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本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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今年も北欧アイスランド・ニットが活躍する季節到来!ファッショナブル一番人気はこれ!
 先日、また東日本が大きな地震に揺すられましたが、大丈夫でしたか?私は311以来、地震が怖くなってしまいました。それは地震自体が恐いというより、地震による被害が悲惨でいたたまれないからです。
 そこには自然災害に伴う人災も含まれているので(原発事故にしてもそうですね)、地震が起こる度に、とにかく誰もが無事であってほしいと心底祈ります。

 これからは年末年始での集まりや、クリスマスでのパーティもあり、正月も訪れますが、災害に対しては気を抜かずに備えたいですね(私自身に言い聞かせる言葉です!)。

 さて、今回はICELANDiaショップで取扱を始めたアイスランドのニット製品のご紹介です。
 数年前から、一番人気のニット・ブランド、Farmers Marketの製品を扱い初めていますが、今年からはアイスランド最大のニット会社の看板ブランド、Varmaの取り扱いを開始しました!
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 まずFarmers Marketの製品ですが、人気のアウトドア・ブランド66ノースのデザイナーが起こしただけあり、かっちょいい!現在でもお洒落さんに一番人気で、特にお手頃な帽子はクリスマス前によく出ます。

 ニット帽の裏には、よく収縮するコットン・ジャージの裏地がついているのも魅力の一つ。スポーティーでとってもお洒落。ニット帽についてるロゴもさりげなくお洒落さんを主張(商品はこれ)。
 
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 それから、近年(特に男性に)人気なのがこのタイプのセーターで、アイスランドのファッション関係のオープニングなどに行くと、必ず何人か着てる人を見かけます(商品はこれ)。
 着てる物が他の人とかぶってイヤじゃない?と思うのですが、地元のファッション・ブランドを応援しているという主張でもあり、受けはとてもいいようです。
 実際、このタイプは見た目よりも着た方がかっこよくて、男女兼用なので私も一着ほしいものの、私が着られるようなサイズがないため、お子様用の大きめのサイズを出してくれないかと、リクエストしてるところです。

 今年は、かわいらしい子供用のカーディガンや赤ちゃん用のカバーオールもちょっとだけ仕入れてきましたので、特に寒い地方の方にご愛用いただければと願っています。今年も北欧アイスランド・ニットが活躍する季節到来!ファッショナブル一番人気はこれ!_c0003620_16324423.jpg


 セーター類はご予約が多かったこともあり、売り切れが多くて恐縮ですが、来年1月末頃までであれば取り寄せ可能なので、よろしければお問い合わせください。

 アイスランドは寒いからニットが売れるということもありますが、寒いからこそ、羊がその地に適応したことにより、アイスランドのウール繊維には髄に気泡が入っていて、例えばメリノやカシミアなどよりも軽くて暖かいのです。
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 そして毛も二重構造みたいな感じで、外毛には撥水性があり、手触りはややゴワっとしています。内毛はひたすら柔らか!その両方が混ざり合っているので、独特の風合いと手触り、そして暖かさがあるのです!一度使い始めると、これしか使えなくなります(=私)。
 
 おっとFarmers Marketの話が長くなってしまったので、Varmaは次回にしますね。(小倉悠加/ Yuka Ogura)今年も北欧アイスランド・ニットが活躍する季節到来!ファッショナブル一番人気はこれ!_c0003620_13213440.gif





                           北欧のニットアイスランドのクリスマス・グッズや音楽はここ!↓

 
 
 
# by icelandia | 2012-12-09 16:38 | アイスランドってどんな国? | Trackback | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス2012(6):強風の夜はベッドルームコミュニティ音楽を堪能!
 師走に突入し、何となくわさわさしている感がありますね。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
 12月の寒い時期に考えるのもナンですが、来年の夏にICELANDiaではアイスランド・ツアーを特別企画していて、普通に旅行会社が出しているアイスランド・ツアー内容よりも、ちょこっとヒネリを効かせてあります。発表までにはまだ少し時間をいただきますが、ぜひお楽しみに!
アイスランド・エアウエイブス2012(6):強風の夜はベッドルームコミュニティ音楽を堪能!_c0003620_0161752.jpg
 さて、今回は私が大好きなベッドルーム・コミュニティ・レーベル満載のレポートです!




== 2012年アイスランド・エアウエイブス・レポート(6)==
11月2日

記録的強風の中、ヴァルゲイル、ニコ、ベン他、
最強のベッドルーム・コミュニティ・ライブを堪能!

 photos by Joshia Shibano
 クレジットが無い写真は小倉のスナップです


 (前回はこちら)アイスランドは風が強い国です。説明会の時にさんざん、「強風に注意してください」と言ったせいか、初めてアイスランドにいらした方々は、「ホ〜、強風っていうのはこんなにやっぱりスゴイものなのか!」と思ったらしいのですが・・・。

 そうじゃないです!この強風は異常!!

 アイスランド・エアウエイブスが最も盛り上がる3日目の金曜日、外からは何やらスゴイ風の音が。私のFacebookには300名以上のアイスランド人が”友だち”になっていますが(ほとんど実際に面識があります)、普段およそ強風の話など見たことがないのに、やたら強風の話題が出てきている。

 尋常ではなさそうなのでニュースサイトを見ると、案の定、もんのすごい風!用事があってアイスランド人数名と電話で話したところ、どうやらレイキャヴィク市内でも風速12メートル程度。北部では30メートルという異常な強風で、「用事が無いなら午後の遅い時感まで出ない方がいいよ」と言われたので、素直にそうすることに。
 
 なんというか、もう風が台風並みなんです。強風に慣れているレイキャヴィク市民でも、突風に飛ばされてケガや打ち身になり、病院の救急がものすごい混雑だそう。くわばらくわばら。体重が軽い私は前へも進めないことでしょう。

