曲をカバーして大ヒットし、エアウエイブスのヒャルタリンのライブにパットル様が飛び入りしたところ、激受けだったので、その流れでしょう。
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 ただ残念なことに、年齢と連日の強行軍にはどーしても勝てず、あえてステージ前へ行くのはやめて、2階の見渡しがいい場所でイスに陣取る。
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 そしてステージに照明が当たり、待望のパットル様登場!キャ〜〜、全身スパンコールで、超派手〜〜!!期待を裏切らない派手さだわぁ!
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 最初の曲からパワー全開。腰フリフリ。ゴメン、正直手を叩いて笑った。でも、それを期待していたので、うれしかったぁ。

 分かっていたことだけど、客席は踊りまくり、歌いまくりで、いかに彼がアイスランドでは人気の高いアーティストであり、ヒット曲がたっくさんあるかが如実。いっしょに歌えないのが悔し〜!
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これが私が見たライブそのもの。この曲が、去年ヒャルタリンがカバーしたものです。サビだけ覚えていったつもりが、やはり理解できない外国語は難しい・・・orz

 いいわ、いいわぁ、派手だし、楽しいし、ノリノリだし、客の煽り方も上手。こうでなくちゃーーーという感想ばかりで失礼します。でも、楽しいのって、楽しければいいですよね。
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 途中、1階へ降りてステージ前まで行きたい気持ちを抑えたのは、次にFM Belfastも見たかったから。完璧に体力の限界を通り越していて、もーヤケ(笑)!パットルは半部見て、FM Belfastの会場へ向かう予定が、パットルが面白過ぎて最後まで見ちゃった(笑)。

01:30 FM Belfast(Nasa) 身体は完璧に壊れているけれど、脳内は元気なのでNasaへ。FM Belfastは完璧なるパーティ・バンド。音楽的にどうということは無い・・・・とも言えないかな。チープな音作りがとてもいい。ムームのオルヴァルもメンバーで、ある意味、シガーロスを代表するような深遠なサウンドの正反対を行き、あれこれをパクったようなチープな作りで、でも、それが徹底しているので非常に面白い。
 少しかじって聞いた程度ではチープな音のバンド!としか思えないけれど、キチンと聴くと、彼らが相当いろいろな音楽を聞き込んで、あえてB級路線を狙ったプロの仕事だということが分かる。このバンド、案外聴けるというか、アルバムはとても楽しい。少なくとも私は大好き。確か去年、シガーロスのゲオルグだったかが、ベスト・アルバムに挙げていたと思うけれど、その気持ちはよく理解できます。
 評判のいいパーティ・バンドなので当然混むことは予想していたけれど、これほどだとは・・・。一般が長蛇の列なのは分かるとして、会場内が定員オーバーで安全確保のためプレスも閉め出されていた。ドアが開いてひとりでも出てくると、その人数だけ、一般とプレスを交互に入れてくれてはいたけれど、ドア付近のバウンサーと一般の争いが激しく、人が押し寄せ、ドアが全く開けられない状態に。
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 この話を事細かく書くと、これだけで文字数を食うのでかいつまんで書けば、私はたまたまドアから出て来て出会したJFM(ヤコブ・フリーマン・マグヌッソン)に助けてもらい、彼が主催者に連絡を取り、主催者がわざわざ会場から出てきてくれて、「君がヤコブの友人のユーカ・オグラか?」と尋ねられ、バックステージからこっそり中に入れてもらたのです(そういうすったもんだの所要時間30分)。
 でも、こんな裏技ができるのは、ヤコブが地元の名士で政界にも力を持つアーティストだからで、普通はできないわね。ひたすらヤコブに感謝(ということは、後日、本人に改めて伝えました)。

 それでもって、FM Belfast。きゃー、会場は満帆。これじゃひとりたりと入れないわね、というキチキチのレベル。バックステージから入ったはいいけど、客席まで出ることが不可能なので、プレスのフォトエリアで見ることに(プレスパスが役にたった!)。
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 下の動画が私が見たそのもののライブ。3:25くらいのところから、時々手前に映る黒髪で赤いTシャツの女性が私。

 なんというか、異常にノリノリ。このバンドも理屈抜きで楽しめて、あえて理屈を言うのであれば、アイスランド人が憧れる南国でのノンビリしたひとときを風刺を交えて歌っちゃうっていうのが面白いかも、です。
 そしてこのバンドも最初の頃は普通の恰好でも、そのうちに熱くなり(冷房の無い国)、途中から半パン姿。着ぐるみのギターはレトロ・ステフソンのギタリストは死ぬほど暑かったことでしょう。その他、他のバンドのメンバーも多数入っていた気配。
 パットルに続き、地元のノリを見せてもらったし、楽しかったぁ〜〜、とはいえ、最初30分ロスしているので、見たのは最後の2-3曲。でも、入れなかった人が大半なので、ギリギリに行って、中に入れて貰えただけでラッキー。
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 それから一瞬ではあったけれど、このツアーの第一回の参加者であり、現在国際結婚をしてノルウェー在住のK君ご夫妻に会えたのもうれしかった。次回はちゃんと示し合わせて、お茶でもしましょう>K君。

 フヒョーとため息をつきながら外に出た時には、もう夜中も3時近かったと思う。でも、Nasaではあと2バンドも出演予定があり、文字通りオールナイトで朝までやっています。
 バックステージの横を通ると、ライブを終えたばかりのFM Belfastのメンバーが氷点下近い外で短パン姿で涼んでいた(笑)。その時にオルヴァルと目が合ったので、拍手をして通り過ぎました。

 夜のレイキャヴィクの街はこんな感じ。
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 この日は朝のスタートが早くはなかったとはいえ、やはりギッシリとあれこれが詰まった充実した一日でした。今年のアイスランド・エアウエイブスも、面白かったぁ!
 私自身のアイスランド・エアウエイブスの楽しみ方が、あまりにも固まり過ぎている感じがしないでもないので、来年はもっと冒険して、手堅くなく、行き当たりばったりでライブを見ようか、と。
 それから、この日の翌日のことは、既に書いていて、ここにあります。  <次回はまとめ>(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-12-30 23:45 | アイスランドってどんな国? | Comments(4)
2009 アイスランド・エアウエイブス4日目(前半):オフ・ベニューでダブル・シンドリ!
 ICELANDia が旅行代理店の協力を得て、毎年行っているアイスランドの音楽フェス、アイスランド・エアウエイブスのレポートです。10月だったのに、まだ完結してない・・・(年内完結ガンバ!(笑))

アイスランド・エアウエイブス4日目(前半)
手作りハープの達人ラウルス健在
オフ・ベニューでダブル・シンドリ!!

前回のレポートはこちら

 水曜日から始まったアイスランド・エアウエイブスも4日目。この日は土曜日なので、エアウエイブスではスペシャル・イベントとして、世界一の露天風呂ブルーラグーンでDJ付きのハングオーバー・パーティをやっています。
 アイスランドが初めてだったり、ブルーラグーンへ行ったことのない人は、絶対!のコースです
が、私はパスさせていただきました。ブルーラグーンは気持ちよくても、昼間からお湯につかるとドっと疲れるので。

 その代わり、例によって(?)またもやあれこれをこなします。

11:30  Larus Sigurdsson 去年と同じく、土曜日は仕事が休みになるので、ハンドメイド・ハープの達人ラウルスが健常者と障害者が共に仕事をする共生コミュニティのソルヘイマルからレイキャヴィクへ出て来てくれました。そして、ツアー参加者の方がオーダーしたハープを持ってきてくれました。有り難う!!
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 去年のランチは、「アイスランドで最もおいしいシーフードスープ!」という触れ込みの店へ行ったけれどイマイチだったので、今回は素直に近所で食べることに。行った先は美術館(Hafnarfus)。レイキャヴィクの美術館は小さいところだとお茶だけしかできませんが、少し大きなところはかなりキチンと食事ができます。
 私達がいただいたのはスープ。それでパンの代わりにサラダにできるというので、野菜不足を感じていた私はサラダも。値段は・・・忘れたけど、たぶん千円程度。味はおいしいし、量もあるし、ヘルシーなので、実質的にはお値打ち。
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 去年会った時は、経済崩壊直後だったので、まだまだそのインパクトが実際に感じられていない時期でしたが、「で、あれからどうなったの?」と尋ねると、福祉関係の予算削減で「いつまで仕事があるやら」とため息をついていました。

 雑談しながら「で、新しいアルバムも持ってきてくれた?」と聞くと、彼が出してきたのが『Calder』のアルバム。Calderというのはスタフラエン・ハコンとの共演盤。ン?違うよ。「あなたのニュー・アルバム」って言ったでしょう。ソロのニュー・アルバムのこと。

 「オー、ノー、ゴメン。そうだったのかぁ。一番新しいアルバムのことだと思った」と。うーん、英語は難しい。ミスコミュニケーションでした。your latest albumだけじゃダメで、your latest solo albumにすべきだったのね・・・。で、互いにゴメンゴメン状態。
c0003620_1305291.jpg  ずっと前に『Calder』の最新アルバムを仕入れておきながら、本日までショップに出していませんでした・・・。私って何て商売っ気ないんだろう(苦笑)。ここにあります。アンビエントが好きな方には、激お勧め盤です!

