execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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やっと見た!生パット・メセニー
いつもICELANDiaブログを読んでいただき、有り難う御座います。
ここはアイスランド関係のブログなので、この話題を出すのは正直なところどーかなーとは思うのですが、この感動を誰かに伝えたいという気持ちが強く、どうしても書かずにいられません!(なので、新たに「アイスランド以外」というカテを追加しました)

それほど素晴らしかったパット・メセニーの東京公演。

彼の素晴らしさは私が認める前に、グラミー賞がたーっぷりと認めていますが、ここ1-2年で遅ればせながら彼の凄さに気づいた私は、80年代からの彼のライブを見ていなかったことをこの上なく後悔していました。パット・メセニーという名前は80年代初頭から当然知っていて、でも、ラリー・カールトンとか、リー・リトナーとか、そういったフュージョン・ジャズ・ギタリストのひとり、といった感覚で、それほど特別視もしていなければ、どちらにしてもジャズはあまり聴いていない時代だったので・・・・完全に逃していました。

この1-2年でパット・メセニーを大好きになってしまったため、ライブを見ていないことが悔しくて悔しくてぇ。90年頃だったか、周囲がやたら「パットが来る、パットが来る」と騒いでいた時期があり、「はぁ〜〜?」なんて思っていたら、それから15年も経った今、自分が同じように騒いでいる(遅い!)。

なので今回は気合いを入れて、チケットを取りました。

正直なところ、根っからのポップス・ファンである私には、若干前衛的すぎて革新的すぎて、よぉわからん、というところもありますが、全般的には本当に素晴らしい。彼はギタリストであり、サウンド・クリエイターなんですね。すごく緻密で、奇想天外で、これだけ内容の濃いコンサートは、いくら催し物が多い東京でも、滅多にないのでは?というクオリティ。それから、国際フォーラムでは何度かコンサートを見ていますが、今回が一番よかった。音響抜群です(パットの場合はいつもあのように音響抜群なのでしょうか?)。座席の良さもあったかもしれませんが(卓よりも10列程度後方の中央あたりの席)、耳栓無しで気持ちよく聞けるポピュラー系(ジャズも含む)って、珍しくありませんか?

で、個人的にはアルバム『オフランプ』からの「ジェイムス」をやってくれたのが、すごくうれしかった(これって完璧にミーハーファンの感想文ですね:笑)。この曲は、80年代にどこかで聴いてとても耳に残っていて、演奏者はパット・メセニーらしいということは何となく分かっていたものの、曲名がわからないまま20年の月日が経過。80年代はお嬢さんだった私も、今では子持ちの立派な中年女性になり、今やポップスやロックよりもジャズの方が好きで、「パット・メセニーというのはみんながいいというのだから、一枚くらいは聴いてみよう」というのが命取りとなり、購入したパットのアルバムはあれよあれよという間に10枚を軽く越えました。それでやっと見つけたのが、この「ジェイムス」という曲。日本語の解説を読めば、ジャイムス・テイラー風にやったのだそうで、言われてみれば確かに”っぽい”!一時期ウエスト・コーストのシンガーソングライター系ばかり聴いていた時代があったので、ジェイムス・テイラーの曲風はよくわかります。80年代当時の私がそんな背景の曲に惹かれたということに、至極納得したのでした(解説はありがたい)

4月21日は、そんなわけで私の初の生パット・メセニー体験でした。もちろん22日も行きます。ライブは毎日出来が違うため、出来ることなら同じアーティストは2-3度続けて見たい。2度見ることができるので、わーい、わーい、と心の中で喜んでいた時に、ふぅーっと浮かんだのが、「でも、生ジャコパスは見逃したよね」ということ。そう、私がパットを初めてまともに聴いたのは、ジョニ・ミッチェルの『シャドウ・アンド・ライト』というアルバムで、そこにはジャコとパットの両者が入っていたのです。うーん、ジャコパスは見逃したなぁ・・・。

そうそう、アイスランドですよね。えーと、去年の12月オスカール・グジョンソン(オスカールの試聴はこちらでどうぞ)というサックス奏者を日本に招きました。渋谷のCDショップに連れて行ったら、「ビルが丸ごとCDショップとは信じられない」と狂喜乱舞して、あれやこれやとアルバムを購入。私は例によってパット参り。その後の昼食時は、どのアルバムをなぜ購入したかという話になり、オスカールが言うのです、「僕さ、パットのアコースティックなアルバムを最近購入して、すごく気に入ってるんだ。タイトルは・・・何だったっけ・・・」。「『ミズーリ・スカイ』じゃないの?チャーリー・ヘイデンとやった作品」「そうそれ!」と、延々と『ミズーリ・スカイ(Beyond The Missouri Sky)』がいかに素晴らしいかの話で盛り上がったのでした。パットって、アイスランドで演奏したことはあるのでしょうか?

