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本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加 (おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
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| スペシャルなクリスマス・アルバム&13人のサンタ |
アイスランドに興味をお持ちいただき有り難う御座います。アイスランドの伝統である13人のクリスマス・ピープルを毎日一人ずつご紹介するつもりが、単に「つもり」だけになってしまいそうです。去年は真面目に毎日アップしましたが、今年はそれが困難なので。少し横着ですが、数日まとめてご紹介することでお許しを。
アイスランドの13人のクリスマス・ピープル(サンタ) 12月13日:牛小屋のサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3222602 12月14日:鍋底のコゲすくいのサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3226446 12月15日:おたまなめサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3231566 12月16日:鍋なめサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3235770 12月17日:皿なめサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3244180 ++++++++
心温まる穏やかな兄妹デュエットによるクリスマス・アルバム! KK & Ellen 『Jolin eru ad koma』
本日の一枚はぜひ毎年聴き続けて聴きたいクリスマス・アルバムで、心がウキウキしてくる作品です。私個人のお気に入りアルバムなので、自信をエッヘンと持ってお勧めします。特に音楽の趣味が私と似通っていると、一年中聴いちゃうかもしれません。それほど素晴らしい。
まず、何が素敵かといえば、兄妹のデュエットであるというところ。ブルース系のシンガーソングライターで、アイスランドではとても人気のあるKK(カオカオと読みます)と、妹エレンのふたりがシンプルなバックで穏やかに歌い、兄妹なので息もぴったり。声質も無理なくブレンドするので、そのハーモニーやユニゾンがこの上なくきれい。 みなさんはもちろんカーペンターズを知っていますよね。カーペンターズも兄と妹のコンビで、ハーモニーが美しいデュオでした。カーペンターズとは味付けが異なりますが、KKとエレンはごくシンプルに、気取らず、楽しく、穏やかにクリスマスを歌います。 カーペンターズのクリスマス・アルバムもこれまた超定番ですが、カーペンターズの作品は華やかな雰囲気をかもし、KKとエレンの作品は、その場を暖炉の火が照らすような穏やかな雰囲気にします。 それから、収録曲もイイ!!アイスランドのクリスマス曲と、「きよしこの夜」等、日本人にお馴染みの曲が収録され、知らない曲ばかりではなので、とても馴染みやすい。 言葉での説明も舌足らずなので、ぜひ試聴をぜひお聞きください。きっと好きになってしまうことでしょう。▲印を押すと聞きやすくなっています。 このアルバムはアイスランド国内でも人気が非常に高く、品薄だそうです。ICELANDiaでは数枚確保したので、ぜひ早めにご注文ください。それから、「送ったからもうすぐ届くよ」と言われているのにまだ届かないので、どうやらクリスマス貨物で遅れているような気配です。こんな風に書きながら、入荷待ちというのも間抜けた話ですが、クリスマスまでにはお届けできるはずですので、とにかく早い者勝ち状態です!(小倉悠加)
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| 13人のクリスマス・ピープル:まえがき&羊の乳なめサンタ |
いつもICELANDiaのブログにお越しいただき有り難う御座います。 毎年12月12日から、アイスランドでは本格的にクリスマス・シーズンを迎えます。アイスランドでは13人のクリスマス・ピープル(サンタ)がいて、今日から毎日ひとりづつ山から街に降りてくるからです。 彼らの総称はアイスランド語で『Jolasveinarnir』。英語にするとChristmas Lads。直訳はクリスマス・ピープルなのですが、これをサンタと解釈する人もいる。で、どちらなのでしょう?と大使館に問い合わせても明確な答えは得られません。 去年はクリスマスの人々を毎日ひとりづつご紹介したので、また同じ事をやるのも・・・とは思いましたが、伝統行事なので、去年書いたものにリンクを貼ることのみで今年はご紹介することにします。、読み直したい方、去年読んでいない人はリンクを辿ってくださいね! まえがき:13人のサンタ+両親+クリスマス猫 http://icelandia1.exblog.jp/3221635 12月12日:羊の乳なめサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3221985 +++++++++++++ 去年の記事にリンクをするだけでは面白くないので、今年は毎日一枚ずつ、何か音楽をご紹介することにしましょう。
