新春スペシャル!シバノ・ジョシア撮り下ろしシガーロス、アイスランド公演! |
2013年お目出度うございます! 今年もショップ、ブログともどもICELANDiaをどうぞよろしくお願いします。福袋の件はもう少しお待ちくださいね。 年始のICELANDiaブログは、新春特別企画として、2012年11月に行われたシガーロスのレイキャヴィク公演の写真を、 シバノ・ジョシアさんの撮り下ろしでお贈り致します! 前回のレポートはこちら。 ということで、到着しましたシガーロスのライブ会場。 ![]() 前回も書きましたが、写真撮影は申請済みで受理されていることも分かっていますが、なにせアイスランドのことなので、本当にパスをゲットするまでは気が抜けない。 まずは担当者が誰かわからない。数人はたらい回しにされることを覚悟で声をかけると、二人目で担当者につながりラッキー。 周囲では、この場で撮影許可を取ろうとする海外のメディアらしき御仁がウヨウヨ。そんなメディアは、担当者氏から既に締め切ってるからNGとキッパリと断られる。 そんな中、ちょっと優越感を持ちつつ、担当者氏に「フォトパスを申請し、マネージャーのxx氏からメールも貰っています。ほれ、この通り」と画面を見せて納得してもらう。 で、シバノさんの名前を探してもらっても見つけ出せないため、担当者氏があちこちに電話を入れてくれる。門前払いにならず、電話して見つけ出してくれようとしてくれるだけ有り難い。 結局、私の名前でパスが発行されていた。んも”ー。ドキドキしながら待っていた所要時間5分くらい。アイスランド的には早く解決したと言わざるを得ない。 フォトグラファーの集合場所まで同行し、そこで言われたことが7時開演だけど、7時45分に集合しろとのこと。ん?訳わかんないけど、ま、わかりました。 私はシバノさんと分かれて、見やすそうな場所を物色。まだみんな座りながらビールを飲んだりしてリラックスムード。ということは、立ち上がれば前の方にもスペースができるだろうことを予想。 ![]() ツアーメンバーの数名は、さすが日本人だけあり(?)会場前数時間から並び、真ん中の一番前をゲット!(素晴らしい!!)それに、日本人は西洋人に比べて背が低いので、彼らが一番前でも、視界が遮られる確率が低いので、いいんじゃないかと思う。 7時になるとなにげに会場が暗くなり、今まで座っていた人が立ち上がり、なにやらアンビエントな音がしてくる。案の定、人が立ち上がるとスペースができたので、私はその時にすかさずかなり前まで進んだ。そうだなぁ列でいえば、前から15列みたいな感じだったかなぁ。かなりいいポジションです。 ![]() ステージの前面には膜が降りていて、ステージが透けて見えるようになっていました。時々、ステージに人がやってくるので、おぉ、やっと始まるかと歓声がするけれど、でもなかなか始まらない。 ステージは一縷の光以外、ほとんど真っ暗で、まるで洞窟の中を歩いているような、そんな気分がしてきます。 以前、どこかのフェスでシガーロスが暗闇の中で演奏することを希望したけれど、きっとこういう雰囲気が作り出したかったんだろうなぁ。 そしてメンバーが登場したのが開演1時間後の午後8時。なるほど、だからフォトは7時45分に集合だったのかと納得。ウエッブ上で公演が1時間押したと書いている人が目立ったけど、1時間の暗闇でのアンビエント体験は、どうやら演出だったようです。 そしてやっとメンバーが全員ステージに登場。「i gaer」からレイキャヴィク公演は開始されました。 ![]() 文字通りすべてに紗がかかっていて、幻想的な世界が広がります。ステージのスクリーンはとても大きく、両端が少し湾曲しているので、少しステージと距離を置いた方が、「あらゆるものに包まれている感」がより一層だったかとも思います。 ![]() ![]() ![]() 今回のメンバーは、ヨンシー、ゲオルグ、オッリの3名と、キャルタン・スヴェインソンに代わってキャルタン・ホルムズ。加えて、パーカッションやホーン、ストリングスなど、いつもよりも11名ほど多い編成で、音の厚みも豪華なものがありました。 ![]() ストリングスには、数日前にモール・ミュージックのレセプションで会い、手にケガをしていたグッギーの姿も。 そして幕が上がり、ステージ上の演奏は益々熱が入ります。なつかしい曲から、最新アルバムからの曲まで、私にはグレイテストヒッツのような感じにも聞こえました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ごく個人的なことになりますが、彼らのライブを始めて見たのが2003年4月の東京フォーラム公演でした。告白すれば、それまでシガーロスを聴いたことがなく、オルタナにもあまり縁がなかったので、いい意味で衝撃的でした。続いてすぐに品川の教会ライブがあり、その時にアイスランド大使館で開かれたプライヴェート・パーティでメンバーと初遭遇。 あれから10年近く経つんだなぁ、と。彼らも成長したし、私もあの時からは比べものにならないほど、アイスランドに馴染むことになったなぁ、と。そして、アイスランドを知るにあたり、シガーロスの音楽やPVは、とても大きな助けになったし、メンバーとも個人的に知ることになったし、とても感慨深く彼らの演奏を聴かせてもらいました。 特にヨンシーとは、何度も顔を合わせているしけれど、この日の彼は特に素敵すぎ!! ![]() ビジュアルも演奏も本当に圧倒的、圧巻のステージで、彼らはいつもベストを尽くして演奏しているとはいえ、きっとメンバーも感無量ではなかったでしょうか。自分の家族、子供の頃からの友だち、親戚、きっと祖父母なども見に来ていたことでしょう。自分達の成長と活躍を支えてくれた人が大勢見守る中での、もしかしたら初めての大ステージではなかったかと思います。 シガーロスのメンバーも、バックの応援ミュージシャンも、スタッフ関係者全員に「レイキャヴィク公演の成功お目出度う。本当によかったね」と声をかけたい気分でした。 セットリスト: 1.Í Gær 2.Vaka 3.Ný Batterí 4.Svefn-g-englar 5.Sæglópur 6.Viðrar Vel Til Loftárása 6.Hoppípolla 7.Með Blóðnasir 8.Olsen Olsen 9.Glósóli 10.Festival 11.Varúð 12.Hafsól アンコール: 13.Ekki Múkk 14.Brennisteinn(初演) 15.Popplagið これがその時に披露された新曲の「 Brennisteinn」 アイスランド・エアウエイブスは街中のクラブでもうちょっと続いていましたが、多くの人は気分的にはシガーロスが締めだったようで、私も遅い夕食をとってからライブ会場へ行こうかと思っていましたが、あれこれゴタゴタしているうちにタイミングを逸して、やはりここで私のアイスランド・エアウエイブスも打ち止めとなりました。 が、実はまだ番外編が残ってますので、次回もどうぞお楽しみに!(次回に続く) (小倉悠加/ Yuka Ogura) ![]() 新年もどうぞアイスランドの音楽で!↓ ![]() |
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by icelandia
| 2013-01-03 23:47
| アイスランド旅行お裾分け情報
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