 後から尋ねてみると、40-50代の人でも、「あんな強風は僕の人生でも初めて!」と言っていたので、あれはホント異常でした。

 そんな状況だったので、離れた場所のオフ会場へ行くのは自殺行為で、例えタクシーでも車のハンドルが風に取られて危ないため、これも得策ではないとしました。

 前夜、年齢も顧みずに無理をしたため、この日は寝坊を決め込んで、てホテルの朝食を食べていません。なのでランチはしっかりとどこかに食べに出たい。幸いホテルのロケーションはいいので、周囲にいくらでも食べるところはあるけど・・・。

 オフ会場のスケジュールを見てみると、ちょうど徒歩1分のところにあるレストランで14時からBorkoが演奏する。なので13時過ぎにレストランへ行き、ゆっくりとランチにしてからボルコを見ることにしました。

 それにしても、たった10メートルかそこらの距離を進むのに、どんだけ時間かかるのか!強風で戻されたり、引っ張られたりして、普通なら走って10秒のところへ行くのに、3分はかかってた感じ。ひゃ〜。

 ということで、レストランで注文したのがサーモン。前夜ほとんど何も食べていなかったし、朝食も食べてないので、ちょっぴり奮発。見た目よりも味がいいのです。アイスランドのサーモンは美味い!!
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そして時間にちょっと遅れて Borko の演奏が始まったけれど、何となく音が歯抜けな感じ・・・・。
 「すいません、強風のためギタリストの到着が遅れています。到着次第、彼は演奏しますから」とのこと。文句は言えない。暴風だもん。楽器を持って、駐車場から会場へ入る間でさえ危ないと思う。

 ニュー・アルバムのリリース直後ということもあり、会場は満杯。彼はホワンとした雰囲気の持ち主だけど、ハっとするような斬新なフレージングや最先端の音を時々入れてくるのが、どことなくミスマッチで楽しい。
 ちなみに、ボルコのニュー・アルバムはサイン入りでゲットできるよう、本人にも頼んであります。

 まったり座っていたのと、私のテーブルの周囲がすごい人になってしまって身動きできず、このような写真しかなくて失礼。
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 次はどうしようかと考えたところ、風がまだすごいのであまり動きたくないものの、ランドロマット・カフェなら普通でも歩いて2分なので、その程度なら強風でも歩けるかと向かいました。

 この強風なので、食+音楽の一石二鳥を狙う人が多いのか、オフ会場にしては混み混み。やっとのことで席をゲットし、そこに登場したのが ミラ・ロゥス 。彼女は現時点では配信のみのアーティストだけど、ビジュアルが印象に残っていたので、ぜひ聴いてみたいと思っていました。
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 彼女もとてもいい感じのシンガーソングライターで、アイスランド人としては割合よく出逢う、ちょっぴりハスキーで落ち着いた歌声。会場がガヤガヤとウルサイので、結構過酷な状況。こういうシンガーソングライターは、静かなところでじんわりと味わいたい。

 その後、風がマシになってきたので、ホテルに直帰せず、小物の買い付けの下見に行くことに(この話はまた後日)。

 さて、フェスもこの辺になってくると、私のお年頃の関係もあり、随分と疲れてきます。なので、あまり活動し過ぎず、ここは一旦ホテルに戻り、少し横になりたい。でも、ホテルに帰っても、今度は買い付けのアレンジや連絡事項をこなすことで忙しい。

 今回のアイスランド・エアウエイブスは、取材とフェスを完璧に分離させたのでその分は楽だったけれど、買い付けとフェスが重なり、これが問題だったかも。あれこれの都合により、どうしてもそういうタイミングになってしまったので仕方がないか・・・。

 さてさて、アイスランド・エアウエイブスで一番盛り上がる金曜の夜。本来なら、あそこの会場、ここの会場と渡り歩きたいけれど、風は弱まったとはいえまだ吹いているので、今夜はひとつの会場に留まるのがベター。
 となると、場所は同じでも3会場揃ってるハルパへ行くか、大好きなベッドルーム・コミュニティを見に行くか・・・。

 うーん、よーくスケジュールを見て、あれこれを考えたところ、ハルパはほぼ見たことのあるアーティストが多いし、会場の密集地でも細かく回るのは体力的も辛いし、それならやっぱり、安心してあれもこれも楽しめる大好きなベッドルーム・コミュニティを見るのが一番いい!ということに。

 食べ物が出てくるのが早そうという理由で、ホテルから近いコンビニ兼アラブ料理屋(?)みたいなところに入り、テキトーに頼む。もちょっと美味しいものが食べたかったけど、レストランは待つ可能性があるので避けた。フェス中は仕方がない。  

