南海岸名所巡り:ソトコト、アイスランド取材裏話:取材8日目 |
ISK(アイスランド・クローナ)が急降下で、先日は首相まで出てきて「大丈夫」宣言をしたとか、ホッキョクグマが流氷に乗ってきちゃったとか、そういう興味深い話が最近続いていますが、それよりもソトコト取材裏話続行です(ごめんなさいって謝らなくていいですよね?!)。ICELANDiaが現地コーディネーションをした雑誌『ソトコト』7月号のアイスランド大特集裏話。今回は取材8日目です。 おっとそれから、日本時間土曜日(28日深夜から29日早朝)にレイキャヴィクでシガーロスとビョークがそろい踏みしたライブが行われます。ネットのライブ・フィード及びオンデマンドでのストリーミングがるそうなので、後者のことは後ほど。 では、取材裏話です。今回の旅の中で、一番ゴージャスな朝食がこの日の宿。シリアルもヨーグルトもたくさん種類があるし、 野菜や果物も豊富。 ワッフルまで作れるようになっています。 自分のサイトを見せるガイドのキャルタン氏。彼はアマチュア・カメラマンでもあるため、結構(不要な?)アドバイスを阿部カメラマンにしておりました(笑)。 フォス(滝)!です。 セリャランフォス。 これは滝を裏側から撮ったもの。 オマケのショット。 これは車の中から撮った 別のフォス! 本誌で紹介されていた自家発電のここも、左の方に見えるフォス!を利用したものです。 この牧場の持ち主は、昔のマシンをリストアすることが趣味ですが、私は見てもイマイチ面白くない。 よくわからんマシンが置いてある作業所に、私が見てもわかりやすいものが。それは、水着やセミヌードのきれいなお姉さん(笑)! このカレンダーに出逢ったのは実はここが初めてではなく、クヴェラゲルディの温室の事務所でも同じものを見ていました。なので、じっくりと品定め。男性は恥ずかしくて自分ではめくれなかったことでしょう。そのせいか、男性陣が私にぴったりとくっつかって見ております(笑)。This photo is by our guide, Kjartan. 子供のオモチャの家にしては、本格的。というか、こんなに本格的なのを見たのは初めて。 これが内部。ぜんぶ子供サイズ。たぶん10歳前後までなら快適でそう。大人だと窮屈だけど、楽しい!一日中ここでお人形遊びとか、お母さんごっことかしたい!マジです! 庭には、アイスランドの植物を集めた一角があり、ここにかなり花が咲いていて、すごく楽しく見せていただきました。 この農場は、アイスランドで最も写真に撮影されているそうです。背後が山で、その向こうの氷河も見えて、風光明媚! このホテルで昼食。 サーモンのクリームがけ。サーモンは本当においしいです。が、リクエストとしては、一回カリっと皮を焼いてほしい。そうするともっと美味しかったと思う。あと、付け合わせの野菜はポテトはオッケーだとして、他は冷凍というのがちょっとぉ(と贅沢を言う)。 確かに色はキレイだけど、これってジェロー(Jello)?カロリーなので摂取しておく。 通りがかった教会がかわいかったので、車中からパチリ。 ここが有名なブラックサンドビーチ。 ブラックサンド(黒砂)とは言っても、本当の砂ではなく、こんな風に丸っこい石が この岩石の形を見ていると、どーしてもマイタケを思い出してしまいます(笑)。ね、マイタケってこんな感じだよね。 もう一枚。 今回、ガイドのキャルタン氏から学んだ最大の教訓は、アイスランドで「進入禁止(のようなマーク)」があっても、それは「自己責任でどうぞ」という意味であるということ。なので、進入禁止っぽいところを入る(笑)。灯台があるので、車の道もありますが、四駆じゃないと行けない。 ここはティルホウラエイという場所。小高い丘だか山の上から周囲を見渡しています。ここは本当に気持ちよかった! 海岸線ばんざ〜〜い! ここもお弁当を持ってピクニックしたい!ただ強風だと怖いだけかも。 こんなのが建っていました。ずっとこれは灯台だと思っていたけれど、今写真を見直して、ん?灯台っぽくない。何だったんだろう・・・。 