 ラウルスとはこうして毎年会っているけれど、一度も彼のパフォーマンスを見たことがないので「私がいる時にいつか絶対にやってね」とお願いして別れる。さて、来年はそれが実現しますよう!

13:00  Dynamo Fog(Skifan) 普通だったら全くスルーしていたであろうグループ。でもシンドリが入ってるので見てきました。ビョークの息子のシンドリです。
 去年はSlugsというグループでデビューし、デビューアルバムも出したけれど、どうやら解散した気配。ハチャメチャなパフォーマンスで、こじんまりまとまるよりもと思ったけれど、あれをツアーで毎日やるって出来なかったのが理由?と思ったりして(本当のところはわかりません)。
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 今回のこのバンドは、ごく普通。風貌も普通。パフォーマンスも普通で、普通づくし。どんな風に普通かというと、普通のロック(笑)。3人編成なので、音がタイトでワイルド感があり、そこらへんはよかった。
 それにしてもシンドリ幾つになったんだろう。最初に見かけたのは2003年のエアウエイブスで、別バンドでベースを弾いていたっけ。あの頃はまだ細身で、こんなにオッサンぽくなかった。
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14:00  Gunnar Gunnarsson(Kaffitar) アイスランド音楽に相当詳しい人でも、グンナル・グンナルソンって誰?という感じだと思います。当然です。だってミュージシャンじゃないから(笑)。
 グンナルはとても有名な俳優さんで、ひょんなことがきっかけで知り合いました。私がMySpaceでアイスランドの友人の友人のリンクを辿っていくと、なんだか不思議なインタビュー・ビデオに出逢った。
 真面目そうなインタビューだけど、どーもその内容が、相手をバカにしているのか、真面目なのか、はたまたこれがヤラセなのか、マジなのか、よく分からない。ものすごく微妙。これです(アナウンスはアイスランド語・インタビューは英語)。

 他のビデオも似たり寄ったりで、あまりにも不思議すぎて、「失礼ですが、あなたはいったい誰なのでしょう?」というメッセージを送ったのがきっかけ。日本人が食いついたのが面白かったのか、このテレビシリーズのDVDを送ってくださり(英語字幕に感謝)、楽しませてもらいました。
 結局、これはコメディなので、前出のインタビューも笑って正解(ホッ)。
 その後何度か私がアイスランドへ行っているので彼に連絡を入れていましたが、互いにスケジュールが合わず、今回が初めての対面。

 というわけで、 ICELANDiaにしては珍しく非音楽関係者。とても有名らしく、彼が待ち合わせ場所のカフェに入ってくると、一瞬そこにいた人全員が彼に注目。 グンナルは柔和な表情の中にも俳優然としたカリスマチックな雰囲気があり、「さすが俳優はミュージシャンとは違うわ〜」と私はひたすら感心。
 それでもって、付属の子供がかわいいので記念ショット。
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 「妻が仕事で出ていてね。今日は子守りの日なんで、どこへ行くにも誰と会うにも子供がいっしょだ」
 「子供は前妻との間にもいて、もう大きい。君も子供がいるの?(高校生男子がいます)へぇ、随分と大きいんだね。」

 それで、現在もこのテレビ・シリーズ「Sigtid」は続いていて、現在は北欧諸国でこのグンナル扮するフリーマンがドタバタを繰り広げるという内容。結構評判はいいそう。で、現在のシーズンが成功したら、北欧以外の諸外国、例えば日本なんかはすごーく行きたい、と。絶対に来てちょーだい。何でも協力するから!
 
 ミュージシャンとは雰囲気が違うけれど、クリエイティブな活動をしているというところでは共通点があり、とても魅力的な人でした。
 この時、シバノさんに写真を撮っていただいたのですが「赤ん坊がいると、どうも大人よりも赤ん坊が主役になってしまいますね。グンナルを撮るべきなのに、どうしても赤ちゃんの表情のいいのを撮ろうとしてしまう(笑)」。というのがこの写真です。
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15:00  Dr.Ills または Drills(Havari) Havariはキミ・レーベルが出したアンテナ・ショップで、とりあえずはクリスマスまでの限定期間オープン。置いてあるCDが、キミの取扱いや、キミに関係の深いアーティストのものばかり。ここでいっぺんにあれもこれも買える訳ではないので、品揃えとしては中途半端。だけど、キミの話題盤が欲しいというだけならオッケー。
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 場所は、私が勝手にスケボー公園と呼んでいる、大きな銀行に近いスクエアから至近距離。旧カウプシング銀行の前(現在はアリオンって名前になったのかな)。
 12 Tonar、Smekkleysa、Skifan他の音楽ショップが固まっている一角から離れているし、人通りが少ないとは言わないけど、それほど多くもないし、なんでここに出店したの?とキミ・レーベルの親分のバッリに尋ねると
 「Nasa(メイン会場)の近くだから、
エアウエイブスの時にみんなが通ると思って」というのが答え。
 でもさ、Nasaがオープンする夜の時間帯に、このショップは閉店してるジャンーーという突っ込みは入れなかったけど、不思議な場所にオープンしたものです。スケボー公園から通りを見渡ししても、へっこんでる場所にあるから、目立たないどころか全然見えないし・・・。12 Tonarはコーヒーが無料だけど、このショップは有料。高くはないけど、居心地は断然12 Tonarだなぁ。 でも、ライブ・スペースはいい感じです。ステージ側から入り口の方を見ると、こんな感じ。
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 これからHavariで演奏するのはシーベアーのシンドリが組んだ新しいバンド。エアウエイブスの冊子には記載されていなくて、この情報を最初にくれたのがキミ・レーベルの親分であるバッリ。彼が印刷してくれた紙には「Dr. Ills(ドクター・イルズ)」と書いてあった。なーるほど、ドクター・ビョーキなのね、と、そのネーミングの妙に感心したのですが、当日Havariへ行くと「Drills(ドリルズ)」となっている。どっちが本当なんじゃ〜〜い!!??
 ドリルズは未知数でも、シーベアーはみんな注目しているので、私を含む日本人音楽ファンや留学生もいて、「あと6日で出産予定日!」というアミーナのヒルズルも。
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 この時に、シンドリのパートナーのインガと子供にも会ったので、昨日の夜の個展のお礼と共に「ごめんなさいね、あまりシーベアーのことを知る人がいなくて、個展よりもグンニに注目が集まって」とお詫びすると、「とんでもない。昨日は日本からのお客さんに沢山来ていただいて、すごくうれしかったとシンドリは言っていたわ」と。・・・この国の人って、なぜみんなこんなに心優しいんだろう・・・。
 話を音楽に戻せば、ドリルズはシンドリのソロだと考えるのが妥当だという印象。でも、Sin Fang Bous よりもロック寄りに聞こえたのは、ライブのせいかな。シンドリは基本的にとてもバランスのいいポップ・センスを持っているので、口当たりはいい。音楽的にはまだ練られていない印象はあるけれど、まとまってきたら今までよりもロック寄りのシンドリが出てくるのではないでしょうか。
 それにしても、ドクター・イルズなのかドリルズなのかーー。