 そして向かったのが、私が一番好きな会場の イズノ 。この会場はレイキャヴィクで最も古い劇場であり映画館で、ウッディなフロアと、雰囲気のあるヨーロピアン調の内装が特徴。
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 イズノにまず登場したのが、新進気鋭のクラシック作曲家・識者である ダニエル・ビャルナソン 。今回はオーケストラを従えず、シンプルにファミリーで演奏。
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次は若手のアンビエント・アーティストの ポール・コーリー
アイスランド・エアウエイブス2012(6):強風の夜はベッドルームコミュニティ音楽を堪能!_c0003620_23164772.jpg  3-4年前私はヴァルゲイルのスタジオで会っていたらしい。その時から作り続け、このアイスランド・エアウエイブスに合わせて(やっと)デビューアルバム『Disquiet』を発表。
 ベッドルームの音楽が持つ雰囲気にとてもよくマッチしていて、いい感じ。先輩(ヴァルゲイルやベン)がガッチリと支えて内容もよく、時間ができたらじっくりとデビューアルバムを聴いてみたいと思わせる演奏でした。
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 大きなセットチェンジもないため、サクサクとステージは進みます。ソロの、別個のステージなんだけど、大きなひとつのライブのセグメントのように感じるのは、やはりみなが同じレーベルに所属し、演奏者が共通しているからでしょうか。
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ヴァルゲイル・シグルズソン のステージでは、新作『Architecture Of Loss』が披露されました(ICELANDiaショップのCDは直筆サイン入りです。これ)。
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 ここで素敵だったのが、 ヴィオラの ナディア・シロタ 。ニコ・ミュリーと学生時代からの知り合いであり、卓越した演奏技能を持つ彼女が、奥の深いとてもいい演奏をしてくれた。クラシック楽器でありながら、エレクトロニックにマッチした演奏で、楽器自体の奥深さを見せてもらった感じがしました。なので、私は先日のスタジオ・ツアーからにわかナディア・ファンに。
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 そしてこの人がベッドルーム・コミュニティ・レーベルを支える親分のヴァルゲイル。今回のアルバムはバレエ用ということもあり、クラシック寄り。個人的にはもうすこしポピュラー寄りのやつを聴きたいなぁ。
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 次に登場したのはニコ・ミュリーが発掘した パズル・ミューテソン(=テリー) アイスランド・エアウエイブス2012(6):強風の夜はベッドルームコミュニティ音楽を堪能!_c0003620_2330148.jpg
 私は去年の暮、彼のアルバム『En Garde』にどっぷりとはまりました。だって、超好みなんだもん。今も時々、どうしても何となく聴きたくなる、不思議な魅力のあるアルバムです。

 彼の繊細な歌声を、これまた繊細な演奏が支えます。これを見ながら思ったのは、ゴージャァ〜ス!だって、ピアノはテリーのアレンジをしたニコ自身だし、エレクトロの部分はヴァルゲイル。このコンビネーションは、アイスランド・エアウエイブス以外では滅多に無い。
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 次は ニコ・ミュリー 自身の出番。

アイスランド・エアウエイブス2012(6):強風の夜はベッドルームコミュニティ音楽を堪能!_c0003620_23325343.jpg ここでは彼の最新アルバム『ドローンズ』からの曲を披露(直筆サイン入りアルバムはこちら)。好き〜!好き〜〜!ニコのドローン、ものすごく好き〜〜!!

 タイトルはドローンだけど、結局ミニマルみたな感じで、ミニマル現代音楽ドローンというのが正確なところでしょうか。ここでもナディアが活躍。
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 続いては サム・アミドン
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彼の最新作『I see the Sign』もニコのアレンジなので、ニコ・ミュリー出ずっぱり!仲の良いアーティストのサポートをするのはきっと楽しいんだろうなぁ。こういうファミリー感覚も好き。ギターにベン・フロストも入ってますね 
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 サムはカントリーなので、「さぁ、みなさん一緒に歌いましょう!」的なパフォーマンスもあり、なかなか楽しめた。いっしょに歌いたいと思って覚えていた曲だったので、個人的にバッチグーだったわぁ。
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 最先端のサウンドスケープが続く中、テリーとサムのパフォーマンスは、いい意味で普通に楽しめた。それでも、彼らの歌手としての個性はものすごくキョーレツで、放置すると泥臭く土臭くなりそうなところを、ニコが上手に料理して各々の個性を潰すことなく、引き立て、際立て、洗練された音楽に仕上げている。
 ーーということで、近年私はニコにぞっこんなのです。

 すごく話は逸れるけど、私はゲイが大好き。というのも、男性でありながら、女性的な繊細さを持っていて、芸術家の場合はそれが芸によく現れるから。ニコもたぶん例外ではなく、男性的なダイナミズムの中に、女性的な微妙な繊細さを持ち合わせていて、それがたぶん、私の中の女性的要素と、それから私はどちらかというと男性っぽい女なので、そんなところが陰陽のようにぴったりくるのかな、と。ものすごく物事を単純に言えば、ね。
 
 誰でも自らの中に女性的な部分と男性的な部分を兼ね備えているとはいえ、私は男性一辺倒の男性は苦手で、そういう男性は往往にしてこういった微妙な芸術はピンとこない気配。

 こういう世の中なので、ゲイに対する偏見はまだまだあり、(特にいわゆる男っぽい男性からの偏見が強いんじゃないかと思う)きっと人一倍悩んで、人一倍もがいて大人になってきたんだと思うし、それを跳ね返して、その繊細な感覚を生かして芸術の分野で活躍する存在になるというのは、すごくシンボリックだし、だからこそ応援したくなってしまいます。ヨンシーもそのひとり。

 そしてベッドルーム・コミュニティ・レーベルのトリを務めるのは ベン・フロスト 。ベンの演奏は夜中の1時からなので、それを避けるためにオフ会場で先日見ておいたつもりが、オフ会場での演奏があまりにもよくて、メイン会場でも見たくなったという本末転倒。
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 今回のベンのテーマはドラムス。二台のドラムセットで、複雑にリズムを刻みます。ライヒのドラミングみたいな感じではなく、もっとダイナミックでリズミック。でも、単純にダブル・ドラムスにしたというのではなく、ビートがダイナミックに複雑に絡み合い、これが実に感動的でした。ベンも好きだわぁ。私、気が多いわぁ(笑)。
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 満足して外に出てみるとほとんど風は収まり、いつものレイキャヴィクの顔に戻っていました。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)アイスランド・エアウエイブス2012(6):強風の夜はベッドルームコミュニティ音楽を堪能!_c0003620_13213440.gif





                           北欧のニットやキッチン小物、シガーロスのレア盤はここで!↓


# by icelandia | 2012-12-05 23:45 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
シバノジョシア写真展:アイスランド・エアウエイブス2012(5)オフベニュー番外編
 今回のICELANDiaブログは、私がスタジオ・ツアーへ同行したりで別行動だった時、シバノ・ジョシアさんが独自で撮りに行っていたアーティスト中心の写真展です。