確かにパットは私の音楽的趣向にはちょっーとばかり前衛的なのですが、それでもポップでコマーシャルな要素も多分にあり、メロディや主題がしっかりしているので、なんだかんだと言いながらも、やっぱりすごく魅力的です。
本日私はしっかりと堪能させてもらいました。明日もきっと今日以上に堪能することでしょう。(小倉悠加)
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# by icelandia | 2005-04-22 02:45 | Comments(2)
旅チャンネル:アイスランド編 あちこちの放送局で放映!
いつもICELANDiaブログを読んでいただき、有り難う御座います。更新をさぼり気味でごめんなさい。現在、アイスランド政府が作っている愛知万博用刊行物の編集お手伝いをしているため、なーんだか忙しないのですが、同時にアイスランドのいろいろな側面を読み知ることになり、とても勉強になっています。そんなところは、後ほどお裾分けできればと考えています。

さてさて、4月17日(日)に SKY Perfect! TV の「旅チャンネル」で、アイスランド編が放映されます。放送時間は21:00〜22:00。この放送を皮切りに、その後いろいろな放送局で放映予定だそうなので、アイスランド・ファンのみなさん、どうぞご期待ください。こちらで放送予定がわかりましたら、この欄に加筆するか、または別枠でご紹介します。

詳細はスカイパーフェクト・テレビのサイトにあります。
http://www.tabi-ch.net/overseas/special_euro/index.html

この番組にICELANDiaの音源を提供致しました。どのアーティストの曲がかかるかは見てのお楽しみ。スカパは見られない!という人もいると思いますが(=自分)、何とかどこかで見る機会を作ってくださいね! (小倉悠加)
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# by icelandia | 2005-04-16 01:35 | News | Comments(2)
3年でアルバム40枚以上発表!ビョークを魅了したその実力?!
 いつもICELANDiaのブログにおいでいただき、有り難う御座います。

 今日はアイスランド通しか知らないアーティストの話です。
 
 彼女の名前はシグリズール・ニールスドッティル。デビューして3年間でなーんと驚異の40枚以上のアルバムを発表。
 ごく普通の主婦だった彼女は、若い頃から誌や音楽を書きためていました。その曲は、彼女独特の楽譜(?)に記す他、あり合わせのカセットに録音してためていました。ある年のクリスマス、家族や友人用にその音楽をCDRに焼いて配り、その一枚をいつも録音用のカセットテープを購入していた音楽ショップのオーナーにもプレゼントしたことがあります。
 その音楽を気に入ったショップ・オーナーが、彼女の自主制作盤をCDショップに置くようになったのが約3年前。その後少しばかりの紆余曲折を経ていますが、彼女はいまや40枚以上のアルバムを発表する有名アーティスト(アイスランド国内だけの話ですが)。暖かな歌声、ゆったりと流れるメロディ、手書きのジャケットーーー話題が話題を呼び、彼女の熱心な音源コレクターにビョークが加わり、映画『氷の国のノイ/Noi Albinoi』のサウンドトラックに2曲が採用されるという快挙。
 
 そんな訳で彼女のことはまずアイスランド中に知れ渡り、次ぎにヨーロッパのスキモノ好きが目を付け、アイスランド航空の機内誌ではカラーで紹介されるわ、ヨーロッパ各国からも取材陣が押し寄せるわでたーいへん。さすがに「日本からはあなたが最初!」と言われましたが。アイスランド国内では、彼女のドキュメンタリーも撮影され始めています。
 
 そんな彼女の音楽は、まったりゆったり。どこか懐かしいメロディと暖かさが魅力で、その独特の雰囲気に包まれると、なーんとなく微笑んでしまいます。彼女については簡単なサイトを作ってありますので(Flashがないと見られません)、ご興味ある方は覗いてみてください。
  