例によってこんな感じの道路をひた走り、 こんな風景を見ながら 次に寄ったのはお気軽コースの氷河。ここは「氷河の舌」と呼ばれているそうです。 氷河の穴の内側に入って撮った写真。青くてキレイ。撮影隊は氷河の穴の中に入りましたが、最近はごく手軽に行けるこういった穴は非常に危ないということです。確かにドンドン溶けていたし、こういった穴が目の前でドスンと潰れることが多発し、あと1分遅かったら観光客が・・・という事態がつい最近あったそうで、観光局でも頭を痛めているそうです。 それで、下の作品は阿部雄介カメラマン会心の和製ビョーク(?)写真。引き延ばすと、すごーくきれいな写真です。なぜかこの時、みなさん私をビョークと呼んでいました。なぜ?? 無事に撮影を終え、ホッとしているところ。が、なにせ氷の上なのでツルツルしてすべりそうで怖くて、私はなかなか彼らのところへ近づけない。氷の上に黒っぽいものがあるのは、火山灰です。 お気軽コースの氷河とはいえ、重装備。でも私は普通のスノーブーツ。 レイキャヴィクへの帰路に寄りました、フォス! スコウガフォス。すごい迫力。午前中の セリャランフォスが女性的で、このスコウガフォスが男性的だという表現がよく理解できます。 スコウガの民族博物館。 展示館は既に閉館。閉館ギリギリの時間だったので、せめてトイレを借りました(有り難う)。 保存してある古い民家の内部。本当はここでもっといろいろと見たかったけれど、時間がない!(分刻みの東京タイムで取材しています) これで夕刻8時近くでしょうか。陰が長い。ソフトな光がとてもきれいです。ポコンと突き出ている陰は、取材班の車です。 魚が泳いでいるように見えた雲。あぁ、こういうのをポケっと一日中眺めていたい。 2週間ほど前にうち上げられた鯨・・・。 地球ってキレイ! はい、やってきましたお食事タイム!パンが旨い!パンだけで満腹にならない前に、早く料理が出てこないかな! やったぁ、海老だ!それもフワフワのあまあまのアイスランドのロブスター!そこに、アイスランドのおいしいバターがたーっぷりとかかっています。それから、お決まりのパセリ散らし責め! 完食後の残骸。もっと食べられたゾ。 可愛いお茶セット。片方が紅茶用の熱湯で、片方が珈琲。 アイスランドのケーキ(デザート)は、高級レストラン以外はあまり体裁がよくない。少なくとも日本のように体裁だけのチマチマしたものはないけれど、実質的にウマイ!見た目がイマイチのこのデザート。量も異常に多くて(日本のケーキの5個分はあると思われる)、見た際に戸惑ったけれど、本当においしかったわぁ。あと1個は別腹で入ったことでしょう。基本的にはホイップクリームとメレンゲ。あぁ、誰か私にこのデザートを作って食べさせて! 夕焼けならぬ夜中焼け。 レイキャヴィクのホテルに一泊。バスタブ付きの部屋をリクエストしたら、あった! やけに写真が多くなりました。充実した一日でした。ガイドのキャルタン氏、有り難う。かなり疲労が激しいけれど、とにかく自然が雄大できれい、人が親切でやさしい、ご飯がおいしい、というのに助けられ、気持ちよく盛りだくさんの取材をこなしています。あともう少しなので、ガンバ!(小倉悠加 / Yuka Ogura) More about Sotokoto trip in Iceland. There was a lot to see along South coast. Our trip was packed with lots of great sites and a great dinner, too :D . Probably you can tell where we had visited just by looking at the photos. Enjoy! Yuka. 音楽で楽しみ、心に潤いを与えませんか?↓ 2011年もアイスランド・エアウエイブス・ツアー!↓ 溶岩ジュエリーはロハス・デザイン大賞最終ノミネート作品! こちらで購入できます↓ |
by icelandia
| 2008-06-28 03:07
| アイスランドってどんな国?