  前回のブログ(前回のアイスランド・エアウエイブスのレポート)はここにあります。

== 2012年アイスランド・エアウエイブス・レポート(5)==
シバノジョシア写真展11月1日番外編

シバノさん撮り下ろし!注目のアゥスゲイル、ミカエル、
エージェント・フレスコなど

 photos and text by Joshia Shibano

 
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音楽フェス・エアウェイブスを2007年から取材を続けているフォトグラファーのシバノです。
 
11月1日(木)は小倉さんツアーの会場下見に朝から同行し、皆さんがシガー・ロスのスタジオツアーへ行かれている間、別行動で、昼間開催されているオフヴェニュー取材に行ってまいりました。
 
年々オフのボリュームも増え、会場選びの選択肢もとても多くなっているのですが、昨年行けなかった『ノルディック・ハウス』という会場でのライブ撮影へ。
 
この会場は一つだけ街中から若干離れた場所に位置してまして、市庁舎の建つチョルトニン湖をこえたところにあります。
写真は、ノルディック・ハウス外観。
この日は風が強くなりつつありましたが、天気はとてもよい一日に。

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まず最初はここ数年のフェス常連バンド Agent Fresco から、09年頃からAirwavesをけん引しているバンドの一つという印象で、この日もお客さんはもちろんの事、メディアもたくさん詰めかけてました。

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ヴォーカルのArnór。Agent Frescoは大会場ではエネルギッシュに激しく、今回のノルディック・ハウスではアコースティックに静かに。激しい雰囲気とそのどちらもがファンから支持されてるバンドですが、エアウェイブス中は特にこの場所でのパフォーマンスが素晴らしかったという評判をきく事が多く、09年フェスの音楽ドキュメンタリー『Wheres's the Snow?』にもその様子が一部収録されてます。
 
ちなみに、今回も映画監督の一人Bowen君が撮影してました。

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個人的に過去の撮影では熱気が充満しているメイン会場で彼らを撮影している機会が多かったのですが、ノルディック・ハウスでのライブはじっくり彼らの演奏と向き合える雰囲気で、映像で観ていた以上に濃密な音を堪能出来ました。


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さて、お次は2012アイスランド音楽シーンのホープ Asgeir Trausti
写真右がAsgeir君。毎年、現地についてから「今年はこの人が注目だよ」と色んな人に言われるアーティストがいるものなんですが、個人的に今年はAsgeir君でした(去年はof Monsters and Menだった)。
 
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印象的だったのが、Agent Frescoが終了した後にだいぶお客さんの層が入れ替わり、特に最前列の椅子より前に座り込んで観てる人たちが若い女性ばかりに!
別な会場で撮影した時も実感したのですが、彼はとても女性人気が高いようで、こういう少しアイドル的な人気を感じるアーティストは意外とエアウェイブスには少ないと思うので良い意味で違和感(?)
 
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とはいえ、ライブ自体は浮ついた雰囲気では無くしっかりと実力派な印象。
この日は二人のアコースティック編成だったので、よりしっとりじっくりと
聴かせてくれました。

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特に二人のMCも無く、演奏された曲数も少な目だったオフヴェニュー。
注目のAsgeir君は11月4日(日)のシガー・ロスライブ前に、小倉さんと
インタビュー撮影+ライブ撮影に再度行ってますので、彼についての
詳しいレポートはまた後日♪

 
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さて、お次はガラッと雰囲気の違う Mikael Lind のライブ。
写真は、フェス前に音楽ショップ 12 Tonar で撮影したMikaelです。
この時も小倉さんインタビュアーで色々とアーティストに話を聞いてますので、その様子もまた後日、別な形で♪

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Asgeirが終了して、Mikaelになるとまたオーディエンスの皆さんもガラッと入れ替わってまして、この日のノルディック・ハウスは色々な層の音楽ファンが足を運んでいた印象。
 
Mikaelの個性的な現代音楽は身をゆだねていると、あまりにも心地よくα波出まくり。当のご本人は演奏中にもシンセとグランドピアノを往復してのパフォーマンス。
 
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以前撮影したのが09年のHressoという会場でのライブで、その時はMikael+ストリングスという編成でのライブ。今回は単独で鍵盤中心の演奏だったので、より集中して彼の世界に浸れたような。
 
この日のノルディック・ハウスライブは、今年も小倉さんのICELANDiaブログ向けに一緒に撮影していた写真家のKurita Keikoさんも偶然ご一緒だったので、後日また違った視点からの写真もレポート掲載されるので、楽しみです♪
 
シバノのノルディック・ハウスライブレポートはここまでで、この後はスタジオツアーから帰ってきた皆さんと合流し、 Mumのオルヴァル 達の展示を撮影させていただき、夜のメインヴェニュー撮影へ。
 
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既に小倉さんにアップいただいている1日夜のメインヴェニューですが、海外からのアーティストを1つだけ撮影していたので番外編でご紹介。
 
写真は、会場のレイキャヴィク・アートミュージアムのオーディエンスの様子。SamarisからSoleyの間ですが早い時間から混みあってました。
 
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アイスランドのユニットSamarisの後に登場したUSからのバンド Phantogram 、シンセの女性ヴォーカルをメインにした3人編成のバンド。

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最初から最後までテンションを下げずにエネルギッシュにパフォーマンスしまくるバンドで、アイスランドでどの程度知名度があるのか?ですが、ノリの良さにつられて意外なほどミュージアムのお客さん達はノセられまくってました。

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毎年思うのですが、レイキャヴィクっこ達は単純にガーっと盛り上がりたいのか、USからのこの手のバンドのライブはどの会場でも割と盛り上がる傾向があるような気がします。
 
前回の小倉さんのレポートでSoleyのライブがあまりミュージアムには合ってなかった印象と書かれてましたが、このバンドの後だったので個人的にもオーディエンスの温度差は少し感じましたね(彼らからすれば、アイスランドのアーティストはいつでも観られるので。
 
11月1日(木)番外編のレポートはこれにて終了♪
次回2日(金)は記憶(記録?)に残る大暴風デーのフェスの様子です!
 
