平和の柱をアイスランドへ:小野ヨーコさんが寄贈 |
さすが、小野ヨーコさんは目のつけどころがいい!彼女もアイスランドが大好きだそうで、きっかけは14年前にレイキャヴィークで個展をひらいた時のこと。個展はキャルヴァル美術館(Kjarvalsstadir)で行われ、ここはアイスランドへ行くたびに私が毎回足を運ぶ大好きな美術館でもあります。 ヨーコさんは今月下旬にアイスランドを訪れる予定で、その際にはレイキャヴィーク市で行われるウインター・フェスティバルに参加。平和の柱についてのディスカッションを行い、その際レイキャヴィーク市にアートのコラム(column=柱)を寄贈します。 どのような柱かは見てのお楽しみですが、長さが10-15メートルあるもので、世界中の人々からの平和への希望が詰まっているそうです。光に照らされるその巨大なガラスのコラムには二編の詩が刻まれ、そのひとつはヨーコさんが書いた「A dread you dream together is reality」、もうひとつはジョン・レノンの「イマジン」からの歌詞で「Imagine all the people, living life in peace」。前者は直訳すれば「皆が夢見る(思いつく)恐怖は現実」で、戦争や災害のことを指しているのでしょうか。 ジョンの方は有名な「みんなが平和に暮らしているのを想像してごらん」というくだりです。アメリカ大陸とヨーロッパ大陸の間の北端に平和の柱を置きたいということです(拍手!)。 ということは、今年の春以降にアイスランドを訪れる人はこのコラムを見ることができる、と。設置場所はどこなんだろう?レイキャヴィークに名所がひとつ増えることは確実ですね。見に行くのがとても楽しみ!(小倉悠加) *どうぞICELANDiaのショップにお立ち寄りください。 *ICELANDiaの母体、アリヨス・エンタテイメントのサイトはこちらです。 ![]() ![]() |
by icelandia
| 2006-02-05 00:02
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