| 光の祭典:アイスランドのメリー・クリスマス! |
![]() アイスランドの文化にご興味を持っていただき、有り難う御座います。今回はサンタの紹介を随分とサボってしまいました。一挙に今日まで紹介します。 それから、22日までさかのぼりますが、アイスランドでは伝統的にリーフブレッド(パイ生地にきれいな葉模様をつけたもの)を作ります。その作り方はQuickTimeのスライドでこちらで見ることができます。ちなみにバックの音楽は私が大好きなこれです。 アイスランドの13人のクリスマス・ピープル(サンタ) 12月18日:アイスランドのドア閉めサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3245634 12月19日:スキール大好きサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3250019 12月20日:ソーセージ大好きサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3255559 12月21日:窓のぞきサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3260775 12月22日:ドアの臭いかぎサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3265788 12月23日肉盗みサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3274679 12月24日:ろうそくサンタ http://icelandia1.exblog.jp/3274742 ![]() アイスランド語でメリークリスマスは「Gledileg Jol」です。「gledileg」がhappyにあたり、「jol(ヨゥル)」がクリスマス。「jol」はljos(リョゥス=光)が語源であるといわれていて、ICELANDiaの母体であるアリヨス(alljos)も、al+ljosで全部光という意味です。 アイスランドは元々は異教徒で、外部の圧力によりキリスト教に改宗しているため、クリスマスではあるけれど、クリスマスの言葉の中にキリストが入っていません。12月22日は冬至で、アイスランドでは一年で最も闇が長い日でした。日照時間は4時間程度でしょうか。 そのような時期に光はとても大切です。付け加えれば、この13人のサンタというのも「Jolasveinarnir」と書き、光の人々ということになります。13人の光の人々が冬至を前後して山から一人ずつ降りてきて、そしてまた一人ずつ帰っていく。そういう光のお祭りをしていくうちに、アイスランドは最高に暗い時期を迎え、サンタが全員山へ帰った頃には、少しずつまた日照が伸びていきます。 キャンドルで街を満たす光の祭典がアイスランドのクリスマスです。教会へは行きますが、前述の通り元々は異教徒の国家であったため、キリスト教色は他の欧米各国に比べるとそれほど強くありません。この時期、アイスランドへ行くと、民家はそれぞれ工夫を凝らして光で窓辺を飾り、墓地まで電飾がほどこされているのです!!(小倉悠加) ![]() アイスランドの音楽が200種類以上!↓バナーをクリック!
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by icelandia
| 2006-12-24 19:41
| アイスランドってどんな国?
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