小倉さん、貴重なスペースをいただきありがとう御座いました。(次回に続く)
***

 ノルディック・ハウスは世界的な建築家アルヴァ・アアルトの建造物でもあり、その外観や内部の作りなども楽しんでいただける場所です。特に中にある図書館がとても居心地よく、眺めのいい場所にはレストランもありあす。
 ちょっとしたジャズ・ライブなどがよく行われることでもわかるように、音響も雰囲気もよく、私もノルディック・ハウスで見たかったぁ!(小倉悠加/ Yuka Ogura)シバノジョシア写真展:アイスランド・エアウエイブス2012(5)オフベニュー番外編_c0003620_13213440.gif





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# by icelandia | 2012-12-02 16:51 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス2012(4):話題のオブ・モンスターズ、サマリス、ソーレイ他、ライブ責め!
==2012年アイスランド・エアウエイブス・レポート(4)==
11月1日後半

オブ・モンスターズ、ソーレイ、サマリス、、ベン・フロスト、
スヴァヴァル、アスティディル他盛りだくさん!

 photos by Joshia Shibano
私が撮ったスナップも

(前回はこちら) 充実・濃厚だったスペシャル・スタジオ・ツアーに続き、オルヴァルやシンドリにまで会ってしまった後、さーてやっとアイスランド・エアウエイブス本番に突入です!
 ・・・ではなく、私には実はもうひとつ、とっても大切&楽しみなイベントがありました。それは、大大好きな 画家エゲルト・ピエトゥルソンの個展オープニング。

 オープニング時間きっかりに来るアイスランド人はいませんから、ガラガラ、スキスキで、エゲルトの絵をゆっくりと眺めることができました。うーん、どーしよーもない程好きだわぁ。
 今回のエゲルトは、以前にも増して色鮮やかで、華やかで明るく、色彩豊かという言葉がぴったり。そしていつも通り、キャンバスに描かれた色はコクがあり、奥行きがあり、陰影があり、惚れ惚れ。
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 エゲルト画伯にも会い、「来られてよかったね。まだ人があまりいないから、ゆっくり見てもらえてうれしいよ」と。私がアイスランドに来ていることを知り、画伯ご自身からオープニングのことを教えていただき、本当に感謝。
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 さて、それでは本番のライブに繰り出しますか・・・、と歩き始めると間もなく、例の広場に出て来て、今回のアイスランド・エアウエイブスのオフ会場でとびきりミニサイズの会場に到着。どれだけチッコイかといえば、ミュージシャンとお客さまで、総勢10名入れるかという小さな小屋。
  そこで パスカル・ピノ子(パスカル・ピノン) をやっていました。窓からチラリと覗いたのがこの写真。
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 そしてオフ会場のカッフィバリンへ向かいます。目的は18時半からの ベン・フロスト。ベンが新しいプロジェクトをやっているというので、ベン好きの私としては行かなくちゃ。

 ここで披露されたのは噂に聞いていたドラム・プロジェクトで、2台のドラムスがドンドコやるのですが、これがまたカックィー!!!ベン天才的!
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 をどう操ってミキシングしているのか、何の音をかぶせてるのか全然わかんないけど、とにかくウッヒャーの世界(意味の無い擬音で失礼します)。しびれまくりました。うー、メイン会場での演奏は夜中過ぎになるので、オフ会場で見ておこうというのが予定だったけれど、これを見たために、余計にメイン会場でも聴きたくなって罪深い。
 オフ会場のカッフィバリンはこんな風にギチギチでした。
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 さぁて、メイン会場に突入する前にゴハンでも・・・と思いつつ、スヴァヴァルをやっているはずなので、マナバルへ。
 私がマナバルへ行った時にはまだ Ingunn Huldが演奏していました。 Ingunnはごく普通にいい感じのシンガーソングライター。
 
 スヴァヴァル・ヌントゥル は相変わらず安定してるし、トークが爆笑で楽しい。「今年はドイツでツアーしたんだけど、一番イヤになるのは"心優しき吟遊詩人"みたいに言われることなんだよね。だってさぁ僕の歌詞読めばわかるけど、イジメとか自殺とか、暗い話が多いんだぜ(客席笑)」
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 「アイスランド人男性のナニがヨーロッパで一番デカイと調査で分かったそうだ。その調査方法は自己測定の自己申請。そりゃアイスランド人が一番デカイに決まってるよ。自己主張強くて自分が一番だと思ってるからね。無理矢理引っ張ったり、数センチくらい水増しはしてるよね(観客笑)」
 「それで、ドイツ人に”でも僕のはちっこいよ”と言ったら、”オーノーノー、ミスター・ヌントゥル(スヴァヴァルのこと)、そんなこと言わないでください”なんて、引かれちゃってね。冗談が通じないんだな(客席笑)」
 それにしても、私、なんでこんな下らない冗談を覚えてるんだろう。今回はちょっと下ネタが多すぎて最後は飽きたけど、「僕が人生で一番好きなのは、愛と平和とセックス」と真顔で普通に話す彼は、やはり憎めないし、暖かな歌声も、センスのいいメロディも大好きです。満足。

 さて、今度は本当に夕食と思いつつ、音楽が聞こえてくると無視できない性分で、オフ会場のBar11をチラリと見ることに。こちらはカナダからの女性シンガーソングライター Mo Kenny で、カントリーっぽい。声がかすれると、ちょっとノラ・ジョーンズ風になって、そこらへんが魅力的だった。
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 という感じで夕食時間がどんどん減っていく!食べてる時間がない!写真が残っていないので定かではないけれど、たぶん、ホットドックで済ませたのではないかな。次の会場へ行く途中に、例のおいしいホットドック屋があるしね。

