execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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水素プリウスにミュージシャン大集合! ソトコト、アイスランド取材裏話:取材4日目
 引きつづき『ソトコト』取材話です。もうドンドン書かないと書店に置いてあるのが次号になっちゃいますから、毎日更新です!(笑)。取材4日目は雲があるものの晴天のドライブ日より。

 昨日書き忘れましたが、取材班は車を借りていまして、前日まではプリウスだったのです。で、この日はなんと、水素プリウス!!・・・と、ビックリマーク付きで書きましたが、「メカわかんな〜い」私はその重要性がイマイチよく心から理解できないのですが、オモチャの自動車(つまりは遊園地の電気自動車)みたいな音がキュイーンとして、画面になんだかエンジンが燃えている画像か何かが出てきて、それが近未来っぽくて、面白かったです。うん、なんか好きだった。

 ガソリン車とは決定的に違っていて、静かで乗り心地もよく、好きでした。エンジンが暖まるまであまり加速しないので、当初男性陣は物足りなかったというか戸惑っていたようでしたが、ダンプカーと乗用車の違い程度しかわからない私は、自動車は走ればいいので、加速が物足りなかろうと、キチンと走ればいいのです。ハイ。

  それでもやはりエンジンが暖まってくると、キチンと80-90キロくらいヒューンという音と共に加速して、とっても可愛い。キュイーンという音にがんばっている感があり、いい感じでした。水素プリウス君。
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 ということで、水素プリウスをレンタルした取材班は、ミスター水素と勝手にニックネームしちゃったソールステイン教授のインタビュー前に、なんとかその水素プリ君を素敵に撮りたくてあちこちへ。かなり工夫して撮影したのですが、結局、この後行った場所の方が抜群によくて、川辺での苦労はご破算に。
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 この川辺にいた時、天気がいいせいか、みなさん犬の散歩に来るのですが、車で犬を散歩させている人がいて、「全然エコじゃないじゃん!」という突っ込みの言葉が我々から放たれました。というか、車を使って犬の散歩をしているのって、生まれて初めて見たわぁ。それもエコ大国のはずのアイスランドで!!

 それで、ミスター水素ことソールステイン教授が指定してきたのは、レイキャヴィク市で一番最初に出来た水力発電所の近く。ここは有名なサーモン・リバー(=釣り場)でもあるそうです。レイキャヴィク市内とは思えないほど自然に恵まれた場所です。
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 風が強いのでインタビューに苦労しましたが、とても暖かく対応してくださいました。インタビュー内容は本誌でどうぞ。本誌記事は大まかに、エネルギー系は指出編集者(副編集長)、自然系は阿部カメラマン、文化系は私の担当で原稿を振り分けて書いています。

 その後、このプリウス君の水素を満タンにして、少し遠出したかったのですが、なぜか(この国唯一の)水素スタンドの真ん前に別の水素車が駐車してあり給油給水素できなかったため、ま、まだ水素は補給しなくても大丈夫だろうということで地熱発電所へ。レンタカー屋のお兄さんによれば、満タンならば180キロ程度走れるそうです。

 あ〜、やっぱり郊外はいいわぁ。ちょっと走ればこの景色だもん。それも春から夏へのちょうど季節の境目で、雪と雪が溶けた部分の、このブチまだらがやけにキレイ。
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  カメラマンの阿部さんが撮影していたアングルを真似して ICELANDiaもプリウス君を撮ってみました。現場ではないと分からないと思いますが、本当にすごく美しい景色で、はぁ〜ここに座ってお弁当食べて一日中ボケっとしていたい!という場所でした。既に車内でサンドイッチを食べてしまったのが残念。
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 もう少し奥まで進み、駐車場から歩いて道から逸れて、フカフカの苔を踏みながら更に進むと、こうして地熱発電所が一望できる場所に出ます。今回の取材では、阿部さんの赤い手袋姿がトレードマークになっていました。強風が一番辛いので、私が持ってきた指先抜きの赤い手袋が大活躍でした。
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地熱発電所の全景です。
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 発電所の近くまで再度行きましたが、取材2日目に内部見学はしているので、サラっと見て写真を撮っておしまい。

 そして向かったのが、シングヴァトン湖。これがも〜〜、涙ものの場所でした。というのは、以前の道中に書いたブログにも載せましたね。
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 このような写真では何のこっちゃわからないかもしれませんが、湖に張っていたと思われる氷がくだけて、しゃりしゃりと音を立てながら揺れているのです。ここは風もなく、ピリリとした空気と、ただひたすらシャリシャリ、シャラシャラという音がするだけ。目の前は、湖と遠くに見える山だけ。日本なら、数万人の観光客が居てもおかしくないような絶景なのに、いるのは取材班3名のみ。うわぁ〜〜。
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 少し場所を移動すると、こんな風に氷が丸くなっている感じ。とっても不思議。それでもって、これは一枚の氷が割れたということではなく、こんな風にホタテの貝柱のような氷柱の固まりなのです。 
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写真を見ているだけで気持ちよすぎ〜〜!!この場所は、取材2日目にも通っていて、その時、もっとパリパリの氷が重なっている感じてとてもキレイだったことを全員が印象深く覚えていて、あの時はツアーバスだったので「止めて!」とも言えなかったため、ここに舞い戻ってきたのでした。

