execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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2008年 07月 02日 ( 1 )
おいしいスローフードここにあり:ソトコト、アイスランド取材裏話 取材10日目
 雑誌『ソトコト』(2008年7月号)のアイスランド大特集取材の裏話は、 ICELANDiaブログ読者のみなさまにお楽しみいただいているようでうれしいです。これほど裏側を出しちゃっていいのかわかりませんが、アイスランド狂のブロガーであることは最初から分かっていたことなので、関係者が暖かい目で見てくださり有り難い限りです。

 取材10日目はアイスランド北部アークレイリの市内と、ミーヴァトンという湖畔の周辺取材です。

 毎日朝食ばかり見せてすいません。アイスランドの宿は朝食付きが圧倒的に多く、安宿でも、チーズ、パン、果物、野菜、ヨーグルト、シリアル、ミルク、ヨーグルト、コーヒー、紅茶等々がついてきます。少し高級になると、上記の種類と魚介類(オイルサーディーン、スモークサーモン等々)が増えます。
  例えばアメリカではホテルの朝食と言うと、「コンチネンタル」という但し書きがない限り、ドーナッツとコーヒーという不健康の権化のようなエサ食べ物ですが、アイスランドではそのようなことはありません。少なくとも私は出逢ったことがないです。
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 現在アイスランドの注目新進音楽レーベル、Kimi Recordsの創始者バッリ君。ここがそのレコード・レーベルの本部兼自宅。
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 屋根裏部屋が在庫置き場になっていて、うらやましい。 ICELANDiaの場合は居間が在庫置き場兼事務所になっているため、家族に申し訳ないと思いつつ、ず〜っとこんな風なので、くつろぐ空間のある住まいを知らない私・・・。
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 『ソトコト』の北部特集はかなりの部分をこのレストラン『Fridrik V』が占めています。現地の名物・名門レストランで、以前は別の場所でやっていたけれど、事業拡張に伴い2007年夏、現在の場所に移ったそうです。ここは街の中心部で、アクレイリのフード産業にとって歴史的にエポックメイキングな出来事があった場所(初めてキャンディを売ったとか、初めて室内の食肉工場になったとか)で、建造物自体も100年の歴史があります。もちろん内部は改築してあります。
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 どうしても調達できない食材以外は極力地産品を使い、町興しの旗出となっているようです。食肉等のトレーサビリティにも細心の注意を払っていて、話を聞けば聞くほど興味深い。詳しくは『ソトコト』2008年7月号をどうぞ。
 店内の様子。棚にはキッコーマン(米国)の小瓶もありました。
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 試食にとパルマ・ハムと干タラを出してくれたオーナーのフリヅリック氏。なんでも自分の顔のロゴを入れてしまう、かなり押しが強い人ですが、憎めません。
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 金曜日のスペシャルは寿司。おぉ、我々が日本人と知ってこれを出すなんて勇気がある。普段は回転寿司やスーパーのパック寿司しか食べない(食べられない)けど、それでも海外で寿司を食べる度に、いかに日本のスーパーのパック寿司のレベルが高いかを思い知らされます。
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 ということで、外人はこれでよくても、我々日本人には不合格です。寿司ネタの軽く燻製してある白身魚は大変に結構。彩りに生のにんじんを入れているのはご愛敬。ガリも許せます。海苔も地元産というから驚き。ここまではオッケーです。
 ダメダメな点は醤油がなんかウナギのソースみたいな、ちょっとヘンテコナ感じのもので、不合格!アイスランドで寿司を頼むと必ずわさびが横についてきて(お子様寿司か!)この粉わさびと思われるものが、どーも私の舌では違うと思う。
 そして最大にダメなのはシャリ!寿司はネタとシャリが命でしょう。命の片方がダメではダメです。イタリアンのリゾットでもあるまいし、アルデンテの酢飯は問題。ご飯はアルデンテで周囲だけがベタベタしている。それを酢飯にするので、ミョーなシロモノに。
 一度ぜひ、日本で寿司を食べてほしい。とりあえずは米を研いでからすぐに炊かずに、一時間ほど水に浸しておきましょう。と、伝授しておいたけど、ちゃんとそれを守ってるでしょうか。
 
 こちらはおいしかった。『ソトコト』にはポテトが刺してある写真がありますね。私のは、ポテトをどけて写真をパチリ。
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 ロブスターは以前大量に食らいついたレストランとか、レイキャヴィクの名門ロブスターハウスの方がロブスター自体の鮮度がよかったけれど、味付けはオッケーです。その下はホッキョクイワナ。身が赤いのでサーモンかと思いがちですが、アイスランドはイワナが釣れるのでイワナも多いです。サーモンよりもクセが少ない気がする。美味です。
 オリーブオイルは地産できないため、イタリアの輸入品。向こう側に見える黒い点はイタリアのバルサミコをアクレイリ化するため、地元のルバーブを入れて煮たそう。
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 何枚か前の写真のハムも味が濃くておいしかったし、干タラはバターを付けて食べるのがお作法。ワインが欲しくなって罪作りでした。