15:45  Reykjavik! Acoustic set(Lost Horse Gallery) Reykjavik!のアコースティックが聴きたくてLost Horse Galleryを探すも見つからず orz。去年、Lost Horse GalleryでReykjavik!とBen Frostのライブを見ているので場所は知っていると思っていた。それに、エアウエイブスの冊子にある地図上でも去年と同じ場所になってるし・・・・。
 冷たい雨の中、シバノさんと近辺をウロウロしたけれど見つからず、私は寒くてギブアップ。シバノさんはその後、あれこれの人に尋ねて、明後日の場所にLost Horse Galleryが写ったことを突き止めて、ライブを見たそうです。
 そのライブはアイスクリーム付き(!)だったそうで、見逃して残念だったけれど、もうすぐツアー終了とはいえ、寒空の中を彷徨って体調不良になるのは避けたいし、まだ夜の部もあるので、Havariへ戻る。

16:20  Hjaltalin(Havari) 寒さに震えながら20分ほど彷徨い、結局Havariに戻ってきました。ちょうどHjaltalinが始まる前に到着できてよかった。うー、室内は暖かい!
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 教会ライブに続いては、インストア・ライブでいい感じ。手堅いことは分かっていても好きなので見てしまう。教会ライブで聞いたニュー・アルバムからの曲を通常の編成で聞くことができ、これはこれでよかった。人気者のヒャルタリンなので、ストア満杯なのかと思ったら、割合空いていてちょっと拍子抜け。いつも通り淡々とやっているし、ごく地元でのリラックスしたライブで、あぁ、こういうのがエアウエイブスの醍醐味なんだよなぁと、再度か再再度か10回目か分からないけれど、つくづく実感。<次回に続く>(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-12-29 23:13 | アイスランドってどんな国? | Comments(0)
2009 アイスランド・エアウエイブス3日目(後半):今年の旬はヴァルゲイル率いるベッドルーム勢!
 レポートアップが大幅に遅れていますが、年内には完結したいよぉ(汗)。そしたら、新年からインタビュー・シリーズになります。
 今回もICELANDia が旅行代理店の協力を得て、毎年行っているアイスランドの音楽フェス、アイスランド・エアウエイブスのレポートです。

アイスランド・エアウエイブス3日目(後半)
今夜も目いっぱい楽しもう!!
ベッドルーム・コミュニティは今が旬!

前回のレポートはこちら

19:30  ご案内時間スタート 最初はみなさん勝手が分からないのか、かなり大勢のみなさんがこの時間に情報を聞きにいらっしゃいましたが、この日はホンの数人。
 この日は1-2名だけ。私が分かっている限りの情報をお伝えしましたが、ムームのメンバーにはもう会ってしまったので、会えなかった方はごめんなさい。この日の夜、私は「Trubatrix」(完璧にトラッド・フォーク系)を見に行きたかったので、どうやらこの系統は誰もあまり興味がないのか、行ったのは私のみ。

20:00  Uni (Hresso) Mysterious Marta Uniは数年前にMySpaceで見つけて、何かすごく雰囲気がありそうな気がしていて、非常に見たかった。なので本当はIdnoのマシュー・コリンズを見に行きたかったけど(ヴァルゲイルのスタジオで何度もランチを食べた仲だし)、涙を飲んでHressoのTrubatrix Nightへ。そこで演奏していたアーティストは悪くはないどころか、非常にいいんだけど、どうもUniとは違う様子。
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 でも、粘り気のある彼女の歌声は聞き応えがあり、病みつきになり、結局最後までキチンと鑑賞。私が70年末にアメリカへ行き始めた頃、例えばニューヨークにあったフォーク・シティとか、ヴィレッジ・ヴァンガードまで行ってフォークを聴いていたくらいなので、こういうのは個人的には好み。彼女の歌は、『Trubatrix』のコンピに入ってます。

 これは私が見たそのもののパフォーマンス。


c0003620_1341636.jpg 先日、12Tonarで会ったアメリカ人男性も、同じくUniを見に来たというんだけど、私と二人で「この女性ってどうも違いますよね」と。で、仕方なく、このパフォーマンスが終わったところで、アーティスト本人に「失礼ですが、お名前は?」と尋ねました。そしたら、Mysterious Martaさんだという。
 よく周囲を見れば、確かに壁に新しいスケジュールがあって、当初アナウンスされていたものと変わってしまってる!ギャ〜〜。もうマシュー・コリンズは終わってるだろうなぁ・・・。

20:50  Stereo Hypnosis (Batterid) バッテリッズってどこよ?と思ったら、去年はOrganという名前だった場所。オーナーチェンジで名前が変わったのでしょう。でも、雰囲気は全く去年と同じ。
 ここ数日の疲れも結構出ていて、オマケに個展会場を探すのに四苦八苦して使わなくていい体力を使ったので、ドテーっとソファに腰を降ろす。まだパフォーマンスが始まっていなくて早いこともあったので、ソファが空いていてよかった。空腹ではないとはいえ、ブランチを食べて以来、ホットドック一本でいいのか・・・(私は低体重なのです)。
 ステレオ・ヒップノシスのコンビは相変わらずで、息子よりも父親の方がかっこいい(?)。それから、この日の昼間、私がメインストリートを歩いていると、突然横に車が止まり、すごくかっこいい男性が「今夜、よかったらこれ見に来て」とステレオのフライヤーをくれた。「Troopa(息子の方)とは知り合いだし、見に行こうと思ってるから」と言ったら、「そうか、知り合いでよかった。あなたの姿を見た時、この人にフライヤーを渡さなくちゃと感じたんだよね」と。
 
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 女性も美人が多いけど、男性もかなりかっこいい人が多い国。そんな中でも、この男性は好みだったなぁ(笑)。で、会場では彼が写真を撮っていたので、兄弟か親戚か何かだと見た。イケメン・ウォッチも悪くない。次回アイスランドへ行き、機会があったら誰だか探し出してお茶でも誘おうっと!(笑)
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 話は逸れましたが、ステレオ・ヒップノシスはちょうどセカンドをリリースしたばかりで、演奏もセカンドから。浮遊感を生かした音の世界はファーストと変わらない。なので、このグループはIdnoで寝っ転がりながら聴くのが一番だなぁ。Batteridって基本的にロック小屋なので、なんか違う・・・。


21:20  Valgeir前説 (Idno) やっぱり私はこの小屋が一番だし、今夜はベッドルーム・コミュニティ・ナイト。
 この日は金曜日で、毎年金曜日がメインになるので、どの小屋も音楽カテゴリーで分けて、特徴あるバンドが演奏している。なので、ロック好きにはロック好きがいくべき小屋があるんだけど、私はいつもアンダーグラウンド系に来てしまう。
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 アングラといっても、ベッドルームはアングラにありがちな支離滅裂ではないし、インディだけど、インディという言葉につきまとうマイナーで貧弱なイメージにもほど遠い。このレーベルは、やっていることが高尚すぎて、お子様向きのメジャーにはなれないというだけのこと。なので、認識している人はものすごく高い評価をしていてーー

 例えば親玉のヴァルゲイルはビョークの大切なコラボレーターだし、ニコ・ミューリーはアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズのアレンジをしているし、ダニエル・ビャルナルソンは原田知世さんの時もかり出されているし、ヒャルタリンの教会ライブのアレンジも彼。ベン・フロストに至っては、ダニエルとは正反対のノイズの世界で、聴く者の度肝を抜かす作品を産みだしている。

 ある意味、これほど音楽的に一貫性のないレーベルは無い。笑っちゃうくらい一人として同じカテゴリーが存在しない。それでも、それぞれが、自分だけにしかできない音楽を作ろうという意欲と、作品として世に送り出して恥ずかしくない高いクオリティを持っていることは、断固として共通している。

