アイスランドの火山グリムスヴォトン、噴火は急速に威力低下、火山灰はヨーロッパへ |
アイスランドの火山が噴火して、去年はヨーロッパ中の航空便を止めてしまいました。5月21日に噴火した火山も、去年と同じように氷河の下に隠れている火山で、その名はグリムスヴォトン。去年は舌を噛みそうな名前でエイヤフャットラヨークトルでしたが、今回のグリムスヴォトンは誰も問題なさそうですね。今回は、アイスランド最大のヴァトナヨークトル(ヴァトナ氷河)にある火山です。 ちなみにこの火山は1983年から5回噴火をしています。最も最近の噴火が2004年。噴火は非日常とはいえ、地震や津波のように、常に警戒は必要な火山なのですね。 5月21日に噴火し、アイスランド国内の空港がまず閉鎖され、風向きの変化もあって23日午後には空港再開。その後、火山の噴火は急速に下降し、20キロまで吹き上がったという火山灰も現在は3-5キロとなり、最も心配した氷河からの洪水も起こらず、まだ分からないとはいえ、この程度で治まってくれれば、という感じ。 アイスランド現地時間24日の朝の時点で、毎秒100トンの火山灰や溶岩、ガスを排出。その前日は10倍の毎秒千トンだったそう。もっと前の日曜日は毎秒1万から2万トン! 噴火当初の金曜日、北風が吹いていたため、ヨーロッパにも灰は飛ばなかったし、首都のレイキャヴィクも晴天でした。が、翌日の土曜日には風向きが変わり、レイキャヴィクの街もうっすらと灰に包まれたとのこと。現在はほとんど影響がないようです。 まずはグリーンランドとアイスランドの上空が閉鎖され、このエリアは23日午後には閉鎖が解除されましたが、日本時間24日23時現在で、火山灰がスコットランドと北アイルランドを覆った関係で、252便が欠航。 風向き次第では、この週末にスペインやフランスへ火山灰が到達する可能性もあるため、旅行者は航空便の運航にご注意を。 アイスランドの火山噴火を受け、オバマ大統領がアイルランド訪問を前倒しにしたのは、正解だったようです。 毎年アイスランドの火山がお騒がせしますが、去年の教訓もあり、ヨーロッパに火山灰が到達するまでの時間が今年の方が少し長いので、旅行の日程変更も少しは楽かな、と。ホント、ご迷惑をおかけして申し訳ありません・・・・。 *** アイスランド・エアウエイブス・ツアー(既に催行が決定しています^^)の次回の説明会は5月27日(金)です。席に余裕がありますので、よろしければ是非。 2011年アイスランド・エアウエイブス・ツアー旅行説明会予定 日時:5月27日(金) 19:00~20:00 (小倉悠加/ Yuka Ogura) 音楽で楽しみ、心に潤いを与えませんか?↓ 2011年もアイスランド・エアウエイブス・ツアー!↓ |
by icelandia
| 2011-05-24 23:46
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