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Comments(4)
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at 2008-06-28 19:42
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by
Keita
at 2008-06-30 23:39
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初めまして。
ブログ拝見させて頂きました。
素敵な写真ばかりで見ていて楽しくなります。
当方アイスランドの音楽に関してはそんなに詳しくはないのですが、世界でもっとも進んだ音楽を奏でている国のひとつ、という認識があります。経済的にも文化的にも独特でありながら高い水準を誇っている国というイメージもあり、機会があれば一度訪れてみたい国のひとつです。
私事ですが、現在私はアイルランドに住んでいます。
昨年まで日本のインディーレコード会社に所属し、とあるバンドのマネージャーをしていたのですが、より良い音楽と自分の音楽的感性の向上を求め仕事を辞めてここまで来ました。
いつか小倉さんのように、自分がいいと信じられる素晴らしい音楽をジャンル問わず世に送り出して行けるようなレーベルを作ることが夢です。
ここに来て一ヶ月経ちましたが今のところ何の見通しも立たず(まだ始まったばかりですが)、若干気分が塞いでいたところこちらのブログに辿り着き、小倉さんの活動にとても勇気づけられました。
今後は度々こちらで小倉さんの活動を垣間見せて頂きたいと思います。
苦労も多いとは思いますが、お体に気をつけて頑張って下さい。
ブログ拝見させて頂きました。
素敵な写真ばかりで見ていて楽しくなります。
当方アイスランドの音楽に関してはそんなに詳しくはないのですが、世界でもっとも進んだ音楽を奏でている国のひとつ、という認識があります。経済的にも文化的にも独特でありながら高い水準を誇っている国というイメージもあり、機会があれば一度訪れてみたい国のひとつです。
私事ですが、現在私はアイルランドに住んでいます。
昨年まで日本のインディーレコード会社に所属し、とあるバンドのマネージャーをしていたのですが、より良い音楽と自分の音楽的感性の向上を求め仕事を辞めてここまで来ました。
いつか小倉さんのように、自分がいいと信じられる素晴らしい音楽をジャンル問わず世に送り出して行けるようなレーベルを作ることが夢です。
ここに来て一ヶ月経ちましたが今のところ何の見通しも立たず(まだ始まったばかりですが)、若干気分が塞いでいたところこちらのブログに辿り着き、小倉さんの活動にとても勇気づけられました。
今後は度々こちらで小倉さんの活動を垣間見せて頂きたいと思います。
苦労も多いとは思いますが、お体に気をつけて頑張って下さい。
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icelandia at 2008-07-01 02:33
Thaunさん、コメントを有り難う御座います。その映画、私も見たい見たいと思っています。サウンドトラックがあればいいのにとも思っていますが、どうやらそちらの発売はなさそうで。またアイスランド映画祭などが行われるような機会があれば、ぜひ上映してもらいたいですよね。
こちらのブログは、毎回内容が濃いとも限りませんが、なるべくまんべんなくいろいろとお伝えできればと思っています。
こちらのブログは、毎回内容が濃いとも限りませんが、なるべくまんべんなくいろいろとお伝えできればと思っています。
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icelandia at 2008-07-01 02:36
Keitaさん、遥かアイルランドからのメッセージを有り難う御座います。そうですね。私もこれからどうなるのかわかりませんが、人の役に立つと同時に、自分も楽しいことを続けていきたいと希望しています。
とりあえずは継続していくことでしょうか。私もコツコツと3年、4年とやって、やっと少しずつ世界が広がってきた感じです。アイルランドも素敵な音楽がたくさんあることでしょう。機会があればぜひ聴きたいです!
とりあえずは継続していくことでしょうか。私もコツコツと3年、4年とやって、やっと少しずつ世界が広がってきた感じです。アイルランドも素敵な音楽がたくさんあることでしょう。機会があればぜひ聴きたいです!