アイスランド経済崩壊の刑事責任追及開始、学者からの火山噴火関係情報 |
火山噴火パニックが納まり、なんだかフ~っとして更新をかなりサボってしまった ICELANDiaです。申し訳ありません! その間、GWで少しお休みさせていただいたり、ツイッターにはまったり(これが結構面白い!)、今年のアイスランド・エアウエイブス・ツアーの詰めをしたり(自作ですがサイトも制作中!)、ということをしていました。 アイスランドの火山噴火は落ち着いてはいますが、まだ時々火山灰を吹くようで、アイスランド国内及びヨーロッパの空港が閉鎖される場合があります。 これらの情報は該当空港や各航空会社がサイトやツイッターでマメにアナウンスしていますので、ヨーロッパ方面にお出かけの際は、必ず該当地域の空港や航空会社の情報を事前にチェックすることを強くお勧めします。 火山以外の最近の大きなニュースは、2008年の経済崩壊時に関する刑事責任の追及が始まったことでしょうか。元カウプシング銀行の経営陣の数名が留置されました。 これは決して明るいニュースではありませんが、責任の所在を特定し、誰のいかなる行動でこのような結果となったのかを探る前向きな行為としてとらえられているようです。 アイスランドの経済状況は、思ったよりも悪くないとはいえ、それでも厳しいことには変わりなく、貧困層が人口の約1割に達していると言われ、政府の縮小(省庁の合併、予算カット等々)も具体化に向けて動いています。 ◆火山灰でなぜ飛行機が飛べないのか◆ ーーーということにご興味ある方は、地質学者の島村英紀先生がご自身のサイトで、期間限定で文章を公開なさっているので、ぜひお目通しください。 火山が噴火したあとで http://shima3.fc2web.com/201004hunkanoato.htm また、島村先生から以下のような情報をいただきましたので、みなさまにもお伝えしますね。メールをそのままコピペします。 -------------- 私が共同研究していたアイスランド気象庁の人から、火山から出る衝撃波と、火山雷の映像と画像が来ています。(私の『地震と火山の島国--極北アイスランドで考えたこと』に書いたように)アイスランド気象庁は全部で30人くらいしかいない、ごく小さな組織ですが、世界中のメディアから問い合わせが殺到して閉口している、と書いてありました。 http://http.ruv.straumar.is/static.ruv.is/vefur/20042010_myndir_omar.wmv が衝撃波。私も初めて見ました。わきあがってくる黒いものが衝撃波です。アイスランドの研究者も初めて見たらしいです。噴火から衝撃波が出ることは一部では知られていましたが、このように可視化されたのは初めてかも知れません。 http://www.ljosmyndakeppni.is/viewtopic.php?t=54761 http://www.ljosmyndakeppni.is/viewtopic.php?t=54769 ----------------- 島村先生、情報を有り難う御座いました。また何かありましたら、どうぞよろしくお願いします。 次回はたぶん、今年のアイスランド・エアウエイブス・ツアー関係のニュースをお届けできると思います。ぜひご期待ください。私も楽しみ!! (小倉悠加 / Yuka Ogura) シバノ・ジョシア、アイスランド写真展「春にして君を想う」 ビョークとお揃い!サインポストが人気!! アイスランドで大人気!プレゼントに最適! |
by icelandia
| 2010-05-10 23:36
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