 こんな贅沢で凄いレーベルは他に知らないし、レーベルとしては一枚岩になっていて、 音楽性が転々バラバラだからこそ、類をみない試みが出てくるところも素晴らしい。
 彼らのことは個人的に知るようにもなったけれど、それを差し引いても、大好きなレーベルであることには変わりない。
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 私が会場に着いた時には、割合いい感じで人が埋まっていた。例によって前の方に陣取り、コートを敷物にして床に座る。

 ほどなくヴァルゲイルが出て来て、なんだか長々とアナウンスをし始める。要約すれば、レーベルを設立し、こうしてエアウエイブスに出演するようになり4年目。最近はいろいろなことが軌道に乗り、アーティストの数も増えつつある。今年は特にスペシャルで、今までの中で一番力を入れたライブである。その中でもぜひ今年紹介したいのが次に出てくるダニエル・ビャルナルソンで、クラシック界の鬼才であり寵児である、と。

あー、そう言われれば私のこのツアーも今年が4年目で、ベッドルームと同じ時に開始したんだっけ。写真を撮ろうと立ち上がった私にヴァルゲイルは「そういえば、君は4年間ずっと見て来た数少ない人物だよね」と。 

21:40  Daniel Bjarnarson (Idno) ミニ・オーケストラ(15名)と共にダニエル登場。のっけから音楽に無関係で申し訳ないけど、ダニエル君、もっと洋服ないの?

 というのも、前日のヒャルタリンの時はスーツだったけど、彼は背が高すぎるせいか既製服で合うものがないらしく、スーツの袖や丈が短すぎて気になった。今日は自分のライブだし、身体に合わないジャケットを無理に着用する必用もないと思ったのかセーター姿。セーターがいけないというのではなく、やっぱり丈がどうも少し短い・・・。
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 肝心の音楽は、こういうのを何と言うんだろう。ポスト・クラシックだそうだけど、時にポストロックに通じるようなところもあり、どうも私はアヴァンギャルド・クラシックという言葉が出て来て仕方ない。シガーロスがアルバム『takk...』にアビーロードスタジオを使い、フル・オーケストラでレコーディングしたことは記憶に新しいと思う。その時の指揮者がこのダニエルだった。
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 いろいろなタイプの曲が演奏されたけれど、印象的だったのはピアノ曲で、非常に繊細で美しく、ゴージャスに盛り上がりでなかなか聞き応えがあった。この演奏でのピアノはニコ・ミューリーが担当。
 ハープの使い方も、どことなくオリエンタル風(それともあれが北欧風なのか)でーー私がクラシックをあまり聴き慣れないせいもあるとは思うけれど、細かなところでいろいろな発見のあるライブだった。

彼は2010年2月にデビューアルバムを発表予定。既にヴァルゲイルのスタジオ特製の限定100枚のアルバム『Processions』は出ています。アイスランド国内以外では、ICELANDia音楽ショップのみが扱い。ここにあります。

c0003620_18525683.jpg ダニエルは近年のアイスランド・クラシック界の寵児で、まず数年前にイサフォルド管弦楽団のアルバムで受賞した際に注目され、その後あちこちで活躍し、現在はアイスランド・オペラでの指揮も彼が担当。シガーロスのアビーロードの録音や、前日のヒャルタリンの教会ライブのように、ポピュラー界へも引っ張り出されて、多忙を極めているという(それなら早く、洋服買ってね(笑))。
 たぶん、そのうちにビョークも彼を引っ張り出すんじゃないかと思う。単なる私の憶測ですが。

22:30  Tim Hecker (Idno) ちょっと外に出ればスケジュール変更になったUniを見られるかもしれないし、CasioKidsも気になるし、Diktaの成長ぶりも見たいけれど、あちこち歩き回る距離を考えると、体力的にもたない・・・。なので、このままIdnoに居残ることに。
 
 次はカナダからのゲスト・アーティストのティム・ヘッカー。ベッドルームのスタジオへ行った時、アシスタントのミオが「ベン・フロストの小型版」と言っていたけど、まさに!

 PCからのノイズ演奏で、うわっ、これはどーしよーもなくーーーこの会場しかない!ノイズなのでいわゆるメロディはあまりなく、爆音と静寂のくり返し。なのに何だか気持ちいいのがノイズ音楽の特徴。なぜ気持ちがいいのか、誰か教えて。こういうのは寝るっきゃないでしょう(笑)。
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 で、ひとりが寝始めると、ぞろぞろとみんな寝転び始める。ダニエルの時から座っていた前の方の聴衆は(私も含めて)、スペースに余裕があるので当然寝る。私はアイスランド・エアウエイブスを2003年から見に来ているけれど、この「寝て聴く」というのは、この会場だけの特徴。なぜかといえば、昔のウッドフロアなので、床がやわらかく、いい感じに振動するんです。これが気持ちいい!!

 なので、スキあらばIdnoでは寝ようと構えているため、この会場に来る日はなるべくクッション製のいいマフラーや手袋を持ち歩き、バッグの上にそんなのを置いて枕にします。
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 あぁ、爆音と振動がすごく気持ちいい。簡易ボディソニックみたいなものですね。なんかホント、半分眠りながら聴きました。なので、終わった時は「お願い、もと演奏してこのまま眠らせて」状態(笑)。そういう人が多かったのか、みんな演奏が終わっても横になったまま、ボケーとしていて、上の写真のような感じ。

23:50  Nico Muhly(Idno) 去年はダブルブッキングでどうしてもアイスランドへ来られなかったニコ君。今年はちゃんとやってきました。オフ・ベニューでの演奏はピアノとPCだけでしたが、メイン・ステージでは助っ人(トランペット、ヴォーカル)のヘルギが登場!
 c0003620_13344169.jpg ヘルギは以前からベッドルームのライブに出ていて、何となく馴染みの存在なのに、ベッドルームからのアルバムがないため、これまで認識不足だったけれど、今年の春頃にアルバム『for the rest of my childhood』を発表して状況が一変。
そのジャケがシガーロスの『Takk...』のアルバムカバーをカラーにしたものだったので、最初はジャケ買いだったけれど、内容がアイスランド好きにはたまんない。私が知る限り、シガーロス・ファンはほとんど間違いなく「ツボ!」だと言ってます。


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 ヘルギの歌声を聞いて、ヘルギ用にニコが書き下ろした「Wonders」という曲を披露。この曲を聞いてもよくわかるけれど、ヘルギはヨンシー張りに高音がきれいで艶やか。中音域はハスキーで、声そのものに表情のあるヴォーカリスト。アイスランドが生んだ知られざる逸材です。
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 アレンジャー、コンポーザー、ピアニストとして認知されつつあるニコのニュー・アルバム『MotherTongue』は、ライヒあたりが好きな人にお勧めです。 
 ハァ〜、ニコとヘルギのコンビはいつ聴いても和むわぁと思う反面、そろそろ体力が限界。次のベン・フロストの演奏が始まるのは夜中1時過ぎになるので、シンデレラの私としては、ちょっと耐えられるか疑問。なので、今年は申し訳ないけれど、ベンはパスさせてもらう。

c0003620_13381724.jpg でも、後日あるベテラン・ミュージシャンに会った時、このライブが「超よかった!」と言われて、かなりショック。私も帰国後にベンのアルバム『By the Throat』を聴いて度肝を抜かれて、うわぁ無理して見ればよかったと激しく後悔。ここ数年で最も衝撃を受けたアルバムで、これこそライブで聴かなきゃダメでしょ!と自分を叱りました。



24:50  ホテル帰宅 あ”〜、今日も一日充実していたけど、とにかく長い。夕方はホットドック一本食べただけで、あとは飴玉で済ませた。ホテルに帰り、昨日の夜に買ったFrutiaを飲んで少しだけ栄養補給。あぁ、ビタミン剤を毎日飲んでいてよかった。
エアウエイブスも残すところあと2日間(実質は一日だけど)。何とか持ちそう。風邪が流行ってるけど、風邪も貰ってないようでホントによかった。