◆◆『Hvit eg borg og baer』◆◆ これは本当に楽しいクリスマス・アルバムで、他のアルバムに収録されていないビョークの歌声も聞けます。クラシカルな響きの荘厳なコーラスから、ビョークやメガスの名演まで、バラエティに富んだ内容のアルバムで、クリスマス情緒もたっぷりです。詳しい説明も書いてありますので、ぜひこちらをご覧ください。 もちろん試聴もあります。 ショップには、他にもクリスマス・アルバムを置いてあるので、ぜひご覧くださいね!(小倉悠加)
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| まえがき:13人のサンタ+両親+クリスマス猫 |
本当は昨日(12月12日)からアイスランドの13人のサンタをご紹介し始めなくてはならかったのに、うっかりして一日遅くなっていましました。ごめんなさい! アイスランドには13人のサンタ(ユールラッズ/クリスマス・ピープル)がいます。その存在がいわゆるサンタクロースなのか、はたまた妖精かトロルか、というのは諸説があり、私には分かりません。ただ、アイスランドではクリスマスにまつわる13人の存在がいて、クリスマスまでに一人づつ山から降りてきては、子供達が窓辺に置いておく靴の中に、小さなプレゼントを残していく伝統はずっと受け継がれています。靴下ではなく、靴の中に入れていく方が、安定感があるのかな? プレゼントはお菓子やくだもの、小さなオモチャなど、本当にちょっとしたものです。このサンタも歌に出てくるサンタと同じで、「よい子にしているかな?!」というのを見ています。だからその子が悪い子だと生のじゃがいもが靴の中に入れられます。 「生ポテトって、どのくらいヒドイの?」と知り合いに尋ねたところ、「そりゃぁもう、最悪にひどくて、生ポテトなんて入っていたら、子供はその場で泣き出して一日中落ち込むよ」と。 なので、実際にポテトを入れられた経験者は非常に少ないようです。
 この13人には母親がいて、それはすごくコワ〜〜イ、グリーラというお母さん。何が怖いかといえば、人間の子供が好物で、悪い子は捕まえて食べてしまいます。なので、どの子も一年間いい子だと、グリーラは食べ物がなくて餓死するとか。それでも翌年には必ず復活します。ちなみにグリーラは最初の夫を食べ、二番目の夫はどうなったかわからず、現在は三番目の夫と同居中。 このグリーラ母さんはクリスマス・キャットと呼ばれる猫を飼っていて、この猫がまたまた怖い。クリスマスに新しい衣類(洋服でも手袋でも)を貰えなかった子供を食べてしまうという、恐ろしい猫です。 クリスマスは楽しいものなのに、子供を食べるなんて、なんとひどい物語!と思うかもしれません。これは子供が重要な労働力として、羊毛で服を作る際に欠かせない作業を担っていた時代の名残で、よく言えば”手段”、悪くいえば”脅し”だったようです。羊毛は刈り取ることに始まり、それを選別し、洗い、紡ぎ、という作業が幾重にも必用なため、子供達がさぼって暖かく新しい服がないと困ったからでした。 しかしこの脅しがあまりにもエスカレートし、13人のサンタを含めて、あれやこれやの怖い存在が、こぞって子供を食べるようになったため、みかねた政府は1746年にそのような脅しをしてはいけない、というお達しを出したそうです。 アイスランドは異教徒の国だったので、物語の原点はキリスト教徒は関係のないところから出ているようです。しかし国家がキリスト教に改宗し、この物語もどことなくキリスト教とつながりを持つようになっていきました。 私が大好きなアイスランドのクリスマス・アルバ『Hvit er borg og baer』に「Grylukvaedi」という歌があり、歌唱はビョークが敬愛するメガス。メガスという男性シンガー・ソングライターはダミ声で、怖いグリーラのイメージとぴったりで、この曲を聴く度に何となく微笑んでしまいます。このアルバムには他にも、1986年にミス・ユニバースに輝いた美女や、ビョーク自身がヴォーカルをとったクリスマス・ソングも入っているので、ご興味ある方はこちらをご覧ください。 (小倉悠加) *どうぞICELANDiaの母体、アリヨス・エンタテイメントのサイトにもお立ち寄りください。 
