ゆるゆらアイスランド:お茶シリーズ?ベテラン、イッギルやインガ&シンドリの自宅でおしゃべり |
どうやらこれから数回のICELANDiaブログは、アイスランドゆるゆるお茶レポートのような感じになりそうです。 「ゆるゆるアイスランド」と書いたつもりが、「ゆるゆら」になっていたので、それでもいいかと思い、今回もそのようにしました。 アイスランドの音楽業界の重鎮であり、70年代からず〜〜っと人気ナンバーワンのグループ、スツーヅメンのリード・ヴォーカリストであるイギルと、何かプロジェクトをやろうということで打ち合わせ。彼の家は驚くほどの街中にあり、ものすご〜く素敵なお家。 「コーヒー?それとも紅茶?」と言われたので、「ハーブティーがあれば最高」と答えたところ、家の中にハーブがあり、それをもぎって「これ好き?」と。香りをクンクンしてみると、それはローズマリーでした。「このハーブティーが大好きなんだよね」と、フレッシュハーブのお茶をいただきました。 カリスマチックな彼は、とても素敵な歌声で、ロック、ポップ、プログレ、賛美歌、クラシック、な〜〜んでもこなします。歌手であり、俳優でもあり、とても幅広い活躍をしています。 それで、このプロジェクトに関しては、日本サイドは公募でしょうかねぇ。アイスランドの伝統曲を美しく歌える女性が希望なんです。ポップ調ではなく、どちらかというとクラシック寄りの美しさを持つ女性歌手で、ベテランの彼に見合うような人にお願いしたいのに、予算無し。あぁ、うぅぅぅ・・・。 イギルとは10年ほど前に一度会い、去年のちょうど今頃、モーゼズ・ハイタワーに会いに行ったところ、いっしょにやっていたのが彼でした。そして半年前(前回アイスランドに来た時)、テーブル席がなく、カウンターに通され、その横に座っていたのが彼でした。ちなみに背後のテーブルにいたのがビョーク。 その時にいろいろな話をして、「何かプロジェクトやったら面白いかもね〜」ということに。その続きの打ち合わせを半年後にしたという感じでした。 そして別の日のお茶は、「残響のテロル」のサウンドトラックのアルバム・カヴァーをデザインしてくれたインガと(彼女はシガーロスの『ヴァルタリ』もやっていましたね)、音楽アーティストのSIn Fangとして知られるシンドリの自宅。 半年前に引っ越したという可愛らしい家のドアを開けると、ものすごくいい匂い。何のケーキかと思ったら、シナモンロール!「うわぁ、特別に焼いてくれたの?」と尋ねると、「娘が好きだからしょっちゅう焼いてるの。すごく簡単よ!」と。 焼きたてのせいか、外はカリっとしていて、中はモチモチ。甘さの加減もちょうどよく、アイスランド特有のミルクっぽい感じがあって、うまうまぁ〜〜。手ぶらで行くのもと思ってアップルパイを買って行ったんだけど、完璧に霞んでました。 あれこれの打ち合わせついでとはいえ、インガとインドリの自宅で、焼きたてのお菓子でお茶はなかなか楽しかった。で、一連の打ち合わせをするうちに、「犬の本」の話題が出てきて、なんのこっちゃ分からなかったら、ヨンシー、インガ、シンドリ、アレックス、それから誰かもう一人の5人で作った犬の絵の本があり、「え〜〜、なにそれ、なぜ私が知らないの??」状態。なんでも出版しようと思っていて、関わった本人だけ(=つまりは5冊のみ)特別に製本して、それで放置になってしまった、と。もったいなぁ〜い。 例えば、こんな素敵なイラスト満載なんです。これはヨンシーのタッチですよね。 こちらはアレックスの絵 これはシンドリで インガの絵。 こういう絵が満載なんです。もうヨダレじゅるじゅる状態(笑)。見せてもらっただけで幸せ。 (小倉悠加/ Yuka Ogura) 知られざる魅惑のアイスランド音楽満載ショップ!↓ |
by ICELANDia
| 2014-11-02 04:40
| アイスランドってどんな国?
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