 エアウエイブスは毎年あれこれと傾向が異なり面白い。でも、私自身の楽しみ方が凝り固まってきてしまった感じがしないでもないので、来年はもっとハジけたものでも見ようかと少し反省。とはいえやっぱり、ベッドルームは大好きなので止められないよなぁ。キッチン・モーターズが活発にやっていた時代は、キッチンが面白かったけれど、今は断然ベッドルーム。去年はキミ・レーベルが面白かったっけ。
 それにしても、総人口32万人で、よくこれだけ才能のある人物がドカスカ出てくるよなぁ・・・。<次回に続く>(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-12-27 13:53 | アイスランドってどんな国? | Comments(2)
アイスランド、最新クリスマス・アルバムは聖夜の雰囲気にぴったり!
 人並みにお腹にくる風邪をやったような気配ですが、調子がおかしかったのは一晩限りで、翌日ノンビリしたら直りました。熱も出ないし、あまりにもあっけなく、新型なのか、単に体調を崩しただけなのか分かりません。が、全く同時に家人も同じ症状だったので、たぶんウィルス性の何かか、と。一段と寒くなってきましたので、 ICELANDiaブログ読者のみなさま、どうぞ体調にはご注意くださいね。

 エアウエイブス3日目の後半は既に書いてありますが、やっとアイスランドから荷物が届き、新しいクリスマス・アルバムのご紹介ができるようになったので、もうこれは今日アップするっきゃないでしょ。明日はもうイブなので(苦笑)。

  Hamlahlid Choir 『 The Christmas Story』
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=17941365
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 名門の合唱団で、クリスマスと言えばハムラヒリザルコリン(ハムラヒリヅ合唱団)と相場が決まっているほど。この合唱団、もう本当に歌声が若々しく清々しく、何を歌わせてもオッケー。なのでこのアルバムもアイスランド語がわからない私は、どのような季節でも楽しめそうです。「ジングル・ベル」みたいなのもないし。
 収録されているのは世界各国の教会で親しまれる音楽にアイスランド語歌詞をつけたものや、アイスランドで作詞作曲したもの。時折パイプオルガンの演奏もはさまれての全20曲63分。アイスランド語と英語での解説書が30ページ。
 クリスマス以外でも、何となくいい感じ(ってどういう感じだ?)の雰囲気が欲しい時に、さりげなく流すとよさそうな内容です。クリスマスにこだわらず、ぜひ春夏秋冬楽しんでください!私自身大好きなコーラス隊です。

c0003620_23165645.jpg 『Hvit eg borg og baer』
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=631600

 こちらは毎年紹介していますね。このアルバムでしか収録されていないビョークのヴォーカル曲を収録。彼女が歌っているのはクリスマス猫の歌で、新しい洋服がクリスマスに貰えないと、人食いクリスマス猫に食べられてしまうというコワ〜い内容。
 ビョークの他、アイスランドを代表するアーティストが満載でとてもバラエティに富んだ楽しいアルバムです。

Hjaltalin 『Terminal』
http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=17887941
c0003620_23161310.jpg エアウエイブスのブログでご紹介したヒャルタリンの教会ライブを再現するオーケストラ共演盤が到着!クリスマスとは無関係ですが、2週間前にアイスランドで発売されたばかりのホヤホヤ新譜だし、オーケストラとの共演というのが、何ともゴージャスでクリスマスっぽい。
 ムームのオルヴァルが書いた曲も数曲収録。
ムームが最新アルバムを作った時、ヒャルタリンのヴォーカルであるホグニにエストニアのコーラス隊を紹介してもらった、というようなことをインタビューで言っていたので、どうやらそんな御縁もあってのことのよう。
 演奏メンバーや曲目も教会ライブと同じらしく、エアウエイブスへ行けなかったけれど、教会ライブを体験してみたい!という方はぜひこのアルバムをお聴きください。もちろん実際に行って、「追体験したい」というあなたもです!!

Svavar Kruntur『Kvoldvaka』
http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=17941940
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 ごく素朴な弾き語りが好きな人にはツボでしょう。録音はシガーロスの所有スタジオで、エンジニアはヨンシー。
実は夏頃から買っていて、ずっとショップに出していないアルバムが何枚かあり、これもそのひとつ。クリスマスの雰囲気にぴったりなので、急いでアップしました。HraunのヴォーカリストでもあるSvavarのソロで、最初は手焼きをライブ会場で販売していたけれど、非常に評判がいいので、正式プレスしたということ。それでも限定版です。
 暖かなヴォーカルと弾き語りのライブ感がとてもいい雰囲気で、まるで自分の部屋で弾き語りをしてくれているよう。ゴージャスな演奏でお腹が一杯になったら、こんなアルバムはいかがでしょうか。アイスランド語の響きも穏やかで、とても和みます。
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ところで、先日から ICELANDia音楽ショップに耳栓を置いています。これ、とっても大切!

高性能耳栓 Yes Ear(NS4000)
http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=17814775
 
c0003620_23192591.jpg 私はかなり若い頃からライブへ行っていますが、学生時代に一度PAの前に座り、一時的に難聴になったことがあります。大学の授業が聞き取れなくて困った・・・。それ以来、ライブの時には耳に入ってくる音量には気をつけています。  
 正直言って今までずっとティッシュを詰めてた。というのも、耳栓も試してもあまりいいのがなくて、ティッシュの方が微調整が利いたからです。

 で、今回この耳栓を試して非常によかったので、年末年始にかけて爆音ライブなどに行く人に勧めたいと思い、仕入れました。人間の声や、日常に必用な音は割合通し安く、有害な高周波をカットし、耳栓なので音量もカットされます。もちろんこの商品も万能ではなく、音を聴く場所によっては、音が聞こえなすぎたり、聞こえすぎたりするかもしれません。でも、難聴になるよりもいいでしょ?!
 耳栓に関しては本当にいろいろと調べて、あれこれ試して、評判がいいというものも試しましたが、私には現時点ではこれがベストです。
 ナノ・シルバー入りの抗菌シリコンなので何度でも使えるし、着用感も悪くないし、海外旅行等にも便利です。定価販売で送料は無料(CD同梱は不可)。なので、耳がヤバイかも、と思っている方はぜひどうぞ。何度も言いますが、ライブの爆音に長時間耳を晒して難聴になる前にぜひ!(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



      新年になったら福袋出します!(たぶん正月後かも)








  
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by icelandia | 2009-12-23 23:30 | Pops | Comments(2)
2009アイスランド・エアウエイブス3日目(前半):プライヴェート個展で出逢った心やさしいムーム
ICELANDia が旅行代理店の協力を得て、毎年行っているアイスランドの音楽フェス、アイスランド・エアウエイブスのレポートです。この日のレポートはブログ1回分で納まるかと思ったら、5千字も書いてしまい、またまた2回に分けてお送りします m(__)m

アイスランド・エアウエイブス3日目(前半)
冷たい雨もなんのその!
プライヴェート個展で出逢えた心優しいムーム!

前回のレポートはこちら

 前日が盛りだくさん過ぎたので、この日の朝はホテルの朝食をパスすることにして、睡眠時間優先。とはいえ、どうもフェス期間中は気が張っているのか、あまりよく眠れない。

 朝10時頃起きだし、さて、どこでブランチを食べようか・・・。外が小雨が降っていて、肌寒い。

11:40  カフェやレストランに関しては、お客さまといっしょの時は、なるべく以前利用して、雰囲気や味が分かっている場所を選びますが、ひとりの時は冒険するチャンス。なのでホテルから近いところで未体験のカフェを選択。インフォメーション・センターの上にある、『Geysir』というカフェ・レストラン。ゲイシールって、いかにも観光客に受けそうなネーミング。

 外からは、色とりどりのランプシェードが見えるし、夜はキャンドルの光も加わって、いつも横を通り過ぎながら「なかなかよさそう」と思っていた店です。
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 アラカルトもあるけれど、どうやらランチ・セットがお得ということなので、現在のレートでちょうど千円程度のランチを頼みました。これがーーー量が多すぎ!女性であれば2人でシェアしてちょうどよさそう。
 
