| ヨーロッパ最大級の滝、デティフォスはどちら側から見るのがいいのか? |
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アイスランド北部にデティフォスという大瀑布がある。ヨーロッパ最大級、2番目の水量を誇る。ちなみにヨーロッパ最大の水量をたたえる滝はスイスのライン滝だという。 デティフォスは氷河の川からの水なので、青く澄んでいる訳ではない。それでも、迫力は抜群でいろいろな滝をアイスランドで見てきたけれど、圧倒的な力強さを感じる滝だ。 この滝は川を隔てて東側と西側の両側から見ることができる。舗装道を使って一番手軽に、そして滝を正面から見ることができるのが西側からになる。こちらが西側からの眺め(2021年撮影) ![]() 便利はいいけれど、結構歩く距離が長いのがこの西側からの眺めだ。写真はあまりにも虹がきれいで、滝の感じがわかりにくいかもしれない。 次に東側からの眺めだ。天気があまりよくなかったので、どんよりしているが、こちらの方が迫力抜群だ。 ![]() それに、かなり滝が落ちる近くまで近づくことができる。向かい側の岩の上に小さく見えるのが、西側から見ている人々だ。 ![]() どちらも一見する価値ありの側ではあるけれど、私はセルフォスも見られるので東側の方が好きだ。セルフォスは滝の名前であり、レイキャビクから1時間ほどしたところにある地方の街の名前でもあるので、アイスランドを少し知る人は混同しないよう。 ![]() こんな風に、滝が長々と連なっているのがセルフォスだ。デティフォスからハイキングコースがあり、1キロ程度の距離を歩けばこれを見ることができる。 今年はあいにく途中で天候が悪くなり、雨に祟られたけれど、行ってよかったというのが感想。 ![]() 西東と簡単に書いたけれど、川に橋がかかっている訳ではないため、道路をぐる〜〜りと迂回しなければない。車での走行距離は60キロ以上になる。両方を見たければ1時間車で走らないと駐車場に届かないことになる。特に東側の道路は未舗装道路なので、冬はオープンしているのか少し疑問だったりする地域でもある。地図は以下の通り。 レンタカーで行かないと無理かと思うけれど、行ったら道中も含めて、アイスランドの自然の醍醐味を味わえることだろう。秋冬ではなく、絶対的に夏をお勧めする。あなどるとすぐに雪が降る地域なので、くれぐれも旅行のスケジュールを考えてくださいね!(小倉悠加 / Yuka Ogura) ![]() アイスランドの日常をお届けする小倉悠加のSNS Twitter |
by ICELANDia
| 2025-08-14 03:24
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