 
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 「長い冬をいかに楽しむかがアイスランドで楽しく過ごせるかの鍵だから、お年寄りの励みになり、彼女の小遣いになればいいんだ」と現在レイキャヴィークで彼女のアルバムを取り扱っているショップ・オーナーは言います。そう、彼女は御年70歳以上!とても明るくさわやかな気質の女性で、アイスランドへ行く度に会うのが楽しみです。
 ちなみに、彼女の横にあるのは、これまで描いてきたアルバムのアートワークを全部集めたもの。手書きのアートワークにも味があり、ホント、その存在自体が心が和むアーティストです。(小倉悠加)
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# by icelandia | 2005-04-06 12:14 | News | Comments(0)
男女がペッタンするアイスランドの満月
 いつもICELANDiaのブログにおいでいただき、有り難う御座います。
 
 今日はICELANDiaレーベルを持つ会社、アリヨス・エンタテイメントのロゴ・マークについての説明です。
 
 アリヨス・エンタテイメントは、アイスランドと日本の文化交流の中心となるよう設立された会社です。アリヨスとは北欧物語として有名なサガ(Saga)の一文にも出てくるalljosというアイスランド古語に由来します。あえて英語にすればall light (全部、光)というところでしょうか。サガの時代に”すっかり明るい、きっぱりと澄みわたる”という意味で使われたこの言葉は、現代では環境用語として生き残り、英語でいえばアンビエント・ライト、日本語では環境光を意味します。
 アンビエント・ライト、微光、環境光----アリヨスの発信するエンタテイメントが、生活をやわらかに照らす心地よい光となるよう命名されました。
 
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 ちょっと変わったアリヨスのこのロゴは、アイスランド在住のロゴ・アーチストに作ってもらいました。人間と、自然と、宇宙をつなぐシンボルで、アイスランドの名産である羊の皮の上に、満月の上で戯れる男女が四角い窓から見える様子が描かれています。地上のバランスは、ひいては宇宙と人間のバランスであり、陰陽の男女のバランスでもあるという、大きなエコ・バランス意識を表しています。日本では満月といえばウサギの餅つきですが、アイスランドでは男女がペッタンしちゃうんですねぇ。
 パッと見ると、このロゴってなーんだろう?と思いますが、こうして説明されると、”なるほど”と思われませんか?(小倉悠加)
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# by icelandia | 2005-04-02 15:12 | プロフィール・連絡先 | Comments(2)
ボビー・フィッシャー氏、アイスランド到着
いつもICELANDiaのブログにおいでいただき、有り難う御座います。
世界のチェス王、ボビー・フィッシャー氏がアイスランドに到着しました。
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 到着翌朝、早速記者会見を開いた際、「アイスランドに来た感想は?」と聞かれて、「とってもいいよ。なにせこの前まで日本の収容所暮らしだったからね」と苦笑していました。アイスランドに不動産を購入するのかという質問には、まだ何も考えていないとの答え。
 「チェスはプレイしますか?」という核心(?)については。
 「どうだろうかぁ。まぁ、やれば出来ないこともないんだろうけど(笑)。昔式のチェスだから、覚えることが多くてねぇ。でも、やりゃできると思うよ」
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 アイスランドはかつてチェスが非常に盛んで、私の個人的な知り合いも、かつての世界ランキング保持者がいます(マジです)。でも、日常にテレビが入りこみ、テレビゲームが登場し、今は手軽に携帯電話でもゲームが楽しめる時代です。チェスもそのあおりをうけて下火になりましたが、それでもまだチェス人口は少なくないとのこと。
 フィッシャー氏の登場を受けて、チェスが再熱するのか?

 そんなことを考えながら聴くには、やはりギターイスランシオが最高でしょう。どうぞご試聴ください! (小倉悠加)
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# by icelandia | 2005-03-27 14:06 | News | Comments(0)
あっぱれアイスランド! ボビー・フィッシャー
いつもICELANDiaのブログにおいでいただき、有り難う御座います。先週から更新をサボっていて申し訳ありません。毎日がアイスランド・デイのような私ですが、昨日と今日は特にすごかった。

昨日は所用で午前中にアイスランド大使館へ出向き、愛知万博開催に伴い本国から来日した外務省の日本担当者と会い、午後はアイスランドと日本の学生で構成される日本アイスランド学生外交会議(IJCE)の友好レセプションに出席。

このレセプションがどえらく大規模なもので、国会議員の先生方まで巻き込んで、日氷両国の学生、民間のアイスランド関連企業関係者、単にアイスランドが大好きな人、アイスランド大使、元アイスランド留学生、IJCEのOB/OG、アイスランドからの現日本留学生、おまけに私が小学生の息子などを連れて行ったので、下は小学生から上は(たぶん)80才まで、総勢150名近かったでしょうか。いやぁ、ホント、盛大なる盛大。