 まずはスープ。マッシュルームスープで、チーズの味も利いていて、すごく濃厚。いわゆるマッシュルームというよりも、ポルチーニ主体。私はキノコ大好きだけど・・・。皿が大きすぎて、このスープを見たトタンに戦意喪失。メインディッシュのことを考えて三分の一程度残したけど、それでも既に満腹。
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 これがメインのラム。またもや皿が・・・デカイ!ソースは洋酒ベースなのか、ちょっと変わった香りがしておいしいけど、スープに続き、再度ベタベタ系。でもって、私が苦手とするポテトフライ。ラム肉自体はまずまずなんだけど、なにせスープで参っているので、野菜だけは平らげ、肉を2枚食べてギブアップ。
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 ツアー参加者の学生君が、毎日ホットドックで過ごしているというのを聞いていたので、もしも見つけたらランチに誘おうと思っていたんだけど、ホント、ここで食べたら、随分と満足感があっただろうと思うと残念。
 ランチにはコーヒーか紅茶までついてた。私はコーヒーは滅多に飲まないので、紅茶をいただきました。茶器まで温めてあって本格的。
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 レイキャヴィクの物価は相変わらず高いと言う人もいるけど、これで千円!こんなリーズナブルなものも見つかるってことですね。私の場合はたまたま出逢っただけですが。

13:00  次に向かった先がキミ・レコードの新しいオフィス。翌日の土曜日の朝、ツアー参加者用に特別セールをするため、その場でアルバムを仕入れて「絶対に今日の夜ホテルに届けておいて!」と。毎度のことですが、アイスランドでの物事は、良くも悪くもゆるいので、こういう時は「絶対に、本当に、どうしても、今夜中ね!!」と真剣に言わないと・・・。
 
 彼の新しいオフィスは、メイン会場のひとつでもあるIdnoと通りを隔てた場所。至極便利がよくて有り難い。

14:00  aurum打ち合わせ。何でエアウエイブスの真っ最中に打ち合わせになったのかといえば、この週の間にやっておかないと、主要人物がいなくなっちゃうとか、何かそういう事情があったはず(うろ覚え・・・)。

15:30  私が応援しているアーティスト、7oiのところに第二子が生まれたことを、先日のダーグル・カウリ監督インタビューの前後に届いたSNSのメッセージで知ったので、後日遊びに行く時用に出産祝いを物色。
 こういうお祝い事に関するこちらの国の習慣を私は知らない!ということに気づいて慌てたけど、お祝いして悪く思われることはないでしょうし、たまたまこのタイミングでアイスランドに居るという珍しい人物(?)でもあるので、現地の慣習から若干ずれていても大目に見ていただくことにして、黄色のかわいらしい手編みのニットソックスを購入。

 お、ハトグリムス教会(ハトグリムスキルキャ)の改修工事も終わったようで、足場も毎日外されていき、もう半分以上、教会の顔が出ています。
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16:00  Hafdis Huld(Skifan) あの、私は女性ですが、私も女性に関して好きなタイプというのがあるようで、ハフディスはどーしても好き!愛嬌のある可愛さで、清潔な色気があって、適度に胸のある女性が好きなようで(汗)、なのでどーもハフディスが気になります(笑)。
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 ということで、いつもチラ見しかできてなかったハフディスをオフ・ベニューでゲット!ちょうどニュー・アルバムを出したところで、エアウエイブス最終日にあたる日曜に、カフェでライブをやることをアナウンス。うえ〜〜ん、その日のその時間帯は念願のスクリ・スヴェリルソンなので、行けない・・・。
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 ハフディスはごく楽しいポップスだし、16歳の時からGusGusのメンバーとして活躍しているだけあり、演奏も歌もプロ!ごくリラックスした雰囲気で楽しい。ここには、ハフディスのお母さんが来ていて、写真の真ん中あたりの女性がそう。で、手前は誰か知らないけど美人!アイスランドには、こういう美人がゴロゴロ普通にいます。
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 この子供達もノリノリで聴いていて、特に赤いジャケットの子はずっと踊ってた。私もノリノリだったので、写真がぶれていてごめん。
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 20分ほどの楽しいライブで、ハフディスには話しかけたかったけれど、セッティングの関係で15分遅れで始まっているので、今ここでダッシュしてKaffibarinnへ行かないと、Kippiが見られな〜い!そもそも、Hafdisを最後まで見る予定じゃなかったんだけど、つい楽しくて・・・・。

16:40  Kippi Kaninus (Kaffibarinn) ええと、ギリギリだったせいか、人混みを掻き分けてやっと落ち着けそうな場所に辿り着いたら、終わったorz。チェロとの共演で、とてもいい雰囲気だったので、もっと聴きたかった・・・・。
 で、写真はシバノさんが撮影してくださっていたので、見応えのあるものがありますが、私があまり聴いておらず、感想を書けるに至らずですいません。
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17:00  DJ Flugvel og geimskip Sykur(Kaffistofa) 滅多にないんだけど、スケジュールを見間違えてしまいました。DJ Flugelは以前からすごく見たくて、今回は特にあちこちのオフ・ベニューに出ていたので、効率よく見るにはここのこの時間が一番!と思っていたら・・・。どーも私の知るDJ Flugvelとは違う。
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 DJ Flugvelは女性のはずだけど(それも結構キッチュな恰好が多い気配)、どうも男子のピコピコ(カシオ系)のバンドだし、やっと女性が出て来たと思ったら、水曜日の夜に見たUtidurの子だったし・・・。で、結構見ちゃった後に気づいたのが、「スケジュールを見間違えた orz」。

17:20  謎のギャラリーを探してさまよう。先日、キミ・レーベルが出したHavariというショップで、シーベアのシンドリに会い、その時彼が、ッ「金曜日にエアウエイブスとは関係なく、僕のアートの個展のオープニングがあるから、ぜひ来て!」と、私のノートにギャラリー名を書いてくれたのはいいけれど、達筆で読めない。
 その後、いろーんな人にこの場所がどこなのかを尋ねたけれど、どーもイマイチ分からない。個展のオープニングが18時からで、ヴァルゲイルのオフ・ベニュー演奏も18時だけど、どうやらこの二か所の距離は5分程度しか離れていないと見たので、とりあえずギャラリーを探す。だって場所がわからないと、ツアー参加者にも教えられないでしょう。

 で、これが異常なクセモノというか、私にしては大見逃しで、結果的には7月に私がTシャツを買った場所がそのギャラリーだったのに、脳内で「ここは違う」と却下して40分も彷徨った。脳内却下がなければ、5分で済んだことでした。あぁ、体力つけておいてよかった。なにせ午後の打ち合わせ以降、全く飲まず食わずで立ちっぱなし、歩きっぱなし。

 途中、こんなにビロロンと長いリムジンを見ました。いえ、これがニューヨークだりロサンゼルスなら驚かないけれど、レイキャヴィクですからね。これもバブルの遺産でしょうか。雪道でも走れそうな、ごついリモ。
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18:00  シンドリ個展オープニング(白い家のギャラリー) 冷たい雨の中をさまよった末得、この場所がシンドリ個展会場だと気づいた時には既に18時になっいて、シンドリも、シンドリの彼女(インガ=ヨンシーの妹)も子供も、ムームのグンニもシッラも、オルヴァルも子供を連れてきていて、私も風船なんかで子供と遊んだりして、なんかアットホームな雰囲気が気持ちよく・・・予定外に長居。
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 シンドリとインガの子供。かわい〜〜〜〜〜!!
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 シンドリのアートは、キモカワのような不思議なもの(私はあまりアートが分からず申し訳無い)。
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 このままここでグタグタしていたい気持ちはグっと抑え、ヴァルゲイルも見ないといけないだろうし、ツアーのみなさんをここに連れてくれば、ムームのメンバーに会えるので、「日本人いっぱい連れてきていい?」と尋ね、オルヴァルとグンナルには「あと10-15分でいいから、ここに居てね!」とお願いして、再度Kaffibarinnへ。外は寒い!