 20時過ぎにはもうメインの美術館会場サマリス を見ていました。ここでシバノさんとフォトブースで合流。

 サマリス、かっけー。そしてこれ、本当に3人でやってる音?ひとりはヴォーカル専門、もうひとりはオーボエ専門。残りのひとりがマックいじってる。それだけでこの音だすか?!
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 これが素晴らしくて、パスカル・ピノ子の時の、ちょっと素敵なお姉さん風のヨフリヅルとはまた違い、とても妖艶で神秘的な感じになります。彼女のちょっとハスキーな歌声はサマリスにぴったりで、パスカルピノ子よりも表情豊かで、こっちが本領じゃないかと私は踏んでるんだけど。
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 結構重低音もドシンとくるところに、オーボエの生音がノーブルな感じで入り、そこにヨフリヅルがふわっと妖艶なヴォーカルを入れるのはまさにマジック。これは逸材!
 
アイスランド・エアウエイブス2012(4):話題のオブ・モンスターズ、サマリス、ソーレイ他、ライブ責め!_c0003620_20514367.jpg サマリスはとてもいいユニットなので、 大きくなってほしいし、もっと大勢の人に知ってほしいなぁ。

 それで、そのサマリスは私が帰国する前日に新しいアルバム『 Stofnar Falla 』を発表。自主プレスで500枚のみ。本人はアルバムだと言っていたんだけど、どうやらEPぽい。前作よりも進化したサマリスが聴けます。

 サマリスが終わるとすぐにそこを後にして、私はイヅノへ向かいます。 アルスティディルはスヴァヴァルと同じくインタビューをさせてもらったグループ。そして私がアイスランドに来る前に聴いてびっくりして、以前のブログに書いたグループでもあります。

 最初2曲くらい逃したかもしれないけど、ほとんど聴けた。アイスランド・エアウエイブスはライブを上手に渡り歩くのが難しい。まずは、あれもこれも見たいから絞り切ることが難しく、各会場間の距離や、開演の遅れなどもあるので、それも考慮しないと、ね。この日は割合うまくいっている感じ。
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 クラシック楽器は生音が素晴らしく、みんないろんな楽器に持ち替えるから、編成も自由自在で、それだけで飽きない。上品で高貴な響きのクラシックに、軽めのギターと、フォーキーなヴォーカルが入ると、それで全く独特のアルスティディルの世界が出来上がり、イズノという暖かみのある会場にもマッチして、とてもよかった。

 そして再度美術館会場へ向います。それにしても私、体力がよく続いたな。

 ソーレイもインタビューしたので見ておかなくちゃ組。美術館会場は大きくて、本人も「どうなるやら」と心配していたけれど、どうも観客が煩くて演奏者も集中できないし、本格的に聴きたい派(=私)も同様にいらついてくる。
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ソーレイも”まったくぅ最悪!”って顔して、嫌味のように「聴いてくれてありがとう」って言っちゃってるのが、フォトブースからはありありと分かって気の毒。うーん、演奏よりもそっちの方が気になったなぁ。ソーレイは、自分の声や演奏を上手に重ねて、つみあげて曲を作っていくので、この環境は辛いなぁ。
 思い出したのは彼女が初めてハルパで演奏した去年のことで、その時は逆に静かすぎて「慣れない」と言っていたんですけどね。
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 インタビューでも語っていたけれど、当初はハルパの静けさに面をくらったけど、今ではあぁいう静かなところの方が自分も観客もゆっくりと音楽を楽しめる、と。

 次はハルパ会場に移動し、ドタキャンしたスワンズの代打者になったムギソンへ。でも彼のギグがまだ始まっていなかったので、ハルパ内の別会場でブラッドグループを見た。

 暗めのエレクトロポップの ブラッドグループは大好きなので、これもオッケーでした。生の方が迫力あるし、ヴォーカルのお姉さんがセクシー。露出セクシーではなくて、仕草とか歌い方がね。
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 それにしても、恐ろしやアイスランド音楽シーン。いつも思うこととはいえ、人口たった32万人足らず。それでも千人規模のオーディエンスをしっかりと沸かせられるグループがごろごろ。そしてみんな個性的。

 すっかり楽しんでブラッドグループを見てしまったので、ムギソン に遅れた。なんでも、ドタキャンしたスワンズの代わりに演奏をしてほしいと、ムギのところに連絡が入ったのが前夜だそうで(ムギソンの大親友であるシガーロススタジオのエンジニア氏からの情報)、翌日すぐにこの大舞台に対応ってすごいなぁ。

 この人まだ30代半ばなのに、髭のせいで50代の風貌。今回はアイスランド・エアウエイブスにあるまじき行為(?)で、全部アイスランド語で通してたので、特に地元男性に大受け。
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 彼がすごいのは、ブルース、カントリー、ロック、エバグリーンな感じのスタンダード・ヴォーカル、シンガーソングライター系の軽い歌、エレクロニック、アンビエントのように、とにかく何でもこなせること。その時期によって、どのフェーズになるかは分からないけれど、いつも何か面白い試みをしてくれるので楽しい。けれど、今回は急ごしらえだったせいもあり、ごく無難な感じで(それでもワイルドに)やっていました。
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 国民的アーティストになっただけあり、どこをどう切っても上手!