そして日氷の学生がとても真面目で、素直で、明るく、礼儀正しく、時にユーモアたっぷりで、もー本当に気持ちの良いレセプションでした。

その場でいろいろな方々とお会いしましたが、中でも興味を引かれたのが大使館職員のひとこと。「もー、昨日からたいへんなんです。ボビー・フィッシャーのことがあるから、大使館は本国と日米に挟まれてもみくちゃですよぉ」

今日の新聞記事等で読まれた方も多いと思いますが、チェスの元世界チャンピオン、ボビー・フィッシャーがアイスランドから市民権を与えられました。アメリカ国籍の彼は92年に経済制裁下のユーゴスラビア(現セルビア・モンテネグロ)で行われたチェスの対局で賞金約3百万ドルを稼いだことで、制裁違反の罪に問われていました。アメリカへ帰れば犯罪人ですし、パスポートが切れてしまったので日本から出られなくなった。そして日本の入国管理センターに収容されたのが8ヶ月前。本人はアイスランドへ行くことを希望していました。

その話を受け、今月22日にアイスランド議会は彼に市民権を与えることを決議。そして目出度く本日、成田を発ちアイスランドへ向かったそうです。大使館の公用車で入国管理センターまで行ったそうなので、あとで運転手さんに裏話でも聞こう・・・なんて、呑気なことでいいのかは分かりませんが、とにかく、この件に関してはどの国もとても大人な判断を下したと思います。

そしてアイスランドは特にエライ!70年代にアイスランドでチェスのフィッシャー/スパースキー戦という王者決定戦が行われたというご縁もあるでしょう。アイスランドはチェスが盛んな国なこともあるでしょう(特にテレビゲーム出現前は)。そして何よりも、アイスランドはいろいろな意味で才能のある世界の困った人々を助けてきました。現在NHK交響楽団の音楽監督を務めるアシュケナージ氏も、ロシアから逃れて市民権を与えられたのはアイスランドでした。

寛大、更正で、粋な計らいをするアイスランド。ますます好きになりました。 (小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif

 
 

    
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# by icelandia | 2005-03-24 23:00 | News | Comments(1)
7月15日はアイスランドの日!
 いつもICELANDiaのブログにおいでいただき、有り難う御座います。

 今年の7月15日はアイスランドの日です。国民の休日にはなりませんが、愛知万博ではドームで大々的に一日中いろーんな催し物が出されます。
 で、音楽の方では、なーんと我がICELANDiaから3組も登場!
 現在レコーディング中のスーパー・ジャズ・グループと、ヨーロッパ一の実力と誉れの高い女性ジャズ・ヴォーカリスト、クリスチャーナ。それからフランス、イタリアで人気のポップ・グループ、バング・ギャングが登場!この3組はすべてICELANDiaアーティストなので、このブログでたーっぷりとレポートをする予定です。

 愛知万博へ行く予定のアイスランドが大好きなみなさん、ぜひ7月15日をターゲットにどうぞ! (小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif

 
 
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# by icelandia | 2005-03-19 15:41 | News | Comments(5)
アイスランド最高のごちそうは?
 いつもICELANDiaのブログにおいでいただき、有り難う御座います。
 誰でもおいしいものは大好きですよね。アイスランドへ行く楽しみのひとつは、人間として最高かつ最大の”ごちそう”にありつけるからです。みなさんも絶対にお好きだと思います。何だと思いますか?
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 それは水と空気です!! 
 おいしい水と空気がタダだったのは過去のこと。本当においしい自然の空気は、都会を離れて山奥まで行っても日本ではありつけないし、都会の水道水は安全でも、残念ながらおいしいと唸らせてくれる味ではありません。それでも日本の水は世界の大都会にしてはおいしい方だとは思いますが。

  アイスランドは海の孤島である上、人口も少なく、世界屈指のエコ大国であることから、本当にきれいな環境が保たれています。アイスランドの空港に到着するやいなや、気分がスカっして軽くなるのは、澄んだ空気のせいでしょうか。毎日都会の空気を吸っていると、鈍感になりがちですが、首都圏の住宅街でそれほど交通量の多くない場所でも、日本の空気はドロンとしているように思えます。何だかわからないけれど、ごく微妙なものだけれど、空気に色や味まで付いているような、そんな薄気味悪い感じがします。そうかといって、空気を吸わないわけにはいかいし・・・。
  その点アイスランドの空気は、首都のレイキャヴィクのど真ん中でもおいしい!北海道あたりのおいしい空気がそのまま都心にある感じです。
 