18:40  Valgeir Sigurdssoon (Kaffibarinn) 間に合ったぁ!うわぁ、ピアノがニコですか。あとはチェロ。いいなぁ、この構成。どうやら新作のようで、あまり馴染みのないメロディ。ヴァルゲイルの音はいつも繊細で緻密だけれど、こうしてライブで聴くと、バランスよくオーガニック感が強調されて、とてもいい感じ。フ〜、と息をつきながら聴いていると・・・それでお仕舞いでした(涙)。ま、仕方ないでしょう。私が来るのが遅かったんだから。
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 ここでツアー参加者を捜して、「ムームのメンバーに会いたければ私についてきて!」と、半ば強引に引っ張っていきました。10名くらいいらっしゃったのでしょうか。
 急かしたのは、ムームのメンバーもインガも、「子供がいるからそろそろ帰る」と言っていたから。

18:50  シンドリ個展オープニング(白い家のギャラリー) で、再度シンドリの個展会場に到着した時には、ちょっと遅かったようで子供連れのオルヴァルは去っていて、それでもグンニとシッラが居てくれたのでよかった。
 みなさんすごーくうれしそうにグンニとシッラの間に挟まれて写真を撮っていたので、私も記念に一枚。
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 いつもファンによくしてくれて有り難う。 プライヴェートの時間なので、 アーティストによっては嫌がるんだけど、アイスランドのアーティストはみんな心優しくて有り難い。Takk!

 私はまたご案内時間が迫っているので、早足でホテルへ。
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夕食時間に当てられそうなのが5-10分なので、途中ホットドック屋に立ち寄り(クリントン元大統領が立ち寄ったという有名どころ)、お持ち帰りで済ます。ま、おいしいので、毎回1-2回は食べるし、こういう時のためのホットドックであり、フェス中はいつもこうなので、フェス前にがっちりフルコースを頂いておいたのでした。<次回に続く>(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-12-22 23:39 | アイスランドってどんな国? | Comments(0)
2009アイスランド・エアウエイブス2日目(後半):教会ライブはいつもスペシャル!
 毎年10月に開催されるアイスランド最大のポピュラー音楽フェス、アイスランド・エアウエイブス2日目後半のレポートです。実は1ヶ月近く前に書いてたのに、今頃アップって・・・。

アイスランド・エアウエイブス2日目(後半)
身がふたつあれば・・・で、あれもこれも見たい!
教会ライブはいつもスペシャル!

前回のレポートはこちら

 午前中から午後にかけ、ヴァルゲイルとシガーロスの二大スタジオ見学を終え、ほとんど放心状態。参加者のほとんどが、シガーロスやビョークのサウンドに惹かれてアイスランドに興味を持ったという方ばかりであるため、メッカ巡礼(?)のような濃厚さ。
 それでも、一日はまだ始まったばかりです。
 ところで、下はこの日に発行された全国新聞に掲載された記事。とてもいい思い出になりました。
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16:30 Agent Fresco (Naked Ape) シガーロスとヴァルゲイルのスタジオツアーを終え、ホテルに到着するやいなや走ったのは、Naked ApeというTシャツ屋のオフ・ベニュー会場。外は若者がたむろしています。
 Agent Frescoは今年初頭に行われたバンド・コンテスト優勝者で注目度が高く、会場はびっしり。
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 ジャズ・フレイバーのキーボードが特徴で、格調高い演奏をするバンドですが、この日はキーボード自体の調子が悪くて残念。それでも、熱の入った演奏とヴォーカルは健在でした。
 アイスランドは暖房施設は整っていても冷房がなく、こういった小さな場所ではTシャツになれることが必須。なのに着替え忘れてヒートテック着用のままの私は汗だく。酸欠状態のヴォーカリストは、唯一外の空気が入る天井に張り付いての熱演。涼風でも浴びないと、ぶっ倒れそう。
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 翌日、ノルディック・ハウスでアコースティック・セットを披露するとのこと。すごーく行きたいけど、場所の移動に往復30-40分歩くことになるのを考えると、時間がぁ・・・・。

17:10  Ghostigital, Finnbogi Petrsson(i8) i8(アイ・エイト)はアイスランド、ピカ一のギャラリー。世界的に有名なアイスランドの芸術家はほとんどこのギャラリーの所属。ここが催すのだから、悪かろうはずがないし、ゴースティギタルとフィンボギという取り合わせも興味津々。
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 その場所に近づくと、何やら付近に白い煙が。え?火事?まずいよ。消防車呼ばないと・・・・と半ば焦ると、どうやらその煙はi8から出ている。で、これがパフォーマンスの一部だと気づくのに、かなり時間がかかりました。人が入っていくのを見て、あぁ問題ないんだ、とわかった。
c0003620_19142239.jpg 期待を裏切らない前衛体験。何かといえば、i8をスモークで満たし、その中でガンガンDJをやる。周囲が全く見えなくて、かなり怖い。誰かとぶつかったらイヤだし、階段や柱にぶち当たると激しく危ない。実際、座ってる人を踏みつけそうになったし、なんか異様に怖かった。
 私も時間があれば長居したかったです。視界が無い分、音が全身を取り巻いて、ある種のトランス状態を招きそう。
 そして、このコンビが数年前にアルバムを出していて、リイシューされていたので、早速ゲット。ショップにも急遽置きました(解説後で書きます)。ここ。


17:20  Nico Murhly (Kaffibarinn) i8に長居できなかったのは、ニコを見たかったから。去年はスケジュールのダブルブッキングか何かでどうしても間に合わず、ドタキャンした彼なので、今年はもう絶対に見なくちゃ!
 会場に飛び込み、人を掻き分けて前の方へ行く。ニコはヴァルゲイルが主催するベッドルーム・コミュニティの一員。最近つくづく感じるのは、ヴァルゲイルのところのアーティストは、ぶっちぎりで音楽性が高い。個性も強いし。あぁ、この話はまた別の時にしましょう。
 去年出したアルバム『Mother Toungue』からの新曲を披露。不思議なミニマリズムで、スティーブ・ライヒが好きであれば、かなり気にいると思う。今回のミニ・ライブも素晴らしく、本会場でも絶対に聴こうと決定。
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 そして去年ベッドルームのライブに参加したマジケル(MaJiKer)が登場。
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「去年すごく楽しかったから、今年は勝手に自分で来た(笑)」と。ここで、彼はニコのニュー・アルバムからニコに内緒でリミックスした曲を披露。これがまた結構面白かった。 
 そして次はマジケルのパフォーマンス。彼のパフォーマンスがユニークで面白いことは去年たっぷり見たので、やはり今夜もお客さまのご案内時間の都合でここで泣く泣くオフ・ベニューはリタイア。

18:20  夕食(サラダ) 19時までに食べ終えることを考えると、道中にあるスーパーのサラダバーを利用するのが精一杯。
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19:00  本日の見どころ説明 今年のエアウエイブスはメイン会場のスタートが去年よりも30分遅いため、この時間を利用して、みなさまに私が集めた情報を伝達。見たいものが決まっている人は、自由にどうぞ。勝手が分からない人は、何かの参考にしてね、ということです。
 毎年思うことだけど、事前に少しでもMySpaceあたりで出演しそうなアーティストを聴いておけば参考になるし、アルバムをじっくりと聞き込んでおけばベター。右も左も分からない場合は、私の情報をある程度参考にどうぞ。というか、結局この情報が非常に役に立ったと異口同音に言われました。

19:40  Rokkuro (Hafnarfus) デモ盤が気に入って2006年にショップで扱ったバンド。初めてライブを見たのは2年前のエアウエイブスで、運良くCDデビューも果たし、まだ高校生だったメンバーが初々しく、ヴォーカルが可愛くて、オーガニックなサウンドがいかにもレイキャヴィクらしくてよかったーーというところまでは順調でした。
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 今回、メイン会場で聴いて、まだ若干力不足かなぁ。良くも悪くも「相変わらず」なので、手慣れてきてるけど、小さくまとまりかけている気配。若いし、もっとハジけていろんなことをやっていいのに。即座に見切りをつけ、Nasaへ移動。
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19:50  Fallabraedur (Nasa) 2年前に教会でチラリと聴いた男性合唱団。これは期待を裏切らず、無骨、素朴でイイ!
 ウエストフョルズル出身男性のコーラス隊で、まずは物量の勝負。なにせ人数が多いから迫力アリ。みんなかっこいいし、骨太の声が魅力的。教会の時はアコースティックでしたが、今回はギター、ドラムス、そして紅一点でバイオリンが加わり、実に華やか。
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 そして、突然出てきたお爺ちゃん。団員はスーツでビシっと決めているのに、この爺ちゃんだけ普段着のセーター。それで彼が歌い始めると・・・ウマイ!!どこのどなたか存じ上げませんが、いい味出してますねぇ。素直にさらりと歌いながらもいい感じの重みがあり、暖かな歌声で、好みだわぁ。このお爺ちゃんにず〜〜っと歌っていてほしかったけれど、2-3曲でライブはお仕舞い。このグループ好きです。
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 私が見たライブそのものではありませんが、どのような感じかをぜひご覧ください。音楽は1分20秒頃から。