 家族4人全員がイタリアでスローフードの講習を受けたシェフ!奥様は給仕のプロ中のプロです。下の写真はイベント時に使う等身大看板と。
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 ワインセラー。スローフードを示すかたつむりマークグッズもありました。ワインの数はあまり多くないみたい。
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 この店はいくつかのパートに分かれていて、ここはウエイティングバーのような場所。吹き抜けなのが気持ちいい。奥の会談から上の階へ行き、食事後にくつろぐこともできます。
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 次は実演です。本格的なレストランの厨房に入ったのは初めて(テレビでは見たことがあるけど)。皿類が整然と置いてあり、自由自在に組み合わせられるようになっていて、プレゼンテーションにも凝るようです。
 へぇ、こんなところに下準備をした野菜が入ってるんだ。ちょっぴり感動。
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 メイン・シェフはレイキャヴィクで一番と言われていたVoxにいたシェフ。Voxの評判が落ちたのは、このシェフが抜けたからという噂も・・・。
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 最後の飾りつけの時に出てきたフリヅリク氏。彩りがきれいでした。さすが。
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 牛のこの飾りがあるのがメインダイニング。この他に、立食パーティ等が開催できる部屋も完備してありました。で、そこにはAquosの巨大液晶パネルがありました。さすが日本企業の販売力!
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 本当はここで一式キチンと食べてみたいけれど、昨日は予約でいっぱいだったし、今日は時間がないので、次回リベンジすることに。

 バッリ君が関わったという展示会で写真撮影。小さくですがソトコト本誌に使われていた写真を撮影中。
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 これは取材裏話シリーズで定番になりました、道路の写真です。この日は雪。一時はかなり降りました。
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 アクレイリとミーヴァトンの間にはゴーザフォスという美しい滝があり、そこの休憩所兼土産物屋は、首都圏のそういった場所よりも、もっともっと地元寄りで、こんな風に手作りの品物がいっぱい。お買いもの好き女子としてはもっとゆっくり見たかったけれど、トイレ休憩なのでサササと見て外へ。
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 ということで、ここがゴーザフォスです。天気がイマイチですが、迫力満点。天気がよければ周囲の山々が見えたことでしょう。
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 はい、またまたやってきました地熱発電所。クラプラ(kraflaと書く)という温熱地帯にある発電所で、かなり実験的な試みをしています。下が温水の冷却塔。ものすごく雪が降っていました。さすがアイスランド北部、というべき5月の天気です。
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 こちらが心臓部であるタービン室の内部。
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 青いのは、出ました、三菱重工のタービン!これはイギリスの地熱発電所で使用したもののお下がりだそうで、それでもまだ優秀に働いているとのこと。本体に「Mar. 1976」という記載があるので、76年から30年以上可動し続けているのですね。日本製品はエライ!
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 ここは13人のサンタクロース(クリスマス・ピープル)が住んでいるとされる場所の門です。本当にこんな場所があるなんて・・・。ちょっとした衝撃でした。
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 クリスマス・ピープルは山から街へ降りてくるという設定なんだけど、ここって山??荒涼とした異様な雰囲気に、いかにも何かいそうな気配を感じました。それにしても天気が悪いなぁ。今日は屋外での撮影はほぼ不可能状態です。
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 やって来ました、南がブルーラグーンなら北はネイチャー・バス。数年前、ブルーラグーンに対抗して出来た露天風呂です。こちらのお湯はブルーラグーンのような乳白色ではなく、きれいなブルー。
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 雪と湯気で、ほとんど何も見えません。せっかく来たので、20-30分ですが浸かりました。気持ちよかったぁ。私はブルーラグーンよりも、こちらの方が落ち着いていて好き。お湯に浸かりながら、顔を天に向けて口を開けると、雪が口の中に飛び込んできます。それでもって雪がウマイ!雪の中での露天風呂もオツです。
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 ミーヴァトン(ミー=蚊 ヴァトン=水)という湖の湖畔に本日の取材班の宿があります。アクレイリからミーヴァトンまで小一時間。雪のため午後は室内以外は撮影が全滅。明日の天気を祈るしかありません。

 それでは夕食です。この周辺にあるのはカフェ程度なので、ホテルのレストランで夕食。ここが侮れなかった!
 前菜のサーモンとチーズ。可も無し不可も無しというのは贅沢でしょうか。サーモンのレベルが高いお国柄なので、日本で食べたらすごくおいしいと感じたかも。
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 今回の旅で何度かラムを食べましたが、これが一番おいしかった!焼き加減もいいし、部位もよかったことでしょう。いつもは量が多くて同行の男性陣にお裾分けしますが、これはお裾分けなし(笑)。私がきれいに完食しました。もっとも、量もあまりなかったのですが。
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 これがデザート。あぁ、これも美味しかったわぁ。何の変哲もないチョコケーキに見えますが、暖かくしてあって中からトロトロのチョコが出てきます。ビターなチョコケーキにアイスと絡めて食べると絶品。
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 夕食の後、ホテルのロビーが一番ネットに繋がりやすいので、みんながラップトップを持ち寄ってのお茶。私は写真を撮っているため見えませんが、私も林檎マーク愛用者であるため、ちょっと異様な風景。少し離れたところに、アメリカ人だったかの男性が座っていて、「すごい光景だね」と言われました。「日本人はワーカホリックですから」とお返事。
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 この日は、露天風呂に入ったので、部屋風呂はなし。
 雪景色を見に外に出てみると、近所の民家から楽しそうな会話が聞こえてきました(アイスランド語のため理解不能)。雪が降ってシンシンとしていることと、雑音を出すものが、時折通る自動車や、馬くらいしかないんですね。民家からの声が異常なほどクリアに聞こえてきました。周囲が静かであれば、音とはこれほどよく聞こえるものなのか、と驚きました。(小倉悠加 / Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



 We had spent overnight in Akureyri. Visited Kimi Records headquarter and Balli kindly offered to guide us at Myvatn. However, the weather was not very nice to us. We did our "eco" trip at Klafla but could not take much photos because of heavy snow falls. By my requests, we also visited home of "Christmas people" and Nature Bath. Dinner at our hotel restaurant was very nice; best lamb dish I had in Iceland on this trip, and superb hot chocolate cake desert. It was a snowy day in May. Yuka.
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by icelandia | 2008-07-02 20:19 | アイスランドってどんな国? | Comments(0)
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