  それからアイスランドの水道水も最高!なんといっても天然水。それも氷河の水まで入った一級品。手が凍るほどキリリと冷えた自然水が、蛇口からジャバジャバでてくるのです。私が航空機から降り立って最初にすることは、空港のトイレに駆け込み水を一口飲むこと。で、日本から持っていったペットボトルには、アイスランドの水道水を入れてお持ち帰り。マジ、です。
 水道水があまりにもおいしいので、味の付いた飲料系のものは全く飲む気もしませんが、噂によれば、だからこそアイスランドのコーラはおいしのだとか。うーん、コーラは現地の水で割っていることを忘れてました。次回行った時、忘れずに飲んでくることにしましょう。
  あまり大きな声では言えませんが、アイスランドの水道水とフランスの有名なボトルされた水を飲み比べると・・・。前者は軟水で後者は硬水なので一概に比べることはできないとはいえ、味の差は歴然としています。え?もちろん軍配は氷国の水道水(あくまでも私感です)。
 
 でもでも、 上には上がいるものです。レイキャヴィークの空気が最高においしいと思っていた私は、ある日友人にセルフォスという郊外に連れて行かれて愕然としました。車を降りたトタン・・・空気が軽い!これ以上透明で軽い空気はない、というほど私が今までに体験したどの国のどのような場所の空気よりも透明で軽く、本当に無味無臭。水のようにボトルに入れて持って帰れないのがすごーく残念で、過呼吸になるほどそこの空気をスーハーしてきました。
 で、このセルフォスはレイキャヴィークから数十分の郊外で、都会からすごーく離れた場所でもなく、この調子で都会から離れて氷河地帯へでも行ったら、どれほど空気がおいしいことか・・・。極上の空気を思い浮かべて、心躍る私はちょっと変でしょうか?
 
 もっと詳しい水の話はまたの機会にするとして、アイスランドに行けば誰でも味わうことのできる最大のごちそうは、水と空気。そしてこのふたつがおいしければ、当然、何を食べてもおいしいのです。
 
 そして、そのように澄んだ環境では、ガチャガチャシャカシャカした音楽は場違いで聴く気も起きません。やっぱり人間が人間として大らかに存在していけるような音楽でなくちゃぁ、です。そんな透明感あふれる雰囲気にぴったりなのは『静寂の余韻』。こちらでご試聴ください。(小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif

 
 
 
 
 
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# by icelandia | 2005-03-10 23:10 | アイスランドってどんな国? | Comments(4)
アイスランドの国民食:カスピ海ヨーグルトの次はスキールだ!
 いつもICELANDiaのブログにおいでいただき、有り難う御座います。
 今日は日本では食べたくても食べられない罪なおいしいもののご紹介です。

c0003620_159514.jpg 私はおいしいものが好きで、おいしくないものは好きではないーーーって、バカみたいな文章ですが、自然と調和して共存しているとは思えない都会に住んでいると、この単純なことがとても難しくなります。
 だって、見た目は良くてもスーパーで購入するきゅうりやレタスの味がないこと。刺身を買っても、「サシミってこんなもんだったっけ?」という程度。舌が肥えているとかおごっているとか、そういうことではなく、野菜に味がないし、見渡せば輸入品ばかりで地元の食品はどこ?という異常事態。日本ではししゃもも北海道からではなくアイスランドからやってきます。私はこのアイスランド産のししゃもにめっぽう弱く、必ず「長旅ご苦労様」と声をかけて毎回ひとパック購入。心なしかアイスランドのししゃもは格別においしい。ししゃもは鱈のエサなので、アイスランド人は食べません、ってどーでもいい前置きでしたね。
 
c0003620_203287.jpg そんなアイスランドで特に人気なのがスキールという乳製品。「Skyr」と書きます。パッケージも見た目もヨーグルトですが、ヨーグルトともチト違う。酸っぱさはなくモチモチっとした食感で、濃厚なのにノーファットの低カロリー。日本で入手できる食品に例えるとすれば、酸っぱさを抜いたカスピ海ヨーグルトを濃縮して、モチモチ感を10倍にした感じとでも言いましょうか。