 で、通常の私だと、シンデレラ時間を過ぎているため、ここらへんで帰ホテルになりますが、 オブ・モンスターズ・アンド・メン はどこかで絶対に見たいので、最初の2-3曲だけのつもりでオブ・モンスターズへ。

 去年は見てないから、これが私にとって初のオブ・モンスターズ・ライブ。いろんな意味でいいグループです。バンド編成も面白いし、正直言って体力が限界のところで見ているのですが、結構面白くて、2-3曲のつもりが離れられず・・・。
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 一番の特徴は女性ヴォーカルのナンナで、彼女の歯切れよく弾むようなあの歌い方は比類ない。少なくとも私は誰も知らない。あの独特の歌い方を何と表現すればいいんだろう。とにかくとても気持ちがよくて、そのヴォーカルの切れ味のよさを聴いているだけで、楽しくなってしまう不思議な魅力を持っていた。 
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もちろん、男女のヴォーカルで、あの編成だからこそ彼女のヴォーカルも引き立ち、生かされているとはいえ、あれはソロやらないかと絶対に言われるだろうなぁ。
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 ライブの構成もよく練られていて、盛り上げ方も上手で、ステージの作りはシンプルでも丁寧にショーアップされていて、さすが全米をまわって経験を積んできただけあった。確かにインターナショナルのメジャー・スタンダードにしっかりと到達していた。
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 オブ・モンスターズは楽しかったけれど、体力の限界を超えて会場にとどまってしまったので、明日その影響がどれだけ出るやら出ないやら。若ければもっと楽しめるんだろうなぁ。ホテルに戻ったのは夜中2時前。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)アイスランド・エアウエイブス2012(4):話題のオブ・モンスターズ、サマリス、ソーレイ他、ライブ責め!_c0003620_13213440.gif





                                        北欧のニット小物、アイスランド音楽はここで!↓


# by icelandia | 2012-11-29 21:23 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス2012(3):濃厚・満足スペシャル・スタジオツアーは未発表音源や凄い生演奏
  土曜日の夜に売り出した、シガーロスの特別販売品は10分で完売でした。
 ご購入いただきましたみなさま、有り難う御座います。また、ご購入いただけなかったみなさま、申し訳ありません。購入できるできないは、御縁かとも思いますので、今後似たような機会が作れた時は、その際に狙ってくださいね!

 似たような機会といえば、「ビョークのサインが貰えた!」とアイスランドから連絡が入ってきました(1年かかった!!!)。サイン入りのCDです。クリスマス前にご販売できればと思っていますが、時期はまだわかりません。到着したら決定しますね!
***

 さて、今回のブログはアイスランド・エアウエイブスのレポートの続きです。
 今回のスタジオツアーの写真は、ツアー御参加者でありプロ・カメラマンの中沢エリさんにご協力いただきました。中沢さん、有り難う御座います。スタジオツアー以外の写真はいつものように、Joshia Shibanoさんの撮影です。シバノさんもいつも有り難う御座います。

==  2012年アイスランド・エアウエイブス・レポート(3)  ==
11月1日前半

とびきりスペシャルなスタジオ・ツアー&
オルヴァル+シンドリにも対面!

 photos by 中沢エリ

 
 (前回はこちら) 本日のメニューはまずアイスランド・エアウエイブスの会場案内です。レイキャヴィクの街は小さいので「すぐに分かる」というのはウソではありまえせんが、さすがに初めて来ていきなり何でも分かるということもありません。
 まして、今年はアイスランド・エアウエイブスの小冊子の地図を見てびっくり。メイン会場しか表記なくてオフ会場の場所が全くわからない!!
 これには面を喰らいました。たぶん、オフ会場の数が増えすぎて、書き切れないということだったかと思います。

 今回はいつもよりもちょっと早めでホテルのロビーに全員集合。ここから、人気のKEXやKaffibarinnなど、場所がわかりにくい オフ会場の場所確認に出発します。
 満員御礼状態の35名大所帯なので、どうしても列が長くなってしまい、お伝えしたいことがどれだけ伝わるのか毎回心配しながらですが、とにかく一度歩いて場所を確認するのはとても大切。

 そして最初に立ち寄ったのが、前回ご紹介した『Varúð』の展示会でした。まだギャラリーが開いていない時間でしたが、前日に私が訪れたことを覚えていたオーナーが、「入っていいいよ」と言ってくださったのでラッキー。早速ツアー参加者はアイスランドの雰囲気に浸ります。
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 これはアイスランド・エアウエイブス関係としてオフィシャルにアナウンスしている展示会ではないため、知ってる人だけが見た、というものでした。こういう情報、私は逃しません!

 その直後にKEXへ寄り、続いてメインストリート沿い近辺にあるオフ会場を御案内し、ツアーの最終日に独占ライブを行う予定の 名門音楽ショップ・12Tonarへ。
 このショップとのお付き合いもかれこれ10年。ショップオーナーとも気軽に話せて、いつも楽しく過ごさせていただきます。写真はみなさんに囲まれて話をするショップオーナーのラウルス。
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 そしてこの後、一通りあちこちを歩き、インフォメーション・センターで待望のフェスパス(リストバンド)をゲット。そして スペシャル・スタジオツアー へと繰り出します。

 これは文字通りスペシャルなスタジオを訪ねる企画で、シガーロスのスタジオと世界に名高いベッドルームコミュニティ・レーベルのスタジオを見学。

 ツアーバスに乗り込み、まず向かった先が レイキャヴィク郊外にある シガーロスのプールスタジオです。なぜプール・スタジオなのかといえば、コミュニティ・プールを改造してスタジオにしたから。30分ほどバスを走らせた後にウール製品でも有名なアゥラフォスに到着。
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 ここかぁ、という感じで小さな入り口を入っていくと、

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 天井の高いスタジオが目の前にひらけます。みなさん「うわぁ〜」という表情してくださり、スタジオ側に交渉してよかったぁと感じる瞬間でした。
 スタジオには小さなブースがいくつかあり、そこには、シガーロスらしいあれこれや、数々の楽器が置かれています。
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もちろん、シガーロスが使用している楽器も満載です。
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 そしてスペシャルだったのは、担当エンジニア氏の計らいで、来年シガーロスのアルバム『Agaetis Byrjun』が再発になり、その時にボーナストラックとして入れる予定の、シガーロスが10年以上前に行った貴重ライブを一曲聴かせてくださいました。それもまだ微調整前の、「音がまだちょっと整ってないけど」という貴重な音源!!
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 また、 Agaetis Byrjun』リリース時にアイスランドの国営放送用に録音したライブ音源があるので、それをたぶん来年発売すると思う、ということも!!おぉ、レコード会社でも知らない、アイスランドの現場ならではの情報ですね!!
 