20:10  夕食 (Lobster House) 旅行代理店氏がおいしいロブスターを食べに行くと言っていたので、「もしも時間があれば行くと」宣言しておきました。ライブ優先で、あくまでも時間があればということ。次のパフォーマンスまでに15分か20分余裕があり、まぁ次はヒャルタリンの女性ヴォーカルのソロで割合察しはつくため、見ても見無くてもという判断で、ロブスターハウスへ走る。
 私の計算では、移動に往復10分弱、ササっとスープを賞味して、再度Nasaに戻るまで所要時間30-35分と見ました。
 レストランにはツアーのお客さま2名と旅行代理店氏がいて、ちょうどスープを食べ終えかけたところ。私は「(高級レストランだけど)急ぎ!」でスープをお願いして、「やっぱりここのスープが一番!」とササっと食べ・・・。食べるのが優先で写真を撮ることに気づくのが遅かった。
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 ちょうど私が食べ終えようという頃に、みなさんが頼んだ海老のグリルが来たし、予定外に白ワインなども頼んでしまったので、旅行代理店氏の分をちょこっといただく(ワインとグリルが旨いんだぁ)。で、話もそこそこ、「はぁ〜ここは本当にいつも美味しいわぁ」言った瞬間席を立ち、再び会場へ。素敵な夕食にありつけて満足。

20:50   Sigridur Thorlacious og Heidurspiltar(Nasa) 間に合った!聴けたのは3曲。
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彼女は現在人気絶頂のヒャルタリンの女性ヴォーカリスト。 最近ソロ・アルバム『A Ljuflingshol』を出してすばらしく好評。
 このアルバムはヨン・ミューラ・アルナソンというアイスランドの有名ソングライターの曲を取りあげたもので、以前オスカル・グジョンソンがやはりヨンの曲を集めて『Songdansar Jons Mula Arnasonar』を作っていたため、メロディに親近感があり、食後のひとときをまったりと楽しませてもらいました。



21:20   Samuel J. Samuelson (Nasa) この日のNasaのラインアップは手堅く、ヴァラエティに富んでいてグッド。去年のサミーはDJとストリングスの共演という異色のライブで、今年は本領発揮のバンド編成。文字通りジャズ・ファンク。演奏も一流のミュージシャン揃い。せっかくの機会なので、無名バンドを見て青田探しも手だけれど、手堅いと知りつつ、乗せられると知りつつ、安心して楽しみに行くのも悪くない。
 サミーはフライパンを持って盛り上がります。
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 なにせ暖房はあっても冷房の効かない国なので、白熱が予想される場合は、短パンがお作法。
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 演奏はこんな感じ。

 曲の途中、イニシアチブを取っているひげ面の男性がサミー。シガーロスのバックで、管楽器を吹いていることもしばしば。このバンドの他、ファンクのヤグア(Jaguar)も率いています。ビッグ・バンドのアルバムはこれ。

22:00   Slatur (Frikilkjan)空振り サミーのアンコールを飛ばして教会へ。というのも、23時からヒャルタリンなので、ギリギリに行って入れない可能性があるため、その前のSlaturを見に来たつもりでした。ヴァルゲイルも面白そうだから見に行くと言っていたので。
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 なのに、会場に到着すると、だ〜〜れもいない!! スケジュール変更を知らなかった orz......

22:20   Disa (Idno) エアウエイブス中の貴重な一時間を空白で過ごすのは忍びないため、教会を出て一番近場のIdnoへ。Disaは見たかったし、好都合といえば好都合。
 Disaはアイスランドのサラブレッドで、有名ミュージシャンの両親を持ち、去年はNasaで手堅いデビュー・ライブを披露した子。
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 歌が上手いだけでは終わらない気配は去年からあったし、実際に今年のパフォーマンスはアーティスト然としていて優秀。イズノという会場も彼女に合っていて、最小限のバックと、PCを駆使したパフォーマンスで、歌の技巧的な旨さを強調するというより、彼女が声で描く音の世界感を披露したかったのだろうと思う。想像以上に実験的でアンダーグラウンドの臭いのするサウンドだったけど、彼女の存在自体は華やかで、メジャー感がありました。
 最後の3曲を聴いただけながら、小さなところでまとめようとしない姿勢は充分伝わったし、アーティストとしての器(持って生まれたものなのかなぁ)をとても感じました。Disaのデビューアルバムはこちら。

22:40   Hjaltalin (Frikilkjan: 外で行列20分) Disaが終わったので、再度教会へ。徒歩でも近距離とはいえ、ライブ中はずっと立っているし、外は結構寒いし、体力勝負です。で、教会に戻ってみると人だかり。リハーサル中なのでプレスも含めてシャットアウト。え〜〜ん(涙)。
 でも待つしかないので待ちます。教会ライブは、いつ誰を見ても素晴らしい。練られた内容が多いのと、やはり教会という場所柄でしょうか、キリリとした空気があり、一杯やりながらのライブとは味が違う。
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 今年の教会ライブは人気絶頂のヒャルタリンで、オーケストラとの共演。指揮は原田知世さんのアルバム『eyja』にも参加した新進気鋭のダニエル・ビャルナソン。女性ヴォーカルは先ほどNasaでパフォーマンスしたばかりのシグリヅル。
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 このライブは演奏が優雅だこと優雅だこと。バック演奏の音の厚みと艶、質感がケタ違い。オーケストラ用にアレンジし直されていて・・・曲によってはムード歌謡みたいになりそうで危うかったのはご愛敬。全般的にとても素敵でした。
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 これがその時の演奏。


 演奏が終わるともう真夜中。メイン会場でのライブは続いていますが、明日もあるし、満足のいく素晴らしい演奏だったので、教会ライブを本日の〆としました。

 フゥ〜っと満足のため息をつきながら、ホテルへ帰る途中、先日味見をして気に入ったFrutinaというヨーグルトドリンクを味違いで購入。ホテルでこれを飲みながら、メールをチェックして、翌日の計画を立て、ベッドに潜り込んだのは、深夜3時近く。
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 翌朝はツアーもご案内予定もないので、朝寝坊を決め込むことに。それにしても、濃厚に忙しい一日でした。満足、満足。<次回へ続く>(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-12-17 19:39 | Pops | Comments(0)
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 あまりにも更新していないので(更新してない最高記録樹立?)どーしたのかと思っている方もいることでしょう。大丈夫です、しっかりしています(何がしっかりしてんの?)。

 悪いクセで、一度どこかで途切れると、フと力が途絶えてしまうことがあり、ごめんなさ〜〜い!!

 Airwavesの続きもあるし、アンドリとヴァルゲイルのインタビューを年内にはまとめますね。でもまぁ、ある意味、年末年始にかけて、結構読み応えのあるものが続けられるかとも思います。

 ところで、アイスランドでは13人のサンタが街に降り始めています。その話はこちらに一覧があるので、興味ある方は、どうぞお読みください。

 それから、ICELAND Cafe shopで扱っているAurum(アウルム)の製品を、今回初めて値下げしました。限定期間のみです。なので、クリスマスにそこはかとなくアイスランド的なものをプレゼントしたい方は是非ご利用ください!小倉悠加)

 
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by icelandia | 2009-12-15 03:22 | News | Comments(0)
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