c0003620_21585.jpg その味は、とてもマイルドなクリームとリコッタのようなチーズの中間あたりなので、ヨーグルトと同様にいろいろなフレーバーが出回っています。数えたことはないけれど、たぶん10種類くらいあることでしょう。砂糖が入っていないプレーンから始まり、お決まりのバニラ、イチゴがあり、それからブルーベリーやラズベリー、洋梨・・・アプリコットかマンゴのようなものも見た覚えがあります。私のお気に入りはピーチで、アイスランドへ行くとすぐに24時間スーパーへ直行し、このスキールを手に入れると「あぁ、アイスランドだぁ!」と思うのです。価格は小さなサイズで300-400円程度。フレーバーによって価格が異なります。小さなサイズといっても日本のヨーグルトの2-3倍はあり、食べ応えも充分なので、特に高いという印象ではありません。
 
 カスピ海ヨーグルトがこれだけ流行しているのですから、低カロリー低脂肪のこのスキールもどこかが日本で作り始めてくれないかと期待しています。新製品を探している食品会社のみなさん、いかがでしょう?  (小倉悠加)c0003620_22263649.jpgc0003620_13213440.gif
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# by icelandia | 2005-03-08 02:08 | アイスランドってどんな国? | Comments(3)
音楽サプリで脳内リラックス:『静寂の余韻』
 いつもICELANDiaのブログにおいでいただき、有り難う御座います。

 先日”『静寂の余韻』は心に効く音楽サプリ”というタイトルでブログをアップしたところ、読者の方からなぜ音楽がサプリになり得るのか、ということを解説したメールを個人的にいただきましたので、今回はそのお裾分けです。
 
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 あまり詳しいことになると私も理解しきれないので、すごーく簡単に言えば、要はその演奏を左右どちらの脳で感知する(聞く)か、ということになるそうです。
 日本人は言語を左脳で理解し、母音、子音、感情音、虫の音、波、風、小川のせせらぎ等の自然音も左脳で聞き、その上計算処理などをするのも左脳だそうです。左脳はいつも大忙しです。

 それに比べて右脳で聞くのは西洋楽器や雑音など。雑音は、無視しなくても認識していないことも多々ありますね。で、楽器なら何でも右脳かと言えばそうではなく、なぜか邦楽の和楽器は左脳で聞いているのとか。

 日本人は左脳を日常的に酷使しています。その脳を休めるために一番いいのは西洋楽器の演奏音楽ということなので、それを考えるとクラシックやジャズが最も脳内リラックスに即した音楽サプリということになります。よくリラクゼーションに、鳥の声や雨の音など、自然音を取り入れたものがありますが、それを聞くことにより大自然を思い浮かべるために気分がよくなるのであり、必ずしも脳を休ませていることにはならないそうです。最初は自然の風景を思い浮かべてリラックスした気持ちにはなっても、自然の音を聞いていくうちに、だんだんそれをうるさく感じるようになるのは、左脳にとって負担になるからなのでしょう。
 
 それを考えてもオスカール・グジョンソン&スクリ・スヴェリルソンのアルバム『静寂の余韻(After Silence)』はまさに脳内リラクゼーション。西洋楽器の演奏ものであり、またゆったりとしたテンポは呼吸を整えてくれます。そしてこちらはシンセなどの人工楽器を用いていないため、自然の倍音がたっぷりと入っています。倍音が何であるかをすごーく荒っぽい例を使ってご説明すれば、精製塩と天然塩の違いでしょうか。ピュアな精製塩は塩っ辛くてトゲトゲした味ですが、天然塩は味に幅がありまろやかです。人間の耳では聞こえない倍音が身体にどのような影響を与えるのかは、まだあまり分からないそうですが、奥深くまろやかというところでは、人工ではない楽器音の方がやはり聞いた時のリラックス度が上のような気がします。

 そしてこれは個人的なことですが、脳内リラックスに加えて私はこのアルバムを聴くとアイスランドの自然や親切な人々のことを思い出し、穏やかな気持ちになってきます。親しみやすいメロディ、落ち着いたアルト・サックスの音色、ゆったりと流れるゆらぎのリズム・・・・そして何よりも、音楽として高品質であり、どことなく憂いを帯びたその演奏は、日本人の感性によく共鳴します。
 
 ストレスが溜まって頭を休めたい時、気持ちを慰めたい時に、『静寂の余韻』はとてもいいサプリになってくれること請け合いです。Excite Music Storeでダウンロードできますので、どうぞ一度お試しください!
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# by icelandia | 2005-03-04 02:04 | Jazz | Comments(0)
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