朝日新聞アルバム紹介:おおらかな叙情のアイスランド・ジャズ |
いつもICELANDiaブログをお読みいただき、有り難う御座います。 快挙です!本日(7月29日)朝日新聞夕刊の『今月の10枚』というアルバム評に、シグルズール・フロサソン・アイスランド・スーパー・ジャズ・カルテットの『ヘディング・ホーム』が見事選出されています!! 国内で1ヶ月にリリースされる新譜が約500枚と言われる中、全国紙の『今月の10枚』に選出されたのは、すごーく栄誉です。北欧もアイスランドとなると、「ジャズといってもどんなもんか?」という疑問もあるかと思います。なにせアイスランドなのでアメリカのジャズとは自ずと違いますが、シグルズールにインタビューをしたある記者は、北欧人であるからこそ音楽に偏見を持ち込まず間口が広いということを言っていました。 朝日のアルバム評では、「おおらかな叙情とスイング感が快く、フロサソンの吹くアルトサックスの魅力も大きい」とされています。メロディがしっかりしていて、奇をてらわず、真正面から正統的にぶつかり、そこに個性を入れて、とても入りやすく聴きやすく親しみやすいジャズが出来あがった感じです。 元来ポップス・ファンである私が心底楽しんで聴ける作品なので、幅広い年齢層の音楽ファン一般に大いにお勧めしたいです。前述の記者の言葉を借りれば、間口の広いジャズなので、ジャズを敬遠しがちな方にこそ聴いて頂きたい作品です。そういう点で、「おおらか」というのは非常に的を得た表現をしていただき、ありがたい限りです。 流通はユニバーサル・ミュージックを経由しているので、全国のショップで入手可能です(店頭にない場合は、お取り寄せください)。私の会社であるアリヨス・エンタテイメントからの直販もしていますので、それをご利用いただくこともできます(送料無料)。ぜひぜひ、多くの方々に聴いていただき、今まで知らなかったジャズの素晴らしさをご堪能ください!(小倉悠加) |
by icelandia
| 2005-07-29 20:32
| Jazz
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