 こんな風景に出逢えるのはこの時期だけ。一期一会だったことでしょう。あの氷のシャラシャラという音と、神聖という言葉に近いような空気感は、ずっと私の心のどこかにとどまっていることでしょう。本当に素晴らしい景色でした。自分のカメラでは抑えきれないし、とにかく心にとどめてくのが精一杯でした。みなさんにも本当はもっと分けてあげたい景色でした。

 これが温水のパイプライン。地熱発電所で発生する不要な湯はこうしてレイキャヴィク市へ送られて、温水暖房等々に利用されるのです。
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ここでひとつお伝えしたいことは、確かにレイキャヴィクの温水は天然水です。そして硫黄臭いのも確かなことです。が、温水が硫黄臭いのは天然だからではなく、わざと硫黄を入れているからなのです。これは温水を流すとパイプにミネラル分(だと思った)が付着するため、それを防ぐため(中和するため)に硫黄を入れている、と。なので、温泉だから硫黄臭いというのは、実は間違った知識であることを、私は今回3軒の地熱発電所を内部見学し、その度に聞かされました。

 ここが水素ステーション。給水素するためにはお作法があり、その方法は『ソトコト』本誌でぜひお読みください。なかなか面白かったですよ。初めての体験だし。
 
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 水素ステーションの水素タンクが置いてある内部の入り口のところに貼ってある、「やっちゃダメ」の標識。ヘルメットにゴム長はオッケーってことですね。
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 中はこんな感じ。サクから手を入れて内部を撮影しました。
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 アイスランド人の担当者によれば、シェルの水素ステーションを作る際、アメリカ側から「屋根がなくオープンでは、テロリストが襲ってきたらどうするのか」とか、「ミサイルを撃ち込まれたらどうするんだ」とか、まったくぅという意見が出たそうです。アイスランド側は「ガソリンスタンドは100年近くここにあり、一度も襲われたことがない。ガソリンスタンドの方が数も多く襲いやすいと思うが、アイスランドでは一度も過去襲われたことがない。今後も絶対に襲われないとは断言できないが、水素ステーションも心配するに必用なし!」と応酬したそうです。で、この水素ステーションに屋根はありません。

 給水素する時にお客さまが入る部分に屋根はあっても悪くないと思うけど、それはテロ対策じゃなくて、顧客サービスってことです。
 
 シェルで給水素した後、さてどこへ行こうかと思うと、ハタとここらへんに確かアルビャイルがあったはず、ということを思い出しました。アルビャイルは昔の家が保存されている民族博物館です。我々が行ったのは閉館間近か閉館しちゃったかの時間でしたが、外観だけなのでササっと見て写真をとって出てきました。
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 帰り道なので、日ソ冷戦終結のレーガン・ゴルバチョフのレイキャヴィク会談に使われたホフディ・ハウスの外観を少し見学。
 
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 名物のホットドック(別名クリントン・ホットドック)を食べて夕食とし、ホテルに一旦帰りました。
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なぜホテルに帰ったかといえば、車を置きたかったから。でもって、その時に運良く、ギター・イスランシオのマネージャーが私にCDを届けにきていたので、カメラ機材も多いため、彼の車で次の現場まで乗せてもらう。でもこの車は、前に2名乗れるだけで後は荷台。段ボールを被って隠れて後の荷台に載せてもらいました。・・・って、こういうこと書いていいんだろうか。

 市内のとあるリハーサル・スタジオにアーティストに集まってもらい、できれば座談会にしたかったけれど、こんなに大人数では無理。ワン・グループ、ワン・コメントをもらうのが実際は精一杯。あまりにも人数が多すぎて、実はどうしていいかわかんなくてパニックってました。ミュージシャン大集合の撮影風景です。
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 上記のようにフォトセッションが始まるとメイン・ストリートがラッシュアワーに。「バイトを抜けてきたから時間がない」という人もいたため、とにかく巻きでこなしました。車の往来が多く、なかなか写真がとれなくて困っているのを見かねたのか、通行人が交通整理などをしてくれたりして、それほど長い時間ではなかったとはいえ、地元の方々にはご迷惑をおかけしました。ご協力に感謝します。

 それで、地元ミュージシャンや私は、実はSirkusの広場で写真を撮るのが一番いいと思っていたのです。シンボリックな場所だし、交通の妨げにもならないし。でも、それほどアイスランドを知らない人が読者なので、雑誌的にはメインストリートの方がいいということになり、とにかく両方撮ってもらいました。で、メインストリート・ヴァージョンを採用。下は私の記念ショットです。
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 そうするうちに外は暗くなってきました。ホットドックだけではやはりお腹がもたいようなので、レストランを求めて街へ。えり好みしているうちに、全部閉店時間になってしまい(そうか、明るかったからわかんなかったけど、もう10時だもんね)、結局はテイクアウトのピザ。

ホテルのロビーでビールとピザでお腹を満たして一日が終わったのは、夜中過ぎ。いい加減疲れているので、思考回路も狂っています。 そうだ、地酒だと思い、空港の免税店で仕入れてあったブレニヴィン(アルコール度40%)を試飲。
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 まさか、アルコール度40度の酒をラッパ飲みはしないので、おふざけ写真です(笑)。おふざけ写真ながら、上記2枚は阿部カメラマンが撮ってくださったので、あの時のあの場の空気感と雰囲気が出ていて、とても好きな写真です。阿部さん、有り難う御座います。阿部 雄介氏が撮影した素敵な写真が満載のサイトはこちらです。(小倉悠加 / Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



 More about Sotokoto trip in Iceland. Yuka.
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by icelandia | 2008-06-21 17:42 | アイスランドってどんな国? | Comments(0)
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