総天然色テンコ盛りの『スカンジナビアン・スタイル』アイスランド特集! |
どーも長々とご無沙汰しました!家族と共に沖縄で約3週間を過ごすという前代未聞のノンビリ夏休み。まだ頭がボ〜っとしています。が、首都圏の物事はあまりにも過酷で、人間らしい何かに欠け、精神的にパンクする傾向にあるため、何はともあれリセットする時間が持ててよかったと思っています。 以前から好きだった沖縄ですが、今回はものすごくハマりました。でもまぁ、ここは沖縄ブログでもないので、アイスランドの話に移りましょう。 私が南国で夏休みをしていた間、アイスランド特集が組まれた雑誌『スカンジナビアン・スタイル』が発売されました。パフィンの表紙が愛らしく、オレンジのシンボルカラーが楽しい雰囲気を盛り立てています。 『スカンジナビアン・スタイル』は総カラーの素敵な雑誌で、いつかアイスランド特集をしてくれないかなぁと思っていたので、今回はとてもうれしい!以下は私の勝手な感想文です。 ---------- ちょっとドキドキしながら特集の最初のページを開くと、ウッヒャァ〜という写真。何がウッヒャァ〜かと言えば、だってこんな素敵な写真、どうやって撮影したの?その場にいた取材スタッフはさぞや感激したことでしょう。滝なのか、間欠泉なのか、何かの拍子に水が噴き出してしまったのか・・・見たこともない光景が見開きで広がります。 次のページからはレイキャヴィークの街ガイド。写真もきれいだし地図も付いていて、切り取ってそのまま便利に使えることでしょう。ただ、美術館の扱いや選択に関しては個人的にはちょっと違うかなぁ、と。私にとって、中味が濃いと思われる美術館やギャラリーが紹介されていなくて残念。もっとも時間の限られた取材ではそこまで丁寧に見ている時間もなかったかとは思いますが。 レストランやカフェは個人的にも妥当な選択。紹介されていない以外にも、素敵なカフェやレストランはいくつかあるし、裏通りにアーティストが集うカフェがあったりと、地元の人に尋ねれば、あなただけのお気に入りカフェを見つけることができるかもしれません。 レイキャヴィークのカフェでひとつ特徴的だなぁと私が思っているのは、カフェ・フードのクオリティ。本格的なレストランではないカフェの軽食とはいえ、そこで使われている素材は本当に新鮮で、特に魚介類はびっくりするほどのお味。日本人としては、そこまで新鮮なものはクリームソースにからめず、サラっと塩焼きにしてほしいけれど、お国柄なので仕方ありません。レストランでの食事があまりにも高いと感じる時は、ちょっと本格的な”臭い”のするメニューを出しているカフェなら、割とおいしいものが出てきます。 首都の特集が終わると次は郊外へ。レイキャヴィークから出ているツアーの中で、最も人気が高いのがゴールデン・サークル・ツアーといわれるものです。こういったツアーは数社が通年で出していて、インターネット経由でも、また現地でブッキング可能(ただし英語サイトになります)。ガイド付きで、言語は夏のハイ・シーズンは英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語など、各言語に対応しているようですが、オフ・シーズンは英語程度でしょうか。私も一度ツアーに乗ったことがあり、アイスランドの地熱発電の話から、その歴史に及ぶまで、幅広く楽しく説明してくださり、とても参考になりました。シングヴェトリルは、地理学的な重要度もさることながら、議会政治発祥の地であり、アイスランド国民の心の聖地ですから、圧巻とも言える大自然と共に、アイスランドという国家のルーツに触れることもできます。アイスランドを訪れるなら、一度は必ず参加するべきツアーです。 それにしてもゲイシール(間欠泉)のホテルのビュッフェ・ランチの美味しそうなこと!私は宿泊していたゲストハウスから作っていったチーズだけのサンドイッチをかじったものでした。だってこのビュッフェ、4500円するんですよぉ(通貨レートで変動しますが)。トホホなことに私には「お手頃」な価格ではありませんでした。次回リベンジします! レイキャヴィーク郊外は、もちろん巨大温泉のブルーラグーン!定番ですね。あと、アルバイルという民族博物館(?)も郊外にあり、あそこは実際に昔の住宅をその場所に移して、昔の暮らしぶりがわかるように展示してあるので、行けばかなり面白いので、お時間のある方はどうぞ足を伸ばしてくださいね。 この他にも南部、北部、西部アイスランドがそれぞれ見開きできれいに紹介されています。私はレイキャヴィークの都市部専門で、あまり郊外へは出たことがありません。5回もアイスランドへ行き、通算2-3ヶ月をアイスランドで過ごしている割にはレイキャヴィーク外で過ごしたのはたった2回だけ。郊外を回るには時間も予算も必用なので、そのような機会ができるまで大切にとっておいているのです。 アイスランドのいいところは、首都から離れた奥地まで出向かなくても、手軽に大自然に触れることができること。なので、入門編であれば、レイキャヴィークとその郊外で充分かと思います。でもでも、例えばイサフィヨルズの海岸線が絶景であるとか、その他いろいろなことは耳にしているので、とにかく機会があれば是非そのような場所もゆっくり見たい!見るぞ!行くぞ!と心に秘めています。 ・・・・おっと、特集を見ていたら、思わずアイスランドへ行きたくなり、感想文なのか、自分の”行きたい”文なのか分からなくなってしまいました。 どちらにしても、美しい風景のカラー写真満載の、とても見応え(読み応え)ある特集です。ぜひみなさんお手にとってくださいね。 (小倉悠加) アイスランドの音楽SHOP、あなただけのレアな音楽体験を↓ |
by icelandia
| 2006-08-12 15:49
| アイスランドってどんな国?
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