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| 13人のサンタ、お墓も電飾 |
13人のクリスマス・ピープル
サンタクロースなのか、妖精なのか? アイスランドは独自の宗教を持っていましたが、外国からの圧力により国をあげて福音ルーテル派というキリスト教に改宗しています。それでも土着の宗教を排除することはなく、元々アイスランドで信仰されてきた宗教は異教として扱われるようになり、その異教を唱える人が異教徒(=pagen)として扱われるようになりました。と、ここまで書けば、ビョーク・ファンはお分かりですね。彼女が書いてヒットさせた「ペイガンポエトリー Pagen Poetry」のPagenとは、このことなのです。 ある日を境に国の宗教が一変してしまうという世界的にも珍しいことが起こったせいか、またはアイスランドに古くから伝わる(居住している?)”隠れてる人々(Hidden people)”の言い伝えの影響もあるのか、アイスランドにはクリスマス・ピープル(Christmas People/ The Yuletide Lads)が13人います。この隠れてる人々が妖精なのか単に隠れている人なのかよく私にはわかりませんし、クリスマス・ピープルが果たしてサンタなのか隠れている人々系なのかもわかりませんが(詳しい方、ぜひ教えてください!)、とにかくアイスランドには13人のクリスマス・ピープルが存在します。 13日間、毎日もらえるプレゼント それで、このクリスマス・ピープルなる人々は一日にひとりずつ山から降りてきて、子供達にプレゼントをくれます。プレゼントをくれる、というところはサンタですね。プレゼントといっても毎日プレステが貰えるわけではなく、例えばキャンディ一箱、みかん一個、小さなオモチャ1個、という程度のものだそうです。で、必ず窓から戸外に靴をつるしておかなければいけません。クリスマス・ピープルは靴の中にプレゼントを入れてくれます。 山から降り始めるのが12月12日からで、最後のひとりが降りてくるのがクリスマス・イブ。25日のクリスマス・デイから再びひとりずつ山に戻り始め、最後のひとりが街から居なくなるのが1月6日。新年も開けて数日経ち、街が落ち着いた頃にあちこちから花火がパンパンと打ち上げられたので何かと思ったら、最後のクリスマス・ピープルが山へ帰った日だったということでした。
鍋もなめる個性豊かな13人 13人にはひとりひとり名前があり、そのどれもが個性的。ドアを叩く人、つえを持つ人、ろうそくの人などはまだいいのですが、臭いをかぐ人、肉を盗む人、ソーセージを盗む人、のぞき見する人、鍋をなめる人など、本当にそんな人がきちゃったら困るよね、というような名前が付いている人も多く、どーなんでしょーか。
街もお墓もクリスマスは26日間 13人が山と街を往復する26日間がアイスランドのクリスマス。ということは、(日本人の感覚で言う)元旦もまだクリスマス中なわけで、当然街にはクリスマスの電飾がをのまま残っています。アイスランドへ行ってびっくりしたのは、なんと墓地まで電飾がされていたこと!!マジです。墓地の慰霊碑の周囲にピカピカと輝くクリスマスの光。おいおい、そこまでやるか?と突っ込みたくもなりますが、クリスマス・イブの昼間に墓地を訪れ、花を手向けたり、周囲にろうそくを置いたりするのが慣わしだそうです。好奇心で墓地を写真に納めるのは不謹慎かと写真を撮ってきませんでしたが、今思えば撮っておけばよかったぁ。墓地がすべて電飾されているわけではありませんが、ろうそくや花は理解しても、電飾に関しては最後まで違和感を感じずにいられませんでした。って、墓地に電気のソケットがあるってことですよね?!
24日の夜に開けちゃうプレゼント! それでもって、クリスマス・プレゼントはどうやらクリスマス・イブの夜中に配達されるのではないらしく、アイスランドでは夕方6時の教会の鐘を合図に各家庭一斉にクリスマス・ディナーを楽しみ、その後にみんなでプレゼントを開けます。 そしたら「赤鼻のトナカイ」はどうアイスランドでは変わるのでしょうね。少なくとも英語の歌詞は”Then one foggy Christmas Eve, Santa came to say. Rudolf, with your nose so bright. Won't you guide my sleigh tonight?(そしてある霧がかったクリスマス・イブに、サンタは言いました。ルドルフ、お前の明るいその鼻で、今宵私のソリを先導してくれないかい?)”となっています。日本では”クリスマスの日”と歌われています。所変われば・・・・ということですね。
他の欧米諸国とは少し違うアイスランドのクリスマス。こんな雑学で盛り上がる時のBGMにはぜひギターイスランシオをどうぞ。ここでたっぷりと試聴してください!
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