 このスタジオの周囲には、風光明媚な滝があったり、シガーロスがPVを撮影した場所などもあり、細かく見ていくと、面白い場所です。アート・コミュニティでもあるため、楽しいオブジェを屋外に発見することもあります。

 そして昼食も同じコミュニティ内で済ませます。去年できたばかりのカフェで、5月に私が訪れた時にリクエストしたメニューで作ってもらいました。これが大好評!
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 サンドイッチは半分がスモークサーモン、もう半分が甘エビです。どちらもアイスランド産で新鮮!見た目よりもずっと具だくさんでボリュームがあったのがスープで、伝統のラムスープは自慢のホームメードで身体も暖まり、添乗員も「オプショナル・ツアーの中で一番おいしかったのがこのスープ!」と絶賛。みなさんお代わりもいただいていました。
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 カフェの雰囲気もとてもいい感じ。

 お腹がいっぱいになったところで周囲を散策してみると、こんな場所なんですね。赤い屋根の手前に見えるのがシガーロスのスタジオ。
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 そしてまたバスに乗り込みます。30分程度走って到着したのが、 ベッドルーム・コミュニティ・レーベルが拠点とするヴァルゲイル・シグルズソンのスタジオ。 ここはヴァルゲイルの自宅を改造したものです。
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 この写真とは別の場所に、もうひと副調整室があるので、どちらからもレコーディング・ルームの音を拾うことができるようになっています。小さなブースも複数。写真の男性は、最近スタジオ・マネージャーに就任したポール。

 そして、アイスランド・エアウエイブスの忙しい最中に(私のお願いということで)用意してくれていたのが、 びっくりのスペシャル・パフォーマンス!

 演奏はニューヨークの新進気鋭奏者が集まるアメリカン・コンテンポラリー・ミュージック・アンサンブルの一員で、ジュリアード音楽院からのニコとの知り合いであるナディア・シロタと、ヴァルゲイル・シグルズソン。そして、若き才人のニコ・ミュリー。


 ニコはヨンシーの『Go』のアレンジャーとして、シガーロス・ファンのみなさんもご存知でしょう。そか、ビョークがアテネ・オリンピックで歌った「Oceania」のレコーディングは、ヴァルゲイルとニコのコンビがバックをやっていましたっけ。
 もうこれは、本当にすごくスペシャルで、アイスランド・エアウエイブスならではであり、ヴァルゲイル一派の粋な計らいで実現したことです。
 演奏曲は、ニコがナディアのヴィオラ演奏技術を見込んで構成に凝って書いた曲。もうそれは恐ろしくリズム取りが難しい曲で、息を飲んで聞きました。あまりにも演奏レベルが凄くて、呆気にとられてしまうほど。
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 次に、スペシャルなオマケでニコ・ミュリーが披露してくれたのが、ピアノとヴァルゲイルのプログラミング(って言っていいのかな?)による「Skip Town」。うー、これ聞けてすごくうれしかった!
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 数年前、オフ会場で初めてこの曲を聞いた時、私はぶっ飛んでこの曲を探しまくったことを思い出しました。案の定、みなさんそう思ったみたいで、「あの曲は何?そのアルバムに入ってるの?」の質問が続々。

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 その後、ここでCDを購入する方が多かったのなんのって。レーベルの本拠地で、アーティストの演奏を聴き、そこでCDを購入してサインが貰えるって、確かに滅多にない機会ですね!!

 みなさんに喜んでいただけて、アーティストもとても喜んでいました。ありがとうナディア、ヴァルゲイル、ニコ!この後、彼らは速攻でオフ会場へ向かっていきました。
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 いやぁもう、私自身、これはスペシャルだと思いました。シガーロスのスタジオへ行き、発表前の音源まで聴かせていただき、ベッドルーム・コミュニティ・レーベルでは、豪華メンバーのスペシャル生演奏。おまけにサインもらって写真も撮れる、と。どんだけ〜というこの企画。後でアイスランド人の音楽関係者に話したら、「そんなアレンジ、ユーカしかできない」と。私、そんなに押しが強いでしょうか?(笑)
 
 大満足のスタジオ・ツアーはこれで終了ですが、その後もスペシャルは続きます。レイキャヴィクに帰ると、 オルヴァル(ムーム)とシンドリ(シーベア、シン・ファン) の展示会のオープニングがあり、オルヴァルから「時間を取って会う」と言われていたので、グループのみなさんをその会場にお連れしました。
 
 そうなるとまたサイン大会&撮影会。もちろんひとりひとり、とても丁寧に対応してくれました。持ってきた本が売り切れて、なくなっちゃったほど。
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 そしてこれがその時の記念ショット!大勢ですが、これでも数名欠けているんです。でも大勢だからみんな仲良くなって、特に女性どうしはいいお友達がいっぱい出来たと大喜び。
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 たぶん、ブログを読んでいるみなさんも、音楽ファンとしてこれだけで充分堪能できると思いますが、まだアイスランド・エアウエイブスでのライブはゼロ状態。ゼロ状態なのにこの超充実感。初日に続き、本番のアイスランド・エアウエイブス前に、もうお腹いっぱいでした!(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)アイスランド・エアウエイブス2012(3):濃厚・満足スペシャル・スタジオツアーは未発表音源や凄い生演奏_c0003620_13213440.gif





                                             北欧のニット小物、アイスランド音楽はここで!↓


# by icelandia | 2012-11-26 23:51 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(1)
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